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トイレタンクは開けずに掃除!簡単お手入れやカビを落とす方法を解説

トイレタンクは開けずに掃除!簡単お手入れやカビを落とす方法を解説
トイレ掃除と聞いて、あなたはトイレのどの場所を思い浮かべますか?

やはり、便器まわりや便座、床という方がほとんどだと思います。

しかし、普段手をつけないトイレタンクこそ、じつは汚れやカビ、雑菌の温床になっているのです。放っておくと、汚れや悪臭が便器まで広がってしまうことも……。

今回は、トイレタンクの掃除方法について紹介します。 一見手入れの難しそうなトイレタンクですが、じつはタンクのフタを開けずに掃除することも可能です。簡単なお手入れ方法から、汚れやカビをしっかり落とす方法、予防する方法まで紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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トイレタンクは掃除が必要?その理由とは

トイレタンクは定期的な掃除が必要です。 その理由として、主に以下の2つが挙げられます。

  • カビや雑菌が発生しやすい
  • 便器の臭いや黒ずみが発生しやすい


それぞれの理由について解説します。

理由①カビや雑菌が発生しやすい

カビは、相対湿度が65%を超え続けている場合に発生しやすくなります。相対湿度とは空気中にどのくらい水分が含まれているかを指す数値です。

そのため、水が溜まっているタンクの中は、水アカやカビが発生している可能性があります。

特に、トイレの窓がなく換気しにくいお家は要注意です。

参考:カビ対策マニュアルQ&Aー文部科学省

理由②便器の臭いや黒ずみが発生しやすい

トイレタンクの掃除を怠っていると、上記のように次第にカビや雑菌が発生してしまいます。

タンク内の水に雑菌などが繁殖していると、イヤな臭いが生じたり、雑菌やカビがそのまま便器に流れて黒ずみの原因になったりします。

この場合、いくら便器を掃除しても発生源のタンク内を掃除しないと臭いや黒ずみは解消されません。

なお、タンクや便器を掃除しても下水のような臭いがする場合は他の原因が考えられるため、以下の記事をぜひ参考にしてください。
>>トイレが急に下水臭い!4つの原因と対処法を徹底的に解説します

トイレタンクの掃除方法は2種類

トイレタンクの掃除方法は、タンクのフタを開けずに掃除するつけ置き洗いと、フタを開けてしっかりと掃除するこすり洗いの2種類に大きくわかれます。

つけ置き洗いの場合は薬品をタンク内に入れるだけで掃除完了です。月に一回のお手入れとしておこなうことで、タンク内の雑菌や汚れを簡単に掃除することができます。ただし、水のない部分には洗剤が届かないため洗うことができません。

こすり洗いは、タンクのフタを外し、汚れを直接擦って落とす掃除方法です。つけ置き洗いでは届かない水のない部分も掃除することができます。 つけ置き洗いと同様に月に一回の頻度が推奨されていますが、タンク内に水アカやカビが発生している場合は特におすすめの掃除方法です。

トイレタンクのフタを開けずに掃除する方法

トイレタンクのフタを開けずに掃除する方法 トイレタンクのフタを開けずにタンク内を掃除するつけ置き洗いの方法について解説します。

つけ置き洗いは、「トイレタンクをわざわざ開けて掃除するのが面倒」という人や、定期的にメンテナンスしたい人、仕事などで忙しい人などにおすすめです。

実際に用意するものや詳しい手順を説明します。

用意するもの

つけ置き洗いの際に用意するものは以下のとおりです。

  • タンク専用の洗浄剤 (または酸素系漂白剤)


