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トイレつまりの直し方10選!自分で解消する方法や注意すべき点を紹介

お家のトイレがつまっているけど、どうしたらいいかわからない…水が便器からあふれてしまいそう、そんな状態に陥ったとき、トイレつまりの知識もなくやみくもに対処しようとするのは危険です

やり方を間違えれば、トイレのつまりが悪化して、さらに手間とお金が必要になることも。

そのような事態にならないように、前もってトイレつまりの対処法を知っておくことが大切です。

ここでは、「トイレつまりの症状や原因」「自分でできる10のトイレつまりの直し方」についてご紹介します。

さらに、トイレつまりの修理業者の選び方も解説します。
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トイレつまりが起こっている4つの症状

トイレつまりが起こっている4つの症状 トイレつまりが起きたとき、トイレの便器の内部では様々な症状が現れます。

「水の流れ方がいつもと違う」「流すときの音がする」

このように違和感を感じたら、トイレつまりが起きている可能性があります。

「急にトイレが詰まって溢れてしまった!」なんてことが起こる前に、違和感があるときは早めに対処することが大切です。

まず初めに、【トイレつまりが起きているときの4つの症状】を見ていきましょう。

症状①水が流れなくなる

初めに紹介するトイレつまりの症状は、一番わかりやすい「水が流れない」ケースです。

細かい症状としては、便器が溢れそうになったり、トイレットペーパーが残ってしまうようなケースがあります。

このように、水が流れない場合はトイレつまりが起きている症状です。

症状②水位が高くなってから徐々に下がる

トイレを流したときに、便器内の水位が高くなったように感じた経験のある人は多いと思います。

このように、一時的にでも便器内の水位が高くなるときは、トイレつまりの初期症状です。

また、高くなった便器の水位が、時間が経つと徐々に下がっていったとしても、トイレつまりが疑われます。

理由としては、完全に詰まっているわけではなく、水が抜けていく隙間はあいているので、水位は下がっていきます。

他にも、水位がいつもの位置よりも低くなる状態が続いたら、便器の排水口や排水管がつまりを起こしていると考えましょう。

このような症状が現れたとき、そのまま放置すると、徐々にトイレつまりが酷くなる可能性があります。

最悪の場合、排水口や排水管が完全につまり、堰き止められた汚水が便器からあふれてしまう可能性があります。

症状③「ゴボゴボ」と異音がする

トイレの水を流したとき、「ゴボゴボ・コポコポ」といった、普段は聞こえない音がしていたら、トイレつまりのサインかもしれません。

通常のトイレ使用時も、トイレを流すときには空気を含んで流れていきますので、多少は音が鳴ります。

ですが、いつもは聞こえない「ゴボッ」という低い音が聞こえたら、トイレがつまっている可能性があります。

ここで重要なのは「いつもは聞こえない音」がしたときです。

詰まりの状況によって、音の出方は変わってきます。

トイレを流すときの聞きなれない異音がしたら注意しましょう。

トイレつまりが起こりやすい場所

トイレつまりが起こりやすい場所 トイレには、構造的につまりが起きやすい場所があります。

トイレつまりが起きやすい場所や原因を知っておけば、トラブルが起きたときにイメージしやすく、対処がしやすくなります。

ここでは、「便器の構造」と「トイレつまりが起きやすい場所」についてご説明します。

トイレの便器構造

便器の内部の排水経路は、S字状にカーブしており、便器内に水が溜まる仕組みになっています。

この仕組みを排水トラップと呼びます。

水道設備には排水トラップが必要で、キッチン・浴室・洗面台など、必ず設置されています。

排水トラップの役割は、排水経路に水を溜めておくことで「下水の悪臭の侵入」「害虫の侵入」を防ぐことです。

この排水トラップに溜めておく水の事を封水と呼びます。

便器の中にいつも溜まっている水が封水です。

この封水が、「フタ」の役割を果たしてくれています。

必ず必要な排水トラップや封水ですが、このS字状にしなければならない構造が、トイレつまりを起こしやすくしている原因でもあります。

つまりやすい場所

トイレつまりが起きやすい場所は、「便器内の湾曲した部分」「便器と排水管の接続部分」になります。

排水管を流れるトイレットペーパーや、異物の塊が大きい場合、便器内の湾曲した部分を通り抜けることができず、トイレつまりが起きやすくなります。

水量が少ない時も、排水トラップを通り抜ける為の勢いが足りずに、便器内へ戻ってくることもあります。

また、便器の下部から排水管への接続部分は、排水経路が細くなるので異物がつまりやすくなります。

便器の出口付近で詰まった異物を無理に取り出そうとすると、排水管の奥へ異物を押し込んでしまうことになります。

問題が大きくならないように、異物を流した時にはプロの修理業者へは早めに連絡を取るようにしましょう。

トイレつまりが起こる9つの原因

トイレつまりが起こる8つの原因 ここまで、トイレの構造とつまりやすい場所について解説しました。

トイレは内部が湾曲している分、どうしてもつまりが発生しやすくなる構造です。

では実際に、トイレつまりが起きる原因について紹介していきます。

なにがどこで詰まってしまうのか、どのようにして詰まってしまうのか、チェックしておきましょう。

原因①大量のトイレットペーパーを一度に流した

大量のトイレットペーパーを一度に流してしまうと、トイレのつまりが起こりやすくなります。

日本製のトイレットペーパーは、水溶性の繊維でできていて、水に溶けるような作りになっていますが、一度に大量に流してしまうと詰まります。

トイレットペーパーの使用量の目安は、1回につき1.5mほどです。

また、シングルよりもダブルのトイレットペーパーのほうが、より詰まりやすくなります。

そして、海外製のトイレットペーパーは特に詰まりやすいので注意しましょう。

海外では、トイレにトイレットペーパーを流さないのが一般的なため、海外製のトイレットペーパーは、水に溶けるように作られていない事がほとんどです。

原因②異物を落とした

トイレつまりの原因の一つに、異物を落として流してしまうことがあります。

腕時計・スマートフォン・財布・ボールペン・カイロ・ライターなど、様々なケースがあります。

このような小物は、便器に落とした時に気づかずに流してしまうことがほとんどです。

1辺が5㎝以上ある異物は、トイレつまりの原因となります。

やっかいなのは、水だけであれば流れていくけれど、便やトイレットペーパーを流すと詰まってしまう事です。

例えば、比較的小さなライターが、排水管や便器内で引っかかってしまっても、水だけを流した場合は問題なく流れます。

ですが、トイレットペーパーや排泄物を流すと、ライターを起点に詰まりが起きてしまいます。

トイレに入るときは、ポケットやカバンから小物が落下しないよう、気を付けるようにしましょう。

トイレ内に何も持ち込まないことが一番の対策となります。

原因③ティッシュペーパーを流した

ティッシュペーパーが原因でトイレつまりが起きるケースは、意外と多くあります。

ティッシュペーパーは薄いうえに、見た目もトイレットペーパーにそっくりなので、トイレに流しても問題がないと考える方が多いためです。

ですが、ティッシュペーパーは絶対にトイレに流してはいけません。

トイレにティッシュペーパーを流してしまうと、詰まりが起きる確率はかなり高くなります。

ではなぜ「ティッシュペーパーを流してはいけないのか?」ですが、ティッシュペーパーとトイレットペーパーの決定的に違う点は、水に溶けるように作られていない点です。

