2025.01.31
トイレ
トイレの床を張り替える材質は何がいい?種類や費用、リフォームのタイミングを紹介
トイレの床は毎日使用する場所だけに、水や汚れに強くお手入れのしやすい材質を選びたいものです。特に最近はデザイン性の高い床材も多く登場し、機能性も含め快適な空間づくりが可能になってきました。
しかし、実際に床材を選ぶとなると、種類や価格帯が異なるため、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事は、トイレに使用する床材の種類や特徴、費用の目安、そして床の張り替えに適したタイミングについて詳しく解説します。これから床の張り替えをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
しかし、一般的なフローリングはトイレやキッチン、浴室のような水まわりでの使用に適さない面があります。特に水や尿が落ちやすいトイレでは、防水のないフローリングを使用すると、時間の経過とともに黒ずみが発生したり、腐食したりする可能性があります。
そのため、トイレにフローリングを採用する場合は、必ず水まわり専用の商品を選択することが重要です。
手頃な価格帯で施工期間も短いというメリットはありますが、他の床材と比べると経年劣化は比較的早いのがデメリットです。
とはいえ、リーズナブルなクッションフロアを定期的に張り替えれば、常に衛生的で清潔な状態を維持できるため、一つの選択肢として検討するのもよいでしょう。
メンテナンスも簡単で、定期的にお手入れを行えば長期間美しい状態を保てます。ただし、他の床材と比較すると素材自体の価格が高くなり、専門的な技術が必要な施工となるため、工事費用も高額になりやすいです。
高い初期投資が必要なものの、耐用年数で見れば他の床材よりも長期的に使用できます。
多くのカラーバリエーションも展開しており、トイレの雰囲気に合わせた選び方ができます。ただし、タイルとタイルの継ぎ目(目地)に汚れが溜まりやすいため、日常のお手入れが必要です。
しかし、大理石には繊細な特性があり、デイリーケアには細心の注意が必要です。特に酸性やアルカリ性の洗剤を使うと、表面の変色や腐食といったダメージを与えてしまう可能性があります。
素材別の費用では、最もリーズナブルなクッションフロアが材料費・施工費を含めて2万円から4万円程度で工事が可能です。
一方、高級感のあるフローリングを選んだ場合は、4万円から6万円程度の予算となっています。なお、トイレの張り替えを行う際の内訳は以下の通りです。
あくまでも目安ですが、実際の費用は以下の要因によって変動する可能性があります。
正確な金額は、実際に業者に見積もりを依頼することをおすすめします。また、予算に余裕を持たせておくことで、工事中に発見された追加の補修にも対応しやすくなります。
>>水道業者に見積もりを依頼するべき理由とは
このような見えない部分に溜まった汚れは、不快な臭いの原因となることが多く、トイレ空間の快適さを損なう要因となります。そのため、定期的な床材の状態チェックと適切なタイミングでの張り替えが重要です。
劣化は見た目の問題だけでなく、隙間から水が染み込むことで床下の腐食や雑菌の繁殖につながる可能性があるためです。
特に水まわりであるトイレでは、衛生面にも直結します。さらにヒビや剥がれがあると、掃除の際に洗剤や水が入り込みやすく、それによってさらなる劣化を加速させる原因となります。
カビは目に見える黒い斑点があり、すぐに確認できます。発生しやすい場所としては、タイルの目地やクッションフロアの継ぎ目などの凹凸部分です。
また、日常的に発生する水はねや尿の飛び散りを完全に拭き取れていない箇所も、カビの温床となります。
カビが発生すると不快な臭いの原因となったり、アレルギー反応を引き起こしたりする可能性もあるので注意してください。
なお、一度発生したカビは表面的な清掃だけでは除去が難しく、床材の内部にまで侵入している場合もあります。このような状態になったときは、床材の張り替えを検討するタイミングといえるでしょう。
さらに、床材の継ぎ目や隙間に染み込んだ臭いは、時間の経過とともに雑菌の繁殖を促します。このような状況では、いくら消臭対策を施しても一時的な効果しか得られず、根本的な解決にはなりません。
こうした臭いの問題が発生した場合、床材の張り替えを検討する時期に来ていると考えられます。また、張り替えの際には、防臭性能の高い床材を選ぶことで、同じ問題を防げるでしょう。
これらの水分や汚れが床材に染み込んでしまうと、細菌が繁殖しやすい環境となり、不快な臭いの原因となるだけでなく腐食にもつながります。
使用目的に合った床材を選ぶことで、このような問題を改善できるでしょう。例えば、防水性が高く、汚れが染み込みにくい素材を選択することで、簡単な拭き掃除だけでも十分に清潔を保てます。
これまで掃除に時間や手間がかかっていた場合、つい清掃をあと回しにしがちです。しかし、簡単に汚れが落とせる床材であれば、こまめな掃除も負担に感じることなく行えるでしょう。
また、トイレの効果的な掃除方法を下記でご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
>>トイレの床掃除の方法を紹介!汚れを簡単に落とすための工夫とは?