つけ置き洗いの手順

つけ置き洗いの主な手順は以下のとおりです。

  1. 一度トイレの水を流す
  2. タンク内に給水される水と同時に洗浄剤を手洗い器の穴から流し込む
  3. そのまま2〜6時間ほど放置する


つけ置き時間は、洗浄剤の使用方法やタンク内の汚れ具合に合わせましょう。 一定時間置いたらトイレの水を流して掃除完了です。

重曹などを使ってつけ置きする方法もありますが、タンク専用の洗浄剤を使用するほうが安心です。

つけ置き洗いにおすすめの洗浄剤3選

つけ置き洗いには、以下3つの洗浄剤がおすすめです。

  • オキシクリーン(OXI CLEAN)
  • シャボン玉石けん 酸素系漂白剤
  • トイレタンク洗浄剤|木村石鹸


【オキシクリーン(OXI CLEAN)】

オキシクリーンは大型の業務スーパーなどで購入できる酸素系漂白剤で、トイレタンクに限らずトイレの便器まわりや床、壁の掃除にも使用することができる万能アイテムです。

オキシクリーンにはアメリカ製と日本製とがあり、それぞれ以下のような違いがあります。

パッケージ 生産国 特徴
アメリカ製 英語表記 アメリカ 界面活性剤という成分が入っており、油が溶けやすく泡立ちもよい
日本製 日本語表記 中国 界面活性剤が入っておらず、泡が立ちにくいがすすぎがラク


日本製でもトイレタンクの掃除に効果がないわけではありませんが、こびりついた頑固な黒カビをしっかり落としたい人には、より強い洗浄力をもつアメリカ産のオキシクリーンを使うといいでしょう。

【シャボン玉石けん 酸素系漂白剤】

シャボン玉石けんの酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウムをベースとしており、漂白・消臭・除菌が可能です。

トイレタンクだけでなく、排水溝の汚れや水回りの悪臭、洋服などのしみ抜きなどにも効果があり、家中のお掃除に幅広く活用することができます。

【木村石鹸 トイレタンク洗浄タブレット】

木村石鹸のトイレタンク洗浄タブレットは、タブレットを洗浄成分と酵素のパワーでトイレタンク内のカビや汚れを分解・除菌します。

界面活性剤が使われていないため、タンクや浄化槽を傷めにくいという特長もあります。 また、シリコン配合により、タンクや便器に汚れが再び付着するのを防ぎます。

黒カビや水アカには【オキシ漬け】がおすすめ

黒カビや水アカには【オキシ漬け】がおすすめ タンク内の黒カビや水アカが気になる場合は、万能洗剤『オキシクリーン(OXI CLEAN)』を使ってつけ置きをする【オキシ漬け】がおすすめです。 オキシ漬けは、テレビや雑誌、SNSなどで一時期話題になっていましたね。

トイレタンク内のオキシ漬けについて、用意するものや具体的な手順を解説していきます。

用意するもの

オキシ漬けをおこなう際に用意するものは以下のとおりです。

  • マイナスドライバー
  • タオル
  • ゴム手袋
  • バケツ
  • 40〜50度のぬるま湯…8ℓ程度
  • オキシクリーン…カップ2杯(目盛り4:約224g)
  • キッチンペーパー(必要の場合)
  • スポンジ
  • 古い歯ブラシ


①止水栓をマイナスドライバーで閉める

トイレタンクを掃除する際、まずはマイナスドライバーを使ってトイレの止水栓を閉め、水の流れを止めましょう。

止水栓はトイレタンクに水を供給する働きがあり、トイレ全体の蛇口の役割を果たしています。一般的なタンク付きトイレの場合、止水栓は便器の近くの壁や床の給水管の付け根に設置されていることが多いです。

止水栓の閉め方はトイレの機種によって異なるため、必ず説明書を確認してからおこなってください。

止水栓を閉める際は、回した回数を覚えておくと止水栓の開き具合を把握することができ、止水栓を開けるときに役立ちます。

止水栓を閉めることができたら、トイレの洗浄レバーを回してタンク内の水を排水しましょう。

②フタ・内フタを外す

水を止めることができたら、次にトイレタンクの蓋を外しましょう。

一般的に、トイレタンクのフタには、トイレを流したあとに手が洗えるよう手洗い器が付いているものと、付いていないものの2種類があり、外し方に違いがあります。

ここからは、それぞれの外し方を比較しながら見ていきましょう。

<手洗い器のないタンク>

手洗い器のないタンクのフタは、比較的簡単に取り外すことができます。

両手の指をタンクのフタのフチにしっかりとかけたら、フタを落とさないように真上に持ち上げ、タオルを敷いた床へゆっくりと下ろしましょう。陶器製のため、意外と重いので注意してください。