ティッシュペーパーは水溶性が低く、水に濡れても分解されません。

分解されないということは、排水管を詰まらせてしまう大きな要因になります。

他にも、最近では手軽に使えて便利な「流せるタイプ」のトイレシートがあります。

この「流せるタイプ」は、言い換えると「水で溶けるタイプ」という事です。

水に溶けるタイプの「トイレットペーパー」「お掃除シート」でも、一度に大量に流してしまうとトイレは詰まってしまいます。

水に溶けないティッシュペーパーを流してしまうことが、いかに危険かがわかると思います。

原因④オムツや生理用品を流した

オムツや生理用品を、トイレに落としたり流してしまうと、詰まりの原因になります。

オムツや生理用品には「高吸水性ポリマー」と呼ばれる、吸水性が非常に高い素材で作られています。

この高吸水性ポリマーは、自重に対して1000倍近い水を吸水します。

そのため、生理用品やオムツを便器内に落としてしまうと「大量の水を吸ってしまい、何倍も大きく膨張」して、排水口や排水管を塞いでしまいます。

もし誤って生理用品をトイレに流してしまった場合は、ゴム手袋を付けて便器から取り出すようにしましょう。

絶対にオムツや生理用品を、そのままトイレに流さないようにしてください。

また、尿漏れパッドでも、全く同じことが起きてしまいますので気を付けましょう。

原因⑤残飯を流した

トイレに残飯を流すと、トイレつまりが起きやすくなってしまいます。

「トイレは大便も流れていくから大丈夫だろう」なんて思ってはいけません。

食品の塊や油分が排水管の中で固形化していき、詰まりの原因を作ります。

また、排水管や便器内も細くなっているので、残飯の固形物はつまりやすいです。

キッチンの排水溝には、ゴミ受けが付いているので問題ないですが、トイレの排水経路には付いていません。

トイレの便器は、食品を流すことが想定されていないためです。

トイレを、本来の用途以外で使うのは控えるようにしましょう。

原因⑥尿石が溜まっている

異物やトイレットペーパーがつまった様子もないけれど、「流れが悪い、悪臭がする」そんなときは、尿石が原因のトイレつまりかもしれません。

尿石は、たんぱく質や尿素などの尿の成分が固まってできる汚れです。

尿石は、どうしてもトイレに蓄積してしまう汚れです。

長期間トイレ掃除をしていないと、便器のフチや便座まわりが黄ばんだり嫌なニオイがしたりしてしまうことがあります。

この厄介な黄ばみの正体が尿石です。

この尿石は、排水管の中や便器の中でも蓄積していきます。

蓄積した尿石は、やがて排水管の内部を塞いでいきます。

酷いケースでは、「排水管の70%を尿石が塞いでいた」といったこともあります。

長年、排水管の洗浄をしていないような場合は、尿石が溜まっているかもしれません。

原因⑦ペット用の砂を流した

ペット用のトイレの砂は、基本的に流してはいけません。

ペット用の砂は、水分を吸着し塊となるように作られています。

この性質から、ペット用の砂をトイレに流してしまうと、便器内や排水管の中で塊になってしまう可能性があります。

またペットの便は、人間の便より固い場合がおおく、便自体も詰まりの原因になります。

水に流せるタイプのトイレの砂であれば、トイレに流しても問題ありません。

ですが、流せるタイプのペット用のトイレの砂を流した場合でも、一度に大量に流すとトイレつまりを起こしてしまいます。

「トイレに流せる」と謳っている商品であっても、実際に水に流すときには少量ずつを心がけ、流すときには十分な注意を払うべきです。

一気にトイレに砂を流し込んでしまうと、排水管の中で砂が塊となり詰まってしまいます。

排水管の中に砂が詰まってしまうと、取り除くのがかなり大変になります。

ペットのトイレ用の砂は、できるだけこまめに流すようにしましょう。

原因⑧大便を小で流した

トイレの水を流すときに「小」で、流していませんか?トイレットペーパーを使ったり、排便をしたのに「小」で流していると、トイレつまりの原因となります。

「小」ばかりで流し続けると、だんだん水の流れが悪くなり、近いうちにトイレつまりが起きてしまうかも知れません。

ではなぜ「小」で流すとトイレがつまってしまうのか?

それは「小」の水量では、大便が下水管まで流れていかないからです。

大便が排水管の中に留まってしまい、次にトイレを流したときにも、また大便がつまります。

この様な状態が繰り返されることで、詰まりやすくなっていきます。

さらに、排水管の中に便やトイレットペーパーが留まっている状態は、尿石ができやすくなります。

時間の経過とともに、トイレの流れが悪くなってきたら要注意です。

大便やトイレットペーパーを使った時は、必ず「大」で流すようにしましょう。

原因⑨水流が弱い

「水を流す際の水流の弱さ」が、トイレつまりの原因になることがあります。

お家でトイレを流すとき、レバー式になっているトイレでは「大」「小」の水量を選べますよね。

水道代の節約のために「小」のレバーを多用する方もいらっしゃいます。

ですが、トイレットペーパーを使用した際は、必ず大で流すようにしましょう。

小で流した場合、水量が足りずにトイレットペーパーが排水管に留まってしまいます。

すると、次にトイレを流した時には、またトイレットペーパーが詰まっていき、排水管の内部で詰まりが悪化していきます。

また、「大」のレバーを使っているけど水流が弱いと感じたときは、トイレタンク内で不具合が生じていることもあります。

この様な場合は、タンク内に適切な水量が溜まっていない事がほとんどです。

節水の為に、タンク内にペットボトルを入れている方もいらっしゃいますが、トイレつまりを招く原因になるので、絶対にやめておきましょう。

トイレつまりは自然に解消するもの?

トイレつまりは自然に解消するもの? トイレつまりが起こったとき、「放置しておけば自然に解消されるのでは?」と思ったことはありませんか?

費用や手間を掛けたくないし、業者に来てもらうのも面倒です。

自然に直ってくれれば一番です。

実は、トイレつまりは「放っておくことで自然に解消される」ケースもあります。

逆に「放置しても全く解消されない」トイレつまりもあるので、トイレつまり時の状況を正しく見極めることが大切です。

ここでは、「自然にトイレつまりが解消するケース」「放置しても直らないケース」を紹介していきます。

放置しても自然に直るケース

トイレつまりの原因によって、自然に直るケースがあります。

下記のケースに当てはまる場合は、放置して様子をみるのもありです。

・大量のトイレットペーパーによるつまり
・排泄物によるつまり
・流せるトイレシートによるつまり

上記3つが原因の場合は、放っておくことでつまりが自然に解消されることもあります。

理由として、軽度の紙つまりや排泄物は水に溶けやすい性質があり、時間の経過とともに水中で分解されて流れやすくなることがあります。

こういった場合、半日程度そのまま置いて様子を見るようにすると、自然につまりが直っているケースが多いです。

ただし、必ずトイレつまりが解消されるわけではありません。

自然に直る可能性はありますが、最低でも数時間は必要になりますので、急ぎの場合は別の対処をしましょう。

また、自然に治らなかった場合の対策も考えておきましょう。

放置すると悪化するケース

トイレつまりの原因によっては、「放置すると悪化する」「放置しても直らない」ケースがあります。

以下のような原因は要注意です。

  • オムツや尿漏れパッドなど「吸水性の物」を流した
  • おもちゃやスマホなどの固形物を流した
トイレつまりの原因が、「オムツ・尿漏れパッド・生理用品」である場合、放置すること詰まりが悪化します。

