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トイレの換気扇を自分で掃除する方法!手順や注意点を紹介

トイレの換気扇を自分で掃除する方法!手順や注意点を紹介
トイレの不快な臭いは、多くの方にとって悩みの種です。消臭剤を使用しても臭いが取れないときは、換気扇にたまった汚れが原因かもしれません。換気扇は室内の空気を循環させる役割がありますが、長期間使用するとホコリや汚れが蓄積し、効率が低下したり悪臭の原因になったりします。

トイレの換気扇はカバーやファンを簡単に取り外せる設計になっているため、自分で掃除をすることが可能です。本記事では、トイレの換気扇を効果的に掃除する方法を詳しく紹介します。また、掃除を始める前に知っておくべき注意点や、専門業者に依頼したほうがよいケースも解説します。

トイレ換気扇の役割とは

トイレ換気扇の役割とは トイレの換気扇は、室内環境の快適性と衛生状態を維持するうえで大切な役割があります。しかし、具体的な役割がわからない方も多いかもしれません。ここでは換気扇に関して紹介します。

トイレ内の空気を入れ替える

換気扇の役割は、室内の汚れた空気を外部に排出し、同時に新鮮な外気を取り込むことです。特に排泄物から発生するアンモニアが臭いの原因となります。アンモニアは空気よりも軽い性質を持つため、天井付近に滞留しやすいのが特徴です。アンモニアが室内に蓄積されると、不快な臭いの主要な原因となってしまいます。

換気扇による空気の循環によって、トイレ内の不快な臭いを最小限に抑え、清潔で快適な環境を維持できるのです。つまり換気扇は単なる空気の入れ替え装置ではなく、トイレの衛生状態を保つための重要な設備といえます。

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湿気がこもらないのでカビが生えにくい

トイレは他の部屋と比較して湿度管理が必要な場所です。使用時に水を流すため、常に水分が供給され続ける環境にあります。高湿度状態が続くとカビの繁殖につながります。

カビは人体に有害であるだけでなく、建材の劣化も引き起こす可能性があるため、予防対策は非常に重要です。換気扇を使用することで、トイレ内の湿った空気を効果的に外部に排出し、乾燥した空気を取り入れます。継続的に空気を循環することによって、室内の湿度レベルを下げ、カビの発生リスクを軽減できます。

トイレの換気扇が汚れる原因

トイレの換気扇が汚れる原因 トイレの換気扇は常に室内の空気を排出するため、時間とともにホコリや微粒子がどうしても蓄積します。特に湿気の多い環境では、これらの粒子が付着しやすく、換気扇の性能低下を招きます。ここでは具体的な汚れる理由を解説しているので、参考にしてください。

湿気によるほこりの蓄積

トイレの換気扇は、室内の湿気を外部に排出する際、湿気とともにホコリや汚れも吸い込まれ、換気扇の内部に蓄積されやすくなります。

特に湿度の高いトイレ内では、これらの汚れがより付着しやすくなります。

トイレットペーパーの繊維

トイレ内にはトイレットペーパーの細かい繊維やホコリが常に空気中に浮遊しており、これらの微粒子も換気扇に吸い込まれます。時間の経過とともに、微粒子がフィルターやファンに層となって付着し、徐々に厚みを増していきます。

結果として換気効率の著しい低下を引き起こすことがあるのです。そのため、定期的な清掃と適切なメンテナンスが、トイレの換気扇の効率的な機能維持に不可欠です。

トイレの換気扇を掃除しないとどうなる?

トイレの換気扇を掃除しないとどうなる? キッチンの掃除ではコンロやレンジフードが重視されますが、トイレ掃除では便器や床に注意が集中し、換気扇は見落とされがちです。トイレの換気扇は目立たず、清掃の盲点となりやすいため注意が必要です。ここではトイレの換気扇を掃除しないとどうなってしまうのかを解説します。

故障の原因になる

換気扇を長期間掃除せずにそのまま放置すると、故障のリスクが高まります。定期的なメンテナンスを怠ることでホコリや汚れが蓄積し、換気扇本体の機能が落ちてしまうかもしれません。

特に、ファンやモーター部分にたまった汚れは機械の動きを妨げ、過度の負荷をかけることになります。この状態が続くと、モーターの焼き付きや部品の破損など、深刻な故障につながるでしょう。

