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トイレの流れが悪い時の対処法!つまりの原因や前兆を解説

なんだかトイレの流れが悪い気がする…。掃除しても水がスッキリ流れない…。このようなトイレの症状が出て、困っている人は意外と多いのではないでしょうか。

トイレの流れが悪いのには必ず理由があります。

トイレがつまってしまう前には、多くの人が見逃しがちな兆候があります。

今回は「トイレの流れが悪い時に考えられる原因」と、「トイレが詰まる前の前兆」を解説します。

また、自分で直せるケースと、水道修理業者に依頼すべきケースの見極め方についてもご紹介します。

トイレの流れが悪い時の参考にしてみてください。
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この記事は比較ランキング運営事務局が執筆しています。

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トイレの流れが悪くなる前の症状は?

トイレの流れが悪くなる前の症状は? トイレの流れが悪くなる前には、必ずと言っていいほど前兆となる症状があります。

どんな症状が起が起きると、トイレの流れが悪くなるのか事前に知っておけば、トラブルが起きる前に対処できます。

また、完全に詰まってしまう前に、自分でトイレつまりを直せる可能性が高くなります。

トイレを流した時に、どこかいつもと様子が違うと感じたら、スルーせずに早めに対処しましょう。

ここでは、トイレの流れが悪くなる前兆について紹介していきます。

ゴボゴボと異音がする

トイレの水を流した時、ゴボゴボといった異音がする…。

そんな違和感を感じたら、トイレつまりの兆候かもしれません。

もし、トイレの水を流した際に普段しないような異音が聞こえたら、まずは他にトラブルが起きていないかを確認してみることが大切です。

例えば「水の勢いが弱くないか」「流れが悪い感じはないか」「便器内にトイレットペーパーが残っていないか」など、小さな異変があればトイレのトラブルの可能性があります。

症状に応じて、早めに修理しましょう。

下水から異臭がする

普段はお家のトイレを使用していても、下水のニオイがすることは中々ないと思います。

しかし、日頃からお手入れにもかかわらず下水の異臭がしたら、「何かしらのトイレトラブルが起きているかも」と疑ってみましょう。

特に、ずっと下水の悪臭がする場合は要注意です。

正常な便器の内側には、封水が溜まっています。

排水経路で詰まりのトラブルが起きていると、この封水の水位が下がってしまい、下水の悪臭がトイレ内へ侵入してきます。

もしトイレの中から嫌なニオイがしてきたら、封水の水位を確認してみましょう。

他にも、排水管のトラブルや便器の設置面のトラブルも考えられます。

詰まりではなくても、重大なトラブルに発展しやすい症状なので、トイレ内で下水の悪臭がする場合は、点検してもらうようにしましょう。

トイレの流れが悪くなる原因

トイレの流れが悪くなる原因 トイレの流れが悪いと感じるときは、必ず原因があります。

普段通りに使っていて、少しでも異変を感じたら早めの対処をしていきましょう。

異変の症状からトラブルを把握できれば、水の流れが悪い原因を突き止め、対処することができます。

原因を特定できないないようなときは、自分で判断せずに専門家を頼りましょう。

ここからは、「トイレの流れが悪くなる原因」と「トイレで起こる症状」について解説していきます。

トイレの流れが悪くなる原因は、下記の5つです。

  • 水量が少ない
  • 異物が便器内につまっている
  • 配管がつまっている
  • 水圧が弱い
  • タンク内の水が少ない
それぞれ解説していきます。

水量が少ない

トイレ内に流れる水量が少ないと、排水管に流れ込む水量が減り、トイレつまりが起こりやすくなってしまいます。

このような場合では、排泄物やトイレットペーパーが一回で流せなかったり、便器の中に残ったりなどの前兆が現れます。

もし流れが悪い状態が続いたら、流れる水の量を調節してみましょう。

よくあるタンク付きのトイレは、タンク内のボールタップで水量を調節できます。

タンクレストイレであれば、付属のリモコンで流水をコントロールすることができます。

調整してみても改善がみられない場合は、排水管に問題があるかもしれません。

自分で判断できない場合は、水道修理業者や賃貸の管理会社へ早めに相談しましょう。

異物が便器内につまっている

異物が便器内につまっていると、汚水は堰き止められ流れにくくなります。

例としては、排水管と便器の間に何かがつまってしまい、水を流してみると「排泄物やトイレットペーパーが再び排水口まで逆流してきた」「便器の水があふれた」、などの症状があります。

