2024.06.26
洗濯機の排水ホースを交換する方法は?取り付け・取り外し別に解説
洗濯機の排水ホースの劣化による水漏れや悪臭は、洗濯機の故障につながる可能性があるため、早めの交換が必要です。しかし、排水ホースを自分で交換しようと思っても、どこから始めれば良いのかわからないこともあるでしょう。
排水ホースの交換は比較的簡単な作業ですが、適切な手順と注意事項を守る必要があります。そこで本記事では、洗濯機の排水ホースを交換する作業を紹介します。また排水ホースの掃除の仕方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
経年劣化により、ホースに穴が開いたり接続部分が緩んで水漏れが発生したりする可能性があります。水漏れは洗濯機の故障につながるだけでなく、床や壁の損傷にもつながるため、早めの交換が大切です。特に水漏れは起こっていないけれど、5年以上排水ホースを使っている場合も交換を視野に入れましょう。
洗濯機の下から水漏れする原因をさらに詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
>>洗濯機が水漏れする原因は?自分でできる対処法や予防する方法を解説
排水ホースの劣化が進行すると、水漏れの原因にもなるため、定期的な点検と交換するタイミングを把握することで、洗濯機の寿命を長くすると共に水漏れ事故の防止につながるでしょう。
結合部とはホースのつなぎ目のことで、ここが緩んでいると水漏れが発生するので注意が必要です。
通常、結合部は「ホースバンド」という留め具で固定されているため、新しいホースバンドに交換すると問題が解消されることがあります。
洗濯機の排水ホースを外す前に脱水をかけておくことは、作業の安全性と効率性を高められます。
次に給水ホースを洗濯機本体から外しましょう。給水ホースを外すことで、排水ホースを取り外す際に水が漏れるのを防げます。
排水ホースを完全に取り外し、洗濯機の排水口に異物がないかを確認します。この一連の手順を踏まえることで、安全かつ効果的に排水ホースを取り外せます。
ホースが短すぎると排水が円滑に行えず、反対に長すぎると異物がつまりやすくなってしまいます。そのため、洗濯機の設置場所を確認しながら、排水ホースの長さを洗濯機と排水口の距離に合わせて調整します。交換する際は古い排水ホースの長さに合わせると良いでしょう。
長いからといって、排水ホースを巻かないようにしてください。必要に応じて切断し、排水ホースの長さを適切に調整することが重要です。また、ホースクリップやバンドなどを取り付ける際、必要であれば新しいものと交換しましょう。
排水ホースの先端に排水エルボを取り付けます。排水エルボは排水口に挿入するためのL字型になっている部品です。ホースとの接続部分にホースクリップなどを使って固定します。排水エルボを使えば洗濯機の排水口に差し込むだけなので、とても簡単です。
排水エルボを排水口に挿入し、しっかりと固定しましょう。排水口の形状に合わせて角度を調整し、排水が滞りなく流れるように設置します。排水ホースが折れ曲がったり、引っかかったりしないよう注意が必要です。
選び方がわからない方は、古い排水ホースをホームセンターへ持参してスタッフと相談すると良いでしょう。
これらの3つの主な種類の中から、洗濯機の使用環境や使用頻度、自身の技術レベルに合わせて、最適なホースクリップを選択することが大切です。
水漏れ防止と長期的な安定性を考慮し、適切なクリップを選ぶことをおすすめします。
また、抗菌性や防臭性、耐久性の高い素材を使用したタイプも販売されており、長期的な使用にも適しています。洗濯機の使用環境や使用頻度に合わせて、適切な交換用排水ホースを選択することで、安心して洗濯機を使い続けられるでしょう。
延長ホースを使う際は、ホースの内径が洗濯機の排水口と同じサイズであることを確認することが大切です。一般的に洗濯機の排水ホースは内径約30mm〜40mmが主流ですが、機種によって異なる場合もあるため、洗濯機の取扱説明書を参照するのがよいでしょう。