また、湿気の多いトイレの環境では汚れとともにカビが発生しやすく、電気系統に悪影響を及ぼすこともあります。さらに、汚れによって換気効率が落ちると、本来の機能である湿気や臭いの排出が十分に行われず、トイレ全体の衛生状態にも影響を与えかねません。

臭いがこもる

換気扇の役割は、トイレ内の汚れた空気やイヤな臭いを外に出し、空気を取り込むことです。しかし、長期間清掃せずに使用を続けるとホコリや汚れが蓄積し、換気効率が著しく低下します。

この結果、トイレ内の空気が十分に循環せず、臭いが室内にこもってしまうのです。さらに、換気扇内部に付着した汚れ自体が臭いの発生源となることもあります。湿気の多いトイレ環境では汚れにカビが発生しやすく、これが新たな悪臭の原因となる可能性もあります。

最悪のケースは、臭いが壁紙にも付いて取れなくなることです。そうなるとクロスを貼り替えるリフォームが必要になるかもしれません。

トイレの換気扇を掃除する方法!6つの手順を解説

トイレの換気扇を掃除する方法!6つの手順を解説 トイレの換気扇は軽度の汚れであれば自分で掃除することが可能です。ここではそれぞれの流れを紹介します。大まかな流れは以下の通りです。

  1. 必要な道具を準備する
  2. 電源を落とす
  3. 掃除機でホコリを取りカバーを取り外して掃除する
  4. ファンを掃除する
  5. 換気扇内部を掃除する
  6. ファンとカバーをもとに戻す


手順①必要な道具を用意する|事前準備

まずは一通りの道具を揃えておきましょう。

  • 掃除機
  • 中性洗剤
  • ウェットティッシュ
  • 歯ブラシ
  • いらないタオルまたは雑巾
  • ドライバー
  • ゴム手袋
  • マスク
  • ゴーグル(あれば)
  • 新聞紙
  • 脚立(あれば)


マスクやゴーグルはホコリが体内に入らないようにするためです。特に天井に換気扇が付いている場合は、上からホコリが落ちてくるので目や鼻、口元を保護しましょう。

手順②電源を落とす

換気扇は電気機器なので、取り扱いには十分注意しなくてはなりません。換気扇の清掃作業を行う際は、安全性を最優先に考えましょう。

予期せぬ動作による事故を防ぐため、作業開始前に換気扇が完全に停止していることを必ず確認してください。ただしスイッチを切るだけでは十分な安全対策とはいえないため、換気扇のコンセントを完全に抜くか、電気系統のブレーカーを落とすなどして、電源を根本から遮断することが大切です。

手順③カバーを取り外して掃除する

カバーを外す前に、掃除機を使って簡単に表面の汚れを吸い取るのがポイントです。そしてトイレの換気扇を掃除するには、まずカバーを取り外す必要があります。カバーには3つ種類があるため、取り外し方もそれぞれ異なります。

  • ツメや切り抜きがある場合・・・カバーを引っ張ることで簡単に外せる
  • ツメも切り抜きもない場合・・・カバーのふちを引っ張ると2本の針金があるので、1本にまとめてつまみながらカバーを引くと取り外せます。
  • 上記以外・・・カバーを引っ張っても取れない場合はスライドさせてみる


カバーを取り外したら、再び掃除機のノズルを使って、カバーの裏側や換気扇の内部に溜まった大きなホコリを丁寧に取り除きます。

次に浴室や洗面台でカバーの表面の汚れを雑巾で丁寧に拭き取ります。軽い汚れは除去できますが、頑固な汚れが残っている場合は、中性洗剤を使用して掃除しましょう。

スポンジや古い歯ブラシを使用して、中性洗剤を汚れにこすりつけてしっかりと落としていきます。水洗いしたら水分を拭き取り、その後風通しのよい場所やベランダなどに干して完全に乾かします。

手順④換気扇のファンを掃除する

カバーを取り外すと、換気扇の内部にファンが内蔵されています。プロペラファン式とシロッコファン式の2種類のタイプがあり、それぞれ取り扱い方が異なります。正しい清掃方法を確認するため、まず取扱説明書を参考にしてください。

