2024.08.28
お風呂の排水溝を掃除する方法!原因や毎日できる対策を紹介
お風呂を使用すると必ず髪の毛や石鹸カスなどが排水溝に溜まります。長期間掃除しないと、汚れが蓄積し、最悪の場合はつまってしまうかもしれません。
汚れやつまりの度合いによっては、お風呂の排水溝を自分で掃除できる場合があります。そこで本記事では、お風呂の排水溝を掃除する方法を紹介します。また、汚れが溜まらないように、日々の予防策も解説しているのでぜひ参考にしてください。
皮膚から剥がれ落ちた角質や、洗髪時に流れ出る脂質が排水溝に溜まり、時間の経過とともに固まってつまりを引き起こします。
排水溝のまわりがヌメヌメしていたら、皮脂や垢が付着していると考えてよいでしょう。
さらに、髪の毛は細いので皮脂や垢などの汚れが付着し、固まってつまりを引き起こします。排水溝のつまりは、水はけの悪化や悪臭の発生につながるため、定期的に排水溝の掃除を行い、溜まった髪の毛を取り除くことが大切です。
何日間も手入れを怠ると排水溝の汚れが深刻化し、修理が必要になる可能性もあるため注意してください。
さらに、この石鹸カスに皮脂や垢などの汚れが付着し、固まってつまりを引き起こしてしまうのです。排水溝の掃除を怠るとつまりが悪化し、自分では解決できなくなります。
このカビが排水溝の壁面に付着し、パッキンやタイルなど徐々に広がってしまうので注意しなくてはなりません。また、カビの発生は悪臭の原因にもなるため、定期的な掃除や洗浄剤の使用が重要です。
排水溝がニオう原因を知りたい方は下記をご覧ください。
>>排水口が臭いのはなぜ?悪臭の原因や掃除方法、予防方法の解説
中性洗剤は安全性が高く、浴槽や浴室の壁などで使用しても問題ありません。また、中性洗剤は汚れの種類に関わらず、浴室以外の場所でも使えるため便利です。
細かい場所にはブラシ、広い範囲にはスポンジを利用するのがおすすめです。ボトルの裏に表示されている説明書きをよく読んでから掃除しましょう。
また、酸性洗剤は石鹸カスや水垢に含まれるミネラル成分を溶かし出せるため、しっかりと汚れを除去できます。
排水溝の汚れを解消する方法は以下の通りです。
塩素系洗剤の使い方は以下の手順です。
ただし、塩素系洗剤を使用する際は、必ず換気する必要があります。また、掃除する際は肌に触れないように、ゴム手袋を必ず使用してください。
目や鼻を保護するために、ゴーグルやマスクなども使用すると安心です。
さらに、アルカリ性洗剤は水垢の除去にも優れており、ぬめりの発生を防げます。
重曹は弱アルカリ性の洗浄剤であり、黒いドロドロ汚れの主成分である油脂分や有機物を分解して洗い流すことが可能です。
一方、クエン酸は弱酸性の洗浄剤です。重曹とクエン酸を合わせることで中和反応が起こります。この中和に発生する泡が汚れを落とすとされています。
重曹とクエン酸を使用した方法は下記の通りです。クエン酸の代わりにお酢を使って掃除するのもOKです。
浴槽の黒ずみも気になる方は下記もご覧ください。
>>浴槽の黒ずみの落とし方とは?汚れの原因や掃除方法、予防策を解説
また、一気に大量のお湯を流すことで、排水溝内部の圧力が高まり、配管内のつまりを押し流せます。
ただし、60度以上の熱湯を使用すると排水管を破損させてしまう恐れがあるため、触って少し熱いくらいのお湯を使いましょう。
パイプクリーナーの使用方法は下記の通りです。
ラバーカップの使用方法は以下の流れで行います。
ワイヤーブラシの使い方は下記の通りです。
また、お風呂の排水溝のつまりを解消する方法に関して詳しく知りたい方は下記も併せてご覧ください。
>>お風呂の排水口(排水溝)つまりを自分で解消する方法は?原因別の対処法を解説