また、延長ホースの長さは設置環境に合わせて選択します。ホースが短すぎると排水口に届かず、長すぎると蛇行して水漏れの原因になる可能性があるため、適切な長さを選ぶことが重要です。伸縮タイプのホースを使えば、長さを調整しやすくなります。
ホースの先端は排水口に直接差し込むか、排水口に接続する排水エルボを使用します。排水エルボを使う場合は、排水ホースとしっかりと固定されるよう、バンドやクリップなどで確実に締め付けましょう。ホースの先端部分は、排水口に対して垂直に差し込むと水の流れがスムーズになります。
排水ホースが敷居などをまたいで高くなっていると、水の流れが阻害されて排水不良の原因となります。また、排水口が詰まっていると、糸くずフィルターを外したときに多量の水が漏れる恐れがあるので気をつけてください。
さらに排水不良になると洗濯物が十分に脱水されず、洗濯機の故障や水漏れの原因にもなります。排水ホースは洗濯機の排水口から最も高い位置まで、できるだけ直線的に設置することが理想的です。ホースが蛇行したり段差を超えたりすると、水の流れが悪くなります。
排水ホースの交換は専門的な作業で、適切に行わないと水漏れや洗濯機の故障につながる可能性があります。専門家に依頼するのがより安全です。
専門業者に依頼すれば、確実な施工と保証が得られます。また、洗濯機の設置場所や排水環境を考慮した上で、最適な排水ホースを選定してもらえます。
専門業者に依頼すれば、古いホースの取り外しから新しいホースの取り付けまで、安全かつ適切に行ってもらえます。
しかし、水道業者は全国に多数存在しているので、どこを選べば良いのか迷う方も多いでしょう。選ぶ基準やポイントは下記を参考にしてください。
特に水道局指定工事店であるかは重要な項目です。気になる水道業者が水道局に指定された「指定給水装置工事事業者」であるかどうかを確認しましょう。指定された業者は技術力と信頼性が高いと認められている会社です。
さらに工事や修理に対する保証期間や、万が一の事故に対する補償内容も確認することも忘れないようにしてください。
関連記事 >>水漏れ修理業者の選び方5つのポイントを徹底解説。業者選び前の応急処置方法も
次に糸くずフィルター掃除をする方法です。
洗濯機を使用する頻度によって異なりますが、多い場合は3ヶ月に1回程度行うことをおすすめします。
洗濯機の定期的な掃除は、洗濯槽の汚れ除去や細菌の繁殖を防ぐために重要です。洗濯機の取扱説明書に従って、適切な方法で洗濯槽とフィルターの掃除を行いましょう。
また、排水ホースも定期的な掃除が大切です。排水ホースの内部に髪の毛やゴミが詰まると、水の流れが悪くなりホースの劣化を早めてしまいます。点検も兼ねて、半年に一度掃除すると良いでしょう。
また、過剰な洗濯物は洗濯機の負荷を高め、モーターの故障や排水ポンプの破損など、洗濯機本体の寿命を縮める可能性があるため注意してください。
適量の洗濯物を入れることで洗浄力が高まり、排水ホースの劣化を防げます。目安として洗濯物が洗濯槽の3分の2程度になるよう心がけましょう。
製品の指示に従って適切に使用することが大切です。正しい量の洗剤を使用すれば、排水ホースの劣化を防ぎ、経済的・環境的にも持続可能な洗濯ができます。
取り付け方を間違ってしまうと、排水不良を起こしてしまうため慎重に行わなくてはなりません。無理に排水ホースを交換せず、業者に依頼するのも一つの手段です。
水PROでは洗濯機の排水ホースを短時間で交換することが可能です。お使いの洗濯機に合う排水ホースを使って長さなど調節しながら素早く対応いたします。
当社では無料でお見積もりをさせていただくので、どのくらいの費用がかかるかも事前にわかります。現在は「ホームページを見た」で3,000円割引のサービスを実施しています。その他にも出張料や追加請求もすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