便器内に異物が詰まっている場合は、自分で対処することが難しくなります。

この様な場合も、水道修理業者に相談しましょう。

ラバーカップなどで無理に取ろうとすると、異物が排水管の奥へ入りこんでしまうこともあります。

配管がつまっている

トイレの配管がつまっていると、排水管と便器の間がつまった時と同じ原理で、水が流れにくい状態になります。

症状も、便以内で異物がつまったときとほぼ同じです。

しかし、配管の中はとても狭いので内部が塞がってしまいやすく、その状態のまま水を流すと、最悪のケースでは便器の外にまで水があふれ出してしまいます。

配管のつまりを取りたいからといって繰り返し水を流すのは逆効果なので、絶対に避けるようにしましょう。

配管がつまっている場合は、つまりを解消するための専門的な工具が必要になります。

修理業者へ連絡を取るか、賃貸管理会社へ問い合わせてみるようにしましょう。

水圧が弱い

トイレの水の流れが悪くなるのは、水を流す水圧の弱さが関係していることがあります。

タンクレストイレの場合は、水道水の水圧にも左右されます。

水圧が弱いと、排泄物を流す勢いが足りなくなります。

また、タンク付きのトイレを流す時には、「大」と「小」があります。

レバーの使い分けが不十分であっても、流れが悪くなる原因になります。

排便時やトイレットペーパーを使ったときは、「小」のレバーだと水圧がどうしても弱くなってしまい、排泄物やトイレットペーパーが排水管の中に留まってしまうことがあります。

節約・節水志向の方は、「小」で流しがちだと思います。

日頃から「大」と「小」のレバーを使い分け、つまりの原因となる要素を少なくしていきましょう。

タンク内の水が少ない

節水や故障が原因で、トイレタンクの水量が少ない場合、便器の内部へ水が流れにくくなるため、水の流れが悪くなる原因になります。

以前に、トイレタンク内にペットボトルを入れて水量を減らす節約術が流行りました。

ですが、タンク内の水量が減るので、少ない水で排泄物を流さなければならず、排水管のつまりが発生しやすくなってしまうのです。

水圧が弱いケースと同じような状態を、自分で作っているとも言えます。タンクの中に異物を入れて、節水することはやめておきましょう。

また、ペットボトル節約術を行っていないのにタンクの水量が少ないのは、水位調整機能の故障やボールタップ、フロートバルブ、サイフォン管といった部品が欠損してしまっている可能性があります。

これらの部品の破損・劣化が原因でタンク内の水が少ない場合は、部品交換をして修理する必要があります。

集合住宅はトイレの流れが悪くなりやすい?

