2023.05.08
トイレ
トイレが急に下水臭い!4つの原因と対処法を徹底的に解説します
いつも通りに過ごしていたのに、「トイレがなんだか下水臭い……」なんて経験がある方は少なくないのではないでしょうか?
普段からトイレを綺麗にしていたり、マンションやアパート、新居に引っ越したばかりで心当たりがなかったりすると、焦ってしまいますよね。
そんな方のために、この記事では下水臭いトイレの原因と対処法について徹底的に解説していきます。
原因によっては自力で簡単に解決できることもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、下水臭いトイレについてのよくある質問や、普段からできるトイレの臭い予防対策などについてもまとめました。
封水とは、“排水トラップ”と呼ばれるS字やU字の配管によって一定量に保たれる便器内の水のことを指し、排水管からの害虫や悪臭、ガスを防ぐという大切な役割があります。
何らかの原因によって封水が少なくなってしまう“封水切れ”が起きると、下水のような臭いが上がってきてしまうのです。
封水切れが起きる原因とその対処法については、次の見出しで解説していきます。
それぞれの原因について、対処法とともに詳しく解説していきます。
日常的にトイレを使用していれば。水を流すたびに封水が溜まるので蒸発することはほぼありません。
しかし、旅行や長期出張、帰省などで1週間〜10日以上水を流さない期間があると、蒸発による封水切れを起こすことがあります。
また、気温の高い夏場では、家を空けていなくても封水切れが起きることもあります。
<対処法>
蒸発による封水切れの場合は大抵の場合、水を流すだけで解消されます。
さらに、水を流した後にコップ1杯の水を便器に注いで封水の水位を上げておけば、蒸発するまでに時間がかかるので封水切れが起こりづらくなります。
水路に異物が詰まると水の流れが悪くなり、封水が元の水位までうまく戻らなくなることで封水切れに繋がってしまいます。
また、排水トラップ内に髪の毛やトイレットペーパーなどが引っかかると、それを伝って封水が下流へ流れて封水の水位が下がる“毛細管現象”が起きている可能性も考えられます。
<対処法>
排水管にある異物を取り除く必要があります。
ラバーカップを使って水圧で異物を流す、パイプクリーナーや排水管洗剤などで異物を溶かして流すなどの方法を試してみましょう。
トイレ詰まりの解消法については、以下の記事でも詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
>>トイレつまりの料金相場は?費用の内訳や自分で解消する方法も解説
補助水管は、水を流したあとにタンクの水を便器に送って封水の水位を上げる役割を担っています。
補助水管がオーバーフロー菅と呼ばれる部品から抜けて外れることで、水位の調整ができず、封水切れが起こってしまうのです。
<対処法>
補助水管は、自力で付け直すことができます。以下の手順を試してみましょう。
大量の水が排水管に流れると排水管内の気圧が一時的に下がり、封水が排水方向へ引っ張られてしまうことで起こり、“誘引現象”とも呼ばれます。
マンションなどの集合住宅では、上の階から水が流れてくることで起こることが誘引現象の原因となります。
<対処法>
まずは試しに“小”にレバーを回して勢いをつけずに流しましょう。
これで解決できない場合は、排水管や排水路の不具合が考えられます。排水管内の空気圧を安定させるため、通気管付きの排水管を設置すれば解消できますが、自力で設置するのは難しいので専門業者に依頼するのがおすすめです。
マンションなどの集合住宅の場合は、共用部分の工事が必要になるため、まずは管理会社に連絡しましょう。
業者が来るまでの間は、水を直接トイレに注いで封水の水位を上げる方法で対処するしかありません。
それぞれについて、掃除方法と共に詳しく見ていきましょう。
<用意するもの>
掃除道具には、
洗剤を使う場合は、いらない布などに中性洗剤を染み込ませて拭き上げます。拭き掃除シートの場合はそのまま拭き上げるだけでOKです。
その後は乾拭きし、換気扇を回すか窓を開けるなどしてしっかりと拭いた部分を乾燥させましょう。
アルカリ性である尿石は、酸性の洗剤を使うと効果的です。
<掃除方法>
掃除道具は、
方法は簡単で、洗剤を吹きかけてブラシで擦るだけ。軽い尿石汚れであれば、これだけで十分汚れが落ちます。
尿石がこびりついてしまっている場合は、尿石を削り落とす方法もあります。耐水性のあるサンドペーパーや尿石落とし用のたわしなどを使うといいですよ。
掃除しづらい箇所ではありますが、気がついたときに定期的に掃除することをおすすめします。