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排水ホースの交換は比較的簡単な作業ですが、適切な手順と注意事項を守る必要があります。そこで本記事では、洗濯機の排水ホースを交換する作業を紹介します。また排水ホースの掃除の仕方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
洗濯機の排水ホースを交換する目安
洗濯機の排水ホースを交換するタイミングがわからないという方のために、3つの見分け方を紹介します。それぞれの交換する目安は下記の通りです。- 排水ホースの劣化による水漏れが発生
- 排水ホースから悪臭がする
- 排水ホースが緩んでいる
排水ホースの劣化による水漏れが発生
洗濯機の排水ホースを交換する目安は、排水ホースの劣化による水漏れです。排水ホースの寿命は2〜3年と言われています。経年劣化により、ホースに穴が開いたり接続部分が緩んで水漏れが発生したりする可能性があります。水漏れは洗濯機の故障につながるだけでなく、床や壁の損傷にもつながるため、早めの交換が大切です。特に水漏れは起こっていないけれど、5年以上排水ホースを使っている場合も交換を視野に入れましょう。
洗濯機の下から水漏れする原因をさらに詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
>>洗濯機が水漏れする原因は?自分でできる対処法や予防する方法を解説
排水ホースから悪臭がする
排水ホースを長年使用していると、ホース内部に汚れやカビが蓄積し、悪臭の原因となります。排水ホースから異臭がする場合は、早めに交換することをおすすめします。排水ホースの劣化が進行すると、水漏れの原因にもなるため、定期的な点検と交換するタイミングを把握することで、洗濯機の寿命を長くすると共に水漏れ事故の防止につながるでしょう。
排水ホースが緩んでいる
排水ホースの緩みは、長期使用による劣化や振動などが原因で発生します。さらに、排水ホースを掃除する際、何度も取り外ししていると結合部が緩んでしまうことがあります。結合部とはホースのつなぎ目のことで、ここが緩んでいると水漏れが発生するので注意が必要です。
通常、結合部は「ホースバンド」という留め具で固定されているため、新しいホースバンドに交換すると問題が解消されることがあります。
洗濯機の排水ホースの外し方
洗濯機の排水ホースを自分で取り外す方法を紹介します。主に4つのステップがあります。- 事前に脱水をかけておく
- 電源プラグやアース線を外す
- 蛇口を閉めて給水ホースを外す
- 排水ホースを取り外す
用意する道具
作業に取りかかる前に必要な道具を揃えておきましょう。必要な道具や工具は以下の通りです。- 雑巾
- 掃除道具
- ゴム手袋
- プライヤー(必要な場合)
事前に脱水をかけておく
洗濯機の排水ホースを外す際は、事前に脱水をかけておくことが重要です。脱水によりホース内部に残っている水を排出でき、ホースを外す際に水が飛び散るのを防げます。洗濯機の排水ホースを外す前に脱水をかけておくことは、作業の安全性と効率性を高められます。
電源プラグやアース線を外す
電源プラグやアース線を外すことは、安全性の観点からとても重要な手順です。電源プラグを抜くことで、作業中の感電事故を防げます。また、アース線を外すことで、洗濯機本体と配管などの金属部分との接続が遮断され、感電リスクをさらに低減できるので、必ず行いましょう。蛇口を閉めて給水ホースを外す
作業中に床が水浸しにならないように、蛇口を閉めて給水ホースを外すことが大切です。まず、洗濯機の給水元となる蛇口を完全に閉めることで、水の供給を遮断します。次に給水ホースを洗濯機本体から外しましょう。給水ホースを外すことで、排水ホースを取り外す際に水が漏れるのを防げます。
排水ホースを取り外す
洗濯機の排水ホースを取り外す手順は以下の通りです。- 排水ホースの接続部分を確認する
- 排水ホースに固定されているホースクリップやバンドを緩める
- 排水ホースを取り外す
- 排水口を掃除する
排水ホースを完全に取り外し、洗濯機の排水口に異物がないかを確認します。この一連の手順を踏まえることで、安全かつ効果的に排水ホースを取り外せます。