また、消臭機能や抗菌加工を施した床材も数多く登場しています。ただし、臭い対策や衛生管理を行うには、脱臭・除菌機能を備えたトイレ本体への交換や、高性能な換気設備の導入を検討することも検討しましょう。
例えば、木目調のフローリング材であれば、温かみのある落ち着いた雰囲気を演出できますし、大理石調のタイルを選べば、ラグジュアリーな内装を作り出せます。
また、モダンなパターンのクッションフロアや焼きムラ・色合いをリアルに表現できるテコラッタ調、シックな色合いのフロアタイルなど、さまざまなテイストのなかから魅力的なデザインを選ぶことが可能です。
最近では、住宅空間との調和を意識したデザイン性の高い床材も増えており、トイレを家全体のインテリアコーディネートとしてとらえたこだわり方ができます。
例えば、明るい色調の壁紙を使用している場合は、それと調和する落ち着いた色味の床材を選ぶことで、バランスの取れた心地よい空間を作れます。
また、壁紙に柄物を使用している場合は、床材はシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。反対に、壁紙がシンプルな場合は、床材で個性的なデザインを取り入れられます。
なお、色調においては、壁紙と床材で極端な明暗の差を作らないようにしましょう。極端なコントラストは空間を落ち着きのない場所にしてしまいます。
これらの床材は水をはじき、湿気による劣化も起こりにくいため、長期間美しい状態を保てます。また、お手入れも簡単で掃除がしやすいという特徴もメリットです。価格面でも比較的リーズナブルで、コストパフォーマンスに優れた床材といえるでしょう。
見積もり時の対応も、業者選定の重要な判断材料となります。口頭だけではなく、現場でしっかり下見を行ったうえで見積もりを提示してくれるかをチェックしましょう。
良質な業者では、必要になる工事内容を丁寧に説明し、施主の質問や不安に対してわかりやすく回答してくれます。
一方で、現場確認を怠り、安易に見積もりを提示する業者には注意が必要です。このような業者は、工事開始後に追加費用を請求したり、相場よりも高額な見積もりを提示したりする可能性があります。
そのため、同時に複数の業者から相見積もりを取るのがおすすめです。相見積もりを比較することで、適正な価格帯を把握でき、各業者の提案内容や対応の違いも明確になります。
また、口コミ評判を事前に調べておくのも一つの方法です。
また、床材と温水洗浄便座の耐用年数がともに約10年と似通っているため、同時にリフォームすることで工事期間を一緒にできます。
そのため、経済的な観点からも床とトイレを別々にリフォームするより、同時に行うことでトータルコストを抑えられるかもしれません。
下記ではトイレの交換やリフォームの相場を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
>>トイレの交換・リフォームの際の費用相場はいくら?安くするコツも解説
例えば、トイレの出入り口の段差を解消し、手すりを設置することで転倒のリスクを軽減できます。さらに、ドアやトイレ内を少し広めにすれば、将来車椅子で移動する際も安心です。
費用に関しては、自治体によって住宅のバリアフリー改修工事に対する補助金制度を利用するのがおすすめです。また、国が支援している介護保険制度を利用できる場合は、住宅改修費の支給対象となることもあります。
なお、高齢化社会が進むなかで、バリアフリー対応の住宅は売却の際にも評価が高くなる傾向にあるので、一度検討しておくとよいでしょう。
トイレの場合は、便器周りの複雑な形状に合わせることが大切です。ただし、トイレのような水まわりのDIY工事は、思わぬ問題が発生する可能性もあるため、自信がない方は専門業者への依頼をおすすめします。
巾木とは、見た目の美しさだけでなく、水の侵入を防ぐ役割のある木材のことです。なお、便器本体の交換と床材・壁紙の張り替えを同時に行う場合、約半日から1日程度で完了します。
クッションフロアであれば自分でも張り替えが可能ですが、わずかな施工ミスがのちの水漏れ問題につながる恐れがあります。
そのため、確実な防水処理と施工技術を持つ専門業者に相談するのがおすすめです。
水道局指定工事店である水PROは、トイレの床材の張り替えやリフォームを行なっています。窓をつけたりクロスの張り替えをしたりと、お客様のイメージに合わせた内装にいたします。