<手洗い器のあるタンク>

手洗い器のあるタンクは、タンクから手洗い管に向けて給水ホースがつながっています。

そのため、急に持ち上げると連結するホースやパイプに力が加わり、部品が破損してしまう可能性があります。

フタを安全に取り外すには、フタを持ち上げる前につながっている箇所の部品がどのように固定されているかを確認しましょう。

主なつなぎ部品の種類は、

  • 金属パイプ
  • 蛇腹ホース
  • ゴムホース


の3つがあります。

金属パイプはタンクのフタを真上に持ち上げれば外すことができます。

一方、蛇腹ホースの場合はナットという接続部品でしっかりと固定されているものもあり、外し方も少し複雑です。フタをずらしたら、隙間から手を入れホースを固定しているナットを反時計回り(左)に回して緩めましょう。

ゴムホースは、接続箇所を締めているバンドを緩めれば外すことができます。

ゴムがくっついて外れないときはカッターナイフで少し切ってから剥がし取ると早いです。

この場合、切ったホースは再利用ができないので、掃除のあとは新しいホースに交換しましょう。

③オキシクリーン液を作る

フタを取り外せたら、いよいよオキシクリーンの出番です。

トイレタンクの掃除に使うためのオキシクリーン液を準備しましょう。

バケツに40〜50度のお湯を4リットル入れ、さらに付属の計量カップ1杯分のオキシクリーン(目盛り4まで)を入れてよく混ぜます。

このとき、熱湯ではなく必ずぬるま湯を使うようにしましょう。トイレは陶器でできているため熱湯を注ぐとひび割れを起こす危険性があります。

また、オキシクリーン液は洗浄力の強い薬品なので、肌荒れを起こしやすい方は作業中ゴム手袋を必ずつけるようにしてください。

オキシクリーンが完全に溶け切ったら完成です。

④オキシクリーン液を流し入れ、つけ置き

オキシクリーン液ができたら、空になったトイレタンクへと流し入れます。

タンク内にオキシクリーン液を注ぎ終えたら、次はタンクのフタも同様にオキシ漬けしていきましょう。

まずは洗面台やバケツなどの容器を用意し、オキシクリーン液を溜めてフタ全体を漬け込みます。

フタ全体を漬け込むのが難しい場合は、オキシクリーン液を浸したキッチンペーパーで、汚れている部分に被せていきましょう。

オキシクリーンに漬けておく時間は、大体1〜2時間が目安です。

オキシ漬けの間はトイレを使うことができなくなるので、他の場所のトイレを利用するか、事前に済ませておくなど工夫して過ごすようにしてください。

⑤内フタやタンク内の汚れを落とす

オキシクリーン液が浸透してくると汚れが浮き上がり落としやすくなります。

汚れやカビが落ちやすくなったら、スポンジや歯ブラシを使って、タンクの内側を擦り洗いしていきましょう。

ただし、タンク内にはボールタップやオーバーフロー管などの部品がありますので、傷つけてしまわないように注意してください。

特にオーバーフロー管は、経年劣化しているとかなり折れやすくなっています。

慌てず丁寧に汚れを落としていきましょう。

また、タンクの内側に発泡スチロールが付いている場合は、激しくこすると取れてしまうので、優しく拭き取りましょう。

内フタも、オキシクリーン液に漬け込んでいた容器から出し、カビやぬめりの残っている部分を擦り落としましょう。

⑥止水栓を戻しタンク内のオキシクリーン液を流す

閉めていたトイレの止水栓をもとの位置まで開栓してから、洗浄レバーを引いてタンク内に溜まっているオキシクリーン液を流しましょう。

手洗い管付きのトイレの場合は、取り外していたタンクのフタをもとに戻してから水を流します。

オキシクリーン液が残っていそうで気になる場合は、タンクが満水になったあとにもう一度流してください。

オキシクリーン液がタンク内に残ってしまうと、部品が変色したり素材が変質したりしてしまうことがあるので、オキシクリーンをしっかりと流し切ることが大切です。

⑦内フタとタンクのフタを戻す

最後に、キレイになった内フタとフタを元通りに設置して完了です!