ホースクリップがない場合 |
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古い洗濯機では、接合部をクリップではなく接着剤で留めていることがあります。その場合はハサミやカッターで切断し、新しい排水ホースに接着剤を塗布して取り付けるのがおすすめです。
その後、新しいホースクリップを留めると水漏れが起きにくくなります。 |
洗濯機の排水ホースの付け方
洗濯機の排水ホースが取り外せたら、次は新しい排水ホースと交換します。ここでは取り付け方を詳しく解説します。- 新しい排水ホースの長さを調整する
- 排水エルボを取り付けて排水口に挿入する
必要な道具
排水ホースを取り付ける際に必要な道具や工具は以下の通りです。- 交換用の排水ホース
- 雑巾
- ゴム手袋
- ハサミ(必要な場合)
- プライヤー(必要な場合)
- ホースクリップ(必要な場合)
新しい排水ホースの長さを調整する
洗濯機の設置場所によって排水ホースに必要な長さは異なるため、ホースが洗濯機と排水口の間で適切な長さになるよう確認しなくてはなりません。- 新しい排水ホースの長さを確認する
- 古い排水ホースの長さに合わせる
- ホースクリップを留める
ホースが短すぎると排水が円滑に行えず、反対に長すぎると異物がつまりやすくなってしまいます。そのため、洗濯機の設置場所を確認しながら、排水ホースの長さを洗濯機と排水口の距離に合わせて調整します。交換する際は古い排水ホースの長さに合わせると良いでしょう。
長いからといって、排水ホースを巻かないようにしてください。必要に応じて切断し、排水ホースの長さを適切に調整することが重要です。また、ホースクリップやバンドなどを取り付ける際、必要であれば新しいものと交換しましょう。
排水エルボを取り付けて排水口に挿入する
洗濯機の排水ホースの付け方は以下の通りです。- 排水エルボを排水ホースの先端に取り付ける
- 排水エルボを排水口に挿入する
排水ホースの先端に排水エルボを取り付けます。排水エルボは排水口に挿入するためのL字型になっている部品です。ホースとの接続部分にホースクリップなどを使って固定します。排水エルボを使えば洗濯機の排水口に差し込むだけなので、とても簡単です。
排水エルボ(L字型)
排水エルボを排水口に挿入し、しっかりと固定しましょう。排水口の形状に合わせて角度を調整し、排水が滞りなく流れるように設置します。排水ホースが折れ曲がったり、引っかかったりしないよう注意が必要です。
洗濯機の排水ホースの選び方
洗濯機の排水ホースを選ぶ際のポイントを解説します。排水ホースはインターネットの通信販売やホームセンターなどで購入できます。選び方がわからない方は、古い排水ホースをホームセンターへ持参してスタッフと相談すると良いでしょう。
メーカー純正品を選ぶ
洗濯機のメーカーが販売している排水ホースなら、洗濯機の仕様に合わせて設計されています。そのため、使用中の洗濯機に合う排水ホースをメーカーに問い合わせれば、ぴったり合う排水ホースが見つかるかもしれません。相手にスムーズに伝えるためにも、あらかじめ洗濯機の品番や製造年を確認しておきましょう。排水ホースクリップの種類を決める
排水ホースクリップの主な種類は「クリップ式」「ねじ巻き式」「スナップ式」の3つあります。種類 | 特徴 |
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クリップ式 |
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ねじ巻き式 |
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スナップ式 |
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これらの3つの主な種類の中から、洗濯機の使用環境や使用頻度、自身の技術レベルに合わせて、最適なホースクリップを選択することが大切です。
水漏れ防止と長期的な安定性を考慮し、適切なクリップを選ぶことをおすすめします。
