2026.06.10
トイレ
【2026年最新】トイレ交換の費用相場は?利用できる補助金や安く抑えるポイント、業者の選び方も解説
「古くなってきたトイレを交換したい!」と思っても、料金がいくらかかるのかわからず、なかなか踏み切れないと悩む方は多くいらっしゃいます。実はトイレ交換は、条件次第では補助金を利用したり、費用を安く抑えたりできます。
この記事ではトイレ交換・リフォームをする際に必要な費用の相場や利用できる補助金、安く抑えるポイント、失敗しない業者の選び方などをご紹介します
お家のトイレを新しくするときの参考にしてみてくださいね!
新しくしたいと考えていても、明確なきっかけがないままでは予定が先延ばしになってしまいますよね。
ここでは、トイレ交換やリフォームを考えている人が、実際におこなうときのちょうど良いタイミングを紹介します。
それぞれ解説していきますので、リフォームに悩んだときの参考にしてくださいね。
長く使用しているトイレの便器や温水洗浄便座に不具合が生じたら、「交換や修理のタイミングなのでは?」と考えるきっかけになりますよね。
しかし便器自体には、ひび割れやつまり以外に故障と断定できる症状はありません。
メーカーや使用状況によりますが、トイレ全体の交換目安は一般的に10〜15年程度とされています。特に、温水洗浄便座やタンク内部部品は10年前後で不具合が増えやすくなります。
お家のトイレが設置からすでに10年近く経っているなら、そろそろ交換を視野に入れてみても良いかもしれません。
特に築15年以上の住宅では、以下のような不具合が起こりやすくなります。
トイレ本体だけ交換しても、周辺設備の劣化によってあとから追加工事が必要になるケースも少なくありません。そのため、築15年を超えている場合は、トイレ交換とあわせて床や壁の内装、配管の状態も確認しておくと安心です。
また、古いトイレは現在の節水型トイレと比べて水道代が高くなる傾向があります。長期的なランニングコストを抑える意味でも、交換を検討するタイミングといえるでしょう。
代表的な症状には、以下があります。
軽度の水漏れであればパッキン交換などで改善する場合もあります。しかし、長年使用したトイレでは複数の部品が同時に劣化していることも多く、修理を繰り返すより交換したほうが結果的に費用を抑えられるケースがあります。
また、水漏れを放置すると床材の腐食やカビの発生につながる恐れがあります。マンションでは階下漏水の原因になることもあるため、早めの対応が重要です。
具体的には、以下のような症状があります。
こうした異音は、ボールタップやフロートバルブなどタンク内部部品の劣化が原因で起こることが多くあります。
部品交換で改善する場合もありますが、使用年数が長いトイレでは別の箇所も故障しやすい状態になっていることがあります。また、古い機種は交換部品の供給が終了しているケースもあるため注意が必要です。
異音が頻繁に発生する場合は、修理費用と交換費用を比較しながら検討するとよいでしょう。
主な症状は以下の通りです。
原因としては、タンク内部部品の劣化、給水不良、排水経路の汚れなどが考えられます。
古いトイレでは節水性能が低い一方で、水流効率も現在の製品ほど高くありません。そのため、最新の節水型トイレへ交換することで、少ない水量でもしっかり流せるようになるケースがあります。
水流の弱さは、つまりや悪臭の原因にもつながるため、頻繁に不便を感じる場合は交換を検討するのがおすすめです。
例えば、以下のような症状があります。
これらは内部部品の摩耗や経年劣化によって起こることが多くあります。
一時的に修理できる場合もありますが、長年使用しているトイレでは別の不具合が続く可能性があります。また、高齢者や小さな子どもがいる家庭では、操作しづらさが日常の負担になりやすい点にも注意が必要です。
最近のトイレは軽い力で操作できるモデルや、自動洗浄機能を搭載したモデルも増えています。使い勝手を改善したい場合にも、交換・リフォームは有効です。
一見してまだ使えるような状態のトイレでも、水漏れなどのトラブルがあるたびに修理をおこなうのではなく、すべてを交換してしまおうという考えの人が増えてきているようです。
確かに、修理を繰り返すと手間と時間がかかります。また、深刻な水漏れになった場合には、汚水で床が汚れたり階下へ漏水する可能性もあるのです。
便器の故障・ひび割れを発見したら、修理業者へリフォームを依頼するようにしましょう。
トイレの黄ばみや黒ずみ汚れは、落としたと思ってもトイレ表面の細かい傷のなかに根深く残っているものです。
「掃除後もなんだか清潔じゃない……」「消臭剤を使っても独特の臭いが取れない」などと悩み続けるなら、トイレの便器を交換することをおすすめします。
特に、昨今の洋式トイレの浸透によって、屈んで使わなければならない和式トイレの需要が少なくなってきています。
特に介護が必要になる家族がいるお家では、安全のために手すりや温水洗浄便座を新しくする必要も出てきますよね。
家族全員が安心して使えるトイレにするために、トイレのリフォームやバリアフリー化を考えていきましょう。
温水洗浄便座はトイレを使ったあとにお尻を洗浄することでトイレットペーパーの使用量を減らすことができますし、健やかなお尻を保てるというメリットがあります。
さらに、便器のヒート機能があれば、冬場のトイレの便座が冷たくて嫌な思いをするのを防ぐことができます。
近頃は省エネ対策がされている便座も多く、電気代が安く済むのもうれしいポイントですよね。
お家のトイレの機能面に不満を感じたときは、トイレ交換・リフォームを検討しましょう。
トイレ交換・リフォームの費用は作業内容や状況によって変わります。最低限の便座の交換のみならば約5,000円から依頼できますが、機能を充実させたり、トイレ全体をリフォームしたりする場合は数十万円かかることもあります。
以下では内訳と、費用が高くなるケースを解説しますので、参考にしてください。
>>トイレの交換・リフォームの際の費用相場はいくら?安くするコツも解説
このように、トイレ交換・リフォームの作業には本体代だけでなく、複数の費用が発生します。見積もりを見る際は、どの費用が含まれているかを確認することが重要です。
例えば機能のついていない安価な便座であれば、約5,000円〜10,000円前後で交換が可能ですが、便座が温まる機能がついた「ヒーター機能付き便座」への交換は約1.5万〜3万円前後、水でお尻を洗浄できる機能までついた「温水洗浄便座」への交換は約3万〜4.5万円前後になります。
また、和式から洋式への変更では、床の解体や排水位置変更が必要になることがあります。そのため、通常の交換工事より大幅に費用が高くなる傾向があり、相場は約10万~30万円です。
築年数が古い住宅では、工事中に配管の劣化が見つかり追加工事が必要になるケースもあります。
予算オーバーを防ぐためには、事前に現地調査を依頼し、追加費用の可能性も確認しておくことが大切です。
特に、節水型トイレへの交換やバリアフリー改修は対象になりやすい傾向があるため、検討している方は各制度の公式サイトで詳細を調べてみることをおすすめします。
対象になりやすい工事の例は以下の通りです。
ただしトイレのリフォームだけでは要件を満たさないことから、必須とされている床・壁・天井の断熱改修とあわせて活用しましょう。
また、補助金制度は申請期間や予算上限が決まっていることが多いため、利用を検討している場合は早めに情報を確認することが重要です。
参考:住宅省エネ2026キャンペーン 補助事業合同|住宅省エネ2026キャンペーンについて
この制度では、対象となる住宅改修費の一部が支給されます。
主な対象工事は以下の通りです。
支給限度基準額は一般的に20万円です。自己負担割合は所得などによって異なります。
高齢者が安全に使いやすいトイレへ改善する目的で利用されるケースが多く、バリアフリーリフォームを検討している場合に活用しやすい制度です。
制度利用には事前申請が必要になるため、担当ケアマネジャーや自治体窓口へ相談してから工事を進めるようにしましょう。
参考資料: 厚生労働省|介護保険における住宅改修 厚生労働省|福祉用具・住宅改修に関する法令上の規程について
特に対象になりやすい目的は以下の通りです。
なかでも、節水型トイレやバリアフリートイレは補助対象になりやすい傾向があります。
制度名や条件は自治体ごとに異なるため、「〇〇市 トイレ リフォーム 補助金」などのキーワードで検索してみてください。
申請期限や工事業者の条件が設定されているケースもあるため、事前確認が重要です。
代表的な制度は以下の通りです。
投資型減税は、バリアフリー改修や省エネ改修などをおこなった場合に利用できる制度です。ローンを利用しない場合でも対象になる可能性があります。
住宅ローン減税は、10年以上のローンを組んで増改築・リフォームをおこなう場合、年末ローン残高の0.7%が最大10年間控除される制度です。
また、一定のバリアフリー改修工事をおこなうと、工事翌年度の固定資産税が3分の1減額される制度もあります。
控除率や適用期間、適用条件などは工事内容や住宅要件によって異なるため、事前に最新の情報を確認しておきましょう。
知っておいた方がよいことは、主に
の5つの情報になります。
それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
それぞれの形には特徴があり、メリットとデメリットの2つの面が存在します。
〈組み合わせ型〉 組み合わせ型トイレは便器とタンクが別になって組み合わさっているタイプです。
メリットは、どちらかが壊れても個別に修理できるため、メンテナンスがしやすいというところです。
タンクの上の部分に「手洗い器をつけるかどうか」など、好きに考えられるところも、組み合わせ型のメリットになります。
デメリットはタンクとトイレの隙間にホコリが溜まりやすく、掃除の手間がかかるところです。
日頃からお手入れをするのが苦でない人にはぴったりのトイレということですね!