その他に、お風呂場や洗面所などの水まわり修理も対応しているので、お気軽にご相談ください。
もちろん見積もり料や出張料、キャンセル料はすべて無料です。お電話にて「ホームページを見た」とお伝えいただければ総額より3,000円引きとなります。
ご連絡いただければすぐに駆けつけますので、ぜひお気軽にご利用ください。
>>お問い合わせフォームはこちら
しかし、実際に床材を選ぶとなると、種類や価格帯が異なるため、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事は、トイレに使用する床材の種類や特徴、費用の目安、そして床の張り替えに適したタイミングについて詳しく解説します。これから床の張り替えをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
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トイレの床材を張り替える前に種類を知っておこう
トイレの床材は複数の種類があるため、張り替えの前にどのようなメリット・デメリットがあるのかを確認しておきましょう。ここでは4つの床材をご紹介します。フローリング
フローリングは、木材特有の温かみとやわらかな雰囲気があり、トイレ空間に自然な癒しをもたらします。特に他の部屋との調和を考える際、トイレもフローリング仕上げにすることで、統一感のある落ち着いた空間を演出できるでしょう。しかし、一般的なフローリングはトイレやキッチン、浴室のような水まわりでの使用に適さない面があります。特に水や尿が落ちやすいトイレでは、防水のないフローリングを使用すると、時間の経過とともに黒ずみが発生したり、腐食したりする可能性があります。
そのため、トイレにフローリングを採用する場合は、必ず水まわり専用の商品を選択することが重要です。
クッションフロア
クッションフロアは、豊富なデザインのバリエーションから好みの雰囲気を選べます。さらにクッション性や耐水性、掃除のしやすさがあるため、トイレ空間に最適な床材といえます。手頃な価格帯で施工期間も短いというメリットはありますが、他の床材と比べると経年劣化は比較的早いのがデメリットです。
とはいえ、リーズナブルなクッションフロアを定期的に張り替えれば、常に衛生的で清潔な状態を維持できるため、一つの選択肢として検討するのもよいでしょう。
タイル
タイル系の床材は、陶器や天然石、ガラスやセラミックなど多様な素材があります。水や汚れに強く耐久性に優れているため、トイレなどの水まわりでの使用におすすめです。メンテナンスも簡単で、定期的にお手入れを行えば長期間美しい状態を保てます。ただし、他の床材と比較すると素材自体の価格が高くなり、専門的な技術が必要な施工となるため、工事費用も高額になりやすいです。
高い初期投資が必要なものの、耐用年数で見れば他の床材よりも長期的に使用できます。
フロアタイル
フロアタイルは、クッションフロアと同様の優れた耐水性と掃除のしやすさがメリットです。特に近年は木目調や大理石調など、本物のような質感を精巧に再現した製品が豊富に揃っており、デザイン性の高い空間づくりが可能です。多くのカラーバリエーションも展開しており、トイレの雰囲気に合わせた選び方ができます。ただし、タイルとタイルの継ぎ目(目地)に汚れが溜まりやすいため、日常のお手入れが必要です。
大理石
大理石は美しさと気品ある風合いで、トイレ空間に高級感をもたらしてくれる素材です。ホテルのような洗練された雰囲気を演出できることから、おしゃれでラグジュアリーな空間づくりを目指す方に選ばれます。しかし、大理石には繊細な特性があり、デイリーケアには細心の注意が必要です。特に酸性やアルカリ性の洗剤を使うと、表面の変色や腐食といったダメージを与えてしまう可能性があります。
トイレの床材を張り替えする際の費用相場
トイレの床材の張り替え費用は、標準的な広さ(1.5㎡前後)のトイレを想定した場合、総額で約2万円から6万円が相場です。素材別の費用では、最もリーズナブルなクッションフロアが材料費・施工費を含めて2万円から4万円程度で工事が可能です。
一方、高級感のあるフローリングを選んだ場合は、4万円から6万円程度の予算となっています。なお、トイレの張り替えを行う際の内訳は以下の通りです。
