2022.01.13
配管
排水管のつまりは業者に依頼するべき?やってはいけない修理とは?
排水管がつまると水が流れなくなり、つまった箇所に関わらず使いづらくなってしまいます。
しかし、すぐに使えなくなるわけではないため、そのまま放置し続けてしまう方も多いです。
直すのも面倒でそのまま放置していた結果、自分では直せなくなってしまったというケースもしばしば。
そこで今回は、つまりを業者に依頼した方が良いケースや、やってはいけない修理方法について紹介します。
目次
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業者に依頼した方が良いケース
初めて水のトラブルに遭った時、最初に困るのが業者を呼ぶほどのことなのかどうかです。水道設備に詳しい方でもない限り、業者に依頼すべきかそうでないかの判断が難しいことが多いです。
そこで、家で修理すべきなのか業者を呼んだほうが良いのかについて簡単な基準を紹介していきます。
つまりが酷い
最初に挙げられるケースはつまりが酷い場合です。本当に水がほとんど流れないようなケースは、簡単にはつまり解消できないことがしばしば。
もちろんご自宅で道具を使ってみてから業者に依頼する流れでも問題はありませんが、つまりが酷くてどうしようも無いときは業者に依頼して直してもらいましょう。
家全体で水の流れが悪い
家全体で水の流れが悪い場合は排水管のかなり奥の方や排水マスといった部分のつまりが原因かもしれません。その場合は自宅でできることはほとんどありません。
排水マスの状態が確認できる場合は確認してみても良いでしょう。
もし、排水マスに固形物がつまっていて、取り除けるといった場合は試してみてください。
原因がわからない
原因がわからない場合は何も打つ手がありません。まずは水道業者を呼んで調査を依頼しましょう。
原因がわからない場合に限らず、困ったらとりあえず業者に調査を依頼するのが確実な方法になります。
業者に依頼する時に気をつけたいこと
業者に依頼するとなった時に、今まで業者を選んだことがないという場合は不安が残ります。そこで、ここからはまず気をつけておきたい業者の選び方について紹介していきます。
料金が適性である
基本料金が5000円程度であれば相場通りとなっていると言えるでしょう。それより安い業者が悪いというわけではありませんが、あまりにも安い業者は注意が必要です。
何も知らない消費者を狙った悪徳業者が、安い料金で依頼を受けると言いつつ、高額の料金を請求してくることがあります。
相場からかけ離れた料金設定の業者には注意しましょう。
信頼ができる
悪徳業者がいる業界だからこそ、信頼できるということが大切になってきます。実績が多い、創業年数が長いといった信頼できる要素はできるだけ多い方が良いです。
会社の情報が細かく掲載されていることや、保有している資格情報についてまでわかれば理想的です。
見積もりが無料
最後におさえておきたいポイントは見積もりが無料ということです。料金を比較する際には見積もりを複数の業者に依頼することになります。
安くて信頼できる業者を選ぶために見積もりに料金がかかってしまっては本末転倒。
見積もりだけで料金を取られてしまう業者に複数依頼すると修理をする前に1万円以上かかってしまうかもしれません。
見積もりが無料であるかの確認も忘れないようにしましょう。
自宅で修理する時にしてはいけないこと
自宅でつまり修理をする場合は道具を使用することがほとんどになるかと思います。簡単そうに見えて注意しなくてはいけない道具もあるので、気をつけて使うようにしましょう。
ラバーカップ(スッポン)を使うとき
ラバーカップ(スッポン)は比較的簡単に扱える道具です。しかし、そんなラバーカップ(スッポン)にも注意すべきポイントがあります。
それは水が飛び散る可能性があるということです。
ラバーカップを使用するイメージのあるトイレの場合は特に汚水が飛び散ることがあるので、注意が必要となります。
飛び散っても良いようにビニールや新聞紙を活用しましょう。
ワイヤーブラシを使うとき
ワイヤーブラシを使う時は排水管を傷つけないようにしましょう。つまりを解消できる強力な道具の一つですが、無理につまりを直そうとすると排水管が傷ついてしまうことがあります。
排水管を傷つけてしまうとそこから劣化が始まってしまうので、難しいと感じたら潔く諦めることが肝心です。
また、排水ホースには利用できない点にも注意しましょう。
パイプクリーナーを使うとき
パイプクリーナーは入れて待つだけでつまり解消をしてくれる便利なものです。しかし、パイプクリーナーは使う場所によって種類が分かれています。
間違った種類のものを使ってしまうと排水管トラブルの原因にもなるため、使う際には使用方法があっているか確認するようにしましょう。
排水つまりの原因3選
排水管のつまりを直す際には排水管がつまる原因を知っておく必要があります。排水管のつまりは身近な水トラブルです。
ここからはよくあるつまりの原因について解説していきます。
固形物でつまりが起きるケース
固形物が原因でつまりが起きるケースがあります。排水管の太さによりますが、鍵などを落としただけでもつまりの原因になることもあります。
排水路がS字型になっているトイレや洗面台の場合は物がひっかかりやすいです。
油や汚れが溜まってつまりが起きるケース
油や汚れが溜まってつまりの原因になることもあります。キッチンのつまりの原因の多くが、シンクに流した油や食べカスが固まったものが水の流れをせき止めていることです。
長年使っているキッチン等ではよく起きるので、築年数が経っている場合は気にしておいた方が良いかもしれません。
髪の毛や石鹸カスが溜まってつまりが起きるケース
髪の毛や石鹸カスが排水管に溜まってつまりに繋がるケースもあります。浴室でつまりの主な原因がこちらに該当します。
特に髪の長い人がいる場合は髪の毛が排水溝につまり、そこに汚れが溜まってつまりの原因になりやすいです。
髪が長い人がいる家の場合はヘアキャッチャー等で髪の毛が排水管に流れるのを予防しておきましょう。
まとめ
排水管つまりや修理の仕方、業者について紹介してきました。自宅で対処が難しい場合は、潔く業者に依頼する勇気も大切です。
修理しようとして症状を悪化させてしまうと修理料金が上がってしまう原因になることも。
困った時には見積もり無料の業者に依頼してみましょう。
料金がかからず、状態の調査や複数の業者同士で料金の比較にも役立ちます。
気になる業者があればチェックしてみてください。