<掃除方法>
掃除道具は、
方法は、汚れが気になる箇所にトイレ用洗剤を吹きかけ、ブラシでこするだけ。便座の接合部の汚れはメーカーの取扱説明書をよく読んで便座を取り外してから掃除しましょう。
頑固な汚れには、トイレットペーパーをかぶせて洗剤を上からかけ、数分放置して汚れを分解させるといいですよ。
ちょっとした掃除は2〜3日に一度、しっかりとした掃除は週に一度を心がけましょう。
子どもや男性の場合はできるだけ座って用を足すようにしましょう。飛び散ったあとの尿を毎回掃除するのはなかなか難しいので、家族全員に意識づけてもらうことが大切です。
また、流すときは必ずフタをするのも汚れと臭いの防止に。フタをして流すことで、アンモニア成分が霧散されるのを防ぐことができます。
さまざまな種類の消臭剤がありますが、除菌や抗菌の効果があるものを選ぶとさらに臭い対策に効果的です。
ただし、臭いが改善されたからといって、トイレの汚れがなくなったわけではありません。日頃からの掃除は必ず行った上で、消臭剤を併用して臭い対策をするようにしましょう。
原因がわからないからと言ってトイレの部品を自己判断で触ったり、誤った対策を行ってしまったりすると、トイレの故障の原因となってしまいます。
また、原因がわかった場合でも自力で対処するのが難しいと感じたら、まずは業者に相談することをおすすめします。
当社水PROでは、下水臭いトイレのご相談も承っています。対応エリアは東北から関西まで幅広く、出張費・見積り・相談は無料です。
トラブルに迅速に対応すべく、最短15分でお伺いできる体制を整えています。
トイレの臭いにお悩みの場合は、お気軽にご連絡ください。
>>メールでのお問い合わせはこちら
大抵の場合は一度、または数回水を流すことで封水の水位が戻り、臭いも解消されます。
それでも下水臭さがまだ残る場合は、業者もしくは建設会社に問い合わせてみましょう。家を建てる途中の不備が原因かもしれません。
他の住居や上の階の部屋が大量に排水が行われると、気圧が変化して封水の水位が下がり、下水臭さにつながってしまいます。
原因は、共用部分の排水管に通気菅がないことや排水管が狭いことが挙げられるので、管理会社や大家に相談して改善してもらう必要があります。
その他、封水の蒸発やトイレタンクの不具合などの原因も考えられるため、当てはまる項目がないか記事上部にて確認してみてください。
大抵の場合は数回トイレの水を流すことで解決できます。なかなか封水の水位が戻らず、下水臭さが解消されない場合は、直接便器に水を入れて封水の水位を上げてみるといいでしょう。
天気がよくなっても改善されない場合は、業者に相談してみてください。
長期間家を空けていたことによる封水の蒸発、便器の水を一気に流したりマンションの設備の問題で排水管内の気圧変化、トイレタンクの中にある“補助水管”が外れている、など、下水臭くなってしまう原因はさまざまです。
すぐできる対策としては、まず数回トイレの水を流すこと。それでも解消されない場合は、こちらを参考に原因と対処法を試してみてください。
上記に当てはまらない場合は、業者に相談することをおすすめします。
パイプユニッシュは、トイレットペーパーや排泄物の残りなどはパイプユニッシュで溶かして流すことができないので、トイレの詰まりには効果が期待できません。商品の裏面にも、この旨がはっきり記載されています。
臭いの原因の一つである尿石の除去にも、尿石と同じアルカリ性であるパイプユニッシュは効果がありません。
そのため、下水臭さにパイプユニッシュを使うことはあまり有効ではないのです。
薬剤を使用する場合は、サンポールやデオドライトなどの酸性のものを使ってみるといいですよ。
漂うイヤな臭いはストレスになるもの。放っておくと害虫の侵入にも繋がってしまうので、この記事を参考にしながら早急に対処することをおすすめします。
原因がわからない場合や自分での対処がわからない場合は、深刻なトラブルに繋がる前に水道業者に相談してみましょう。
水PROではご相談を24時間365日受け付けておりますので、急なトイレの匂いでお困りの際もお気軽にご連絡ください。
普段からトイレを綺麗にしていたり、マンションやアパート、新居に引っ越したばかりで心当たりがなかったりすると、焦ってしまいますよね。
そんな方のために、この記事では下水臭いトイレの原因と対処法について徹底的に解説していきます。
原因によっては自力で簡単に解決できることもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、下水臭いトイレについてのよくある質問や、普段からできるトイレの臭い予防対策などについてもまとめました。
トイレが下水臭い原因は?