集合住宅はトイレの流れが悪くなりやすい? 建物の形状によっては排水管の構造の違いから、トイレが流れにくくなることがあります。

そして、マンションなどの集合住宅のトイレは、戸建て住宅と違い他の部屋のつまりの影響を受けるケースがあります。

建物の規模が大きいマンションでは、上から下に垂直の排水管の他に、各部屋へ繋がる横引き管と呼ばれる排水管が設置されています。

横引き管は、汚水が自然に流れていくように、向きや角度(勾配)が細かく計算されており、部屋から流れ出た排水がメインの排水管へと流れ出る仕組みになっています。

そのため、横引き管の中で、他の部屋の汚物やトイレットペーパーが留まってしまうと、そこが原因となり他の部屋の排水不良の原因となります。

さらに、垂直に伸びた立て管が詰まってしまうと、上の階に住んでいたとしても、下の階の詰まりが原因で、トイレの流れが悪くなることもあります。

このようにマンションなどの集合住宅では、他の部屋や排水管の影響を受けやすくなります。

タンクレストイレの流れが悪くなる原因

タンクレストイレの流れが悪くなる原因 近年では、少しずつタンクレストイレが普及してきています。

このタンクレストイレは、実はかなり高性能で、流すときに使われる水の量は4ℓ〜5ℓです。

20年前のトイレと比較すると、65%の節水を実現しています。

このため、タンクレストイレには非常に高い節水効果があり、使い方によっては年間約1万円近く水道代を節約することが可能です。

また、タンクがない分コンパクトな見た目になっているので、お手入れや掃除も簡単です。

ですが、その素晴らしいメリットと引き換えに、水量が減ったことで水の流れが悪くなりやすく、トイレつまりが起きやすいといったデメリットがあります。

タンクレストイレが詰まりやすい原因は、以下の2つの問題点にあります。

  • 構造上の問題
  • 電気系のトラブルが起こりやすい
ここからは、タンクレストイレのトイレつまりの原因となる問題点2つをご説明します。

構造上の問題

タンクレストイレはタンクがないため、水道管から直接給水して、電子制御で水量をコントロールしています。

そのため、一度タンクに水を溜めてから水圧で押し出す既存型と違い、どうしても流す水の勢いが弱くなり、つまりやすくなってしまいます。

これはタンクレストイレの構造上避けられない性質ですが、各メーカーでは独自の水流テクノロジーを応用して、流水の向きを縦から横へ組み替えることで、トイレつまりが起きにくいような工夫を施しています。

ですが、流す水の量自体が少ない為、トイレットペーパーを多く使用した時は詰まりやすくなります。

電気系のトラブルが起こりやすい

前述の通り、タンクレストイレは電子制御で流水をコントロールしているため、制御基板に問題が起きてしまうと、水が流れにくくなるなどの不具合が生じてしまいます。

電気的な部分が故障してしまうと、自分で修理することはできず、トイレとしては使用できなくなります。

この様な場合に備えて、タンクレストイレの場合は、手動レバーを使って水を流せるように作られています。

こういったケースでは、修理に大掛かりな作業が必要となることが多く、メーカー修理が必要になります。

タンクレストイレに電気系統トラブルが発生したら、まずは大元のメーカーに修理の相談をしましょう。

電気系のトラブルは気軽に修理ができない可能性があるということを覚えておきましょう。

トイレの流れが悪い時は?自分でできる対処法

トイレの流れが悪い時は?自分でできる対処法 トイレの流れが悪いと感じても、「トイレの流れが悪いけれど、業者を呼ぶほどでもないかも…」「家が散らかっているから人に来てもらいたくない」といった方もいらっしゃると思います。

そんな時は、「自分でできるトイレつまり解消法」を試してみましょう!

道具や小技を使って、トイレの流れの悪さを解決できるケースがあります。

ここでは代表的な5つの方法を順にご紹介していきます。

ただし、これらはあくまで自分で直せる範囲の方法です。

少しでも修理に不安を感じることがあれば、お近くの水道修理業者や賃貸管理会社へ連絡を取るようにしてください。

自分で試せる解決方法は、以下の方法です。

  • ぬるま湯を使う
  • ペットボトルなどで水を勢いよく流す
  • ラバーカップ(スッポン)でつまりを解消する
  • 真空式パイプクリーナーを使う
  • ワイヤー式トイレクリーナーを利用する
工具を用意する必要がある方法もあります。

状況に応じて試してみて下さい。

それぞれ解説していきます。

ぬるま湯を使う

トイレの流れが悪い時に気軽に試せる方法として、ぬるま湯を使う方法があります。

トイレットペーパーなどの水溶性の性質をもったトイレつまりを、早く溶かして流す効果があり、軽いつまりに対して有効です。

手順は以下の様になります。

  1. バケツや洗面器に50度以下のぬるま湯を溜めます。
  2. 高い位置から便器へ流し込みます。
  3. 30分前後様子を見ましょう。
  4. トイレットペーパーを流してみて改善されているか確認。
  5. 改善されていなければ、再度繰り返します。
便器内の水がいつもの水位になっていて、トイレットペーパーもキレイに流れていれば、トイレつまり解消です。