オムツ・尿漏れパッド・生理用品には、「高吸水性ポリマー」と呼ばれる、水を吸って何倍もの大きさに膨張する素材が使われています。

誤ってトイレに流してしまった場合、すぐに取り出さないと排水口や排水管を塞いでしまいます。

使用済みのオムツも同様で、使用前のものを水に浸すのと同じ勢いで吸水し、ぐんぐん膨らんでしまいます。

最悪の場合、排水管が破損してしまうことにもなりかねません。

オムツや尿漏れパッドなどの「吸水性の異物」を流してしまったら、放っておかず即座に取り除くようにしましょう。

トイレつまりを早く直したほうがいい理由

トイレつまりを早く直したほうがいい理由 トイレから異臭がする、水位がいつもと違う、水を流すときに異音がする…などの症状があれば、トイレつまりのサインです。

トイレがつまった状態のまま放置してしまうと、トラブルはさらに酷くなり問題の規模を大きくしてしまうかもしれません。

特に賃貸住宅では、戸建て住宅と異なり、他の部屋や住民へ迷惑や損害を与えてしまうケースがあります。

トイレつまりのトラブルが起きてしまったら、なんとかなるだろうと楽観的にならず、早い段階で対処するように心がけましょう。

ここでは、トイレつまりを早く直した方がいい理由を解説します。併せて、詰まりを放置するリスクも紹介します。

悪臭が発生することがある

トイレの流れが悪い状態を放置してしまうと、便器内の水位(封水)が下がり悪臭が発生してしまうことがあります。

誘因現象が発生し、封水が排水管の中へ引き込まれた結果、下水の悪臭や害虫を防ぐ機能が無くなってしまい、トイレの中で悪臭がするようになります。

このようなとき、便器内に水が溜まっていないからといって、トイレの水を流してしまうと、詰まりが酷い場合は便器から水があふれてしまう事もあります。

その結果、トイレの床や壁にまで排泄物を含んだ水が染みてしまい、不衛生な上に完全に直るまできつい下水臭に悩まされることになってしまいます。

また、排水管の中に詰まっている汚物は、時間の経過に伴い強烈な悪臭を放つようになります。排水管から漏れ出た悪臭は、日常生活を不快なものに変えてしまいます。

水漏れの原因となる

流れの悪いトイレを放置し続けていると、便器から水があふれて水漏れが発生してしまう危険があります。

流れが悪くなった排水管に、他の要因が積み重なると排水管へ流れた汚水が便器からあふれてしまい、トイレの床が水浸しになることがあります。

さらに床から床下へ、汚水が流れていきます。

2階建て以上の建物であれば、階下の天井へ漏水することもあります。

また、排水管で詰まっている場合にも、逆流してきた便器の設置部分から水漏れすることがあります。

これは便器と床を繋いでいるフランジが、経年劣化で割れていたりすることがあるためです。

トイレの床下から階下漏水をした場合、特に集合住宅では注意が必要です。

水漏れした原因が自分の落ち度であれば、他の部屋で発生した物損や浸水トラブルに対して多額の賠償責任を求められる可能性があります。

賃貸住宅の場合は、このような水漏れトラブルに備えて、火災保険に加入しているはずですが、火災保険の更新を忘れていた場合は自腹で復旧費用を支払わなければなりません。

集合住宅にお住まいの方は、お家のトイレつまりが自分以外の多くの人へ、迷惑や損害を与える可能性があることを意識しておきましょう。

トイレが故障する

トイレつまりのサインがあっても、何の対策も取らずにいると、最悪のケースではトイレが故障し高額な修理費用が必要になることがあります。

特に固形物を流してしまった場合は、慢性的にトイレがつまるようになります。

また、陶器製の便器に亀裂や割れが発生してしまうと、便器ごと交換する必要が出てきます。

また、便器から排水管へ流れた異物は、取り除く事が非常に困難です。詰まりを解消するために、便器の脱着が必要になることもあります。

他のケースでは、便器からあふれた水が温水洗浄便座やコンセントに飛んでしまい、ショートしてしまう事も考えられます。

トイレは高額な水まわり設備なので、被害が大きくなる前にトイレつまりを解消するようにしましょう。

トイレつまりを直す前の事前準備

トイレつまりを直す前の事前準備 トイレつまりを直すには様々な方法がありますが、どのような方法でも事前に必要なものを用意しておくことで、作業がスムーズに進みます。

例えば「作業の手順」「用意する道具や工具」です。

下準備としては、「便器・床・壁」に、汚れや汚水が飛び散らないように養生しておくことも大切です。

事前に準備をしておくことで、無駄な時間を減らし、失敗を防ぐことができます。

それでは具体的に、「トイレつまりを直す前に用意しておくべき道具や下準備」を説明します。

用意しておく道具

まず初めに、トイレつまり解消に必要な道具を紹介します。

お家の中にあるもので大丈夫です。

トイレつまりの解消のために、最低限用意しておきたいのは、下記の6つです。

  • バケツや洗面器
  • 大きめのビニール袋か新聞紙
  • ゴム製の手袋
  • マイナスドライバー
  • 灯油用ポンプ
  • 古雑巾
道具が用意できたら、作業前の下準備に進みましょう。

事前にやること

作業前に必ずやっておいて欲しい下準備があります。

それは「コンセントを抜いておく」「止水栓を閉めておく」「養生をしておく」ことです。

この3つの作業をしておくことで、感電や汚れが飛び散るような2次トラブルを防げます。

・電源プラグを抜いておく

お家のトイレに温水洗浄便座がついている場合は、電源プラグを抜いておきましょう。

濡れた手で電源プラグに触ると、感電する可能性があり大変危険です。

修理の作業中も、コンセント部分に水が掛からないように注意して作業するようにしましょう。

養生テープやビニール袋で、コンセント部分を覆っておくと安心です。

・止水栓を閉めておく+タンクの水を抜いておく

トイレつまりの修理に入る前に、絶対に忘れてはならないのがトイレの止水栓を閉めることです。

止水栓を閉めないままだと、もし水洗レバーが動いてしまえば、タンクの水が流れてしまい、便器から水があふれ出してしまいます。

修理の途中でトイレが水浸しになってしまわないよう、止水栓は作業に入る一番最初に閉めるということを覚えておきましょう。(温水洗浄便座の止水栓と間違えないように注意)

さらに、タンク内の水も灯油ポンプで抜いておくと安心です。

・床や壁を養生する

便器まわりの壁や床に汚水が飛び散らないように、ビニール袋や新聞紙を使って養生しておきましょう。

特にラバーカップを使うときは、汚水が飛び散りやすいです。

壁紙が汚れたりしないように、予めビニール袋で覆っておきましょう。

また、養生をしておくことで作業後の掃除の手間も省けます。

トイレのつまりを自分で解消する10の直し方

トイレのつまりを自分で解消する10の直し方 準備が整ったら、早速トイレつまりを直していきましょう。

「トイレのつまりはプロの業者じゃないと直せないんじゃないの?」

「自分の手でさらにつまりが悪化したらどうしよう…」

そう思っている人は意外と多くいるはずです。

しかし、詰まりの解消法には身近な掃除道具を使う方法や、道具いらずの小技を使うだけでいい方法もあります。

軽度のトイレつまりなら、初めての人でも直せる可能性があります。

お家のトイレが詰まったときには、ぜひ試してみてくださいね。

それでは、以下の「トイレつまりを解消する10の直し方」を解説していきます。

①ペットボトルを使う方法

②お湯とバケツを使う方法

③重曹とクエン酸を使う方法

④洗剤とお湯をを使う方法

⑤ビニール袋を使う方法

⑥サランラップを使う方法

⑦ラバーカップ(スッポン)を使う方法

⑧真空式パイプクリーナーを使う方法

⑨針金製のハンガーを使う方法

⑩ワイヤーブラシを使う方法

自分で直す①ペットボトルを使う方法

初めに紹介するのは、お家にあるペットボトルを使って、簡単にトイレつまりを解消する方法です。

詰まりを解消できる確率は低くなりますが、お手軽な方法です。

使い方のイメージは、この後に説明するラバーカップと呼ばれる道具の使い方と似ています。

ラバーカップの代わりにペットボトルを使うと考えるとわかりやすいかもしれません。

空気の力を使いトイレつまりを解消します。

<手順>

①ペットボトルを加工する用意したペットボトルを加工します。 底から測って2〜3cmの辺りを、はさみで切り取って下さい。 このとき、ペットボトルの切り口で手を怪我しないように十分気をつけてくださいね。