トイレから下水のような臭いがするときの原因として一番に考えられるのは、“封水切れ”です。封水とは、“排水トラップ”と呼ばれるS字やU字の配管によって一定量に保たれる便器内の水のことを指し、排水管からの害虫や悪臭、ガスを防ぐという大切な役割があります。
何らかの原因によって封水が少なくなってしまう“封水切れ”が起きると、下水のような臭いが上がってきてしまうのです。
封水切れが起きる原因とその対処法については、次の見出しで解説していきます。
トイレが下水臭いときの4つの原因と対処法
トイレが下水臭いときは、- 封水が下がっている
- トイレが詰まっている
- トイレタンクに不具合がある
- 排水管に気圧変化が起きている
それぞれの原因について、対処法とともに詳しく解説していきます。
封水が蒸発してしまっている
封水は放っておくと自然と蒸発し、水位が下がってしまいます。日常的にトイレを使用していれば。水を流すたびに封水が溜まるので蒸発することはほぼありません。
しかし、旅行や長期出張、帰省などで1週間〜10日以上水を流さない期間があると、蒸発による封水切れを起こすことがあります。
また、気温の高い夏場では、家を空けていなくても封水切れが起きることもあります。
<対処法>
蒸発による封水切れの場合は大抵の場合、水を流すだけで解消されます。
さらに、水を流した後にコップ1杯の水を便器に注いで封水の水位を上げておけば、蒸発するまでに時間がかかるので封水切れが起こりづらくなります。
トイレが詰まっている
封水の蒸発が原因として考えられない場合は、トイレの詰まりを疑いましょう。水路に異物が詰まると水の流れが悪くなり、封水が元の水位までうまく戻らなくなることで封水切れに繋がってしまいます。
また、排水トラップ内に髪の毛やトイレットペーパーなどが引っかかると、それを伝って封水が下流へ流れて封水の水位が下がる“毛細管現象”が起きている可能性も考えられます。
<対処法>
排水管にある異物を取り除く必要があります。
ラバーカップを使って水圧で異物を流す、パイプクリーナーや排水管洗剤などで異物を溶かして流すなどの方法を試してみましょう。
トイレ詰まりの解消法については、以下の記事でも詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
>>トイレつまりの料金相場は?費用の内訳や自分で解消する方法も解説
トイレタンクに不具合がある
トイレタンクの中にある“補助水管”が外れていることも、封水の水位が下がってしまう原因の一つ。補助水管は、水を流したあとにタンクの水を便器に送って封水の水位を上げる役割を担っています。
補助水管がオーバーフロー菅と呼ばれる部品から抜けて外れることで、水位の調整ができず、封水切れが起こってしまうのです。
<対処法>
補助水管は、自力で付け直すことができます。以下の手順を試してみましょう。
- まずは、水漏れを防ぐために止水栓を閉じてからタンクのフタを開けます。
- オーバーフロー管の中に補助水管を入れます。
- タンクのフタを閉めてから止水栓を開けます。
- 水を流して、封水の位置が高くなっているか確認できればOKです。
排水管に気圧変化が起きている
下水臭さの原因がトイレの詰まりでもトイレタンクの不具合でもない場合は、気圧の変化によって封水切れが起きている可能性があります。大量の水が排水管に流れると排水管内の気圧が一時的に下がり、封水が排水方向へ引っ張られてしまうことで起こり、“誘引現象”とも呼ばれます。
マンションなどの集合住宅では、上の階から水が流れてくることで起こることが誘引現象の原因となります。
<対処法>
まずは試しに“小”にレバーを回して勢いをつけずに流しましょう。
これで解決できない場合は、排水管や排水路の不具合が考えられます。排水管内の空気圧を安定させるため、通気管付きの排水管を設置すれば解消できますが、自力で設置するのは難しいので専門業者に依頼するのがおすすめです。