この時の注意点は、【ぬるま湯の温度を50度以下にする】ことです。

あまり熱いと便器が破損してしまい、ヒビや割れの原因になってしまいます。

また、より早くつまりを溶かしたい場合は、重曹とお酢を1:2の比率で加えたり、市販の洗浄剤を使用したりすると効果的です。

ペットボトルなどで水を勢いよく流す

ペットボトルなどで水を勢いよく流すのは、トイレつまりを解決する最も手軽な方法です。

ペットボトルに汲んでおいた水を、便器内に一気に流し込むことで水圧をかけ、トイレつまりの原因になっているものを押し流していきます。

用意するものもシンプルで、水を入れたペットボトルを用意するだけです。ただし、水はねには注意しましょう。

汚水が壁や床に飛び散る可能性が高いので、できればビニール袋で養生しておきましょう。

そして、水を注ぎ込む際には空気も含ませるため、高めの位置から少しずつ注ぐようにしましょう。

手軽に試せる方法ですが、成功率は低い方法です。改善されない場合は別の方法を試しましょう。

ラバーカップ(スッポン)でつまりを解消する

ラバーカップは、排水管に排泄物やトイレットペーパーがつまり流れが悪くなった時の、詰まり抜き工具です。

別名は「スッポン」といい、ホームセンターなどで500円〜1500円ほどで購入できます。

学校で使った事がある方も多いのではないでしょうか?あのスッポンですが、実は非常に優秀な道具です。

使用方法は簡単で、便器内の水の溜まっている部分にラバーを押し当て、便器の表面にしっかり吸着させ勢い良く引き抜くだけです。

この動作を、詰まりが抜けるまで繰り返して下さい。

軽度のトイレつまりのほとんどはラバーカップで解決できます。

かなりの確率でトイレ詰まりを解消できるので、まずはラバーカップから試してみることをおすすめします。

真空式パイプクリーナーを使う

真空式パイプクリーナーは、ラバーカップの強化版です。

ラバーカップよりも吸引力が数倍強く、一般の方でも扱いやすいのが特徴です。

2,000円〜3000円ほどで購入できます。

ラバーカップよりは価格が高いですが、その分性能も数倍になります。

使い方はラバーカップと同様です。

便器の排水口へ押し当ててから、レバーを引く、押す、を繰り返します。

レバーハンドルを押し込んだ状態で排水口へ当て、引くのがポイントです。

「押す」ではなく。「引く」ことが大事です。

パワーが強いので、激しく動かすと周囲に汚水が飛び散ってしまう恐れがあります。

便器内に溜まっている水量が多い時は、事前に水を汲み出しておいたり、ビニール袋などを被せておいてから作業するようにしましょう。

ワイヤー式トイレクリーナーを利用する

ワイヤー式トイレクリーナーはラバーカップと違い、知らない方も多いのではないでしょうか。

ワイヤ式のパイプクリーナーは、ワイヤーを排水管の中へ挿入して、直接詰まりを解消します。

そのため、トイレつまり時に強力な力を発揮してくれる工具です。

先端部分には、つまりの原因を除去するためのブラシやクリーナーがついています。

価格は2,000円台〜と、ラバーカップより高めですが、こびりついて流れない頑固なつまりにも効果があります。

ですが、使い方を誤ると排水管を破損させたり傷つけてしまう恐れがあるため、扱いには多少の注意が必要です。

よくあるケースでは、ワイヤーが抜けなくなってしまうトラブルがあります。

トイレの流れを直す際のNG行動

トイレの流れを直す際のNG行動 トイレの流れが悪いと、一刻も早く直したいものですよね。

こういった場面で、対処法の知識がないまま闇雲に行動してしまう人は意外と多くいらっしゃいます。

しかし、よくわからないまま詰まりを直そうとする行為は、リスクを伴います。

なんとかしようと思い、あれこれしてみた結果、何もしないでいるより事態を悪化させてしまうことがあります。

そこで、「トイレの流れを直す手段としてやってはいけないNG行動」を、3つご紹介します。

  • パイプユニッシュを使用する
  • 熱湯を使用しない
  • 強い薬剤を使用する

パイプユニッシュを使用する

排水詰まりのときに役立つものと言えば、パイプユニッシュが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

パイプユニッシュといえば、お風呂やキッチン、洗面所などの排水管のつまりを取るのに有効な薬品ですよね。

ですが、パイプユニッシュはトイレつまりの解消には有効でなく、製品の注意書きにも「トイレつまりには効果がない」との文言が記載されているのです。

その理由は、つまりの原因である排泄物やトイレットペーパー、尿が凝固した「尿石」などの汚れはアルカリ性であり、同じくアルカリの性質をもつパイプユニッシュでは溶かすことができないためです。