- 材料費(床材本体)
- 既存床材の撤去・処分費
- 下地処理費用
- 新しい床材の施工費
- 作業員の人件費
あくまでも目安ですが、実際の費用は以下の要因によって変動する可能性があります。
- トイレの広さや形状
- 床下の状態や補修の必要性
- 会社による金額の違い
- 工事の時期や需要状況
正確な金額は、実際に業者に見積もりを依頼することをおすすめします。また、予算に余裕を持たせておくことで、工事中に発見された追加の補修にも対応しやすくなります。
>>水道業者に見積もりを依頼するべき理由とは
床材を張り替えるタイミングはいつ?
トイレの床は日々丁寧な掃除をしていても、時間の経過とともに蓄積される汚れや自然な劣化は避けられません。特に便器と床の部分など、目につきにくい場所には汚れが徐々に溜まっていきます。このような見えない部分に溜まった汚れは、不快な臭いの原因となることが多く、トイレ空間の快適さを損なう要因となります。そのため、定期的な床材の状態チェックと適切なタイミングでの張り替えが重要です。
ヒビや剥がれなどの劣化が目立つ
床材の表面にヒビが入り始めたり、端の部分が剥がれ始めたりしていた場合、張り替えを検討したほうがよいかもしれません。劣化は見た目の問題だけでなく、隙間から水が染み込むことで床下の腐食や雑菌の繁殖につながる可能性があるためです。
特に水まわりであるトイレでは、衛生面にも直結します。さらにヒビや剥がれがあると、掃除の際に洗剤や水が入り込みやすく、それによってさらなる劣化を加速させる原因となります。
カビや汚れが付着している
トイレのような狭い空間は、常に湿気が多く換気が十分でない環境になりがちです。そのため、カビの繁殖に適した条件が整いやすく、特に注意が必要な場所といえます。カビは目に見える黒い斑点があり、すぐに確認できます。発生しやすい場所としては、タイルの目地やクッションフロアの継ぎ目などの凹凸部分です。
また、日常的に発生する水はねや尿の飛び散りを完全に拭き取れていない箇所も、カビの温床となります。
カビが発生すると不快な臭いの原因となったり、アレルギー反応を引き起こしたりする可能性もあるので注意してください。
なお、一度発生したカビは表面的な清掃だけでは除去が難しく、床材の内部にまで侵入している場合もあります。このような状態になったときは、床材の張り替えを検討するタイミングといえるでしょう。
臭いが染み付いて取れない
長年床材を使うことによって、飛び散った尿が床材の奥深くまで浸透してしまうと、掃除や消臭剤では対処できないほどアンモニアの臭いが残ってしまうことがあります。理由は床材自体が臭いを吸着してしまい、表面だけでは改善が難しいからです。さらに、床材の継ぎ目や隙間に染み込んだ臭いは、時間の経過とともに雑菌の繁殖を促します。このような状況では、いくら消臭対策を施しても一時的な効果しか得られず、根本的な解決にはなりません。
こうした臭いの問題が発生した場合、床材の張り替えを検討する時期に来ていると考えられます。また、張り替えの際には、防臭性能の高い床材を選ぶことで、同じ問題を防げるでしょう。
トイレの床材をリフォームするメリット
トイレの床材をリフォームする際のメリットを3つまとめました。ぜひ参考にしてください。掃除がしやすくなる
トイレの床材をリフォームするメリットの一つは、毎日の掃除が格段にしやすくなることです。トイレは尿の飛び散りや水はねによって常に汚れにさらされており、自宅のなかで最も衛生管理が必要な場所です。これらの水分や汚れが床材に染み込んでしまうと、細菌が繁殖しやすい環境となり、不快な臭いの原因となるだけでなく腐食にもつながります。
使用目的に合った床材を選ぶことで、このような問題を改善できるでしょう。例えば、防水性が高く、汚れが染み込みにくい素材を選択することで、簡単な拭き掃除だけでも十分に清潔を保てます。
これまで掃除に時間や手間がかかっていた場合、つい清掃をあと回しにしがちです。しかし、簡単に汚れが落とせる床材であれば、こまめな掃除も負担に感じることなく行えるでしょう。
また、トイレの効果的な掃除方法を下記でご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
>>トイレの床掃除の方法を紹介!汚れを簡単に落とすための工夫とは?