②ペットボトルを便器の排水口へ挿し込む手が汚れないようにゴム手袋をはめておきましょう。 そして、ペットボトルの口の部分に親指部分を入れて塞ぎます。 その状態で、ペットボトルの切り口側を便器の排水口に差し込みます。

③ペットボトルを動かす上手く差し込めたら、詰まりが解消できるまで「押す動作」と「引く動作」を繰り返し行います。

④詰まりが抜けたか確認する詰まりが流れた様子があれば、バケツに汲んだ水を便器内に少しずつ流してみましょう。 便器内の水位が上がってこなければ、トイレつまりは解消できています。

自分で直す②お湯とバケツを使う方法

お湯とバケツを使ってつまりを解消する方法は、トイレットペーパーや排泄物などの水溶性のトイレつまりの解消に有効です。

お湯を入れることで、排水口や排水管内で固まっている紙つまりが溶けやすくなり、単に放置するより早くつまりを解消できます手軽ですが、トイレットペーパーのつまりに対してしか使えない方法となります。

<手順>

①ぬるま湯を用意する用意したバケツにお湯(45℃〜50℃)を入れておきます。

②準備したお湯を便器に流し込む便器の排水口をめがけて、高い位置からお湯を流し込みましょう。 高い位置からだと水の流れに空気を含ませることができるので、より効率的につまりを取り除くことができます。 ただし、水が飛ぶので注意が必要です。

③しばらく放置する何回かに分けてお湯を注いだら、約1時間放置して様子を見ましょう。

④つまりが解消したか確認最後に便器内に水を流してみて、水位が上がってこないかを確認しましょう。

<お湯を使うときの注意点>

気を付けなければならないのは、流すお湯の温度です。 トイレの便器のほとんどは陶器製です。 陶器に熱湯をかけると、傷んだり、破損やひび割れが起きてしまいます。 各家庭のトイレにもよりますが、お湯を準備するときは、必ず40〜60度のぬるま湯を準備するようにしてください。

自分で直す③重曹とクエン酸を使う方法

トイレつまりは、重曹とクエン酸を使った洗浄作用で取り除くことができる可能性があります。

この方法は、主に水溶性のつまり(トイレットペーパーなど)や、尿石の汚れによるトイレつまりに対して効果があります。

重曹とクエン酸(酢)は、水まわりのお掃除アイテムとして有名です。

この二つは混ぜると炭酸ガスを発生する性質があり、発生した炭酸ガスの細かな気泡が尿石や便、ヌメリなどを浮かせ、汚れを落としやすくしてくれるんです。

<用意しておくもの>

  • 重曹 ¼カップ
  • クエン酸(または酢) ½カップ
  • お湯 50度ほどのお湯(便器の半分が埋まる程度の量)
<手順>

①便器内に重曹をふりかける
便器の排水口にまんべんなく重曹をかけていきます。

②クエン酸をかける
その上からさらにクエン酸(酢)をかけていきます。

※このとき、入れる順番がとても重要です!
まず重曹を入れ、クエン酸(酢)は後でかけるようにしてくださいね。

③お湯を注ぐ
次にお湯を注ぎ、泡が立ってきたら、そのまま約1時間ほど置いて汚れを浮かせます。

④つまりが解消しているか確認
最後にバケツで水を流してみて、排水が問題なくできていればトイレつまり解消です。

自分で直す④洗剤とお湯をを使う方法

「お家にある洗剤を使って、トイレのつまりが簡単に取れたら…」楽ですよね。

実は、洗剤とお湯を使って解消する方法もあるんです。

この方法は、作業自体はとても簡単なのですが、使う洗剤の量が多くなってしまう可能性があり、試す前には前もって洗剤のストックがあるかどうか確認することをおすすめします。

デメリットもあり、あまり洗剤を使いすぎると下水が泡だってしまうことがあります。

<用意しておくもの>

  • 食器用洗剤 100cc
  • お湯 50度ほどのぬるま湯(便器の半分が埋まる程度の量)
<手順>

①便器内の水位を調整する
まず、便器の水位がどのくらいあるかをチェックしておきます。
もし便器内の水位が高くなってしまっていたら、あらかじめ洗面器やバケツなどの容器で汚水を汲み出しておきましょう。

②洗剤を便器内へ入れる
食器用洗剤を100ccほど便器に注いだら、続けてぬるま湯も入れていきます。

③つまりが解消しているか確認
約20分放置した後、水の流れが改善されたかどうか、もう一度ぬるま湯をゆっくり流し入れて確認しましょう。
水がきちんと流れていけば、トイレのつまり除去完了です!

<注意点>

洗剤で詰まりを取るときは、混ぜずに1種類だけ使うようにしましょう。

複数の洗剤を混ぜてしまうと、相性によっては有毒な物質が発生してしまうこともあるんです。

ラベルの注意面に「混ぜるな危険」と表示がある場合は、絶対に混ぜないでください。

パイプユニッシュは効果なし

洗剤とお湯を使ったトイレつまりの直し方を説明しましたが、それなら「パイプユニッシュ」も使えるのでは?と考える人は多くいるはずです。

パイプユニッシュといえば、塩素系のアルカリ性洗浄液で石けんカスや髪の毛や皮脂などが由来で起きるヌメリを除去してくれる強めの薬品です。

しかし、結論から言えば「パイプユニッシュ」はトイレつまりの解消には効果がありません

トイレつまりの原因となるトイレットペーパーや排泄物などの汚れはアルカリ性のため、同じアルカリの性質をもつパイプユニッシュでは、汚れを落とすことはできないのです。

お風呂やキッチン、洗面所などの排水管のつまりに対してはとても有効なので、つい混同してしまいますよね。

また、トイレの便器は常に水が張っている状態なので、液状のパイプユニッシュを入れても薄まってしまい消臭の効果も現れにくくなってしまいます。

自分で直す⑤ビニール袋を使う方法

試すのに勇気が入りますが、ビニール袋を使ったトイレつまりの直し方も存在します。

ペットボトルやラバーカップ(スッポン)と同じ原理で、空気圧を利用してつまりを流す方法です。

<用意しておくもの>

  • ビニール袋 2枚
  • ゴム手袋 1組
<手順>

①ビニール袋を重ねるまず、用意しておいたビニール袋を2重に重ね、手にはゴム手袋をはめておきます。

②便器内へ手を突っ込む利き手を握ってグーをつくったら、重ねたビニール袋の中に手を入れます。 防水対策が整ったら、手をトイレの排水口に挿入しましょう。

③動作を繰り返すそのまま、水中で手を押したり引いたりして、圧力をかけながら水を送り込みます。 複数回行ったら、ペットボトルやラバーカップのときと同じく様子を見ましょう。

④詰まりが抜けたか確認する最後に、詰まりが抜けて流れたかどうかを、バケツに汲んだ水を注いで確認します。 水位が上がってこなければ、作業完了です。

<注意点>

水が無事に流れたことを確認できたら、使ったビニール袋は便器内に流れないよう早めに処分してしまいましょう!