フタ部分に水滴が残っていると、せっかくキレイにしたところから黒カビや水アカが発生してしまいます。

掃除後はしっかりと乾かしてから戻すようにしましょう。

トイレタンクのフタを開けて掃除する方法

トイレタンクのフタを開けて掃除する方法

トイレタンクのフタを開けて掃除するこすり洗いの方法について解説します。

こすり洗いは、トイレタンク内のカビや水アカをしっかりキレイにしたい人におすすめです。

実際に用意するものや詳しい手順を説明します。

用意するもの

こすり洗いの際に用意するものは以下のとおりです。

  • マイナスドライバー
  • ビニールシートや新聞紙
  • ゴム手袋
  • スポンジ
  • 雑巾や布
  • 古い歯ブラシ
  • クエン酸スプレー(必要であれば)
  • タンク用洗浄剤や酸素系漂白剤
  • 中性洗剤
  • 耐水性のサンドペーパー(頑固な汚れの場合)
  • 重曹(頑固な汚れの場合)


こすり洗いの手順

こすり洗いの主な手順は以下のとおりです。

  1. 止水栓をマイナスドライバーで閉める
  2. 水洗レバーを回す
  3. フタを外す
  4. 手洗い器・フタの掃除
  5. トイレタンク内の掃除
  6. フタを戻して止水栓を戻す


各手順について詳しく解説します。

①止水栓をマイナスドライバーで閉める

まずはマイナスドライバーを使ってトイレの止水栓を閉め、水の流れを止めます。

止水栓とはタンク内に給水する蛇口のようなものです。トイレの壁や床に設置されており、タンクから出ている給水管とつながっています。

止水栓の閉め方はトイレの機種によって異なるため、必ず説明書を確認してからおこないましょう。

止水栓を閉める際は、回した回数を覚えておくと止水栓の開き具合を把握することができ、元の水量に戻すときに役立ちます。

②水洗レバーを回す

ビニールシートや新聞紙で床を養生してから、水栓レバーを回してタンク内の水を排水します。

万が一、止水栓を閉めるのを忘れてトイレの水を流してしまった場合は、給水ホースから水が噴き出て床が水浸しになる可能性があります。 このようなトラブルに備えて、作業を始める前に床を養生しておくことがおすすめです。

また、水漏れトラブルが起こった場合は、すぐ対応してくれるこちらのサイトがおすすめです。

③フタを外す

フタの種類は手洗い器がついているタイプと、ついていないタイプにわかれます。手洗い器のタイプなら持ち上げてから給水ホースを外してください。

外し方は給水ホースの接続部分のナットを、反時計回りに回せばOKです。

また、トイレのフタは陶器製のため、ある程度の重みがあります。落としたりぶつけたりしないように、2人以上で作業することがおすすめです。

④手洗い器・フタの掃除

見た目は汚れていなくても、手洗い器やフタには見えない雑菌が繁殖していることもあるため、中性洗剤をつけてスポンジで擦って掃除しましょう。

フタの裏側に水アカやカビが発生している場合は、フタの裏側もしっかりと洗います。

中ブタがついているタイプのタンクは、中性洗剤をかけてブラシで擦ればすぐに汚れが落ちます。(メーカーによって外し方が変わるので、説明書を確認してください)

最後に、中性洗剤が残らないよう濡れた雑巾でしっかり拭いたらOKです。この作業はお風呂場でおこなうと後片付けが簡単なのでおすすめです。

また、水アカはアルカリ性の性質を持つため、クエン酸スプレーでの掃除もおすすめです。 クエン酸スプレーを水アカに吹きかけて30分ほど放置し、やわらかい布で拭き取れば完了です。クエン酸スプレーは、スプレー容器に水100mlとクエン酸小さじ½を入れて溶かすだけで簡単に作れるのでぜひ試してみてください。

⑤トイレタンク内の掃除

タンク内に中性洗剤をかけます。トイレタンク内はパイプが入り組んでいるため、細かい部分の掃除に歯ブラシを使うのがおすすめです。

掃除する際は力任せにブラシで擦らず、優しく丁寧におこないましょう。大まかな部分はスポンジを使って汚れを落としてください。

汚れが落ちたら止水栓を少し緩めて、給水パイプから水を出します。洗浄レバーを回せば水が流れ、洗剤も一緒に流れていきます。

再度タンク内をチェックして、キレイになっていれば終了です。

⑥フタを戻して止水栓を戻す

汚れがキレイに落ちたら、あとはこれまで行ってきた逆の手順で部品を戻していきましょう。

給水パイプがつながっているフタは、いったん止水栓を閉めてから給水パイプとつなげてナットをしっかり閉めてください。

フタをしたら止水栓を緩めてください。

タンク内の汚れが落ちなかったときの対処法

思った以上に汚れが激しく、カビや水アカなどがびっしりこびりついていた場合の対処法を紹介します。

耐水性のサンドペーパーを使う

洗剤を使っても落ちない汚れがある場合は、水アカをできるだけやわらかくしてからサンドペーパーで優しく削って落とす方法もあります。

サンドペーパーは耐水性のものを使用し、できるだけ目の細かいものを選びましょう。1000番くらいのサンドペーパーで削ったあと、2000番台に切り替えて仕上げるのが理想です。

