2021.10.26
よくあるご質問
水道費が上がる理由は?気になった時のチェックポイント
水道費が値上がりして困っている、原因がわからないまま水道費が年々高くなっていて不安だという方もいらっしゃるでしょう。
事実、厚生労働省の調査でも各家庭における水道費の平均額が年々上昇している事がわかっています。
このように、水道費が値上がりしている原因とは一体何なのでしょう。
ここでは、水道費が上がり続ける理由や水道費を抑える対策についてご紹介します。
水道事業は、水道費として徴収した料金で運営が行われています。
近年の少子高齢化により日本の人口は減少し、水の使用量も減少。
これにより、水道料金による市町村の収入も減少してしまいました。
このままでは運営が難しいということになり、水道費の単価を上げる必要が出てきてしまった結果、水道費が上昇しているのです。
さらに、水道設備の整備費用を確保しなければいけないこともあり、それが水道料金の上昇に拍車をかけています。
水道管にも耐用年数があります。
老朽化した水道管は新しいものに交換する必要があるため、厚生労働省の調査によれば水道管の更新率は全国で1%にも満たないほど深刻です。
現在時点でも、老朽化した水道管すべてを交換し終えるのに100年以上の期間が必要だという専門家もいます。
現在の水道設備の老朽化問題を解決するには水道費の値上げが必要だと考える専門家は、今後も一層増えることが予想されます。
特に、寒冷地では水道管が凍結・破損した結果、水漏れしていることがあります。
水道管が完全に破裂していて、被害が出ている場合にはすぐに気づきますが、多少の亀裂には気づけない場合もあります。
亀裂をそのままにして使用していると悪化して破裂につながる恐れも。
また、漏水箇所周辺が水で濡れたことによって腐食してしまう危険性もあります。
水道メーターを確認すれば、水漏れしているかどうかの確認ができます。
戸建てなら庭もしくは駐車場付近に、集合住宅であれば玄関横のガスや水道の元栓が入っている扉の中に水道メーターがあります。
水漏れしているかどうかは、水道メーターのパイロットの動きで確認できます。
家中の水道を止めている状態でパイロットを確認し、パイロットがずっと激しく回り続けている場合は家のどこかで水漏れが起こっている可能性があります。
この指摘のおかげで、運よく水漏れに気づいたという人もいらっしゃるので、指摘があった場合は漏水調査をしてみるのがよいでしょう。
特に、生活に変化がない場合は自治体の定める水道費が上がった可能性があります。
水道費は各自治体によって異なりますが、水道費を改定し、料金体系を変更すると発表している自治体は少なくありません。
水道費は基本、「基本料金+従量料金+下水道料金」で計算されますが、上水道の料金は水道局毎により決定されます。
また、下水道施設のない地域では上水道料金のみが請求対象となります。
これらのことから、住んでいる地域によって水道料金に大きく影響する仕組みとなっているのです。
これから引越しを控えている方は、自分が住む事になる地域の水道設備や、水道局の運営方針にも気を付けておくのが良いでしょう。
特に、明らかなライフスタイルの変化の例は子どもが生まれた、同居で家族が増えたなど人が増える変化です。
人が増えることで、当然水を使う量が増えていきます。
子どもが生まれて引っ越した、二世帯住宅になった、ペットを飼い始めた等で大きく水道料金が変わることがあります。
水道費の上昇が、人口減少と水道設備の老朽化が原因である場合、今後も長期的に増加し続けると予想されます。
反対に、東京、埼玉、神奈川などの人口が多い関東の都市部では水道料金が低い傾向にあります。
ただし、これは都道府県の平均のため、同じ県内でも地域によって水道料金が高い市区町村、安い市区町村があります。
そのため、同じ量の水を使っているだけでも、引越しの前後で1,000円以上の差が出ることがあります。
とくに、ライフスタイルが大きく変化し、家族が増えていて水道の使用量が明らかに増えている場合などは2倍を超えることもあります。
市区町村を超えて引越しをする場合は水道局のホームページで水道料金についても確認しておくと安心です。
水道費を節約する方法として最も取り組みやすく、実現が簡単なのは節水を心がけることです。
シャワーを使う時間を短くする、食器の汚れを予め拭き取っておく、といった様に、日常生活の中で使用する水の量を減らしてみましょう。
節水の工夫をする事で、水道費の節約につながります。
また、シャワーヘッドを節水効果の期待できるものに交換する、食洗器を活用するといった様に、節水グッズを使用するのも、水道費の節約に効果的です。
節水以外にも、水道費の支払い方法を他の公共料金とまとめてクレジットカード払いに変更する事で節約になります。
生活に必要な出費を全てクレジットカードで支払うことで、年間数千円分のポイントが手に入るので、試してみてください。
様々な要因で水道費が上がってしまいます。
特に、突然上がったという場合はいますぐ確認することをおすすめします。
以上で紹介したことを一通り確認しても、水漏れしている箇所がわからない場合もあります。
水道管は壁の中や地中にも張り巡らされているので、そういった場所から水漏れしているのかもしれません。
水道メーターを確認して水漏れしているのがわかっても水漏れを発見できなかったということは珍しくありません。
個人での判断が難しいと感じた場合は専門の修理業者に依頼しましょう。
事実、厚生労働省の調査でも各家庭における水道費の平均額が年々上昇している事がわかっています。
このように、水道費が値上がりしている原因とは一体何なのでしょう。
ここでは、水道費が上がり続ける理由や水道費を抑える対策についてご紹介します。
水道費が値上がりする理由
水道費が値上がりする主な要因として、人口が減少していることと水道設備の老朽化が挙げられます。水道事業は、水道費として徴収した料金で運営が行われています。
近年の少子高齢化により日本の人口は減少し、水の使用量も減少。
これにより、水道料金による市町村の収入も減少してしまいました。