マンションなどの集合住宅の場合は、共用部分の工事が必要になるため、まずは管理会社に連絡しましょう。
業者が来るまでの間は、水を直接トイレに注いで封水の水位を上げる方法で対処するしかありません。
トイレの汚れが下水臭さに繋がることも
ここまでで説明した封水切れが下水臭さの原因ではない場合は、- 壁や床の汚れ
- 便器内の汚れ
- 便座の裏や便器の接合部の汚れ
それぞれについて、掃除方法と共に詳しく見ていきましょう。
壁や床の汚れ
トイレの壁や床に尿が飛び散り、アンモニア臭が染み込んでいる場合は下水臭さの原因になってしまうことがあります。<用意するもの>
- トイレ用の中性洗剤or拭き掃除シート
- 布
掃除道具には、
- トイレ用の中性洗剤or拭き掃除シート
- 布
洗剤を使う場合は、いらない布などに中性洗剤を染み込ませて拭き上げます。拭き掃除シートの場合はそのまま拭き上げるだけでOKです。
その後は乾拭きし、換気扇を回すか窓を開けるなどしてしっかりと拭いた部分を乾燥させましょう。
便器内の汚れ
普段からトイレの掃除を怠っていると、便器内に尿石が溜まります。尿石は菌を増殖させることで臭いの発生につながるため、掃除をして取り除きましょう。アルカリ性である尿石は、酸性の洗剤を使うと効果的です。
<掃除方法>
掃除道具は、
- トイレ用の酸性洗剤
- トイレブラシ
方法は簡単で、洗剤を吹きかけてブラシで擦るだけ。軽い尿石汚れであれば、これだけで十分汚れが落ちます。
尿石がこびりついてしまっている場合は、尿石を削り落とす方法もあります。耐水性のあるサンドペーパーや尿石落とし用のたわしなどを使うといいですよ。
便座の裏や便器の接合部の汚れ
便座の裏や便器の結合部分は、排泄物が飛び散って付着しやすい箇所。掃除をしていないと、アンモニア臭や下水臭さの原因となることがあります。掃除しづらい箇所ではありますが、気がついたときに定期的に掃除することをおすすめします。
<掃除方法>
掃除道具は、
- トイレ用洗剤
- トイレ用の小さいブラシ(歯ブラシなどでもOK)
方法は、汚れが気になる箇所にトイレ用洗剤を吹きかけ、ブラシでこするだけ。便座の接合部の汚れはメーカーの取扱説明書をよく読んで便座を取り外してから掃除しましょう。
頑固な汚れには、トイレットペーパーをかぶせて洗剤を上からかけ、数分放置して汚れを分解させるといいですよ。
普段からできるトイレの臭いの予防・対策
トイレの汚れからくる下水臭さやアンモニア臭さは、普段の掃除で予防・対策が可能です。- こまめに掃除する
- 尿が飛び散らないようにする
- 消臭剤を置く
こまめに掃除する
トイレの臭いを防ぐには、汚れを蓄積させないためにこまめに掃除をすることがやはり大切。ちょっとした掃除は2〜3日に一度、しっかりとした掃除は週に一度を心がけましょう。
- 便座やタンク、床、壁をさっと拭く
- サンポールなどの市販の洗剤で便器を掃除する
尿が飛び散らないようにする
床や便器の外に排泄物が飛び散らないように意識するのも汚れの防止になります。子どもや男性の場合はできるだけ座って用を足すようにしましょう。飛び散ったあとの尿を毎回掃除するのはなかなか難しいので、家族全員に意識づけてもらうことが大切です。
また、流すときは必ずフタをするのも汚れと臭いの防止に。フタをして流すことで、アンモニア成分が霧散されるのを防ぐことができます。
消臭剤を置く
臭いを打ち消すため、消臭剤を置くのもとても効果的です。さまざまな種類の消臭剤がありますが、除菌や抗菌の効果があるものを選ぶとさらに臭い対策に効果的です。
ただし、臭いが改善されたからといって、トイレの汚れがなくなったわけではありません。日頃からの掃除は必ず行った上で、消臭剤を併用して臭い対策をするようにしましょう。
どうやってもトイレの臭いが消えないときは?