〈タンク一体型〉 タンク一体型トイレは、タンクと便器がくっついているかたちになります。
これはモダンでスッキリとした見た目のトイレです。
メリットはタンクと便器が分かれておらず一体になっているため、掃除がしやすいというところです。
デメリットはタンクと便器がくっついているので、「一方が壊れたときに分解して直す」ということができないということです。
壊れた場合に、一番費用や手間がかかるというのがタンク一体型のデメリットです。
〈タンクレス型〉 タンクレス型トイレとは、その名の通りタンクが付いていないトイレのこと。
スッキリとしたスタイリッシュな見た目で、水道から直接水を引いているのが特徴です。
メリットは、タンクがないため圧迫感がなく、フォルムが美しいというところです。
トイレ空間を広くしたい方にはとてもおすすめといえます。
ただし、タンクレス型はトイレに手洗い器が付けられないため、手洗い場を別に設ける必要があります。
生活感のないレイアウトを求める方には、申し分ないかたちといえるでしょう。
床排水は排水を床から排水管が見えないため、外から見てもスッキリとした見た目をしています。
一戸建てやマンションなど建物の構造を問わず住宅に多く採用されている排水形式です。
壁排水は排水を壁から抜く排水方法のことで、集合住宅で多く用いられています。壁のなかに配管があることから、床排水に比べて音が階下に伝わりにくいというメリットがあります。
デメリットは、排水管を壁のなかに通してあるので、つまったときのメンテナンスが難しいところです。
トイレ交換をする際、ご家庭のトイレはどのようになっているのかを調べておくのがおすすめです。
排水方式と排水芯の寸法に対応していないトイレは、設置できない可能性があることを覚えておきましょう。
普通便座は何も機能が付いていない一番ノーマルなタイプの便座です。
暖房便座は便座を温めるための装置が付いており、温水洗浄便座は暖房にプラスして、ビデ洗浄などのシャワー機能が付いています。
その他、便座には人の動きを感知して自動で開閉するものや、リモコンが一体型になっているものや壁に設置されたタイプなども存在します。
使用するタイプによって、汚れのつきやすさや洗浄音が変わりますので、自分のお家に合うものを選ぶようにしましょう。
【洗い落とし式】 洗い落とし式は、水の高低差によって上から下に水を流す作用で汚物を押し流す、最もシンプルなつくりの便器です。
水が溜まる面が狭く、ボウル内の乾燥している面には排泄物などが跳ねやすくなっています。
洗い落とし式のメリットは構造がシンプルで詰まりにくいところだといわれていますが、デメリットは、勢いよく水が流れる反面、洗浄音が大きくなっているところです。
お手入れが必要になる頻度は高いですが、費用を抑えたい人向けの洗浄方式といえます。
【サイホン式】 サイホン式は、サイホン(水を吸い出す力)と水の落下するスピードで水が流れるのが特徴です。
メリットは水流が強力で水たまり部分が大きく、便器のいやな臭いや汚れが出にくいところです。
デメリットとしては、水の流れるスピードが速いため使用量が増え、水道代の節約にはならないという点です。
節約よりも汚れのつきにくさを重視している人にはおすすめの方式ですね。
【サイホンゼット式】 サイホンゼット式はサイホン式よりも吸引力・流水力を高めたものです。
サイホン式よりもキレイに流れるのが特徴で、表面を水がはって汚物が付着することはほとんどありません。
【サイホンボルテックス式】 サイホンボルテックス式は、便器のなかで渦を起こしつつ、サイホン作用で汚物を流す方法です。
洗浄音はあまりならず、汚物の付着が残ることもほぼありません。
静音性から、寝室近くのトイレや高級ホテルに需要が高いです。
一方で構造が複雑であることから、修理の際には費用が高額になりがちというデメリットがあります。
【トルネード式】 トルネード式は、トイレの便器のフチにある穴から水を出し、勢いよく排水する方法です。
メリットとしては、流すと同時にトイレの洗浄もでき、音もとても静かなところです。排水量も少なく、節水効果が高いところもおすすめです。
温水洗浄や自動乾燥、消臭機能の他にも、使うときだけ便器を温めてくれる瞬間暖房便座や、自動で脱臭してくれる機能まであるんです。
また、多くのメーカーではトイレのオート機能が標準装備になりつつあります。
便器に近づくだけで自動でフタが開き、便器に座ることで脱臭がスタートする便利な機能です。
使用後は便器から立つと水が流れ、フタが閉まります。わざわざ手で開け閉めをしなくていいので、とても衛生的です。
メーカーごとにも独自開発の機能があり、各社それぞれがアピールをおこなうことで差別化を計っています。
ここからは、代表的な機能を3つ紹介していきます。
<アクアセラミック> 汚れの主な原因となる表面の傷がつきにくく、細菌の繁殖、汚物や水アカのお掃除も楽な衛生陶器「アクアセラミック®」というものがあります。
アクアセラミックは水との馴染みが良いので、従来の陶器製の便器でこびり付いてしまっていた汚れも手軽に落ち、掃除がとても楽になります。
とある実験では、アクアセラミックに油性ペンを塗り、水を2、3滴垂らすとインクが浮かび上がったという結果もあります。
「今まで対応ができていなかった水アカ汚れまでを完璧に対策したもの」だそうで、トイレのお手入れがずっと楽になるのはうれしいですね!※一部のみの搭載商品です。
<ネオレスト「キレイ除菌水」で除菌効果> 「キレイ除菌水」は、トイレの使用前にミストを自動で吹きかけることで尿や排泄物が流れやすくなり、表面にこびりつきにくくする機能です。
また、トイレの使用前後だけではなく、8時間使用しないときにも「キレイ除菌水」のミストをボウル面に自動で吹きかけてくれるので、トイレの機能を長持ちさせることができます。※一部のみの搭載商品です。
<泡のパワーで落とす「激落バブル」> 「激落バブル」は、トイレの上部に設置された洗剤のタンクに台所用洗剤(市販)を入れておくことで、ミリバブルの泡とマイクロバブルの2種類の泡でしっかり汚れを落としてくれる機能です。
直径5㎜の泡が発生し大きな汚れを落としたあと、直径60um(マイクロメートル)の泡が発生し、便器に残った排泄物や油分などの汚れを落とします。
洗剤タンク容量は約250mlなので、補充の目安は3ヵ月に1回ほどです。
洗剤を入れておけば自動でキレイになるため、お手入れが楽になりますね。※一部商品のみ搭載の機能です。
便利な機能ばかりですが、多機能のトイレほど金額は上がります。
ライフスタイルに合わせて必要な機能を取捨選択することで、予算内でも自分に合うトイレを見つけることは可能です。
トイレ選びに迷ったときは、それぞれのメーカーの製品の詳細をよく確認し、ぴったりのトイレを見つけていきましょう。
トイレは種類や機能によって、使い勝手や掃除のしやすさ、費用が大きく変わります。交換後に後悔しないためには、設置場所や家族構成、重視したいポイントに合わせて選ぶことが重要です。
ここでは、トイレ選びで押さえておきたいポイントを解説します。
それぞれ特徴が異なるため、予算や使い方に合ったものを選ぶことが大切です。
ただし、マンションでは排水方式や設置寸法に制限がある場合があります。交換前に対応機種を確認することが重要です。
特に国内では、以下の3メーカーが代表的です。
TOTOは、「きれい除菌水」やフチなし形状など、掃除のしやすさに強みがあります。節水性能にも優れており、導入実績も豊富です。
LIXILのトイレは、コンパクト設計やデザイン性が特徴です。機能と価格のバランスを重視したい人にも向いています。
パナソニックの「アラウーノ」は、泡による自動洗浄機能が特徴です。汚れが付きにくく、掃除負担を減らしたい人に人気があります。
メーカーを選ぶ際は、以下も確認しておきましょう。
ショールームで実物を確認すると、サイズ感や操作性を比較しやすくなります。
例えば、高齢者がいる家庭では自動開閉や自動洗浄が便利です。一方で、機能を増やすほど本体価格や修理費用は高くなりやすくなります。
また、節水型トイレは従来型より大幅に使用水量を削減できる製品もあります。長期的な水道代を抑えたい場合にも有効です。
必要な機能を優先順位ごとに整理し、予算とのバランスを見ながら選ぶようにしましょう。
「どこに頼めばよいかわからない」という人は、工事内容や重視したいポイントに合わせて選ぶことが重要です。
ここでは、代表的な依頼先の特徴を解説します。
主なメリットは以下の通りです。
特に、床や壁紙も一緒にリフォームしたい場合に向いています。
また、バリアフリー改修や収納追加など、トイレ空間全体を改善したい場合にも相談しやすいです。
一方で、会社によって価格差が大きいため、複数社で比較することが重要になります。
メリットとしては、以下が挙げられます。
築年数が古い住宅では、トイレ交換時に配管や床の補修が必要になることがあります。工務店は住宅構造に詳しいため、追加工事にも対応しやすい点が強みです。
ただし、トイレ専門業者と比べると、製品価格が高くなるケースもあります。
主なメリットは以下の通りです。
「急に水漏れした」「今すぐ交換したい」というケースでは、迅速に対応してもらいやすいです。
ただし、内装リフォームや大規模工事には対応していない場合があります。また、業者によって費用差が大きいため、事前見積もりを確認することが大切です。
メリットは以下の通りです。
店舗で実物を確認しながら選べるため、初めて交換する人にもわかりやすい点が特徴です。
一方で、工事は提携業者が担当するケースが多く、施工品質に差が出る場合があります。保証内容や追加費用の条件も確認しておきましょう。
では、交換・リフォームをするとなったらどのような流れで作業をおこなうのでしょうか?