上手に詰まりを取るには、できるだけ隙間をつくらないように排水口に手を密着させることが大切です。

ただし、元から手が大きい方は排水口に手がはまって抜けなくなってしまうこともあるので、気をつけて行ってください。

自分で直す⑥サランラップを使う方法

あまり知られてはいませんが、トイレのつまりを直すのにサランラップを使う方法があります。

サランラップはお家でラバーカップなどの掃除道具が見当たらないときの代わりとして、トイレットペーパーや排泄物などの水溶性のつまりを取るのに効果的です。

<手順>

①事前準備まずは、トイレのフタと便座を上げておきます。

②便器にラップを巻く便座のフチから便器全体へラップを覆い被せましょう。 ポイントは、便器のフチに貼り付けるように密着させて隙間ができないようにしておくことです。

③ラップを手で押すラップの中心部分を上から「押したり」「引いたり」を繰り返しましょう。 一度だけでは効果が薄いので、根気よく何度も繰り返して下さい。

④つ詰まりが解消したか確認水の流れや水位が改善してきたら、最後にバケツの水を流してトイレつまりが取れたかどうかチェックしましょう。 ラップを使ったトイレつまりでは、どれだけ便器内の空気を密閉できているかが鍵になります。 そのため、ラップの枚数は惜しみなく使っていきましょう! 空気漏れやラップのたるみを防ぐには、少なくとも3重以上は貼り付けたほうが良いです。

自分で直す⑦ラバーカップ(スッポン)を使う方法

トイレつまりの解決策として一番ポピュラーな方法が、ラバーカップ(吸引カップ)です。

別名「スッポン」とも呼ばれており、長い棒状の持ち手の先にゴム製の吸引カップがついています。

トイレの他に浴室の排水溝やキッチンのシンクのつまりを取るときにも使える便利アイテムで、ホームセンターでは1,000円程度で入手することができますよ。

お家にない方は、軽度のつまりなら簡単に解消できるので、ぜひ常備しておくことをおすすめします!

実は100均でも手に入ります。

<事前にやること>

・便器まわりの壁や床に汚水が飛び散らないよう、ビニールシートや新聞紙を敷いておきます。

<手順>

①便器内の水位を調整するまずは、トイレの便器内の水位を確認しましょう。
水位が高いままラバーカップを入れると、水かさが増して汚水が便器の外まであふれてしまいます。
灯油用ポンプなどを用いて便器内の水の量を減らし、便器のフチから10cmほど水位が下がった状態にしておきましょう。
このときに水を減らし過ぎてしまうと、ラバーカップ使用時に水が押し出せなくなってしまいます。
水位が低くなり過ぎてしまったら、バケツから水を注いで調節するようにしてくださいね。
ベストな水位は、ラバーカップを入れた時にゴム部分まで水かさがあるくらいです。

②養生をしておく便器まわりが汚水で汚れてしまわないようビニール袋で便器全体を覆いをかけます。
このとき、シートには便器の中心に向かって切り込みを入れておき、ラバーカップの持ち手が通るようにしておきましょう。
押し込んだときの飛沫が抑えられるので、後片付けを楽にすることができますよ!

③ラバーカップを挿し込み、引く動作を行うラバーカップを排水口に密着させてゆっくりと押し込み、上に向かって力強く引っ張り上げましょう。
同じ動作を繰り返しながら、排水がスムーズになるまで様子を見ます。

④詰まりが解消できたか確認詰まりが取れたと感じたら、バケツの水を流し入れて排水が上手くできているか確認しましょう。
ここで大切なのは、タンクの水をいきなり流さないようにすることです。
タンクでは流れる水量を調節できないので、もしトイレつまりがつまったままの場合、便器から大量の水があふれる恐れがあります!
せっかくの準備を無駄にしないためにも、タンクの水を流す前には必ず排水できているか確認するようにしましょう。

ラバーカップはどれがおすすめ?

ラバーカップは、使い方や便器の様式によって大きく3つのタイプに分かれます。

カップの底辺が水平になっているキッチンや和式トイレの排水口用、カップの底に突起がある洋式トイレ用、そして、形が複雑な節水型トイレなどの排水口にもフィットするよう設計された「ツバ」付きのタイプなどがあります。

  • 洋式便器用
  • 和式便器用
  • どちらも使える汎用タイプ
購入するときは、前もってお家のトイレに合う形のラバーカップがどれかを調べてから向かうことをおすすめします。

一つ持っておくだけで、お家のトイレつまりが劇的に直しやすくなりますよ!

自分で直す⑧真空式パイプクリーナーを使う方法

ラバーカップを使ってトイレつまりを直そうとしても、必ずトイレつまりが解消できるわけではありません。

そんなときは、より強力な真空式パイプクリーナーを使えばトイレつまりを解消できる確率が格段に上がります!

真空式パイプクリーナーは、ラバーカップと同じ仕組みでトイレつまりを解消できます。

その威力は、ラバーカップと比較して数倍違います。

扱い方もラバーカップより簡単なので、おすすめです。

<手順>

①真空式パイプクリーナーを便器の排水溝に密着させるパイプクリーナーを便器の排水口に当て、隙間ができないようにしっかりと密着させます。
このとき隙間ができていると、効果が全く出ませんので注意しましょう。

②レバーを上下する排水溝に密着させた状態のまま、持ち手部分にあるレバーを上下させ、動作を繰り返しましょう。
ラバーカップ同様に、何度か繰り返しレバーを上げ下げしましょう。

③詰まりが解消されたか確認ある程度上下させたら、真空式パイプクリーナーを排水口から引き上げます。
最後に、確認のためバケツを使って汲んだ水を便器に流し入れます。
しっかり排水ができていれば、トイレつまりが完全に直った証拠です。

自分で直す⑨針金製のハンガーを使う方法

次は針金ハンガーの紹介です。

トイレつまりに「針金製のハンガー?」と驚く人もいるかもしれませんが、実は針金製のハンガーはワイヤー式のパイプクリーナーの代用として、トイレつまり除去に有効な掃除アイテムなんです。

つまりに直接作用するので、トイレつまりの直し方の中では一番手っ取り早いのですが、便器を傷めないよう慎重に作業する必要があります。

デメリットも理解した上で作業しましょう。

<用意しておくもの>

  • 針金製のハンガー(柔らかいもの)
  • ペンチ
<手順>

①針金ハンガーを加工するまずは、針金製のハンガーの三角形の頂点付近をペンチで切り、排水口に入れる側の先端部分をくるっと曲げて小さな輪をつくっておきます。

②加工した針金ハンガーを便器の排水口に挿入する伸ばした針金製のハンガーの輪をつくった方から排水口へ入れ、ゆっくりと奥まで挿入します。

③優しく動かす先端がトイレのつまり部分に行き当たったら、小さく動かして優しく詰まっている部分を削りましょう。
少しずつ詰まりが削られると、だんだんと水が流れるようになります。