ここまで紹介してきた原因や対策を行っても、どうしてもトイレの下水臭さが消えない場合は、トイレの修理業者に相談しましょう。原因がわからないからと言ってトイレの部品を自己判断で触ったり、誤った対策を行ってしまったりすると、トイレの故障の原因となってしまいます。
また、原因がわかった場合でも自力で対処するのが難しいと感じたら、まずは業者に相談することをおすすめします。
当社水PROでは、下水臭いトイレのご相談も承っています。対応エリアは東北から関西まで幅広く、出張費・見積り・相談は無料です。
トラブルに迅速に対応すべく、最短15分でお伺いできる体制を整えています。
トイレの臭いにお悩みの場合は、お気軽にご連絡ください。
>>メールでのお問い合わせはこちら
トイレの臭いに関するQ&A
ここからは、下水臭いトイレについてのよくある質問をQ&A形式で解消していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。新築で急に下水臭くなるのはどうして?
A. 入居までに時間が空いてしまったことで、封水の水が蒸発してしまったことが原因かもしれません。大抵の場合は一度、または数回水を流すことで封水の水位が戻り、臭いも解消されます。
それでも下水臭さがまだ残る場合は、業者もしくは建設会社に問い合わせてみましょう。家を建てる途中の不備が原因かもしれません。
アパートやマンションで急に下水臭くなるのはどうして?
A. 排水管内の気圧の変化によって、トイレの封水が排水管内に引っ張られてしまっていることが原因かもしれません。他の住居や上の階の部屋が大量に排水が行われると、気圧が変化して封水の水位が下がり、下水臭さにつながってしまいます。
原因は、共用部分の排水管に通気菅がないことや排水管が狭いことが挙げられるので、管理会社や大家に相談して改善してもらう必要があります。
その他、封水の蒸発やトイレタンクの不具合などの原因も考えられるため、当てはまる項目がないか記事上部にて確認してみてください。
雨や台風など天気が悪いときに下水臭くなるのはどうして?
A. 排水管内の気圧が変化している、雨水によって下水道の流れが悪くなっているなどの原因が考えられます。大抵の場合は数回トイレの水を流すことで解決できます。なかなか封水の水位が戻らず、下水臭さが解消されない場合は、直接便器に水を入れて封水の水位を上げてみるといいでしょう。
天気がよくなっても改善されない場合は、業者に相談してみてください。
トイレが詰まっていないのに下水臭いのはどうして?
A. 蒸発によって封水の水位が下がっている、排水管内の気圧が変化している、トイレタンクに不具合があるなどの原因が考えられます。長期間家を空けていたことによる封水の蒸発、便器の水を一気に流したりマンションの設備の問題で排水管内の気圧変化、トイレタンクの中にある“補助水管”が外れている、など、下水臭くなってしまう原因はさまざまです。
すぐできる対策としては、まず数回トイレの水を流すこと。それでも解消されない場合は、こちらを参考に原因と対処法を試してみてください。
上記に当てはまらない場合は、業者に相談することをおすすめします。
パイプユニッシュは下水の臭いに効果はある?
A. トイレの掃除にパイプユニッシュは効果をあまり発揮できません。パイプユニッシュは、トイレットペーパーや排泄物の残りなどはパイプユニッシュで溶かして流すことができないので、トイレの詰まりには効果が期待できません。商品の裏面にも、この旨がはっきり記載されています。
臭いの原因の一つである尿石の除去にも、尿石と同じアルカリ性であるパイプユニッシュは効果がありません。
そのため、下水臭さにパイプユニッシュを使うことはあまり有効ではないのです。
薬剤を使用する場合は、サンポールやデオドライトなどの酸性のものを使ってみるといいですよ。
まとめ
以上、下水臭いトイレの原因や対策、予防方法などについてご紹介しました。- トイレが下水臭い原因は“封水切れ”によるもの
- 封水切れが起こる原因は主に4つあり、多くの場合は自分で対処できる
- トイレの汚れが臭いの原因になることもあるため、定期的な掃除が大切
漂うイヤな臭いはストレスになるもの。放っておくと害虫の侵入にも繋がってしまうので、この記事を参考にしながら早急に対処することをおすすめします。
原因がわからない場合や自分での対処がわからない場合は、深刻なトラブルに繋がる前に水道業者に相談してみましょう。
水PROではご相談を24時間365日受け付けておりますので、急なトイレの匂いでお困りの際もお気軽にご連絡ください。