ここでは、トイレ交換・リフォームの工事をおこなう際の流れや目安の所要時間を解説していきます。
ここでは、一般的な「交換のみ」と「リフォームあり」のケースを紹介します。
<トイレ交換のみの場合>
一般的な流れは以下の通りです。
業者は工事前に床や壁を傷つけないよう養生をおこないます。
既存トイレを撤去した際に、床の腐食や排水管劣化が見つかる場合もあります。その際は追加工事が必要になることがあります。
設置後は、水漏れ確認や洗浄動作確認をおこない、問題なければ工事完了です。
<リフォームをともなう場合>
内装工事を含む場合は、以下の工程が追加されます。
和式から洋式への変更では、床解体や段差解消工事が必要になることもあります。
また、タンクレス型トイレを設置する場合は、電源位置変更が必要になるケースもあります。
工事中はトイレが使用できない時間が発生するため、事前に確認しておきましょう。
一般的な目安は以下の通りです。
トイレ交換のみ:2〜4時間程度 内装込みリフォーム:半日〜1日程度 和式から洋式変更:1〜3日程度
交換のみであれば、比較的短時間で完了するケースが多くあります。
以下の場合は工事時間が長くなりがちです。
特に築年数が古い住宅では、想定外の補修工事が発生するケースもあります。
工事時間に不安がある場合は、事前見積もり時に詳しく確認しておくと安心です。
それでは、トイレ交換・リフォームの費用を安く済ませる5つのコツを紹介します。
最近のトイレには、さまざまな便利機能が搭載されています。しかし、機能が増えるほど本体価格は高くなる傾向があります。
代表的な高機能は以下の通りです。
便利な機能ではありますが、すべての家庭に必要とは限りません。
例えば、「温水洗浄と暖房便座だけあれば十分」という場合は、シンプルなモデルを選ぶことで費用を抑えやすくなります。
また、機能が増えるほど故障リスクや修理費用も高くなる傾向があります。長期的な維持費も考慮して選ぶことが大切です。
機能を絞る際は、以下を基準に考えると選びやすくなります。
必要な機能を優先順位ごとに整理すると、予算に合ったトイレを選びやすくなります。
トイレは毎年のように新製品が発売されますが、旧モデルでも基本性能は十分高いケースが多くあります。
型落ちモデルの主なメリットは以下の通りです。
特に、モデルチェンジ直後は旧製品の在庫処分がおこなわれることがあり、大幅に値下げされるケースがあります。
また、最新モデルとの違いが「デザイン変更のみ」「細かな機能追加のみ」ということも少なくありません。
ただし、型落ちモデルを選ぶ際は、以下を確認しておきましょう。
価格だけでなく、長く安心して使えるかも確認することが重要です。
特に、以下の工事をまとめておこなうケースが多くあります。
別々に工事すると、その都度養生費や施工費、出張費が発生する場合があります。しかし、同時施工なら工事をまとめられるため、トータル費用を抑えやすくなります。
また、トイレを撤去した状態は床や壁を施工しやすいため、内装工事の効率もよくなります。
同じ工事内容でも、業者によって価格差が大きく出ることがあります。
費用を比較する際は、以下のポイントを確認しましょう。
特に注意したいのが、「格安」を強調しているだけの業者です。
一見安く見えても、あとから以下の追加費用が発生するケースがあります。
そのため、総額で比較することが重要です。
また、1社だけで決めず、複数社から相見積もりを取ることで価格相場を把握しやすくなります。
価格だけでなく、施工実績や保証内容、スタッフ対応も含めて総合的に比較しましょう。
なお、制度によっては併用できない可能性もある点にはご注意ください。
そんなときは、何を基準に業者選びをしたらいいのでしょうか?
選ぶポイントを7つに分けて解説しますので、選ぶ参考にしてくださいね。
トイレにはTOTO、LIXIL、パナソニック以外にも多くのメーカーがあり、それぞれさまざまな商品のラインナップが展開されています。
ただし、リフォーム業者によって、取り扱いメーカーや商品が限定されることがあります。希望する商品の取り扱いがあるかどうか、始めに確認しておくと安心ですね。
じつは、工事の請負金額が500万円(税込)を超えない工事については、国土交通省の定める「軽微な工事」にあたるため、建設業の許可がなくても工事を請け負うことが可能なのです。
安心できる業者の判断材料として、建設業許可の他に、工事する自治体の許認可を取得しているかや、情報をしっかりと公開しているかどうかを確認しておくことをおすすめします。
施工事例を見ることで、その業者がどのような工事を得意としているのか、仕上がりの品質はどうかを把握しやすくなります。
特に、以下のようなポイントをチェックしましょう。
例えば、内装リフォームもあわせて検討している場合は、床や壁紙を含めた施工事例が豊富な業者を選ぶとイメージしやすくなります。
また、施工事例が極端に少ない業者や、写真が不自然に少ない業者は注意が必要です。
実際の施工写真や説明内容を確認しながら、信頼できる業者か見極めましょう。
リフォーム業者によって、トイレリフォームの費用は変わってきます。
なかには高額な支払いを求めてくる業者もあり、適正価格を見極めるには「費用の相見積もり」を依頼することをおすすめします。
ただし、自分の要望を理解してくれる業者を探すのはなかなか大変ですよね。そんなときは、追加料金がなく金額が明確かどうかというところも気にしてみるようにしましょう。
リフォーム相談に対しての受け答えや、アドバイスなどを的確に返してくれる、信頼できる業者だとうれしいですね。
しかし、いくら安いからと急かされたり嫌な顔をされるのであれば、他の業者に頼むという選択肢も残しておいた方がいいでしょう。
保証には「商品保証」と「工事保証」があり、それぞれ何年保証がついているかまでをきちんと確認しておく必要があります。
商品保証は、メーカーから約1〜2年ついている場合が多いです。
施行中だけでなく、最後までしっかりとしたサポートがあるかどうかを観察するようにしましょう。
気になるリフォーム業者を見つけたら、どのような口コミが書かれているかをチェックしてみることをおすすめします。
実際にその業者を使ってリフォームした人の感想が載っているので、参考になることが多くあるはずです。
このときのポイントは、口コミを書いている人の年齢や性別、施工事例の写真のように、具体的な情報もあわせて表示されているかどうかを見ることです。
インターネットではステマサイトのように極端な表現で過剰に褒めたり、貶すようなことを言う人たちも多くいるので、惑わされないようにしていきたいですね。
特に、同じタイプの便器へ交換する場合はDIYで対応できることがあります。
ただし、給排水設備を扱う工事になるため、失敗すると水漏れや故障につながるリスクがあります。作業に不安がある場合は、無理をせず業者へ依頼することも大切です。
ここでは、一般的なトイレ交換の流れを紹介します。
>>自分でできるトイレの便座交換をする方法|かかる費用はどのくらい?