従来より機能性の高い材質が多い
従来と比べて現在の床材は格段に進化しています。特に洗剤に対する耐性が強化されているため、掃除による変色や傷みを気にせず気軽にお手入れが可能です。また、消臭機能や抗菌加工を施した床材も数多く登場しています。ただし、臭い対策や衛生管理を行うには、脱臭・除菌機能を備えたトイレ本体への交換や、高性能な換気設備の導入を検討することも検討しましょう。
今の床材は機能性だけでなく、デザイン性も重視されており、自分好みの住まいづくりができます。
例えば、木目調のフローリング材であれば、温かみのある落ち着いた雰囲気を演出できますし、大理石調のタイルを選べば、ラグジュアリーな内装を作り出せます。
また、モダンなパターンのクッションフロアや焼きムラ・色合いをリアルに表現できるテコラッタ調、シックな色合いのフロアタイルなど、さまざまなテイストのなかから魅力的なデザインを選ぶことが可能です。
最近では、住宅空間との調和を意識したデザイン性の高い床材も増えており、トイレを家全体のインテリアコーディネートとしてとらえたこだわり方ができます。
トイレの床材を選ぶ際のポイント
トイレの床材を選ぶ際は、以下で紹介する3つのポイントをそれぞれ押さえましょう。- 壁紙との相性がよいか
- 水に強い床材か
- 信頼できる業者を選ぶ
壁紙との相性がよいか
トイレの床材を選ぶ際は、壁紙との調和が取れるかを考えることが大切です。特に狭いトイレ内では、床材と壁紙の色や柄のバランスが空間の広がりや圧迫感に直接影響を与えます。例えば、明るい色調の壁紙を使用している場合は、それと調和する落ち着いた色味の床材を選ぶことで、バランスの取れた心地よい空間を作れます。
また、壁紙に柄物を使用している場合は、床材はシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。反対に、壁紙がシンプルな場合は、床材で個性的なデザインを取り入れられます。
なお、色調においては、壁紙と床材で極端な明暗の差を作らないようにしましょう。極端なコントラストは空間を落ち着きのない場所にしてしまいます。
水に強い床材か
トイレは湿気が多く、水がかかる場所であるため、水に強い床材を選ぶことが欠かせません。塩化ビニール素材でできているフロアタイルやクッションフロアは、高い防水性と耐久性を持っており、トイレの床材として最適です。これらの床材は水をはじき、湿気による劣化も起こりにくいため、長期間美しい状態を保てます。また、お手入れも簡単で掃除がしやすいという特徴もメリットです。価格面でも比較的リーズナブルで、コストパフォーマンスに優れた床材といえるでしょう。
信頼できる業者を選ぶ
業者選びのポイントは、トイレ工事における豊富な実績を持っているかどうかです。経験豊富な業者であれば予期せぬトラブルへの対応力も高く、工事の質も安定しています。見積もり時の対応も、業者選定の重要な判断材料となります。口頭だけではなく、現場でしっかり下見を行ったうえで見積もりを提示してくれるかをチェックしましょう。
良質な業者では、必要になる工事内容を丁寧に説明し、施主の質問や不安に対してわかりやすく回答してくれます。
一方で、現場確認を怠り、安易に見積もりを提示する業者には注意が必要です。このような業者は、工事開始後に追加費用を請求したり、相場よりも高額な見積もりを提示したりする可能性があります。
そのため、同時に複数の業者から相見積もりを取るのがおすすめです。相見積もりを比較することで、適正な価格帯を把握でき、各業者の提案内容や対応の違いも明確になります。
また、口コミ評判を事前に調べておくのも一つの方法です。
トイレの床材をリフォームする際の注意点
ここではトイレの床材を張り替えるときの注意点をご紹介します。トイレのリフォームも検討する