洗濯機の排水ホースを交換する際の注意点
洗濯機の排水ホースを交換するときは、どのようなことに注意すれば良いでしょうか。ここでは、作業する前に知っておきたいポイントをまとめました。交換用と明記されたものを選択する
洗濯機の排水ホースを交換する際は、交換用と表示されているものを選択することが重要です。交換用の排水ホースは、洗濯機の排水口に直接接続できるよう設計されており、ホースが抜けないように留められるバンド付きのタイプも多数あります。また、抗菌性や防臭性、耐久性の高い素材を使用したタイプも販売されており、長期的な使用にも適しています。洗濯機の使用環境や使用頻度に合わせて、適切な交換用排水ホースを選択することで、安心して洗濯機を使い続けられるでしょう。
排水ホースの長さが足りない場合は延長ホースを利用する
洗濯機の排水ホースの長さが足りない場合は、延長ホースを利用することで対応できます。延長ホースは、洗濯機の排水口に直接接続するタイプや、既存のホースに接続するタイプがあります。延長ホースを使う際は、ホースの内径が洗濯機の排水口と同じサイズであることを確認することが大切です。一般的に洗濯機の排水ホースは内径約30mm〜40mmが主流ですが、機種によって異なる場合もあるため、洗濯機の取扱説明書を参照するのがよいでしょう。
また、延長ホースの長さは設置環境に合わせて選択します。ホースが短すぎると排水口に届かず、長すぎると蛇行して水漏れの原因になる可能性があるため、適切な長さを選ぶことが重要です。伸縮タイプのホースを使えば、長さを調整しやすくなります。
排水ホースの先端をしっかり差し込む
洗濯機の排水ホースを交換する際は、ホースの先端をしっかりと排水口に差し込むことが重要です。まず、新しい排水ホースの長さが洗濯機の設置場所に合っているかを確認しましょう。ホースが短すぎると排水口に届かず、長すぎると蛇行して接続部分が外れやすくなり水漏れの原因になる可能性があります。ホースの先端は排水口に直接差し込むか、排水口に接続する排水エルボを使用します。排水エルボを使う場合は、排水ホースとしっかりと固定されるよう、バンドやクリップなどで確実に締め付けましょう。ホースの先端部分は、排水口に対して垂直に差し込むと水の流れがスムーズになります。
段差がある場合は排水ホースの先端を下に向ける
排水ホースが段差によって途中で10cm以上高くなってしまう場合は、水の流れが悪くなる可能性があるため、排水ホースを下げることが重要です。排水ホースが敷居などをまたいで高くなっていると、水の流れが阻害されて排水不良の原因となります。また、排水口が詰まっていると、糸くずフィルターを外したときに多量の水が漏れる恐れがあるので気をつけてください。
さらに排水不良になると洗濯物が十分に脱水されず、洗濯機の故障や水漏れの原因にもなります。排水ホースは洗濯機の排水口から最も高い位置まで、できるだけ直線的に設置することが理想的です。ホースが蛇行したり段差を超えたりすると、水の流れが悪くなります。
無理に交換しない
自分で排水ホースを無理に交換するのは避けましょう。排水ホースの取り外しや新しいホースの取り付けには、適切な工具や技術が必要です。排水ホースの交換は専門的な作業で、適切に行わないと水漏れや洗濯機の故障につながる可能性があります。専門家に依頼するのがより安全です。
専門業者に依頼すれば、確実な施工と保証が得られます。また、洗濯機の設置場所や排水環境を考慮した上で、最適な排水ホースを選定してもらえます。
失敗しない水道業者の選び方
洗濯機の排水ホースの交換は、専門業者に依頼するのが安心です。専門業者に依頼すれば、確実な施工と保証が得られます。また、洗濯機の設置環境に合わせた最適なホースを選定してもらえるのも利点でしょう。専門業者に依頼すれば、古いホースの取り外しから新しいホースの取り付けまで、安全かつ適切に行ってもらえます。
しかし、水道業者は全国に多数存在しているので、どこを選べば良いのか迷う方も多いでしょう。選ぶ基準やポイントは下記を参考にしてください。
- 水道局指定工事店であること