④詰まりが解消できたか確認水の流れに動きが出てきたら、バケツに汲んだ水を流して、トイレつまりが取れたかチェックしましょう。

<注意点>

もし針金製のハンガーが排水口の奥で曲がらず、奥へと進んでいかないときは作業を続けるのは中止しましょう。

詰まりの原因が固形物などの異物だった場合、無理に進めるとトイレ部品の損傷やダメージに繋がってしまいます。

おかしいなと感じたら、すぐにプロの修理業者に頼るようにしましょう。

自分で直す⑩ワイヤーブラシを使う方法

最後に紹介するのはワイヤーブラシです。

ワイヤーブラシも、ラバーカップと同じくらい有名なトイレつまりの直し方の一つです。

イメージとしては「針金ハンガーの工具版」です。

ワイヤーブラシは、ワイヤーを排水管の中へ挿入し、ワイヤーをかき回すことでトイレつまりを解消します。

簡易なものでも1メートルくらいの長さがあるため、排水管の奥でつまっているときにも有効です。

排水管の内部を完全にキレイにすることはできませんが、通管することには長けています。

<用意しておくもの>

  • ワイヤーブラシ
  • ゴム手袋
<手順>

①便器の排水口へワイヤーを挿し込む始めに、ゴム手袋をつけておきます。
ワイヤーブラシを持ったら、先端部分のブラシヘッドを排水口の奥の方まで入れていきます。

②回転させるワイヤーを挿入していくと、詰まり部分に行き当たります。
詰まっている部分を見つけたら、ワイヤーブラシの持ち手を少しずつ回転させていきましょう。
回転させながら、奥へ押し込むようなイメージで作業して下さい。
ㇲッとワイヤーが奥へ入っていく感覚があれば、トイレつまりは抜けたはずです。