トイレの設置跡が床に残ってしまうと、せっかく購入した新しい床材の見た目が台無しになってしまいます。さらに、トイレの便器を取り外さずに床材を張り替えると、作業がしづらく仕上がりも悪くなりがちです。また、床材と温水洗浄便座の耐用年数がともに約10年と似通っているため、同時にリフォームすることで工事期間を一緒にできます。
そのため、経済的な観点からも床とトイレを別々にリフォームするより、同時に行うことでトータルコストを抑えられるかもしれません。
下記ではトイレの交換やリフォームの相場を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
>>トイレの交換・リフォームの際の費用相場はいくら?安くするコツも解説
バリアフリー工事も検討する
この先年齢を重ねていくことを考えると、今のうちからバリアフリー工事を計画しておくことで、将来の暮らしていくうえで安全性が高まります。例えば、トイレの出入り口の段差を解消し、手すりを設置することで転倒のリスクを軽減できます。さらに、ドアやトイレ内を少し広めにすれば、将来車椅子で移動する際も安心です。
費用に関しては、自治体によって住宅のバリアフリー改修工事に対する補助金制度を利用するのがおすすめです。また、国が支援している介護保険制度を利用できる場合は、住宅改修費の支給対象となることもあります。
なお、高齢化社会が進むなかで、バリアフリー対応の住宅は売却の際にも評価が高くなる傾向にあるので、一度検討しておくとよいでしょう。
DIYでトイレの床材を張り替える手順
DIYで床材を張り替えたい方は、クッションフロアであれば可能かもしれません。クッションフロアを貼る流れは下記の通りです。- トイレの床を掃除する
- クッションフロアのサイズを測ってカットする(壁際に少し余裕を持たせて大きめに切っておくのがコツ)
- 新聞紙を床に敷いて便器周りの形状に合わせてカットする
- クッションフロアを型紙に合わせてカットする
- 専用の接着剤を床全体に均一に塗布し、クッションフロアを貼る
- つなぎ目に処理を施して完了
トイレの場合は、便器周りの複雑な形状に合わせることが大切です。ただし、トイレのような水まわりのDIY工事は、思わぬ問題が発生する可能性もあるため、自信がない方は専門業者への依頼をおすすめします。
業者によるトイレの床材を張り替える手順
業者による床材張り替えの具体的な工事の流れを説明します。- 古いクッションフロアを剥がし撤去作業を行う
- 床下地の状態を入念にチェックし、必要に応じて補修や清掃を行う
- 新しいクッションフロアを敷設する
- ソフト巾木の交換作業を行い完成
巾木とは、見た目の美しさだけでなく、水の侵入を防ぐ役割のある木材のことです。なお、便器本体の交換と床材・壁紙の張り替えを同時に行う場合、約半日から1日程度で完了します。
まとめ
トイレの床材選びは、見た目だけでなく、耐水性や耐久性、メンテナンス性など、さまざまな観点から検討する必要があります。床材の種類によってタイプが異なるため、自身の生活スタイルや予算に合わせて決めましょう。クッションフロアであれば自分でも張り替えが可能ですが、わずかな施工ミスがのちの水漏れ問題につながる恐れがあります。
そのため、確実な防水処理と施工技術を持つ専門業者に相談するのがおすすめです。
水道局指定工事店である水PROは、トイレの床材の張り替えやリフォームを行なっています。窓をつけたりクロスの張り替えをしたりと、お客様のイメージに合わせた内装にいたします。
その他に、お風呂場や洗面所などの水まわり修理も対応しているので、お気軽にご相談ください。
もちろん見積もり料や出張料、キャンセル料はすべて無料です。お電話にて「ホームページを見た」とお伝えいただければ総額より3,000円引きとなります。
ご連絡いただければすぐに駆けつけますので、ぜひお気軽にご利用ください。
>>お問い合わせフォームはこちら