これらは害虫の侵入や悪臭を防ぐために、封水を貯める部分がS字やU字になっているのが特徴です。ここでは排水溝が古いタイプだった場合の掃除方法を詳しく解説します。
定期的に目皿の掃除を行い、髪の毛やゴミなどを取り除くことが肝心です。掃除する際はゴム手袋を装着して作業を行いましょう。
特に髪の毛が溜まりやすいので、お風呂掃除のついでに行うのがベストです。
ワントラップを使用している場合は、以下の方法でつまりを解消します。
一方で、管トラップの場合は真空式パイプクリーナーを利用するのがおすすめです。真空式パイプクリーナーは排水管内に圧力をかけられる掃除グッズです。
以下の使用方法があります。
なお、ラバーカップでも代用できます。しっかり排水溝に密着させるのがポイントです。
ヘアキャッチャーネットはストッキングのような素材で作られており、伸縮性があるのでどのような形にも対応できる使い捨てのアイテムです。簡単に着脱ができ、排水溝を清潔に保てます。
パイプクリーナーを使用する場合は、月に1回程度の頻度で行うのがおすすめです。これにより、排水溝のつまりを未然に防げ、水の流れもスムーズに保てます。
また、掃除の際は排水溝の奥まで届くよう、真空式パイプクリーナーやラバーカップを活用して徹底的にキレイにするのがよいでしょう。
目に見えない場所に大量の髪の毛や汚れがつまっていることがあり、それを自分で取り除くのは困難です。
自分で排水溝の掃除をしようとすると、道具の使い方を誤ると逆につまりが悪化し、排水溝を傷つけてしまうかもしれません。
また、排水溝のつまりを放置すると、水の流れが悪くなり、浴槽の排水が遅くなったり、悪臭が発生したりと、生活に支障をきたすことがあります。
プロの水道業者であれば、業務用の機材を使って排水溝の奥深くまで清掃でき、根本的な解決につなげられます。
業者に依頼すれば、迅速かつ確実に排水溝のつまりを解消してもらえるため、そうしたトラブルを未然に防げるでしょう。
水PROでは重度の排水溝つまりを解消するために、高圧洗浄機を使用した専門的な排水溝掃除サービスを提供しています。排水溝の奥深くまで強力な水圧で洗浄でき、髪の毛や汚れなどのつまりを徹底除去いたします。
また、必要に応じてすべての配管やマンホールの清掃も可能です。排水溝の根本的な解決に徹底して行います。無料のお見積もりも実施しているので、気になる方はぜひご依頼ください。
オキシクリーンは強力な酸化力を持つ洗浄剤で、排水溝につまった髪の毛やヌメリなどの汚れを効果的に分解・除去できます。
使い方は簡単で、排水溝のカバーを外し、オキシクリーンを少量入れてお湯を流すだけです。オキシクリーンが排水溝の奥深くまで浸透し、頑固な汚れも溶かして落とします。
また、オキシクリーンは浴室の床やタイルなどにも使えるため、排水溝掃除と同時に浴室全体の掃除もできて便利です。
なかでもドラムトラップタイプの排水溝は水が貯まりやすいのが特徴です。ドラムトラップタイプは排水管の途中に水が貯まる構造になっているため、汚れが溜まりやすく、それが原因で排水口に水が滞留してしまうのです。
一方、ワントラップタイプや管タイプは排水管の途中に水を貯める構造ではないため、水が滞留しにくい特徴があります。
ドラムトラップタイプの排水溝を使用している場合は、定期的な洗浄剤の使用や掃除が特に必要です。適切な管理を行えば、ドラムトラップタイプの排水溝でも水の滞留を防げるでしょう。
この白いヘドロは、細菌の繁殖によって発生した硫化水素が悪臭を引き起こすことがあります。排水管内に溜まったヘドロは、排水の流れを阻害し、水が滞留する原因にもなります。