製品によって必要部材が異なるため、事前に説明書を確認しておきましょう。
以下を重点的にチェックしましょう。
問題がなければ交換完了です。
理由として、以下のようなリスクがあるためです。
特に便器は重量があり、無理に持ち運ぶとケガにつながる危険があります。
また、排水芯の位置や給水条件を間違えると、購入した便器を設置できないケースもあります。
業者へ依頼すれば、現地調査から製品選定、設置工事までまとめて対応してもらえます。保証やアフターサービスを受けられる点もメリットです。
費用だけで判断せず、安全性や施工品質も考慮して検討しましょう。
トイレ交換・リフォームでは、工事内容や使い勝手について不安を感じる人も少なくありません。
ここでは、よくある質問をまとめました。
十分なスペースがあることで、以下のメリットがあります。
ただし、住宅事情によっては十分な広さを確保できないケースもあります。
その場合は、以下の工夫で閉塞感を軽減できます。
また、高齢者介護が必要な家庭では、車椅子スペースや介助動線を考慮した広さが必要になる場合もあります。
ただし、戸建てと異なり、管理規約や配管条件に制限がある場合があります。
特に確認しておきたいポイントは以下の通りです。
タンクレス型トイレは一定以上の水圧が必要な機種もあるため、マンションでは設置できない場合があります。
また、共用部分に関わる工事は制限されるケースもあるため、事前の確認が重要です。
特に、既存トイレを取り外している間は使用不可となります。
交換のみであれば数時間程度で完了することが多いですが、内装工事をともなう場合は半日〜1日程度使えないケースもあります。
長時間の工事になる場合は、以下を事前に確認しておくと安心です。
小さな子どもや高齢者がいる家庭では、工事時間を事前に確認しておきましょう。
ただし、床材接着直後など、リフォームの内容によっては注意事項が案内される場合があります。
使用を開始できるタイミングは、工事完了時に業者へ確認しておくと安心です。
便器本体に問題がない場合は、便座交換だけで費用を抑えられるケースがあります。
ただし、以下は事前に確認が必要です。
古いトイレでは、現在の温水洗浄便座が取り付けできない場合もあります。
また、便器自体が古い場合は、あとから別の不具合が起こる可能性もあるため、使用年数によっては本体ごとの交換も検討しましょう。
トイレは10年以上使用していたり、故障・ひび割れを発見したりすることがあれば、交換のタイミングだと考えていいでしょう。
組み合わせ方やタンクのあり・なしでトイレの種類や排水方法が変わり、施工料金に影響を与えます。
なるべく費用を安くするためには、機能を吟味してリーズナブルな製品を選んだり、適正料金で作業してくれる業者に依頼したりするのがよいでしょう。補助金制度が受けられないか調べてみることもおすすめです。
信頼できるリフォーム業者に依頼するためには、商品数や費用、施工事例、アフターサービスなどをチェックしましょう。
不安が残るようなら、他の会社と合わせて2、3件の「相見積もり」を依頼してみてくださいね!
お家のトイレを新しくするときの参考にしてみてくださいね!
トイレ交換・リフォームをするタイミング
「トイレのリフォームを考えているけど、するタイミングがわからない」と悩んでいる人は意外と多いのではないでしょうか?新しくしたいと考えていても、明確なきっかけがないままでは予定が先延ばしになってしまいますよね。
ここでは、トイレ交換やリフォームを考えている人が、実際におこなうときのちょうど良いタイミングを紹介します。
- 10年以上使用している
- 築年数が15年を超えている
- 水漏れしている
- タンクから異音がする
- 水流が弱いと感じる
- レバーやボタンが反応しづらい
- 故障・ひび割れがある
- 掃除をしても汚れが落ちない
- 使いづらさを感じる
- 機能面に不満がある
それぞれ解説していきますので、リフォームに悩んだときの参考にしてくださいね。
10年以上使用している
あなたは、トイレに交換時期があることを知っていますか?長く使用しているトイレの便器や温水洗浄便座に不具合が生じたら、「交換や修理のタイミングなのでは?」と考えるきっかけになりますよね。
しかし便器自体には、ひび割れやつまり以外に故障と断定できる症状はありません。
メーカーや使用状況によりますが、トイレ全体の交換目安は一般的に10〜15年程度とされています。特に、温水洗浄便座やタンク内部部品は10年前後で不具合が増えやすくなります。
お家のトイレが設置からすでに10年近く経っているなら、そろそろ交換を視野に入れてみても良いかもしれません。
築年数が15年を超えている
トイレ本体の耐用年数は一般的に10〜15年程度とされていますが、築年数が15年を超える住宅では、トイレ本体以外の配管や接続部材、止水栓なども劣化している可能性があります。特に築15年以上の住宅では、以下のような不具合が起こりやすくなります。
- 給水管・排水管の劣化
- パッキンの硬化
- 接続部分からの水漏れ
- 床材の腐食
- 便器内部の汚れ蓄積
トイレ本体だけ交換しても、周辺設備の劣化によってあとから追加工事が必要になるケースも少なくありません。そのため、築15年を超えている場合は、トイレ交換とあわせて床や壁の内装、配管の状態も確認しておくと安心です。
また、古いトイレは現在の節水型トイレと比べて水道代が高くなる傾向があります。長期的なランニングコストを抑える意味でも、交換を検討するタイミングといえるでしょう。
水漏れしている
トイレ周辺で水漏れが起きている場合は、交換・リフォームを検討する重要なサインです。代表的な症状には、以下があります。
- 便器の周囲が濡れている
- タンクから水が垂れている
- 床に水たまりができる
- 便器内に常に水が流れている
- 配管の接続部から水が漏れている
軽度の水漏れであればパッキン交換などで改善する場合もあります。しかし、長年使用したトイレでは複数の部品が同時に劣化していることも多く、修理を繰り返すより交換したほうが結果的に費用を抑えられるケースがあります。
また、水漏れを放置すると床材の腐食やカビの発生につながる恐れがあります。マンションでは階下漏水の原因になることもあるため、早めの対応が重要です。
タンクから異音がする
トイレタンクから異音がする場合も、交換を検討するタイミングのひとつです。具体的には、以下のような症状があります。
- 「シュー」という水漏れ音が続く
- 給水時に大きな振動音がする
- 「ゴー」「ブーン」と異常音が出る
- 水を流したあとに長時間音が止まらない
こうした異音は、ボールタップやフロートバルブなどタンク内部部品の劣化が原因で起こることが多くあります。
部品交換で改善する場合もありますが、使用年数が長いトイレでは別の箇所も故障しやすい状態になっていることがあります。また、古い機種は交換部品の供給が終了しているケースもあるため注意が必要です。
異音が頻繁に発生する場合は、修理費用と交換費用を比較しながら検討するとよいでしょう。
水流が弱いと感じる
以前より水流が弱く感じる場合は、トイレ内部の劣化や不具合が進行している可能性があります。主な症状は以下の通りです。
- 一度で流れきらない
- 汚物が残りやすい
- 水を流す勢いが弱い
- 何度も洗浄が必要になる
原因としては、タンク内部部品の劣化、給水不良、排水経路の汚れなどが考えられます。
古いトイレでは節水性能が低い一方で、水流効率も現在の製品ほど高くありません。そのため、最新の節水型トイレへ交換することで、少ない水量でもしっかり流せるようになるケースがあります。
水流の弱さは、つまりや悪臭の原因にもつながるため、頻繁に不便を感じる場合は交換を検討するのがおすすめです。
レバーやボタンが反応しづらい
レバーや洗浄ボタンの反応が悪い場合も、トイレ交換を考えるタイミングです。例えば、以下のような症状があります。
- レバーが固い
- 押しても水が流れない
- 空回りする
- 何度も操作しないと反応しない
これらは内部部品の摩耗や経年劣化によって起こることが多くあります。
一時的に修理できる場合もありますが、長年使用しているトイレでは別の不具合が続く可能性があります。また、高齢者や小さな子どもがいる家庭では、操作しづらさが日常の負担になりやすい点にも注意が必要です。
最近のトイレは軽い力で操作できるモデルや、自動洗浄機能を搭載したモデルも増えています。使い勝手を改善したい場合にも、交換・リフォームは有効です。
故障・ひび割れがある
トイレの便器にヒビが入ったり故障したりしてしまったら、トイレ交換を決意しましょう。故障・ひび割れは上述した症状につながる可能性があります。一見してまだ使えるような状態のトイレでも、水漏れなどのトラブルがあるたびに修理をおこなうのではなく、すべてを交換してしまおうという考えの人が増えてきているようです。
確かに、修理を繰り返すと手間と時間がかかります。また、深刻な水漏れになった場合には、汚水で床が汚れたり階下へ漏水する可能性もあるのです。