- 地元に密着した業者であること
- 保証期間と補償内容を確認する
- 料金設定の根拠や追加費用の有無など、見積もりの内容を詳しく確認する
- 口コミ評判をチェックする
特に水道局指定工事店であるかは重要な項目です。気になる水道業者が水道局に指定された「指定給水装置工事事業者」であるかどうかを確認しましょう。指定された業者は技術力と信頼性が高いと認められている会社です。
さらに工事や修理に対する保証期間や、万が一の事故に対する補償内容も確認することも忘れないようにしてください。
関連記事 >>水漏れ修理業者の選び方5つのポイントを徹底解説。業者選び前の応急処置方法も
洗濯機の排水ホースの寿命を長持ちさせる対処法
洗濯機の排水ホースの寿命を長持ちさせるためには、日々のメンテナンスや洗濯機の使用方法などに気をつける必要があります。洗濯槽やフィルターを掃除する
排水ホースにゴミが溜まらないようにするには、洗濯槽や糸くずフィルターの掃除が不可欠です。 洗濯槽を掃除する方法は下記の通りです。- 洗濯槽に45〜50度のぬるま湯を1/3ほど溜める
- 塩素系のクリーナーを入れる
- 排水または通常コースで洗浄する
次に糸くずフィルター掃除をする方法です。
- フィルターを取り出す
- ブラシなどで強くこすらず、絞ったタオルなどでやさしく糸くずを取り除く
- 目詰まりしている場合はぬるま湯で指の腹で洗う
洗濯機を使用する頻度によって異なりますが、多い場合は3ヶ月に1回程度行うことをおすすめします。
洗濯機の定期的な掃除は、洗濯槽の汚れ除去や細菌の繁殖を防ぐために重要です。洗濯機の取扱説明書に従って、適切な方法で洗濯槽とフィルターの掃除を行いましょう。
また、排水ホースも定期的な掃除が大切です。排水ホースの内部に髪の毛やゴミが詰まると、水の流れが悪くなりホースの劣化を早めてしまいます。点検も兼ねて、半年に一度掃除すると良いでしょう。
洗濯機の排水ホースを外さず掃除する方法 |
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排水ホースを取り外して掃除する方法もありますが、何度も繰り返すと緩みや劣化の原因となります。できれば排水ホースを取り外さずに掃除しましょう。
この方法なら、排水ホースを取り外す手間がなく、ホースの詰まりを解消できます。 洗濯機の種類によっては排水ホースが取り外せない場合もあるため、この方法は便利です。3ヶ月に1回程度行うことをおすすめします。 |
洗濯物を詰めすぎない
洗濯物を過剰に詰め込むと洗濯機の回転が不十分になり、洗浄力が低下します。これにより、排水ホースに汚れが溜まりやすくなり、詰まりや悪臭の原因となります。また、過剰な洗濯物は洗濯機の負荷を高め、モーターの故障や排水ポンプの破損など、洗濯機本体の寿命を縮める可能性があるため注意してください。
適量の洗濯物を入れることで洗浄力が高まり、排水ホースの劣化を防げます。目安として洗濯物が洗濯槽の3分の2程度になるよう心がけましょう。
洗剤の使用量を守る
洗剤を過剰に使うと排水ホースに負担がかかり、劣化を早める可能性があります。そもそも適量以上の洗剤は洗浄効果の向上につながらず、むしろ環境への負荷や経済的デメリットを生み出します。製品の指示に従って適切に使用することが大切です。正しい量の洗剤を使用すれば、排水ホースの劣化を防ぎ、経済的・環境的にも持続可能な洗濯ができます。
まとめ
洗濯機の排水ホースを交換する際はホースの向きや長さなど調整する必要があります。そのため、新しい排水ホースを購入する前に古い排水ホースを取り外してサイズをチェックすることが大切です。取り付け方を間違ってしまうと、排水不良を起こしてしまうため慎重に行わなくてはなりません。無理に排水ホースを交換せず、業者に依頼するのも一つの手段です。
水PROでは洗濯機の排水ホースを短時間で交換することが可能です。お使いの洗濯機に合う排水ホースを使って長さなど調節しながら素早く対応いたします。
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