③詰まりが解消したか確認トイレつまりの原因が取れてきたように感じたら、バケツから水を流してみましょう。

<注意点>

先端部分にブラシがついているからといって、無理に押し込むと便器や排水管に傷が付く事もあるので気をつけましょう。

よくあるケースでは、ワイヤーが抜けなくなってしまうこともあります。

また、ワイヤーブラシはラバーカップと違い、ワイヤーを挿し込んでいくため作業の時間が掛かってしまいます。

ラバーカップとワイヤーブラシ、どちらも一長一短があるので、状況に応じて使い分けるのがベストです。

自分でトイレつまりを直す際の注意点 4つ

自分でトイレつまりを直す際の注意点 4つ トイレつまりの直し方を紹介しましたが、自分で修理する際の注意点は必ず覚えておきましょう。

自分でトイレつまりを直す際に間違った認識のまま作業をすると、汚水をあふれさせたり、詰まりを悪化させてしまうこともあります。

ここでは、トイレつまりを直す際に覚えておいてほしい注意点を4つ説明します。

注意①熱湯を流す

トイレつまりの直し方で「お湯」を使う方法を紹介しましたが、「便器に熱湯を流す」のはNG行為です。

トイレットペーパーなどの水溶性の紙つまりは、高い温度のほうが溶けやすい感じがして、簡単に直りそうな気がするかもしれません。

しかし、実は便器に熱湯をかけるのはとても危険な行為なんです。

理由として、便器は陶器でできているので、高熱に弱くヒビ割れが入ってしまう危険性があります。

もしヒビや割れができてしまった場合、割れたところから水漏れしてしまうので、便器を交換しなければならなくなってしまいます。

便器を取り替えるとなると、修理費用もとても高くなります。安易に熱湯をかけるのは絶対に避けるようにしましょう。

注意②強い薬剤を使用する

トイレつまり解消には、強い薬剤を使う方法もおすすめしません。

道具を準備したり時間をかけたりするより、薬剤を使ってサッと詰まりが取れたら確かに便利です。

しかし、強い薬は効果が高いものの、皮膚についたり目に入ったりしてしまえば、人体に悪影響が出る恐れがあります。

場合によっては、病院で診てもらわなければならない可能性もあります。

さらに、詰まりの原因がおもちゃや小物などの固形である場合は、どんなに強力な薬でも効果はありません。

強い薬剤を使うときは、何が原因の詰まりかがわかっているときだけにしておきましょう。

ちなみに水道修理業者がよく使うピーピースルーKは、劇薬に指定されている薬剤です。

ネットでも見かけても、自分で扱うのは避けましょう。

注意③便器を取り外す

NG行為3つ目は、便器を取り外すことです。便器を取り外してしまえば、詰まりの原因を取り除きやすくなるのは確かです。

ですが、自分で便器を取り外してしまうと、正しく付け直すのにはとても手間が掛かるうえ、便器を外したからといってトイレのつまりが直る保証もありません。

また、元の状態に戻せなくなり、トイレが使えなくなってしまう可能性もあるのです。

また、便器は数十キロの重さがあり、タンクも外さなければなりません。男性二人でも重労働です。

便器を外すときには、汚れが床や壁につき、汚水や悪臭がトイレ中に広がる危険性もあります。

衛生面の問題も大きくなるため、便器を外さなければならないような規模の大きなトイレつまりのときには、必ず専門の修理業者を呼ぶようにしましょう。

注意④何度も水を流す

「トイレつまりが取れなければ水で押し流せばいいのでは?」と思われがちですが、トイレつまりを直すために何度も水を流すのは絶対に避けるべき行為です。

排水口や排水管が詰まっているときに水を流すと、詰まった箇所から逆流した水が戻り、溜まっていた汚水とともに便器からあふれ出てしまいます。

その結果、トイレ中が汚水と悪臭まみれになる恐れがあります。

そんな状況にならないためには、水を流す前に詰まりの原因を取り除くことが大切です。

ラバーカップやクリーナーなどを使って詰まりを改善したら、レバーを回す前にバケツに汲んだ水を少しずつ便器へ流してみましょう。

便器内の水が溜まらずに排水管へ流れていくのを確認できたら、レバーを回して水を流しても問題ありません。

トイレつまりを起こさない4つのコツ

トイレつまりを起こさない4つのコツ トイレつまりの様々な直し方をご紹介してきました。

ですが、普段の生活の中で、トイレつまりを起こさないようなトイレの使い方をすることも大切です。

ここでは、トイレつまりを起こさないための4つのコツを解説していきます。

予防①トイレタンクにペットボトルを入れない

有名な節水の方法の一つに、「タンクにペットボトルを入れておく」という方法があります。

タンク内の水かさが増すため水道代を節約できるというものですが、タンク内の水量が減ると十分に水を流すことができず、詰まりが発生しやすくなる原因となります。

トイレつまりを直すための手間や修理費用を考えると、トイレの水量を減らすのは経済的とはいえません。

また、この他にも「2回に1回だけ水を流す」という節水方法を実践している方もいらっしゃいます。

しかし、水を流す回数が減っても2回分のトイレットペーパーをいっぺんに排水管に流さなければならないので、紙つまりのリスクは圧倒的に高くなってしまいます。

節水や環境に優しい生活も大切ですが、日常のトイレつまり対策のためにも、トイレタンクにペットボトルは入れないようにしましょうね。

予防②トイレットペーパー以外流さない

トイレつまり予防のためには、基本的に日本製のトイレットペーパー以外流さないようにすることが大切です。

掃除用のトイレシートや赤ちゃんのおしり拭きなど、「水に流せる」と書いてある商品はたくさんあります。

しかし、一度に流す量が多かったりトイレの水量自体が少ないと、どんなものでも詰まりやすくなってしまいます。

ペットのトイレ砂なんかも同様です。

トイレつまりを起こさないためにも、トイレットペーパー以外のものは無理にトイレに流さず、まとめてゴミ箱に捨てるようにしましょう。

予防③トイレットペーパーを大量に流さない

普段なら問題なく流れるトイレットペーパーでも、一度に大量に流すとつまりの原因になってしまうことがあります。

一度に流す量が多いほど、排水口や排水管を通る塊は大きくなり、紙つまりを起こす原因になります。

傾向としては、シングルよりダブルの方が分厚いため、水に溶けにくいといわれています。

もし大量に流す必要があるなら、数回に分けて流すようにするなどの工夫をするようにしましょう。

予防④異物は流さない

トイレットペーパー以外のものを流すと、トイレつまりが起きやすくなってしまいます。

基本的な使い方として、タバコの吸い殻や残飯や、生理用品やオムツといった異物をトイレに流すのはやめましょう。

スマートフォンやハンカチ、おもちゃなどの固形物も同様です。

ズボンや上着のポケットに入れたままだと、トイレの際に誤って落としてしまうことも考えられますよね。

落下予防のためには、トイレに入る前に小物が落ちやすい状況かどうかを確認しておくことが大切です。

もし、固形物が便器内に詰まってしまうと、取り除く方法は限られるうえ、思っているより大掛かりな作業になることもあります。

トイレットペーパー以外の異物は流さないことを徹底していきましょう。

後ろのポケットに物を入れている場合も要注意です。トイレには何も持って入らないようにしましょう。

トイレつまりを予防する掃除方法

トイレつまりを予防する掃除方法 ここまでトイレが詰まる原因や対処方法を解説してきました。

ですが、できるならトイレつまりのトラブルは起きないようにしておきたいものです。

トイレつまりを予防するためには、普段のトイレ掃除に少しの工夫が必要です。

ここでは、「トイレつまりを予防できる掃除方法」を2つご紹介します。

頻度多めにトイレ掃除を行う

一般の方に「面倒な掃除場所はどこですか?」を尋ねると、必ず名前が上がるのはトイレ掃除です。

汚れる設備なので、できればあまり触りたく無いですよね。

しかし、毎日の習慣として、ほんの1,2分のトイレ掃除でキレイな状態を維持できるならどうでしょうか?

もし、トイレに入った後のルーティーンにできたなら、常にトイレをキレイにしておけます。

毎日のトイレの掃除方法には、2つのコツがあります。

「汚れやすい箇所のみ掃除」「習慣化する」ことです。

酷い汚れに発展する前に、じまめに汚れを落としましょう。

<汚れやすい場所をピンポイントアタック>

トイレ掃除に対して気が重くなるのは、汚れが溜まってから一気に掃除しようとすることも一因だと思います。

ですが、トイレの汚れが目立ちやすい場所に絞って、毎日掃除することでトイレがキレイな状態を維持できます。

トイレの汚れが溜まりやすい場所は、「便器内の水たまり」「便器のフチ」が中心です。

用を足した後に、この2か所をサッと掃除するだけで、トイレ掃除がかなり楽になります。

特に便器内の排水口まわりは汚れが付着しやすく、「さぼったリング」なんて呼ばれることもあります。

用を足した後に、軽くブラシでこするだけで完了です。時間にして約30秒程度です。

これだけでトイレつまりの予防になるなら、やる価値はあります。

ついでに、便器のフチもお掃除シートで軽く拭く習慣をつけましょう。

便器のフチには、尿や便がかなり付着します。

排水口を擦るついでに、流せるお掃除シートで便器のフチも拭いておきましょう。

<ルーティーンを作って習慣化しよう>

サッと便器の排水口をこすり、薬剤を流すだけであれば、2分もあれば十分です。

例えば、「毎日寝る前に掃除する」と決めておけば、習慣化しやすいと思います。

この手順に慣れてしまえば、トイレつまりを防ぎつつ、キレイにしておくことができます。

最初は忘れてしまうこともあるかもしれませんが、慣れるまでは意識してトイレ掃除をしていきましょう。

定期的に排水管の掃除を行う

毎日トイレを使っていると、便器の奥の排水管にも汚れが溜まっていきます。

定期的に排水管の掃除を行うようにすることで、トイレつまりを事前に予防できます。

また、悪臭の原因となる尿石も除去できます。

<薬剤を活用しよう>

排水管の詰まり予防には、薬剤を定期的に使うようにしましょう。

排水管の中で蓄積しやすい尿石は、アルカリ性の汚れです。

そのため、酸性の洗剤が有効に働きます。

例えば、「サンポール」や「デオライト」です。

トイレを流した後に薬剤を入れて流すことで、尿石の蓄積を防ぐことができます。

定期的に行うことで、トイレつまりを防ぐことができます。

他にも、市販の洗浄剤や重曹とクエン酸を合わせた洗浄剤で汚れを浮かせて流す方法があります。

重曹とクエン酸の使い方は、上記の「トイレ詰まりの直し方」を参考にして下さい。

最近では、タブレットタイプの洗浄剤もあります。自分の使いやすい洗浄剤を使って下さい。

排水管の掃除をする頻度は、週に1回行えたら十分です。

時間がないときは、最低でも1ヶ月に1度くらいの頻度で掃除をしましょう。

トイレつまりを自分で直せなかったら修理業者に依頼

トイレつまりを自分で直せなかったら修理業者に依頼 ここまで、自分でできるトイレつまりの直し方について説明してきました。

トイレットペーパーの詰まりなど、自分で対処できる範囲の軽度な詰まりなら良いですが、自分で試してみてもトイレつまりが改善されない場合もあります。

そんなときは、事態が悪化してしまう前にプロの修理業者へ依頼するようにしましょう。

「水PRO」は、手厚く細やかなフォローと全国から即日での駆けつけが可能な、実績ある修理業者です。

地方自治体の認可を受けた「水道局指定工事店」の対応となりますので、原因のわからないトイレつまりにもしっかりと対処してくれます。

また、無料見積を行っているので、「相談だけ」「見積を知りたい」ときにも活用できます。

今なら「¥3,000分のWEB割引き」も行っていますので、気になった方は相談してみましょう。

失敗しない水道業者の選び方

失敗しない水道業者の選び方 修理業者を選ぶときに、たくさんある水道修理業者の中から、何を基準に選べばいいか迷ってしまうことがあります。

トイレの修理業者は、全国にかなりの数が存在していて「個人経営」のところから「大手企業」まで、様々あります。

どちらもメリットとデメリットがありますので、悩んで当然です。

例えば、価格は個人経営のほうが安い傾向にありますが、技術や対応については大手企業のほうがしっかりしています。

他にも、個人経営の場合は24時間対応していませんが、大手企業は24時間対応の業者が多いです。

このように特徴がそれぞれ違いますので、、信頼のおける水道業者を選ぶ5つのポイントを紹介します。

水道修理業者選びの参考にして下さい。

《水道修理業者を選ぶポイント》

  1. 水道局指定工事店を選ぶ
  2. 数店舗に見積もりを出して比較する
  3. トイレつまり修理の料金相場を知る
  4. 無料サービスを利用する
  5. トイレのつまりに関する知識を持っておく
ここから、上記5つのポイントについて、それぞれ説明していきます。