ファンを取り外したらカバーと同様に、掃除機を使用して大きなホコリを吸い取ります。この作業により、表面の汚れの大部分を除去できます。取りきれない汚れや細かい部分は、中性洗剤を使用しましょう。

ただし、シロッコファンは取り外しができない仕様になっていることもあります。無理に取り外そうとすると故障の原因になるため、取り外し方がわからない場合や、取り外しが難しいと感じたら業者に依頼するのがおすすめです。

手順⑤換気扇内部を掃除する

まず掃除機を使用して、換気扇内部に蓄積したホコリや汚れを吸い取ります。掃除機のノズルが届きにくい場所や細かい部分には、専用の掃除用ブラシを使用すると効果的です。

ブラシを使えば楽にホコリを掻き出し、再度掃除機で吸い取れば、より徹底的な清掃が可能になります。

ただし、換気扇内部の水洗いは絶対に行わないことです。換気扇には電気部品が含まれており、水がかかると取り返しのつかない故障や感電事故を引き起こす危険性があります。そのため、どんなに汚れがひどく見えても、水を直接使用することは避けてください。

手順⑥ファンとカバーをもとに戻す

換気扇の清掃作業が完了したら、次は各パーツをもとの状態に戻します。ファンを取り付ける際、向きや方向に注意し、しっかり固定されていることを確認してください。

次に、カバーを取り付けます。カバーの取り付け方は取り外し時と反対の手順で行います。ツメや針金がある場合は、それらが適切に噛み合っているか、きちんと固定されているかを確認しましょう。

自分でトイレの換気扇を掃除する前に注意すること

自分でトイレの換気扇を掃除する前に注意すること 自分でトイレの換気扇を掃除する際は注意すべきポイントがあります。

電源がある付近は水気厳禁

トイレの換気扇は電気機器であるため、本体に直接洗剤や水を吹きかけることは故障の原因となります。掃除の際は、洗剤を染み込ませた布を使用して本体内部を清掃してください。

本体カバーなどの水洗いが可能なパーツは、十分に乾燥させてから本体に戻すことが重要です。これらの注意点を守ることで、トイレ換気扇を安全に掃除できます。

中性洗剤を使用する

掃除用の洗剤は、中性洗剤を使用するのがおすすめです。アルコール、アルカリ性洗剤、研磨剤が含まれた洗剤は避けましょう。

これらを使用すると、製品の変形、変色、破損や異常音の原因となる可能性があります。また、金属タワシの使用はパーツにキズをつけ、そこに汚れが蓄積する恐れがあるため、やわらかいスポンジや布を使用してください。

ただし、換気扇の種類によって使用禁止の洗剤が異なるため、お掃除を始める前に必ずお使いの換気扇の取り扱い説明書を確認することが重要です。

トイレの蓋に乗らない

トイレの換気扇は横の壁にあることもありますが、多くは天井に設置されています。手が届かなく、ついトイレの蓋や便座に乗ってしまうことがあるかもしれません。

トイレの蓋や便座はプラスチック製でできており、全体重をかけるとすぐに破損してしまいます。それだけではなく、転倒の恐れがあるため必ず脚立を利用しましょう。

それでも天井に届かない場合は、無理せずプロの業者に依頼するのがおすすめです。

無理に部品を外さない

換気扇のカバーやファンの取り外し方法は、機種によって異なります。メーカーによっては、パーツを取り外せないように設計されていることがあります。

無理に取り外そうとすると換気扇が故障したり、もとの状態に戻せなくなったりする可能性があるので注意してください。

そのため、掃除を始める前に必ず取扱説明書を確認し、使っている機種の正しい取り外し方法を把握することが重要です。

トイレの換気扇を汚さないコツ

トイレの換気扇を掃除する回数はできるだけ抑えたいものです。ここでは換気扇をできるだけ汚さないコツをご紹介します。

フィルターを取り付ける

フィルターは、換気扇内部へのホコリや汚れの侵入を防ぐ役割があります。市販の換気扇フィルターを活用することで、換気扇にホコリがたまるのを防止できます。

ホームセンターや通販サイトなどで簡単に入手でき、取り付けも簡単でおすすめです。ただし、換気扇フィルターには使用期間があり、推奨される交換時期を過ぎてもそのまま使い続けると、換気効率の低下の原因となり、さらには換気扇自体の汚れにつながる可能性があります。