定期的に弱アルカリ性の重曹を使用し、ヘドロの蓄積を防ぐことが重要です。
また、ワンタッチで取り外せるタイプの排水溝は、掃除がスムーズに行えます。これらの排水溝は、リフォーム時に既存の排水溝と交換できます。
交換の際は、排水管の形状や排水量に合わせて適切なサイズを選ぶことが大切です。排水溝の交換は、DIYでも可能な場合もありますが、専門業者に依頼するのがより確実です。
>>>お風呂の修理は業者に依頼!気になる相場と費用について
水PROではリフォームも行っており、お客様のご要望に合わせた排水溝を選び、適切に交換いたします。
一方で水の流れが悪く、排水溝に汚れが固まっている場合は、ワイヤーブラシや真空クリーナーなどのアイテムを活用してみましょう。
ただし、無理に行うとつまりが悪化するだけではなく、部品や配管を破損させてしまうため、信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。
水PROでは浴室の排水溝の汚れやつまりを解消するサービスを実施しています。料金が気になる方のために、無料のお見積もりも行っているので安心してご利用いただけるでしょう。
その他にもキッチンやトイレの水まわりのトラブルにも対応しています。今ならWeb限定で3,000円の割引も実施しているため、ぜひ一度ご相談ください。
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汚れやつまりの度合いによっては、お風呂の排水溝を自分で掃除できる場合があります。そこで本記事では、お風呂の排水溝を掃除する方法を紹介します。また、汚れが溜まらないように、日々の予防策も解説しているのでぜひ参考にしてください。
お風呂の排水溝が汚れる・つまる原因は主に4つ
お風呂の排水溝が汚れたりつまったりする原因は主に4つあります。掃除をする前に確認しておきましょう。- 原因①皮脂や垢などの汚れ
- 原因②髪の毛を放置
- 原因③石鹸カスのつまり
- 原因④カビの繁殖
原因①皮脂や垢などの汚れ
お風呂の排水溝が汚れる主な原因は、皮脂や垢などの汚れが蓄積することにあります。皮膚から剥がれ落ちた角質や、洗髪時に流れ出る脂質が排水溝に溜まり、時間の経過とともに固まってつまりを引き起こします。
排水溝のまわりがヌメヌメしていたら、皮脂や垢が付着していると考えてよいでしょう。
原因②髪の毛を放置
洗髪時に排水溝に流れ込んだ髪の毛が徐々に蓄積していき、排水溝を塞ぐことで排水しにくい状態になります。さらに、髪の毛は細いので皮脂や垢などの汚れが付着し、固まってつまりを引き起こします。排水溝のつまりは、水はけの悪化や悪臭の発生につながるため、定期的に排水溝の掃除を行い、溜まった髪の毛を取り除くことが大切です。
何日間も手入れを怠ると排水溝の汚れが深刻化し、修理が必要になる可能性もあるため注意してください。
原因③石鹸カスのつまり
洗髪や身体を洗う際に使用する石鹸は、水と反応して石鹸カスを生成します。この石鹸カスが排水溝に蓄積していくと、徐々に排水溝を塞いでいきます。さらに、この石鹸カスに皮脂や垢などの汚れが付着し、固まってつまりを引き起こしてしまうのです。排水溝の掃除を怠るとつまりが悪化し、自分では解決できなくなります。
原因④カビの繁殖
湿気の多い浴室環境では、排水溝のなかにカビが発生しやすい条件が整っています。排水溝は特に水が滞留しやすく、そこにカビが繁殖していきます。このカビが排水溝の壁面に付着し、パッキンやタイルなど徐々に広がってしまうので注意しなくてはなりません。また、カビの発生は悪臭の原因にもなるため、定期的な掃除や洗浄剤の使用が重要です。