便器の故障・ひび割れを発見したら、修理業者へリフォームを依頼するようにしましょう。
掃除をしても汚れが落ちない
古くなってきたトイレは、掃除をしたあとでもうっすらと汚れて見えてしまうことがあります。トイレの黄ばみや黒ずみ汚れは、落としたと思ってもトイレ表面の細かい傷のなかに根深く残っているものです。
「掃除後もなんだか清潔じゃない……」「消臭剤を使っても独特の臭いが取れない」などと悩み続けるなら、トイレの便器を交換することをおすすめします。
使いづらさを感じる
トイレが古くなってくると、様式や性能に使いづらさが生まれてきます。特に、昨今の洋式トイレの浸透によって、屈んで使わなければならない和式トイレの需要が少なくなってきています。
特に介護が必要になる家族がいるお家では、安全のために手すりや温水洗浄便座を新しくする必要も出てきますよね。
家族全員が安心して使えるトイレにするために、トイレのリフォームやバリアフリー化を考えていきましょう。
機能面に不満がある
あなたのお家の便座に、ウォシュレットはありますか?あると便利な温水洗浄便座ですが、もともとお家にない場合は新しく買うタイミングが難しいですよね。温水洗浄便座はトイレを使ったあとにお尻を洗浄することでトイレットペーパーの使用量を減らすことができますし、健やかなお尻を保てるというメリットがあります。
さらに、便器のヒート機能があれば、冬場のトイレの便座が冷たくて嫌な思いをするのを防ぐことができます。
近頃は省エネ対策がされている便座も多く、電気代が安く済むのもうれしいポイントですよね。
お家のトイレの機能面に不満を感じたときは、トイレ交換・リフォームを検討しましょう。
トイレ交換・リフォームの費用相場
トイレ交換・リフォームを考えたときに、まず気になるのはやはり「いくらかかるのか?」ということです。トイレ交換・リフォームの費用は作業内容や状況によって変わります。最低限の便座の交換のみならば約5,000円から依頼できますが、機能を充実させたり、トイレ全体をリフォームしたりする場合は数十万円かかることもあります。
以下では内訳と、費用が高くなるケースを解説しますので、参考にしてください。
>>トイレの交換・リフォームの際の費用相場はいくら?安くするコツも解説
トイレ交換費用の内訳
トイレ交換・リフォームの際にかかる費用の主な内訳は以下の通りです。| 費用項目 | 内容 |
|---|---|
| トイレ本体代 | 便器・タンク・温水洗浄便座などの製品費用 |
| 工事費 | 既存トイレの撤去、新しいトイレの設置作業 |
| 処分費 | 古い便器や部材の廃棄費用 |
| 内装工事費 | 床・壁紙・天井などの張り替え費用 |
| 配管工事費 | 給排水位置変更などが必要な場合の費用 |
| 電気工事費 | コンセント増設や移設が必要な場合の費用 |
このように、トイレ交換・リフォームの作業には本体代だけでなく、複数の費用が発生します。見積もりを見る際は、どの費用が含まれているかを確認することが重要です。
トイレ交換費用が高くなるケース
トイレ交換・リフォームの作業で、特に費用が高くなりやすい代表的なケースは以下の通りです。- タンクレス型トイレなど高機能モデルを選ぶ
- 和式から洋式へ変更する
- 配管位置を変更する
- 壁紙や床を全面リフォームする
- バリアフリー工事をおこなう
- マンションで搬入条件が厳しい
- 築年数が古く追加工事が必要になる
例えば機能のついていない安価な便座であれば、約5,000円〜10,000円前後で交換が可能ですが、便座が温まる機能がついた「ヒーター機能付き便座」への交換は約1.5万〜3万円前後、水でお尻を洗浄できる機能までついた「温水洗浄便座」への交換は約3万〜4.5万円前後になります。
また、和式から洋式への変更では、床の解体や排水位置変更が必要になることがあります。そのため、通常の交換工事より大幅に費用が高くなる傾向があり、相場は約10万~30万円です。
築年数が古い住宅では、工事中に配管の劣化が見つかり追加工事が必要になるケースもあります。
予算オーバーを防ぐためには、事前に現地調査を依頼し、追加費用の可能性も確認しておくことが大切です。
トイレ交換・リフォームに利用できる補助金
トイレ交換・リフォームの費用を安く抑えるために、まずチェックしたいのが補助金制度です。トイレ交換・リフォームは、条件を満たすことで補助金や減税制度を利用できる場合があります。特に、節水型トイレへの交換やバリアフリー改修は対象になりやすい傾向があるため、検討している方は各制度の公式サイトで詳細を調べてみることをおすすめします。
みらいエコ住宅2026事業
みらいエコ住宅2026事業は、2025年の「子育てグリーン住宅支援事業」に近い内容の制度です。節水型トイレなどのエコ住宅設備が補助対象になる可能性があります。対象になりやすい工事の例は以下の通りです。
- 節水型トイレへの交換
- 高断熱窓の設置
- 高効率給湯器の導入
- バリアフリー改修
ただしトイレのリフォームだけでは要件を満たさないことから、必須とされている床・壁・天井の断熱改修とあわせて活用しましょう。
また、補助金制度は申請期間や予算上限が決まっていることが多いため、利用を検討している場合は早めに情報を確認することが重要です。
参考:住宅省エネ2026キャンペーン 補助事業合同|住宅省エネ2026キャンペーンについて
介護保険の住宅改修
要支援・要介護認定を受けている人は、介護保険の住宅改修制度を利用してトイレのリフォームにかかる費用を抑えられる場合があります。この制度では、対象となる住宅改修費の一部が支給されます。
主な対象工事は以下の通りです。
- 和式トイレから洋式トイレへの交換
- 洋式便器への変更
- 手すり設置
- 段差解消
支給限度基準額は一般的に20万円です。自己負担割合は所得などによって異なります。
高齢者が安全に使いやすいトイレへ改善する目的で利用されるケースが多く、バリアフリーリフォームを検討している場合に活用しやすい制度です。
制度利用には事前申請が必要になるため、担当ケアマネジャーや自治体窓口へ相談してから工事を進めるようにしましょう。
参考資料: 厚生労働省|介護保険における住宅改修 厚生労働省|福祉用具・住宅改修に関する法令上の規程について
自治体ごとの補助金制度
自治体によっては、独自のトイレ交換・リフォーム補助金制度を設けている場合があります。特に対象になりやすい目的は以下の通りです。
- 省エネ設備導入
- バリアフリー改修
- 高齢者住宅改修
- 子育て住宅支援
- 空き家改修
なかでも、節水型トイレやバリアフリートイレは補助対象になりやすい傾向があります。
制度名や条件は自治体ごとに異なるため、「〇〇市 トイレ リフォーム 補助金」などのキーワードで検索してみてください。
申請期限や工事業者の条件が設定されているケースもあるため、事前確認が重要です。
リフォーム減税
トイレをリフォームする際に、定められた条件を満たしている場合は減税制度が利用できることがあります。代表的な制度は以下の通りです。
- 投資型減税
- 住宅ローン減税
- 固定資産税の減額措置
投資型減税は、バリアフリー改修や省エネ改修などをおこなった場合に利用できる制度です。ローンを利用しない場合でも対象になる可能性があります。
住宅ローン減税は、10年以上のローンを組んで増改築・リフォームをおこなう場合、年末ローン残高の0.7%が最大10年間控除される制度です。
また、一定のバリアフリー改修工事をおこなうと、工事翌年度の固定資産税が3分の1減額される制度もあります。
控除率や適用期間、適用条件などは工事内容や住宅要件によって異なるため、事前に最新の情報を確認しておきましょう。
トイレ交換・リフォームの前に知っておきたい基礎知識
トイレを交換・リフォームするとき、あらかじめトイレについての基礎知識を持っておくと、業者とスムーズにやりとりをおこなうことができます。知っておいた方がよいことは、主に
- トイレの種類
- 排水形式
- 便座
- 洗浄方式
- 便利機能
の5つの情報になります。
それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
トイレの種類
トイレの種類には「組み合わせ型」「タンク一体型」「タンクレス型」があります。それぞれの形には特徴があり、メリットとデメリットの2つの面が存在します。
〈組み合わせ型〉 組み合わせ型トイレは便器とタンクが別になって組み合わさっているタイプです。
メリットは、どちらかが壊れても個別に修理できるため、メンテナンスがしやすいというところです。
タンクの上の部分に「手洗い器をつけるかどうか」など、好きに考えられるところも、組み合わせ型のメリットになります。
デメリットはタンクとトイレの隙間にホコリが溜まりやすく、掃除の手間がかかるところです。
日頃からお手入れをするのが苦でない人にはぴったりのトイレということですね!