そのため、フィルターは定期的な交換を行うようにしましょう。現在は交換目安が一目でわかる種類も販売されているので、参考にしてください。

こまめに掃除する

換気扇の汚れを防ぐためには、普段からトイレを全体的に掃除するのがおすすめです。日常的にトイレをキレイに保つことで、空気中のホコリや汚れの量を減らし、結果として換気扇へのホコリの蓄積を抑えられます。

その他にも床や壁などの箇所にもホコリがたまりやすいので、こまめに掃除するようにしましょう。

掃除する頻度はどのくらい?

換気扇の清掃頻度は、フィルターを使用しているか使用していないかで大きく異なります。換気扇フィルターを使用している場合、掃除の頻度が減るので年に1回の清掃で十分です。

一方、フィルターを使用していない場合は、2〜3カ月に一度の頻度で掃除を行うのがおすすめです。また、年に1度ハウスクリーニングに依頼して徹底的に清掃してもらうのもよいでしょう。

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業者に依頼したほうがいい3つのケース

業者に依頼したほうがいい3つのケース 換気扇の掃除は業者にお願いしたほうがよいケースを下記でご紹介します。

①掃除しても異音がする

換気扇のスイッチを入れて異音が発生している場合、正常に機能していないということになります。これは換気扇の汚れが原因であると考えられますが、表面的な清掃を行っても問題が解決しないことがほとんどです。

換気扇の構造は見た目以上に複雑で、目に見える部分の奥には「ダクト」と呼ばれる部品があり、これが問題の原因となっていることがあります。

しかし、一般の使用者が安全に清掃や点検を行うことは困難です。したがって、異音が続く場合は、無理に自分で対処しようとせず、専門業者に依頼するのが安心です。

②古いタイプで取り外し方がわからない

古いタイプの換気扇は、長年の使用により汚れが蓄積されていることが多く、部品の取り外しが困難です。特に、シロッコファンやプロペラファンが動かなくなった際、金属パーツのサビつきに浸透性オイルが有効だとの情報もありますが、自分で試すことは推奨しません。

無理に部品を外そうとしたり、素人判断で修理を試みたりすることで、換気扇をさらに損傷させたり、安全上の問題が起こることがあります。

③大掃除する時間がない

換気扇の大掃除は時間と労力を要する作業です。特に日々の忙しい生活のなかで、清掃時間を確保することが難しい方も多いでしょう。そういった場合、専門業者に依頼することをおすすめします。

業者に依頼することで、作業の負担を軽減できるだけでなく、専門的な知識と技術のあるプロによる徹底的かつ効果的な清掃が期待できます。また、業者は専用の道具や洗剤を使用し、換気扇の種類や状態に応じた清掃方法が可能です。

業者に依頼したときの料金相場

プロのクリーニングサービスに依頼した際の料金相場は、約10,000円です。通常の範囲として含まれる箇所は以下の通りです。

  • 便器
  • 天井
  • 窓(サッシ)
  • 水栓タンク(外側)
  • 温水洗浄便座ノズルなど


会社によって対応できる箇所は異なるので、事前に確認するようにしてください。失敗しない業者の選び方は以下を参考にしましょう。

  • エリア内ですぐに駆けつけてくれるか
  • 見積もりや出張料は無料か
  • 口コミ評価が高いか
  • 換気扇以外にも対応してくれるか


時間に余裕がある方は、複数の会社から見積もり依頼を出すのがおすすめです。

>>水漏れ修理業者の選び方5つのポイントを徹底解説。業者選び前の応急処置方法も

まとめ

トイレの換気扇を適切に掃除するには、まず各パーツを慎重に取り外す必要があります。取り外したパーツは、お風呂場など広いスペースで洗浄しましょう。その際、洗浄したあとはパーツを完全に乾燥させることが重要です。湿気が残っていると、カビや細菌の繁殖の原因だけではなく、故障につながります。

しかし、丁寧な掃除を行っても臭いが解消されない場合や、異音が続く場合は、換気扇内部のダクトや見えない部分に問題があるかもしれません。そのような場合は、自分で対処しようとせず、専門業者に依頼することが大切です。

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