水道局指定工事店を選ぶ

まず、修理業者を選ぶ際の何よりも大切な目印は、「水道局指定工事店」の認定を受けているかどうかです。

水道局指定工事店とは、地方自治体の水道局が定めた厳しい基準に合格した業者だけが名乗ることを許されている証明のことです。

この指定を受けている業者は、水回りの修理に関して専門的な知識を持っていることが水道局で確認されています。

そのため、作業できる修理の幅が広く、水道設備工事全般を扱うことができます。

ただし、水回り設備工事にはいくつかの資格があり、作業内容によって必要な資格も変わってきます。

■給水設備工事は「給水装置工事主任技術者(国家資格)」
■排水設備工事は「排水設備工事責任技術者」
■ガス機器の工事は「液化石油ガス設備士」「簡易内管施工士」

などの資格が必要になってきます。

このような有資格者が在籍している会社が、水道局指定工事店として登録できます。

国家資格を有している会社であれば、技術は問題ないはずです。

修理業者を選ぶ際は、HPや会社情報に「水道局指定工事店」の記載があるか、チェックしてみてください。

数店舗に見積もりを出して比較する

水道修理業界は、参入障壁が低いためぼったくり業者も存在しています。

高額な不正請求やぼったくりの被害にあわない為に、「相見積もり」を取りましょう。

相見積もりとは、「複数の業者に見積を出してもらう」ことです。業者を変えて比較することで、「料金は適正か」「作業項目は適切か」がわかるようになります。

水道就業者に見積もり依頼をすると、大手業者であれば無料で見積してくれます。

複数の業者に連絡して、見積もりを出してもらうのは手間と時間がかかりますが、1社だけで決めてしまうと、料金や作業が適切かわからなくなってしまいます。

緊急でないときは、最低2、3社から見積もりを取ってもらうようにしましょう。

注意点としては、見積だけで料金が発生する業者もいることです。見積だけで費用が掛かってしまうと、何社も依頼できなくなってしまいます。

水道修理業者は、「無料見積できる業者」の中から選びましょう。

修理の料金相場を知る

トイレつまりの修理業者を選ぶときに、多くの人が気になるのは「どのくらいの料金が掛かるのか」だと思います。

業者によって料金の形態が違うので一概には言えませんが、多くの場合、修理にかかる料金の内訳は「基本料+作業費+器具・部品の交換費」のようになっており、その他に出張料や予約キャンセル料がかかってくるケースもあります。

以下の表は、トイレつまりを修理する際の作業費と、出張費などの追加費用についての相場になります。

業者に頼むときの、見積もりの参考にしてみてくださいね。

<作業費用の相場>

作業 料金
トイレつまり 約4,000〜8,000円
便器の着脱 約10,000〜30,000円
薬剤の使用 約3,000円~5,000円


<出張費・早朝夜間料金などの相場>

内訳 料金相場
見積もり費用 0円
予約キャンセル料 見積もり費用の0〜100%
基本料 0〜5,000円


内訳 料金相場
見積もり費用 0円
予約キャンセル料 見積もり費用の0〜100%
出張料 0〜3,000円
早朝・夜間の追加費用 0〜8,000円
※3社の平均相場

中には、追加費用を0円に設定している修理業者も存在します。

しかし、修理の金額と合わせて計算すると、請求が思っていたより高くなってしまうケースもあります。

追加費用の種類や料金相場について、前もって知っておくようにしましょう。

面倒な方は「総額で比較」するだけでも大丈夫です。

次に、下の表は交換するパーツごとの「部品交換代の目安」をまとめたものです。

<器具・部品交換費の相場>

トイレ部品 場所 金額
浮き玉 タンクの内部
トイレの流水を調整
300〜800円
ゴムフロート タンクの外部
止水、流水の管理
1,000~3,000円
レバー タンクの外部 1,500~2,500円
オーバーフロー管 タンクの外部
便器へ流水を通す役割
8,000〜12,000円
ボールタップ タンクの内部 3,000~10,000円


部品が大きくなると作業自体も規模が大きくなるため、料金の相場は上がる傾向があります。

また、トイレタンクの着脱のある大掛かりな作業がある場合は金額が高くなることを知っておきましょう。

料金相場を知ることは、悪徳業者に引っかからないようにするためとても大切です。

見積もりを依頼した時点で、疑問や不安に感じたことはそのままにせず、担当者に相談することを心がけましょう。

無料サービスが多い業者を選ぶ

無料サービスが多い業者を選ぶというのも、業者を選ぶうえで大事なポイントです。

多くの場合、見積もりや出張料を取らない業者がほとんどです。

しかし、見積もりを依頼するだけで多額の費用の支払いを求められたら、悪徳業者である可能性があると考えましょう。

また、他にも、見積もり費用や早朝・夜間料金などがかかると全体の請求金額が大きくなってしまうことが予想されます。

なるべく費用をなるべく安く抑えるためには、追加費用がかからない業者を選ぶことをおすすめします。

トイレのつまりに関する知識を持っておく

悪徳業者に騙されないためには、作業担当者に言われたことを全て信じるのではなく、自分自身もトイレのつまりに関する幅広い知識を持っておくことが大切です。

お家のトイレのどの部分に問題が起きているのかを把握できれば、どの程度の処置が必要なのかをイメージすることができますよね。

トラブルが起こったときは焦ってしまい、正常な判断ができなくなりがちですが、そのようなときのためにも、トイレの構造やつまり解消について最低限の情報や知識を持っておくことをおすすめします。

また、修理業者との見積もりや作業の段階でも、どの部分についてのどんな作業をしているのかがわかるようになるので、おかしい部分があれば指摘できるようになります。

必要のない作業をしていると感じたら、説明を求めましょう。

業者側も、依頼者が水回りやトイレつまりに関する知識がある程度あると感じれば、不必要な修理をしたり、トラブルになるようなことを避けると思います。

突然のトイレつまりが起こったときのために、まずは直し方を調べてから業者へ依頼することをおすすめします。

水PROならトイレのトラブルをすぐに解消!

水道修理業者の水PROは、急なトイレつまりや水回りのトラブルに対して、担当の作業員が連絡後最短15分で駆けつける地域密着型の修理業者です。

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何より、水道局から水道工事の許可を受けた専門の「水道局指定水道局指定工事店」であるため、下水関係のトラブルまで責任を持って最後まで対応します。

料金については相場通りですが、見積もり後の追加料金の支払いはありません

また、見積もりや出張費、相談までを無料で行っているため、疑問に感じたことはその場で安心して相談できます。

気になる方は、公式サイトをぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

トイレつまりが起こるときは、前兆として異音や水位の変動などの様々な症状が見られます。

トイレが詰まる原因も、トイレットペーパー詰まりから異物の落下によるものまで、様々な理由が考えられます。

軽度のトイレつまりは、自分でもラバーカップなどの道具を使って取り除くことができます。

そして、トイレつまりを解消するうえで最も大切なのは、詰まりの原因を知ることです。

詰まりの原因によっては、効果が出ない直し方もあるので、トイレつまりが起きたら原因を探しましょう。

自分でトイレつまりを直す際には、最低限の注意事項を確認しておきましょう。

自分では対処できないトイレつまりが起きてしまったら、被害が大きくならないうちに、信頼できる修理業者へ修理を依頼するようにしましょう。

水道修理業者の水PROは、水道局から認可を受けた「水道局指定工事店」であり、見積もり出張費や追加費用がかからない修理業者です。

大手ではないものの、地域密着型のスピード対応で会計からアフターフォローまで安心できる要素が非常に多いのが特徴です。

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