排水溝がニオう原因を知りたい方は下記をご覧ください。
>>排水口が臭いのはなぜ?悪臭の原因や掃除方法、予防方法の解説
お風呂の排水溝を掃除する方法|汚れ編
早速お風呂の排水溝を掃除する方法を紹介します。汚れの度合いによって、使用する洗剤が異なるので、自宅の排水溝をチェックしてから行いましょう。- 軽い汚れは中性洗剤で落とす
- 石けんカスや水垢は酸性洗剤で落とす
- カビは塩素系洗剤で落とす
- ピンクのぬめりはアルカリ性洗剤で落とす
- 黒い汚れは重曹・クエン酸で落とす
軽い汚れは中性洗剤で落とす
お風呂用の中性洗剤は、軽い皮脂汚れの掃除におすすめです。強い酸性や塩基性の洗剤を使うと有害な化学反応が起こる可能性がありますが、中性洗剤は有毒ガスが発生しないのがメリットといえます。中性洗剤は安全性が高く、浴槽や浴室の壁などで使用しても問題ありません。また、中性洗剤は汚れの種類に関わらず、浴室以外の場所でも使えるため便利です。
細かい場所にはブラシ、広い範囲にはスポンジを利用するのがおすすめです。ボトルの裏に表示されている説明書きをよく読んでから掃除しましょう。
石鹸カスや水垢は酸性洗剤で落とす
石鹸カスや水垢はアルカリ性なので、酸性洗剤を使えば簡単に落とせます。アルカリ性の汚れは酸性の洗剤によって中和され、洗浄力が高まるからです。また、酸性洗剤は石鹸カスや水垢に含まれるミネラル成分を溶かし出せるため、しっかりと汚れを除去できます。
排水溝の汚れを解消する方法は以下の通りです。
- 酸性洗剤を排水溝に入れる
- コップ1杯のお湯をかける
- 1時間程度放置する
- 汚れが浮いてきたらシャワーで洗い流す
カビは塩素系洗剤で落とす
塩素系洗剤には強力な殺菌・漂白作用があり、カビを除去したり発生を抑えたりすることが可能です。また、粉末や液体よりも泡スプレータイプの塩素系洗剤のほうが、浴室の壁や天井など、カビが発生しやすい場所にも簡単に吹きかけられ、広範囲の汚れを一度に洗浄できます。塩素系洗剤の使い方は以下の手順です。
- カビが発生している箇所の水気を拭き取る
- 塩素系洗剤を吹きかける
- 20〜30分ほど放置したあと、シャワーで洗い流す
ただし、塩素系洗剤を使用する際は、必ず換気する必要があります。また、掃除する際は肌に触れないように、ゴム手袋を必ず使用してください。
目や鼻を保護するために、ゴーグルやマスクなども使用すると安心です。
ピンクのぬめりはアルカリ性洗剤で落とす
ぬめりは酸性の汚れであるため、アルカリ性洗剤が中和作用を発揮し、ぬめりを分解してキレイに洗い流せます。また、アルカリ性洗剤は脂肪分や蛋白質を分解する力が強く、ぬめりの成分であるこれらの物質を効果的に除去することが可能です。さらに、アルカリ性洗剤は水垢の除去にも優れており、ぬめりの発生を防げます。
黒い汚れは重曹・クエン酸で落とす
重曹は弱アルカリ性の洗浄剤であり、黒いドロドロ汚れの主成分である油脂分や有機物を分解して洗い流すことが可能です。
一方、クエン酸は弱酸性の洗浄剤です。重曹とクエン酸を合わせることで中和反応が起こります。この中和に発生する泡が汚れを落とすとされています。
重曹とクエン酸を使用した方法は下記の通りです。クエン酸の代わりにお酢を使って掃除するのもOKです。
- 排水溝に重曹100gを振りかける
- クエン酸50gを振りかける
- コップ1杯程度のお湯を注ぐ
- しばらく放置する
- 部品をキレイに洗う
浴槽の黒ずみも気になる方は下記もご覧ください。
>>浴槽の黒ずみの落とし方とは?汚れの原因や掃除方法、予防策を解説
お風呂の排水溝を掃除する方法|つまり編