重曹を使う

重曹の細かな粒子で汚れを取り除く方法もあります。歯ブラシに重曹をかけて、頑固な汚れを擦ってください。

全体的にタンク内の汚れが激しい場合は、直接ふりかけて掃除しましょう。

トイレタンクを掃除する際の注意点

トイレタンクを掃除する際の注意点 トイレタンクを掃除する際に、気をつけなくてはならないポイントがあります。掃除する前にチェックしてくださいね。

注意①酸性・アルカリ性洗剤に注意

酸性・アルカリ性洗剤は、タンク内にある樹脂製やゴム製の部品を痛めてしまう恐れがあるため、使用を控えるのが無難です。特に、業務用の強酸性・強アルカリ性洗剤は陶器を傷つける恐れもあるため、使用しないことが推奨されています。

ただ、メーカーによりますが、市販の家庭用洗剤であれば使用できるケースもあるので、詳しくはご家庭のトイレの説明書をご確認ください。

注意②塩素系漂白剤はNG

トイレタンクにカビが発生した場合、その解消法として塩素系漂白剤の使用を選択する人も多いでしょう。

しかし、トイレのタンク内の構造はゴム製のパッキンや、鉄製の配管が使用されていることがほとんどです。

塩素系漂白剤は強力なので、タンク内の部品を傷めてしまうこともあります。場合によっては配管に傷がつき、水漏れする原因になるので気をつけてください。

注意③洗剤を混ぜない

洗剤が混ざってしまうと、有毒なガスが発生してしまう恐れがあるため危険です。 また、洗浄効果を低下させてしまう可能性もあるため、洗剤は混ぜないように注意しましょう。

複数の洗剤を使用する場合は、タオルなどで洗剤をしっかり拭き取ってから、次の洗剤を使うようにしてください。

注意④芳香剤の使用は臭いの原因になることも

トイレタンクを掃除したときに、芳香剤も一緒に入れる人も多いのではないでしょうか。

しかし、脱臭機能つきのトイレの場合は、脱臭カートリッジが正常に機能せず、臭いの原因となってしまうので気をつけてください。

トイレタンク内のカビ・汚れを防ぐ方法

トイレタンク内のカビ・汚れを防ぐ方法 普段からカビの発生に気をつけていれば、後々掃除で大変な思いをせずにすみます。カビの発生を防ぐためにはどうすればよいのか見ていきましょう。

①重曹を入れて放置

掃除が終了したら、カビを予防するためにタンク内にカップ1杯の重曹(粉末タイプ)を入れます。

そして、6時間ほど放置し、水を流さないようにするだけです。これで1ヵ月ほどカビの発生を防いでくれます。

また、6時間ほどトイレが使えなくなるので、同居している家族などに伝えておきましょう。外出前や寝る前などに行うのもよいかもしれませんね。

②洗浄剤を設置

洗浄剤には、手洗器の上に置くタイプとタンクの中にいれておくタイプの2種類があります。

どちらも放置するだけなので、特にお手入れが必要なく、とてもラクにタンク内のカビや汚れを予防することができます。

③便器の黒ずみには漂白剤がおすすめ

便器の黒ずみが気になり始めたら、トイレタンク専用の漂白剤の使用がおすすめです。

このとき、タンク内のゴムパッキンやプラスチック素材の部品を傷つける恐れがあるため、塩素系漂白剤は使用しないようにしましょう。

自分で掃除するのが難しい人は業者に依頼しよう

自分で掃除するのが難しい人は業者に依頼しよう トイレタンクは、内部にさまざまな部品があり面倒な掃除スポットの1つです。

掃除をしようと思い立っても、「フタを開けたら中が真っ黒でやる気が失せた……」「時間がなくて汚れがどんどん溜まっていく」など、トイレタンクの掃除にストレスを感じたことがある人も多いはずです。

便器と違って、トイレタンクにはゴムフロートやオーバーフロー管などの水を流すための部品があります。

それらの部品を避けながら掃除をするのは大変ですし、誤って部品を傷つけてしまわないかも心配です。

「一度タンクの中をキレイにしたいけど、自分でするのはちょっと……」と不安を感じているなら、専門の水道業者に依頼して掃除してもらうという方法もあります。

トイレのプロに任せれば、タンクの構造に合わせた最適な掃除方法で、トイレの隅々までをピカピカにしてくれます!

