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排水詰まりに有効?重曹を使った簡単詰まり対策

重曹とクエン酸を用いて排水詰まりを解消できると知っていても実際に行ったことがある方はそれほど多くないかもしれません。

そこで、今回は重曹とクエン酸を使って実際に排水詰まりを解消する方法について紹介していきます。

自宅に重曹とクエン酸があるという方はぜひ参考にしてみてください。
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この記事は比較ランキング運営事務局が執筆しています。

重曹を使った詰まりの対処法

重曹を使った詰まりの対処法 排水口の詰まりによって「水の流れが悪くなった」、「シンクに水がたまるようになった」ということでお困りの方は多いです。

その場合、そのまま詰まりを放置するのではなく、なるべく早い段階でシンクの詰まりを取り除く必要があります。

シンクの詰まりを取り除く方法といえばパイプ内部の汚れを取り除く専用のパイプクリーナーがあげられます。

しかし、化学性の強い薬剤に抵抗感のある方や、そもそも頻繁に使わないものを買いたくないという方もいらっしゃいます。

そんな方には、ご家庭にある重曹とクエン酸を用いた対処方法がおすすめです。

重曹とクエン酸を使った排水詰まりの解消法

重曹とクエン酸を使ったシンク掃除の方法は、以下の通りです。

  1. 排水口に半カップの重曹をまんべんなく振りかけます。
  2. そこにクエン酸を大さじ2杯溶かした1カップ程度のお湯を流します。
  3. 重曹とクエン酸が反応し、シュワシュワと発泡してから10分程度時間を置きます。
  4. 10分経った後、今度はクエン酸を入れていないお湯を1カップ程度流します。
  5. 再び10分程度放置します。
  6. 仕上げに勢いよく大量の水を流し込み、十分にすすげば完了です。


上記の方法を用いれば重曹とクエン酸で排水口の詰まりを解消させることができます。

重曹とクエン酸は食品添加物なので、口に入れるものを扱うシンクでも安心して使うことができます。

また、パーツの細部まで掃除するときには、使用済みの柔らかい歯ブラシでこすると便利です。

強く擦ってしまうと傷の原因になるので、歯ブラシを使う際は力を入れすぎないように気をつけましょう。

パイプクリーナーを使う時と違い必須ではありませんが、手が汚れることに抵抗があるときは、ゴム手袋をはめて作業すると良いでしょう。

お風呂の排水口でも重曹が使える

キッチンで使われるイメージの強い重曹ですが、お風呂の排水口を掃除も可能です。

お風呂場で使う場合には最初に重曹とクエン酸を3:1の割合で混ぜた粉末を用意しておきましょう。

汚れや詰まりが気になるところに粉末をかけて軽く水を当ててから30分ほど放置すれば簡単に掃除ができてしまいます。

重曹とクエン酸を混ぜず、重曹→クエン酸の順で振りかけて使用しても効果があるので、混ぜるのが面倒な際は活用してみてください。

重曹を使用するときの注意点

重曹を使用するときの注意点 重曹を使って排水口の詰まりを掃除するときに気をつけたいこともあります。

安全な掃除のために知っておくべきポイントとなるので、事前にしっかり確認しておくようにしましょう。

重曹とクエン酸でも危険はある

重曹とクエン酸はいずれも人体に無害であり、混ぜて使用しても人体に害はありません。

ただし、塩素系洗剤と重曹とクエン酸を混ぜて使用した場合は、人体に有害なガスを発生させてしまいます。

重曹とクエン酸を使う場合には、同時に塩素系洗剤を使用は絶対に避けるようにしましょう。

万が一、時間をズラして使用しなくてはいけない場合でも、よく洗い流して成分が混ざらないようにしてください。

正しく使わないと効果が得られない

排水口の詰まりを重曹とクエン酸で掃除するときは、正しい方法で行うようにしましょう。

大量の重曹を排水口にかけてしまう、放置時間が長すぎる等の間違った方法で掃除してしまうと、排水管の中で固まって詰まりが悪化することもあります。

重曹以外の詰まり解消方法

重曹以外の詰まり解消方法 重曹を使った詰まりの解消法について紹介してきましたが、重曹以外にも詰まりの解消方法は存在します。

たまたま重曹が自宅にない場合等は、以下で紹介する方法を活用してみてください。

タオルとお湯で詰まり解消

タオルとお湯を使ったこの方法は、まず試して欲しい対処方法です。

簡単で道具もこれだけなので、ぜひ試してみてください。

手順は以下の通りです。

  1. 排水トラップ、キャップを外す
  2. タオルを排水管の穴につめる
  3. シンクの中にお湯をはる
  4. タオルを一気に引き抜く


排水溝や排水パイプの中の軽度の詰まりであれば、この方法で解消することができます。

パイプクリーナーで詰まり解消

排水トラップの流れが悪くなってきたときには、液体パイプクリーナーを使用するのが効果的です。

液体パイプクリーナーは完全に固まっていない汚れを溶かして、詰まりを解消してくれます。

使用する手順は以下の通りです。

排水トラップを外し、排水口の穴にパイプクリーナーを入れた後に30~60分放置し汚れが溶けるのを待ちます。

最後に、十分な量の水を流しましょう。

パイプクリーナーは液状やジェルタイプといった粘度が高いものを選ぶと良いでしょう。

詳しい使用方法は商品に記載されているものを参考にしてください。

ピーピースルーで詰まり解消

ピーピースルーは水道業者が使用することのある強力な業務用排水管洗浄剤です。

パイプクリーナーと同様の方法で詰まりを解消してくれます。

強力な洗浄剤ですが、一般の方でも簡単にネット通販で購入できます。

使用するときはゴム手袋やマスク、ゴーグルを着用は必須と考えておきましょう。

目や口に入ってしまうだけでも危険なので、使用の際は細心の注意を払うようにしましょう。

ラバーカップ(すっぽん)で詰まり解消

トイレで使用するイメージが強いラバーカップ(すっぽん)ですが、どの排水詰まりにも効果はあります。

トイレ用以外にも備えておくのも良いかもしれません。

ラバーカップを使用する際は排水溝にぴったりあて、ゆっくりカップを押しつけてから一気に引き上げるようにしましょう。

流れがよくなるまでこれを繰り返すことで簡単に詰まりを解消できます。

排水管の奥の方の詰まりや、固形物の詰まりには効果を発揮しないことがあるので、その場合はワイヤーブラシを使用するようにしましょう。

ワイヤーブラシで詰まり解消

ワイヤーブラシは直接詰まりの原因を削り落とすための器具で、固形物や排水管の奥の方の詰まりに有効です。

ワイヤーブラシは一般の方でもホームセンターやネット通販で購入することができます。

ただし、慣れていない人がむやみに使用すると配管を傷つけてしまうことがあるので、注意が必要です。

まとめ

重曹とクエン酸を使った詰まりの解消方法について紹介してきました。

そのほかに紹介した方法でも自宅でも簡単に実践することができるので、まずはご自身で試してみてください。

しかし、場合によっては今回紹介した方法では解決し切れないかもしれません。

無理に自力で直そうとすると逆に悪化を招いてしまうケースもしばしば見受けられます。

そんな時には潔く水道業者に頼るのも一つの手です。

しっかりと料金表やサービス内容を確認し、実際に見積もりを行ってもらえば、自分に合った良い業者を見つけ出すことができます。

排水の詰まり修理はもちろん、様々な水道トラブルに対応してくれる業者は多数あります。

対処が難しいと感じたら、まずは気になる業者を探してみましょう。