お風呂の排水溝がつまっている場合の掃除方法を4つ紹介します。- バケツにお湯を貯めて流す
- パイプクリーナーを使用する
- ラバーカップを使う
- ワイヤーブラシを使う
バケツにお湯を貯めて流す
軽度な排水溝のつまりは、お湯を一気に流し込むことで改善できる可能性があります。お湯はつまりの原因となっている油脂分や固形物を溶かすのに効果的です。また、一気に大量のお湯を流すことで、排水溝内部の圧力が高まり、配管内のつまりを押し流せます。
ただし、60度以上の熱湯を使用すると排水管を破損させてしまう恐れがあるため、触って少し熱いくらいのお湯を使いましょう。
パイプクリーナーを使用する
ハイプクリーナーに含まれる強力な化学成分が、つまりの原因となる髪の毛や油脂分を溶かしてくれます。ハイプクリーナーは、排水管の内壁に付着した汚れを洗い流し、つまりを解消するだけでなく、嫌なニオイも除去してくれるのでおすすめです。パイプクリーナーの使用方法は下記の通りです。
- 排水溝の部品である目皿や排水コマなどをすべて取り外す
- 排水溝にお湯を流す
- 排水溝の内壁に沿ってクリーナーを注ぐ
- そのまま規定の時間まで放置する
- 水で洗い流す
ラバーカップを使う
頑固なつまりには、ラバーカップを使うのも一つの方法です。ラバーカップは、強力な吸引力を発揮します。排水口にしっかりと密着するため、吸引力が逃げることなくつまりを効果的に取り除ける仕組みです。ラバーカップの使用方法は以下の流れで行います。
- 排水溝の部品である目皿や排水コマなどをすべて取り外す
- カップより少し上の位置まで床に水を張る
- 隙間ができないように排水溝に密着させる
- ラバーカップを押して圧力をかける
- 一気にラバーカップを引き上げる
- 数回繰り返す
ワイヤーブラシを使う
奥まで汚れがつまっているならワイヤーブラシがおすすめです。ワイヤーブラシは配管内に付着した汚れもかき出してくれます。ワイヤーブラシの使い方は下記の通りです。
- 排水溝の部品である目皿や排水コマなどをすべて取り外す
- ワイヤーブラシを排水溝の奥に挿入する
- ブラシを配管の壁に沿ってくるくる動かし、つまりをかき出す
また、お風呂の排水溝のつまりを解消する方法に関して詳しく知りたい方は下記も併せてご覧ください。
>>お風呂の排水口(排水溝)つまりを自分で解消する方法は?原因別の対処法を解説
お風呂の排水溝が古いタイプの掃除方法
お風呂の古いタイプの排水溝には、「ワントラップ(椀トラップ)」または「サイホン型トラップ(管トラップ)」が使用されています。これらは害虫の侵入や悪臭を防ぐために、封水を貯める部分がS字やU字になっているのが特徴です。ここでは排水溝が古いタイプだった場合の掃除方法を詳しく解説します。
目皿の髪の毛・ゴミを除去
目皿は排水溝の入り口に設置されている部品で、髪の毛やゴミなどの異物をキャッチする役割があります。定期的に目皿の掃除を行い、髪の毛やゴミなどを取り除くことが肝心です。掃除する際はゴム手袋を装着して作業を行いましょう。
特に髪の毛が溜まりやすいので、お風呂掃除のついでに行うのがベストです。
排水トラップを掃除する
目皿の掃除を行っても排水溝のつまりが改善されない場合は、排水トラップの汚れが原因である可能性が高いです。ワントラップを使用している場合は、以下の方法でつまりを解消します。
- 目皿とお椀型になっているパーツを取り外す
- その他のパーツもあれば取り外す
- スポンジやブラシなどを使って汚れを取り除く
- パーツをもとに戻す
一方で、管トラップの場合は真空式パイプクリーナーを利用するのがおすすめです。真空式パイプクリーナーは排水管内に圧力をかけられる掃除グッズです。