アルカリ性の汚れは、酸性の洗剤が有効です。

また、トイレの内部には常に水が溜まっている状態なので、下水臭やヌメリを改善したくても薬液が薄まってしまい効果を発揮することができないのです。

熱湯を使用しない

トイレつまりを改善する方法としてぬるま湯を流し込む方法を紹介しました。

でも、なんとなく「熱湯のほうがいいのでは」、と考える方がいらっしゃいます。

しかし、前述した通り熱湯をかけるのは便器へのダメージや負担が大きいので、おすすめはできません。

トイレの便器は陶器製のため、熱湯をかけることでヒビが入ったり、一部が破損してしまう恐れがあるのです。

トイレのつまりを解消できても、便器に不具合が出た場合、水漏れや故障などの二次トラブルになります。

便器にヒビが入ってしまった場合、耐久性の問題から補修は難しいので、便器交換が必要になります。

高額な修理費用となってしまいますので、便器に熱湯をかけるのは絶対にやめておきましょう。

強い薬剤を使用する

「 強い薬剤を使えば、トイレつまりが早く解決できるのでは?」

「忙しくてつまりの解消に時間をかけたくない」という方も多いと思います。

しかし、強い薬剤を使用したところで必ずトイレつまりが直る保証はありません。

詰まりの原因によっても解決方法が異なるため、トイレつまりに万能な薬剤はないと思っておいて下さい。

もし、目に薬品が入ったり、肌に触れたりしてしまうと、健康被害のほうが大きくなります。

時間がないからといって、むやみに強い薬剤を使うのはやめておきましょう。

特にネットで販売されてるピーピースルーKは劇薬指定の薬剤です。

火傷を負う可能性があるので、素人の方は絶対に扱ってはいけません。

トイレの流れが悪い時放置するとどうなる?