〈タンク一体型〉 タンク一体型トイレは、タンクと便器がくっついているかたちになります。
これはモダンでスッキリとした見た目のトイレです。
メリットはタンクと便器が分かれておらず一体になっているため、掃除がしやすいというところです。
デメリットはタンクと便器がくっついているので、「一方が壊れたときに分解して直す」ということができないということです。
壊れた場合に、一番費用や手間がかかるというのがタンク一体型のデメリットです。
〈タンクレス型〉 タンクレス型トイレとは、その名の通りタンクが付いていないトイレのこと。
スッキリとしたスタイリッシュな見た目で、水道から直接水を引いているのが特徴です。
メリットは、タンクがないため圧迫感がなく、フォルムが美しいというところです。
トイレ空間を広くしたい方にはとてもおすすめといえます。
ただし、タンクレス型はトイレに手洗い器が付けられないため、手洗い場を別に設ける必要があります。
生活感のないレイアウトを求める方には、申し分ないかたちといえるでしょう。
排水形式
トイレには2種類の排水方法があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。新しいトイレに交換するときは、お家のトイレの排水方式がどちらに対応しているかを事前に確認しておく必要があります。- 床排水
- 壁排水
床排水は排水を床から排水管が見えないため、外から見てもスッキリとした見た目をしています。
一戸建てやマンションなど建物の構造を問わず住宅に多く採用されている排水形式です。
壁排水は排水を壁から抜く排水方法のことで、集合住宅で多く用いられています。壁のなかに配管があることから、床排水に比べて音が階下に伝わりにくいというメリットがあります。
デメリットは、排水管を壁のなかに通してあるので、つまったときのメンテナンスが難しいところです。
トイレ交換をする際、ご家庭のトイレはどのようになっているのかを調べておくのがおすすめです。
排水方式と排水芯の寸法に対応していないトイレは、設置できない可能性があることを覚えておきましょう。
便座
便座には、「普通便座」「暖房便座」「温水洗浄便座」の大きく3つの種類があり、トイレ交換の際にはそれぞれのメリットとデメリットを知っておく必要があります。普通便座は何も機能が付いていない一番ノーマルなタイプの便座です。
暖房便座は便座を温めるための装置が付いており、温水洗浄便座は暖房にプラスして、ビデ洗浄などのシャワー機能が付いています。
その他、便座には人の動きを感知して自動で開閉するものや、リモコンが一体型になっているものや壁に設置されたタイプなども存在します。
洗浄方式
トイレによっては、お家で洗浄する際の洗浄方式も変わってきます。使用するタイプによって、汚れのつきやすさや洗浄音が変わりますので、自分のお家に合うものを選ぶようにしましょう。
【洗い落とし式】 洗い落とし式は、水の高低差によって上から下に水を流す作用で汚物を押し流す、最もシンプルなつくりの便器です。
水が溜まる面が狭く、ボウル内の乾燥している面には排泄物などが跳ねやすくなっています。
洗い落とし式のメリットは構造がシンプルで詰まりにくいところだといわれていますが、デメリットは、勢いよく水が流れる反面、洗浄音が大きくなっているところです。
お手入れが必要になる頻度は高いですが、費用を抑えたい人向けの洗浄方式といえます。
【サイホン式】 サイホン式は、サイホン(水を吸い出す力)と水の落下するスピードで水が流れるのが特徴です。
メリットは水流が強力で水たまり部分が大きく、便器のいやな臭いや汚れが出にくいところです。
デメリットとしては、水の流れるスピードが速いため使用量が増え、水道代の節約にはならないという点です。
節約よりも汚れのつきにくさを重視している人にはおすすめの方式ですね。
【サイホンゼット式】 サイホンゼット式はサイホン式よりも吸引力・流水力を高めたものです。
サイホン式よりもキレイに流れるのが特徴で、表面を水がはって汚物が付着することはほとんどありません。
【サイホンボルテックス式】 サイホンボルテックス式は、便器のなかで渦を起こしつつ、サイホン作用で汚物を流す方法です。
洗浄音はあまりならず、汚物の付着が残ることもほぼありません。
静音性から、寝室近くのトイレや高級ホテルに需要が高いです。
一方で構造が複雑であることから、修理の際には費用が高額になりがちというデメリットがあります。
【トルネード式】 トルネード式は、トイレの便器のフチにある穴から水を出し、勢いよく排水する方法です。
メリットとしては、流すと同時にトイレの洗浄もでき、音もとても静かなところです。排水量も少なく、節水効果が高いところもおすすめです。
便利機能
洗浄方式以外にも、トイレには昔からは考えられなかった、さまざまな新しい便利機能があります。最近発売されているトイレは、空間自体を快適に過ごせる機能が充実しています。温水洗浄や自動乾燥、消臭機能の他にも、使うときだけ便器を温めてくれる瞬間暖房便座や、自動で脱臭してくれる機能まであるんです。
また、多くのメーカーではトイレのオート機能が標準装備になりつつあります。
便器に近づくだけで自動でフタが開き、便器に座ることで脱臭がスタートする便利な機能です。
使用後は便器から立つと水が流れ、フタが閉まります。わざわざ手で開け閉めをしなくていいので、とても衛生的です。
メーカーごとにも独自開発の機能があり、各社それぞれがアピールをおこなうことで差別化を計っています。
ここからは、代表的な機能を3つ紹介していきます。
<アクアセラミック> 汚れの主な原因となる表面の傷がつきにくく、細菌の繁殖、汚物や水アカのお掃除も楽な衛生陶器「アクアセラミック®」というものがあります。
アクアセラミックは水との馴染みが良いので、従来の陶器製の便器でこびり付いてしまっていた汚れも手軽に落ち、掃除がとても楽になります。
とある実験では、アクアセラミックに油性ペンを塗り、水を2、3滴垂らすとインクが浮かび上がったという結果もあります。
「今まで対応ができていなかった水アカ汚れまでを完璧に対策したもの」だそうで、トイレのお手入れがずっと楽になるのはうれしいですね!※一部のみの搭載商品です。
<ネオレスト「キレイ除菌水」で除菌効果> 「キレイ除菌水」は、トイレの使用前にミストを自動で吹きかけることで尿や排泄物が流れやすくなり、表面にこびりつきにくくする機能です。
また、トイレの使用前後だけではなく、8時間使用しないときにも「キレイ除菌水」のミストをボウル面に自動で吹きかけてくれるので、トイレの機能を長持ちさせることができます。※一部のみの搭載商品です。
<泡のパワーで落とす「激落バブル」> 「激落バブル」は、トイレの上部に設置された洗剤のタンクに台所用洗剤(市販)を入れておくことで、ミリバブルの泡とマイクロバブルの2種類の泡でしっかり汚れを落としてくれる機能です。
直径5㎜の泡が発生し大きな汚れを落としたあと、直径60um(マイクロメートル)の泡が発生し、便器に残った排泄物や油分などの汚れを落とします。
洗剤タンク容量は約250mlなので、補充の目安は3ヵ月に1回ほどです。
洗剤を入れておけば自動でキレイになるため、お手入れが楽になりますね。※一部商品のみ搭載の機能です。
便利な機能ばかりですが、多機能のトイレほど金額は上がります。
ライフスタイルに合わせて必要な機能を取捨選択することで、予算内でも自分に合うトイレを見つけることは可能です。
トイレ選びに迷ったときは、それぞれのメーカーの製品の詳細をよく確認し、ぴったりのトイレを見つけていきましょう。
交換するトイレの選び方
トイレは種類や機能によって、使い勝手や掃除のしやすさ、費用が大きく変わります。交換後に後悔しないためには、設置場所や家族構成、重視したいポイントに合わせて選ぶことが重要です。
ここでは、トイレ選びで押さえておきたいポイントを解説します。
種類で選ぶ
前述の通りトイレには主に「組み合わせ型」「タンク一体型」「タンクレス型」の3種類があります。それぞれ特徴が異なるため、予算や使い方に合ったものを選ぶことが大切です。
ただし、マンションでは排水方式や設置寸法に制限がある場合があります。交換前に対応機種を確認することが重要です。
メーカーで選ぶ
トイレはメーカーごとに特徴や強みが異なります。特に国内では、以下の3メーカーが代表的です。
| メーカー | 特徴 | 代表モデル |
|---|---|---|
| TOTO | 清掃性・節水性能が高い | ネオレスト |
| LIXIL(INAX) | デザイン性と機能性のバランスが良い | サティス |
| パナソニック | 泡洗浄など独自機能が特徴 | アラウーノ |
TOTOは、「きれい除菌水」やフチなし形状など、掃除のしやすさに強みがあります。節水性能にも優れており、導入実績も豊富です。
LIXILのトイレは、コンパクト設計やデザイン性が特徴です。機能と価格のバランスを重視したい人にも向いています。
パナソニックの「アラウーノ」は、泡による自動洗浄機能が特徴です。汚れが付きにくく、掃除負担を減らしたい人に人気があります。
メーカーを選ぶ際は、以下も確認しておきましょう。
- 掃除のしやすさ
- 節水性能
- 修理対応
- 保証内容
- 交換部品の入手しやすさ
ショールームで実物を確認すると、サイズ感や操作性を比較しやすくなります。
機能で選ぶ
必要な機能を整理して選ぶことで、費用を抑えつつ満足度の高い交換につながります。例えば、高齢者がいる家庭では自動開閉や自動洗浄が便利です。一方で、機能を増やすほど本体価格や修理費用は高くなりやすくなります。
また、節水型トイレは従来型より大幅に使用水量を削減できる製品もあります。長期的な水道代を抑えたい場合にも有効です。
必要な機能を優先順位ごとに整理し、予算とのバランスを見ながら選ぶようにしましょう。
トイレ交換を依頼できる業者は?
トイレ交換・リフォームは、依頼する業者によって費用や対応範囲が異なります。「どこに頼めばよいかわからない」という人は、工事内容や重視したいポイントに合わせて選ぶことが重要です。
ここでは、代表的な依頼先の特徴を解説します。
リフォーム会社
リフォーム会社は、トイレ交換から内装工事までまとめて依頼しやすい点が特徴です。主なメリットは以下の通りです。
- トイレと内装を同時に工事できる
- 提案力が高い
- デザイン相談しやすい
- 補助金相談に対応している場合がある
特に、床や壁紙も一緒にリフォームしたい場合に向いています。
また、バリアフリー改修や収納追加など、トイレ空間全体を改善したい場合にも相談しやすいです。
一方で、会社によって価格差が大きいため、複数社で比較することが重要になります。
工務店
工務店は、地域密着型で柔軟に対応してもらいやすい点が特徴です。メリットとしては、以下が挙げられます。
- 住宅全体を見ながら提案してもらいやすい
- 配管や下地工事にも対応しやすい
- 地域事情に詳しい
- 細かな要望を相談しやすい
築年数が古い住宅では、トイレ交換時に配管や床の補修が必要になることがあります。工務店は住宅構造に詳しいため、追加工事にも対応しやすい点が強みです。
ただし、トイレ専門業者と比べると、製品価格が高くなるケースもあります。
水道修理業者
水道修理業者は、トイレの不具合対応に強い点が特徴です。主なメリットは以下の通りです。
- 緊急対応しやすい
- 水漏れやつまりに強い
- 部分修理にも対応可能
- 短時間で交換できる場合がある
「急に水漏れした」「今すぐ交換したい」というケースでは、迅速に対応してもらいやすいです。
ただし、内装リフォームや大規模工事には対応していない場合があります。また、業者によって費用差が大きいため、事前見積もりを確認することが大切です。
ホームセンター・家電量販店
ホームセンターや家電量販店でも、トイレ交換サービスを提供している場合があります。メリットは以下の通りです。
- 本体価格が比較的安い
- キャンペーンを利用しやすい
- 商品を実際に比較できる
- 工事費込みプランがある
店舗で実物を確認しながら選べるため、初めて交換する人にもわかりやすい点が特徴です。
一方で、工事は提携業者が担当するケースが多く、施工品質に差が出る場合があります。保証内容や追加費用の条件も確認しておきましょう。
トイレ交換・リフォームの流れ
トイレは毎日使用する場所なので、汚れたりダメージを受けたりすると故障などのトラブルが起きることもあります。では、交換・リフォームをするとなったらどのような流れで作業をおこなうのでしょうか?