トイレタンクの掃除をしてもらうついでに、劣化している内部の部品を交換してもらえば、手間も費用も抑えることができます。

業者を選ぶときのポイント

「トイレタンクの掃除をお願いしたいけど、どんな業者に依頼すればいいのかわからない」という方のために、業者選びにおける3つのポイントを紹介します。

特に、初めて依頼する場合は、料金の相場がわからないまま話が進み、あとになって後悔した……なんてことになる可能性も考えられるので、ぜひトイレ掃除依頼の参考にしてくださいね。

今回紹介するポイントは以下の3つです。

  • 料金相場と比較する
  • 損害賠償保険加入の有無を確認する
  • 業者の実績で選ぶ


それぞれのポイントについて解説します。

ポイント①料金相場と比較する

トイレ掃除を業者に依頼する際、一般的に料金は基本料金と作業料金がかかり、それぞれ会社によって金額が異なります。

また、会社によっては出張費として交通費、駐車料金などが別途でかかったり、時間帯によって早朝料金や深夜料金を請求されたりすることがあります。

そのため、すこし手間ではありますが、複数の業者見積もりを出してもらう相見積もりをおこなって料金の相場を知ったうえで比較することが大切です。

ポイント②損害賠償保険加入の有無を確認する

水回りの修理は、ちょっとしたミスから重大な事故につながることも多い部分です。

トイレのメンテナンス業者を選ぶときは、業者が損害賠償保険へ加入しているかどうかも確認しておきましょう。

万が一、トイレタンクの掃除中に内部部品の破損や故障が起きた場合も、保険に入っていれば安心して対応をお願いできます。

また、今後も定期的にトイレのメンテナンスをお願いするなら、トラブル防止のための保険加入はとても大切です。

何か不具合があったとしても、補償と対応をしっかりしてもらえるよう、損害賠償保険の有無は必ず確認しておきましょう。

ポイント③業者の実績で選ぶ

最後のポイントは、実績のある業者を選ぶことです。

トイレ掃除業者選びに失敗しないためには、今までの実績がどのくらいあるのかをチェックしておくことが大切です。

新しい業者がダメといったわけではありませんが、実績がある業者のほうが悪徳業者にあたるリスクを下げることができます。

長年の蓄積で溜まってしまったトイレの黄ばみ、黒ずみ汚れは、日常の掃除方法ではなかなかスッキリ落とし切ることはできません。

しかし、経験が豊富でトイレの構造にも詳しい業者であれば、汚れに合わせた道具や洗剤を駆使して、汚れたトイレをピカピカに蘇らせてくれるはずです。

信頼のおける業者に依頼するには、その業者の実績や口コミ、評価をインターネットで事前に調べておくことをおすすめします。

水PROならすぐに駆けつけ!

水PROならすぐに駆けつけ! 水道修理業者の水PROは、水道トラブルだけでなく、排水つまり除去や水回りのリフォームまで、幅広い対応力が魅力です。

トイレであれば、壁紙の張り替えやウォシュレット設置などの一部リフォームはもちろん、便器交換やトイレの新設など、トイレの全面リフォームも取り扱っています。

水道局から許可を受けた水道局指定工事店ならではの安心対応で、あなたのお家のトイレタンクの汚れを徹底的に落としてくれるはずです。

気になる方は、水PRO公式サイトをぜひチェックしてみてくださいね!

まとめ

今回はトイレタンクの掃除方法を紹介しました。

トイレタンクはトイレ掃除に含まれないことが多いので、「気がついたらカビが生えていた」ということになりかねません。

最初は汚れがたくさんあり大変かもしれませんが、一回掃除しておけば、あとは1ヵ月に1度でOKです。

掃除する時間がない人や面倒だと感じる人は、最初だけ水PROにお任せするのもおすすめです。

水プロでは出張費・相談・見積りが無料となっています。

自分でトイレタンクを掃除するのが不安な人は、お気軽に相談してください。