このままでは運営が難しいということになり、水道費の単価を上げる必要が出てきてしまった結果、水道費が上昇しているのです。
さらに、水道設備の整備費用を確保しなければいけないこともあり、それが水道料金の上昇に拍車をかけています。
水道設備の老朽化
水道設備の老朽化も水道費が上がってしまっている要因の一つです。水道管にも耐用年数があります。
老朽化した水道管は新しいものに交換する必要があるため、厚生労働省の調査によれば水道管の更新率は全国で1%にも満たないほど深刻です。
現在時点でも、老朽化した水道管すべてを交換し終えるのに100年以上の期間が必要だという専門家もいます。
現在の水道設備の老朽化問題を解決するには水道費の値上げが必要だと考える専門家は、今後も一層増えることが予想されます。
水漏れしている可能性がある
水道費が上がった理由に全く心当たりがない場合は、水漏れの可能性があります。特に、寒冷地では水道管が凍結・破損した結果、水漏れしていることがあります。
水道管が完全に破裂していて、被害が出ている場合にはすぐに気づきますが、多少の亀裂には気づけない場合もあります。
亀裂をそのままにして使用していると悪化して破裂につながる恐れも。
また、漏水箇所周辺が水で濡れたことによって腐食してしまう危険性もあります。
水漏れを感じたら水道メーターを確認
水漏れかもしれないと感じたらまずは自宅の水道メーターを確認しましょう。水道メーターを確認すれば、水漏れしているかどうかの確認ができます。
戸建てなら庭もしくは駐車場付近に、集合住宅であれば玄関横のガスや水道の元栓が入っている扉の中に水道メーターがあります。
水漏れしているかどうかは、水道メーターのパイロットの動きで確認できます。
家中の水道を止めている状態でパイロットを確認し、パイロットがずっと激しく回り続けている場合は家のどこかで水漏れが起こっている可能性があります。
水道局から水漏れの指摘も
必ずではありませんが、場合によっては地域の水道局関係者から水漏れの指摘をされることも。この指摘のおかげで、運よく水漏れに気づいたという人もいらっしゃるので、指摘があった場合は漏水調査をしてみるのがよいでしょう。
契約変更・改正などにより水道費が上がった
水道費が高くなった原因として、地域が水道費の値上げを行った場合も考えられます。特に、生活に変化がない場合は自治体の定める水道費が上がった可能性があります。
水道費は各自治体によって異なりますが、水道費を改定し、料金体系を変更すると発表している自治体は少なくありません。
引越し先の水道費が高い
水道費は地域ごとの価格差が大きいのをご存知でしょうか。水道費は基本、「基本料金+従量料金+下水道料金」で計算されますが、上水道の料金は水道局毎により決定されます。
また、下水道施設のない地域では上水道料金のみが請求対象となります。
これらのことから、住んでいる地域によって水道料金に大きく影響する仕組みとなっているのです。
これから引越しを控えている方は、自分が住む事になる地域の水道設備や、水道局の運営方針にも気を付けておくのが良いでしょう。
ライフスタイルの変化
ライフスタイルの変化による水の使用量の増加もよくある原因です。特に、明らかなライフスタイルの変化の例は子どもが生まれた、同居で家族が増えたなど人が増える変化です。
人が増えることで、当然水を使う量が増えていきます。
子どもが生まれて引っ越した、二世帯住宅になった、ペットを飼い始めた等で大きく水道料金が変わることがあります。
水道費の値上げは長期化の見込み
各家庭における水道料金の平均額は世帯人数にかかわらず、増加傾向にあります。水道費の上昇が、人口減少と水道設備の老朽化が原因である場合、今後も長期的に増加し続けると予想されます。
水道料金の高い地域・安い地域
北海道や青森、秋田、宮城といった人口の少ない地域は水道料金が高めに設定されています。反対に、東京、埼玉、神奈川などの人口が多い関東の都市部では水道料金が低い傾向にあります。
ただし、これは都道府県の平均のため、同じ県内でも地域によって水道料金が高い市区町村、安い市区町村があります。
そのため、同じ量の水を使っているだけでも、引越しの前後で1,000円以上の差が出ることがあります。
とくに、ライフスタイルが大きく変化し、家族が増えていて水道の使用量が明らかに増えている場合などは2倍を超えることもあります。
市区町村を超えて引越しをする場合は水道局のホームページで水道料金についても確認しておくと安心です。
水道費を抑える為には
では、個人で水道費の負担を抑えるのは難しいのでしょうか。水道費を節約する方法として最も取り組みやすく、実現が簡単なのは節水を心がけることです。
シャワーを使う時間を短くする、食器の汚れを予め拭き取っておく、といった様に、日常生活の中で使用する水の量を減らしてみましょう。
節水の工夫をする事で、水道費の節約につながります。
また、シャワーヘッドを節水効果の期待できるものに交換する、食洗器を活用するといった様に、節水グッズを使用するのも、水道費の節約に効果的です。
節水以外にも、水道費の支払い方法を他の公共料金とまとめてクレジットカード払いに変更する事で節約になります。
生活に必要な出費を全てクレジットカードで支払うことで、年間数千円分のポイントが手に入るので、試してみてください。
まとめ
水道費が上がる理由について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。様々な要因で水道費が上がってしまいます。
特に、突然上がったという場合はいますぐ確認することをおすすめします。
以上で紹介したことを一通り確認しても、水漏れしている箇所がわからない場合もあります。
水道管は壁の中や地中にも張り巡らされているので、そういった場所から水漏れしているのかもしれません。
水道メーターを確認して水漏れしているのがわかっても水漏れを発見できなかったということは珍しくありません。
個人での判断が難しいと感じた場合は専門の修理業者に依頼しましょう。