ここでは、トイレ交換・リフォームの工事をおこなう際の流れや目安の所要時間を解説していきます。
工事当日の流れ
トイレ交換・リフォームの流れは、工事内容によって異なります。ここでは、一般的な「交換のみ」と「リフォームあり」のケースを紹介します。
<トイレ交換のみの場合>
一般的な流れは以下の通りです。
- 養生作業
- 止水・既存トイレ取り外し
- 清掃・下地確認
- 新しいトイレ設置
- 通水確認・動作確認
- 使用説明
業者は工事前に床や壁を傷つけないよう養生をおこないます。
既存トイレを撤去した際に、床の腐食や排水管劣化が見つかる場合もあります。その際は追加工事が必要になることがあります。
設置後は、水漏れ確認や洗浄動作確認をおこない、問題なければ工事完了です。
<リフォームをともなう場合>
内装工事を含む場合は、以下の工程が追加されます。
- 床材の張り替え
- 壁紙交換
- 下地補修
- 配管工事
- 電気工事
和式から洋式への変更では、床解体や段差解消工事が必要になることもあります。
また、タンクレス型トイレを設置する場合は、電源位置変更が必要になるケースもあります。
工事中はトイレが使用できない時間が発生するため、事前に確認しておきましょう。
工事時間
トイレ交換・リフォームの工事時間は、工事内容によって大きく異なります。一般的な目安は以下の通りです。
トイレ交換のみ:2〜4時間程度 内装込みリフォーム:半日〜1日程度 和式から洋式変更:1〜3日程度
交換のみであれば、比較的短時間で完了するケースが多くあります。
以下の場合は工事時間が長くなりがちです。
- 配管工事が必要
- 床の腐食がある
- マンションで搬入制限がある
- 電気工事をともなう
特に築年数が古い住宅では、想定外の補修工事が発生するケースもあります。
工事時間に不安がある場合は、事前見積もり時に詳しく確認しておくと安心です。
トイレ交換・リフォームの費用を抑えるコツ
トイレ交換に含まれる工事の費用は、「本体代」+「工事費」になります。どちらかの費用を抑えることで、施工を安く済ませることができます。それでは、トイレ交換・リフォームの費用を安く済ませる5つのコツを紹介します。
- 必要な機能を絞る
- 型落ちモデルを選ぶ
- 内装工事を同時におこなう
- リーズナブルな工事費用の業者を選ぶ
- 補助金を利用する
必要な機能を絞る
トイレ交換・リフォーム費用を抑えるには、本当に必要な機能だけを選ぶことが重要です。最近のトイレには、さまざまな便利機能が搭載されています。しかし、機能が増えるほど本体価格は高くなる傾向があります。
代表的な高機能は以下の通りです。
- 自動開閉
- 自動洗浄
- 除菌機能
- 脱臭機能
- 温風乾燥
- スマートフォン連携
便利な機能ではありますが、すべての家庭に必要とは限りません。
例えば、「温水洗浄と暖房便座だけあれば十分」という場合は、シンプルなモデルを選ぶことで費用を抑えやすくなります。
また、機能が増えるほど故障リスクや修理費用も高くなる傾向があります。長期的な維持費も考慮して選ぶことが大切です。
機能を絞る際は、以下を基準に考えると選びやすくなります。
- 毎日使う機能か
- 家族全員が必要としているか
- 掃除負担を減らせるか
- 将来的にも使い続けるか
必要な機能を優先順位ごとに整理すると、予算に合ったトイレを選びやすくなります。
型落ちモデルを選ぶ
費用を抑えたい場合は、型落ちモデルを選ぶ方法もおすすめです。トイレは毎年のように新製品が発売されますが、旧モデルでも基本性能は十分高いケースが多くあります。
型落ちモデルの主なメリットは以下の通りです。
- 本体価格が安くなりやすい
- セール対象になりやすい
- 十分な節水性能がある
- 必要な機能は備わっている場合が多い
特に、モデルチェンジ直後は旧製品の在庫処分がおこなわれることがあり、大幅に値下げされるケースがあります。
また、最新モデルとの違いが「デザイン変更のみ」「細かな機能追加のみ」ということも少なくありません。
ただし、型落ちモデルを選ぶ際は、以下を確認しておきましょう。
- メーカー保証期間
- 修理部品の供給期間
- 必要な機能が搭載されているか
- 設置条件に問題がないか
価格だけでなく、長く安心して使えるかも確認することが重要です。
内装工事を同時におこなう
トイレ交換と内装工事を同時におこなうことで、結果的に費用を抑えられる場合があります。特に、以下の工事をまとめておこなうケースが多くあります。
- 床の張り替え
- 壁紙交換
- 天井クロス交換
- 手すり設置
- 段差解消
別々に工事すると、その都度養生費や施工費、出張費が発生する場合があります。しかし、同時施工なら工事をまとめられるため、トータル費用を抑えやすくなります。
また、トイレを撤去した状態は床や壁を施工しやすいため、内装工事の効率もよくなります。
リーズナブルな工事費用の業者を選ぶ
トイレ交換費用を抑えるには、工事費用が適正な業者を選ぶことも重要です。同じ工事内容でも、業者によって価格差が大きく出ることがあります。
費用を比較する際は、以下のポイントを確認しましょう。
- 工事費込み価格か
- 撤去処分費が含まれているか
- 追加費用条件が明記されているか
- 保証内容があるか
- 見積もりが詳細に記載されているか
特に注意したいのが、「格安」を強調しているだけの業者です。
一見安く見えても、あとから以下の追加費用が発生するケースがあります。
- 配管工事費
- 出張費
- 駐車場代
- 処分費
- 追加部材費
そのため、総額で比較することが重要です。
また、1社だけで決めず、複数社から相見積もりを取ることで価格相場を把握しやすくなります。
価格だけでなく、施工実績や保証内容、スタッフ対応も含めて総合的に比較しましょう。
補助金を利用する
前述の通りトイレ交換・リフォームは、条件を満たしていれば各種補助制度を利用して、費用を安く抑えることができます。補助金の額は制度によって違うため、ご自身の状況やリフォーム内容に合った制度の補助額をチェックしておきましょう。なお、制度によっては併用できない可能性もある点にはご注意ください。
トイレ交換・リフォームを依頼する業者選びのポイント
トイレ交換・リフォームを依頼するとき、相談ごとに親身になってくれる業者やリーズナブルな業者など、メリットの多い施工業者に依頼したいですよね。そんなときは、何を基準に業者選びをしたらいいのでしょうか?