トイレの流れが悪い時放置するとどうなる? トイレの流れが悪い時に、「放置していれば勝手に直るのでは?」と疑問に思う事があります。

トイレつまりの原因が、水溶性のものであった場合は放置していれば直ります。

トイレットペーパーなどは、少しずつ水に溶けて流れていってくれます。

しかし、トイレの流れの悪い原因が別にある場合は、放置していると悪化してしまうこともあります。

ここでは「トイレの流れが悪い時に放置するとどうなるのか?」について、3つの事例を紹介します。

放置で悪化するつまり

まず一つ目のケースでは、放置したことで悪化するケースです。

トイレつまりを放置したことで悪化するのは、排水経路でトラブルが起きている時です。

例えば「排水桝がつまっている」「排水管の中で汚れが蓄積している」ケースが多いです。

この様な場合は、根本的な詰まりの原因を解消しなければ、悪化し続けます。

その結果、「排水桝から汚水があふれだしていた」「他の水回りでも排水の流れが悪くなった」など、より大きなトラブルへ発展していきます。

トイレの流れが悪いと感じた時は、放置せずに早めに対処をしていきましょう。

悪臭が発生する

前述しましたが、便器の内部に張っている水を封水と呼びます。

この封水は、下水の臭いが室内へ侵入するのを防ぐ役割があります。

そのため、便器内は常に封水で満たされた状態が保たれているのが正常です。

ですが、トイレの流れが悪い時は排水管の詰まりの可能性もあり、排水管が詰まりを起こすと「誘因現象」が起きることがあります。

誘因現象とは、排水管内の気圧によって、封水が排水管へ引き込まれてしまう現象です。

その結果、悪臭を防ぐための封水が便器内から無くなってしまい、トイレに悪臭が充満してしまいます。

誘因現象が起きているときは、根本的な解決をしない限り、何度でも封水が引き込まれます。

この様な場合は、水道修理業者に相談しましょう。

マンションなら階下への水漏れ

トイレの流れが悪い時に放置していると、マンションなら階下への水漏れにまで発展してしまう恐れがあります。

なぜこのような事が起きるのか?ですが、排水経路に問題があることがあります。

例えば「排水管が外れている」「排水管と便器の設置面でトラブルがある」時です。

地震などの災害の影響で、排水管が曲がってしまったり、接続部分が外れてしまうことがあります。

そして、汚水が漏れ出してしまった場合は、階下漏水だけでなく、天井や壁、家財などが汚れてしまいます。

悪臭だけでなく、汚水の被害に対して多額の損害賠償が発生するケースもあるため、単なるトイレつまりだと思って見逃してしまわないことが大切です。

トイレの流れが悪くなる前の予防対策

トイレの流れが悪くなる前の予防対策 ここまで、トイレの流れが悪くなった時の対処法や、NG行動などをご紹介してきました。

ですが、予めトイレの流れが悪くならないようにしていければベストです。

実は、トイレの流れが悪くならないようにする予防策があります。

普段、トイレを使うときに気をつけることで、流れが悪くなる前に予防することができます。

4つの予防対策をご紹介します。

トイレットーパーを大量に流さない

ひとつ目の予防策は、トイレットペーパーを大量に流さないことです。

いくら水に溶けるトイレットペーパーでも、1度に大量に流せば詰まります。

目安としては「1回1m」です。

これより多く使ってしまいそうなときは、こまめに流すようにしましょう。

また、ダブルのトイレットペーパーは、より詰まりやすくなります。

シングルと同じような使い方ではなく、ダブルの場合はよりこまめに流しましょう。

流せるトイレシートも同様です。いくらトイレに流せると記載があっても、流す量には注意が必要です。

大小を使い分ける

お家のトイレを使う時に、レバーの大小を気にかける人は、意外と多いのではないでしょうか。

節約について調べてみると、トイレのレバーの「小」を使うようにして水道代を節約しているといった人もいます。

ですが、トイレットペーパーをたくさん使ってしまった時など、全て「小」のレバーだけでは排泄物が流しきれません。

トイレットペーパーや排泄物は、慢性的に排水管の中で詰まっていると、どんどん悪化していきます。

トイレットペーパーを使うときは、必ず「大」で流すようにしましょう。

日頃から掃除する

日頃からトイレの掃除をすることは、つまりの予防対策としてとても効果的です。

トイレットペーパーの繊維や排泄物などの汚れを掃除しないままにしてしまうと、発生した黄ばみ汚れや黒ずみがスムーズな水の流れを阻害してしまいます。

また、普段から便器をこまめに磨いておくことで、日常のちょっとしたトラブルや大きなトイレの異変の予兆にも早く気づくことができるようになります。

定期的に排水管を掃除する

トイレの流れが悪くなる前に、定期的に排水管を掃除しておくようにしましょう。

こまめにできる場合は数週間に1度、時間があまり取れない場合は数ヶ月に1度の周期で掃除することをおすすめします。

道具を使う方法では、「ワイヤー式トイレクリーナー」を使うと楽につまりを予防できます。

また、市販のタブレット型の洗浄剤や、重曹とクエン酸を合わせた洗浄剤なども排水管内の洗浄にとても効果的です。

自分で直せない場合は無理せず業者に依頼する

自分で直せない場合は無理せず業者に依頼する トイレの流れが悪い時、一通りの方法を試してみても、つまりが解消しないこともあります。

自分では直せないと感じた時は、無理せず水道修理業者に相談しましょう。

トイレは毎日使う設備なので、今後も安心して使えるかどうかが重要です。

ここでは、「信頼できる水道修理業者の選び方」や「悪徳業者を見極める方法」をご紹介します。

水道修理業者の選び方

水道修理業界は、参入障壁がひくく、誰でも簡単に始めることができます。

そのため、素人のような人も多く存在しています。

そこで、信頼のおける水道修理業者を選ぶ上で大切なのは、依頼する業者が「水道局指定工事店」や「給水装置工事事業者」などの認定を受けているかどうかを確かめることです。

各自治体の水道事業者(水道局)から「適切に工事ができる能力がある」と認められた事業者ですから、選ぶ際の最低限の項目となります。

また、急なトラブルでも対応してもらえるか、修理の前には見積もりの内訳を丁寧に説明してもらえるかどうかも、大切な見極めポイントになります。

いい加減な対応をしてくる業者は選ばないようにしましょう。

見積時も、施工前後のスタッフのマナーや言動に注意しましょう。

少しでも不信感を感じたら、別の業者にも話を聞いてみるなど対策をしましょう。

ネット上の実績や口コミなどでチェックするのも有効です。

ステマサイトも存在するので、SNSのほうがより信頼性があります。

こんな悪徳業者に注意

水道修理業者の中には、不安な気持ちに付け込み、多額の修理代金を請求するような悪徳業者も存在します。

突然、訪問してきて水道局の職員を名乗る訪問販売業者や、極端に安い金額を提示してくる業者には警戒しましょう。

また、明らかに軽度の不調であるにも関わらず、不要な工事を進めてきたり、出された見積もりに違和感を感じたら、スルーせずに依頼をはっきり断ることも大切です。

高額請求の被害にあったと感じたら、消費者センターに相談してみましょう。

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まとめ

トイレの水の流れが悪い時、トイレつまりが発生する前には、異音や異臭などの前兆が起こる場合があります。

その原因には、流れる水の量や排水管のつまりなど様々なものが考えられます。

もし自分で対処できそうなときは、ラバーカップやぬるま湯など、便器に負荷をかけない方法でつまりの改善を試みましょう。

自分で直せないレベルのトイレつまりだと判断したら、早めに信頼できる水道修理業者へ相談することをおすすめします。

その際、業者選びには「水道局指定工事店」であること、実績を積んでいるかどうかなどの情報を集めておくことが大切です。

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