選ぶポイントを7つに分けて解説しますので、選ぶ参考にしてくださいね。
商品数
リフォーム業者を選ぶときは、まず、提示してくれる製品の商品数がどのくらいあるかを見てみましょう。トイレにはTOTO、LIXIL、パナソニック以外にも多くのメーカーがあり、それぞれさまざまな商品のラインナップが展開されています。
ただし、リフォーム業者によって、取り扱いメーカーや商品が限定されることがあります。希望する商品の取り扱いがあるかどうか、始めに確認しておくと安心ですね。
許認可の有無
業者を選ぶポイントの一つに「許認可をホームページで公開しているか」があります。じつは、工事の請負金額が500万円(税込)を超えない工事については、国土交通省の定める「軽微な工事」にあたるため、建設業の許可がなくても工事を請け負うことが可能なのです。
安心できる業者の判断材料として、建設業許可の他に、工事する自治体の許認可を取得しているかや、情報をしっかりと公開しているかどうかを確認しておくことをおすすめします。
施工事例
トイレ交換・リフォームを依頼する際は、施工事例を確認することが重要です。施工事例を見ることで、その業者がどのような工事を得意としているのか、仕上がりの品質はどうかを把握しやすくなります。
特に、以下のようなポイントをチェックしましょう。
- 希望するトイレの施工実績があるか
- タンクレス型やバリアフリー工事に対応しているか
- ビフォーアフター写真が掲載されているか
- 工事内容や費用が具体的に書かれているか
- マンション・戸建てなど自宅に近い施工例があるか
例えば、内装リフォームもあわせて検討している場合は、床や壁紙を含めた施工事例が豊富な業者を選ぶとイメージしやすくなります。
また、施工事例が極端に少ない業者や、写真が不自然に少ない業者は注意が必要です。
実際の施工写真や説明内容を確認しながら、信頼できる業者か見極めましょう。
費用面
リフォームを依頼するうえで不安の大部分を占めるのは「費用」についてですよね。リフォーム業者によって、トイレリフォームの費用は変わってきます。
なかには高額な支払いを求めてくる業者もあり、適正価格を見極めるには「費用の相見積もり」を依頼することをおすすめします。
ただし、自分の要望を理解してくれる業者を探すのはなかなか大変ですよね。そんなときは、追加料金がなく金額が明確かどうかというところも気にしてみるようにしましょう。
スタッフの対応
リフォーム業者へ依頼をするとき、「スタッフの対応」が丁寧かどうかは良い業者を見極めるポイントです。リフォーム相談に対しての受け答えや、アドバイスなどを的確に返してくれる、信頼できる業者だとうれしいですね。
しかし、いくら安いからと急かされたり嫌な顔をされるのであれば、他の業者に頼むという選択肢も残しておいた方がいいでしょう。
アフターサービス
アフターサービスや保証期間がしっかりある業者かどうかは、業者選びの大切なポイントです。保証には「商品保証」と「工事保証」があり、それぞれ何年保証がついているかまでをきちんと確認しておく必要があります。
商品保証は、メーカーから約1〜2年ついている場合が多いです。
施行中だけでなく、最後までしっかりとしたサポートがあるかどうかを観察するようにしましょう。
口コミ・評判
インターネットから検索をかけると、業者の口コミや評判を気軽に調べることができます。気になるリフォーム業者を見つけたら、どのような口コミが書かれているかをチェックしてみることをおすすめします。
実際にその業者を使ってリフォームした人の感想が載っているので、参考になることが多くあるはずです。
このときのポイントは、口コミを書いている人の年齢や性別、施工事例の写真のように、具体的な情報もあわせて表示されているかどうかを見ることです。
インターネットではステマサイトのように極端な表現で過剰に褒めたり、貶すようなことを言う人たちも多くいるので、惑わされないようにしていきたいですね。
自分でトイレ交換をする方法
トイレ交換は、工具や知識があれば自分でおこなえるケースもあります。特に、同じタイプの便器へ交換する場合はDIYで対応できることがあります。
ただし、給排水設備を扱う工事になるため、失敗すると水漏れや故障につながるリスクがあります。作業に不安がある場合は、無理をせず業者へ依頼することも大切です。
ここでは、一般的なトイレ交換の流れを紹介します。
>>自分でできるトイレの便座交換をする方法|かかる費用はどのくらい?
必要な道具
トイレ交換で使用する主な道具は以下の通りです。- モンキーレンチ
- ドライバー
- スパナ
- バケツ
- 雑巾・タオル
- ゴム手袋
- カッター
- メジャー
- 養生シート
- 新しい便器・便座
- シールテープ
- 排水ソケット
- ワックスリング(必要な場合)
製品によって必要部材が異なるため、事前に説明書を確認しておきましょう。
手順
トイレ交換の一般的な流れは以下の通りです。- 止水栓を閉める 最初に止水栓を閉めて、水が流れない状態にします。
- 温水洗浄便座を取り外す 温水洗浄便座を使用している場合は、電源プラグを抜いてから取り外します。
- タンクを取り外す 給水ホースを外し、固定ボルトを緩めてタンクを取り外します。
- 便器を取り外す 便器固定ボルトを外し、便器本体を持ち上げて撤去します。
- 排水口周辺を清掃する 古いパッキンや汚れを取り除き、排水口周辺をきれいに清掃します。
- 新しい便器を設置する 説明書を確認しながら、排水ソケットや固定金具を設置します。
- タンク・便座を取り付ける タンクと便座を順番に取り付けます。
- 通水・動作確認をおこなう 止水栓を開け、水漏れがないか確認します。
その後、レバーを回してタンク内の水を流し切りましょう。残った水はスポンジや雑巾で取り除いておくと作業しやすくなります。
感電防止のため、必ず電源を切ってから作業してください。
古いタンクは重いため、落下やケガに注意しましょう。
便器内部に残水がある場合があるため、床を養生しておくと安心です。
汚れが残っていると、水漏れや臭いの原因になることがあります。
その後、新しい便器を正しい位置へ固定しましょう。
便器が傾いていると、水漏れや故障の原因になるため注意が必要です。
温水洗浄便座は、電源コードや給水ホースの接続ミスがないか確認しましょう。
以下を重点的にチェックしましょう。
- 給水管接続部
- タンク周辺
- 便器下部
- 排水部分
問題がなければ交換完了です。
便器交換は業者依頼がおすすめ
トイレ交換はDIYでも可能な場合がありますが、基本的には業者依頼がおすすめです。理由として、以下のようなリスクがあるためです。
- 水漏れが発生する
- 排水不良を起こす
- 便器を破損する
- 床材を傷つける
- サイズが合わず設置できない
- マンション規約に違反する
特に便器は重量があり、無理に持ち運ぶとケガにつながる危険があります。
また、排水芯の位置や給水条件を間違えると、購入した便器を設置できないケースもあります。
業者へ依頼すれば、現地調査から製品選定、設置工事までまとめて対応してもらえます。保証やアフターサービスを受けられる点もメリットです。
費用だけで判断せず、安全性や施工品質も考慮して検討しましょう。
トイレ交換に関するよくある質問
トイレ交換・リフォームでは、工事内容や使い勝手について不安を感じる人も少なくありません。
ここでは、よくある質問をまとめました。
トイレはどのくらい広くするべき?
一般的には、便器の両側に20cm以上、前方奥行きに50cm以上のスペースがあると、使いやすく快適とされています。十分なスペースがあることで、以下のメリットがあります。
- 座りやすい
- 掃除しやすい
- 圧迫感を減らせる
- 介助しやすい
ただし、住宅事情によっては十分な広さを確保できないケースもあります。
その場合は、以下の工夫で閉塞感を軽減できます。
- 明るい壁紙を使う
- 照明を明るくする
- コンパクトな便器を選ぶ
- タンクレス型トイレを選ぶ
また、高齢者介護が必要な家庭では、車椅子スペースや介助動線を考慮した広さが必要になる場合もあります。
マンションでも交換できる?
マンションでもトイレ交換・リフォームは可能です。ただし、戸建てと異なり、管理規約や配管条件に制限がある場合があります。
特に確認しておきたいポイントは以下の通りです。
- 排水方式
- 排水芯の位置
- 水圧条件
- 工事可能時間
- 管理組合への申請有無
タンクレス型トイレは一定以上の水圧が必要な機種もあるため、マンションでは設置できない場合があります。
また、共用部分に関わる工事は制限されるケースもあるため、事前の確認が重要です。
工事中にトイレを使える?
基本的に、工事中はトイレを使用できません。特に、既存トイレを取り外している間は使用不可となります。
交換のみであれば数時間程度で完了することが多いですが、内装工事をともなう場合は半日〜1日程度使えないケースもあります。
長時間の工事になる場合は、以下を事前に確認しておくと安心です。
- 近隣施設のトイレ
- 別階のトイレ
- 仮設トイレの有無
小さな子どもや高齢者がいる家庭では、工事時間を事前に確認しておきましょう。
交換後すぐ使える?
基本的には、交換工事完了後すぐに使用できます。ただし、床材接着直後など、リフォームの内容によっては注意事項が案内される場合があります。
使用を開始できるタイミングは、工事完了時に業者へ確認しておくと安心です。
温水洗浄便座だけ交換できる?
温水洗浄便座のみ交換することも可能です。便器本体に問題がない場合は、便座交換だけで費用を抑えられるケースがあります。
ただし、以下は事前に確認が必要です。
- 便器サイズとの適合
- 電源コンセントの有無
- 給水位置
- 既存便座の形状
古いトイレでは、現在の温水洗浄便座が取り付けできない場合もあります。
また、便器自体が古い場合は、あとから別の不具合が起こる可能性もあるため、使用年数によっては本体ごとの交換も検討しましょう。
まとめ:トイレ交換・リフォームは思ったより安くできるかも
トイレの交換・リフォームをしたいと思ったとき、費用相場や安く抑えるポイント、業者の選び方などを知っておくことはとても大切です。トイレは10年以上使用していたり、故障・ひび割れを発見したりすることがあれば、交換のタイミングだと考えていいでしょう。
組み合わせ方やタンクのあり・なしでトイレの種類や排水方法が変わり、施工料金に影響を与えます。
なるべく費用を安くするためには、機能を吟味してリーズナブルな製品を選んだり、適正料金で作業してくれる業者に依頼したりするのがよいでしょう。補助金制度が受けられないか調べてみることもおすすめです。
信頼できるリフォーム業者に依頼するためには、商品数や費用、施工事例、アフターサービスなどをチェックしましょう。
不安が残るようなら、他の会社と合わせて2、3件の「相見積もり」を依頼してみてくださいね!