以下の使用方法があります。
- 真空式パイプクリーナーを排水溝に密着させる
- カップ全体が水に浸かるまで水を貯める
- レバーをゆっくり押す
- レバーを一気に引き上げる
- 数回繰り返す
なお、ラバーカップでも代用できます。しっかり排水溝に密着させるのがポイントです。
お風呂の排水溝汚れを予防する対処法
お風呂の排水溝が汚れたりつまったりしないように、日頃からチェックすることが大切です。ここではどのような対処法があるのかを解説します。ヘアキャッチャーネットを使用する
目皿がセットされていても目が荒いため、髪の毛や石鹸カスなどがすり抜けて排水溝へと流れてしまいます。そのため、ヘアキャッチャーネットを付けるのがおすすめです。ヘアキャッチャーネットはストッキングのような素材で作られており、伸縮性があるのでどのような形にも対応できる使い捨てのアイテムです。簡単に着脱ができ、排水溝を清潔に保てます。
定期的にパイプクリーナーを使用する
排水溝は目に見えない場所にあるため、知らない間に汚れが蓄積していきます。そのため、定期的な掃除が大切です。パイプクリーナーを使用する場合は、月に1回程度の頻度で行うのがおすすめです。これにより、排水溝のつまりを未然に防げ、水の流れもスムーズに保てます。
また、掃除の際は排水溝の奥まで届くよう、真空式パイプクリーナーやラバーカップを活用して徹底的にキレイにするのがよいでしょう。
お風呂の排水溝問題が解決できないなら業者に依頼
お風呂の排水溝の詰まりが解決できない場合は、業者に依頼するのが賢明です。排水溝の詰まりは見た目以上に深刻な問題になっている可能性があります。目に見えない場所に大量の髪の毛や汚れがつまっていることがあり、それを自分で取り除くのは困難です。
自分で排水溝の掃除をしようとすると、道具の使い方を誤ると逆につまりが悪化し、排水溝を傷つけてしまうかもしれません。
また、排水溝のつまりを放置すると、水の流れが悪くなり、浴槽の排水が遅くなったり、悪臭が発生したりと、生活に支障をきたすことがあります。
プロの水道業者であれば、業務用の機材を使って排水溝の奥深くまで清掃でき、根本的な解決につなげられます。
業者に依頼すれば、迅速かつ確実に排水溝のつまりを解消してもらえるため、そうしたトラブルを未然に防げるでしょう。
水PROでは重度の排水溝つまりを解消するために、高圧洗浄機を使用した専門的な排水溝掃除サービスを提供しています。排水溝の奥深くまで強力な水圧で洗浄でき、髪の毛や汚れなどのつまりを徹底除去いたします。
また、必要に応じてすべての配管やマンホールの清掃も可能です。排水溝の根本的な解決に徹底して行います。無料のお見積もりも実施しているので、気になる方はぜひご依頼ください。
お風呂の排水溝に関するよくある質問
お風呂の排水溝を掃除する前に、多くの方が疑問に思う項目をピックアップしました。ぜひ参考にしてください。お風呂の排水溝掃除にオキシクリーンは有効?
オキシクリーンは粉末状の酸素系漂白剤です。そのため、排水溝掃除に使えます。オキシクリーンは強力な酸化力を持つ洗浄剤で、排水溝につまった髪の毛やヌメリなどの汚れを効果的に分解・除去できます。
使い方は簡単で、排水溝のカバーを外し、オキシクリーンを少量入れてお湯を流すだけです。オキシクリーンが排水溝の奥深くまで浸透し、頑固な汚れも溶かして落とします。
また、オキシクリーンは浴室の床やタイルなどにも使えるため、排水溝掃除と同時に浴室全体の掃除もできて便利です。
お風呂の排水溝に水が貯まるタイプは?
排水溝の排水トラップには、主に「ワントラップ」「ドラムトラップ」「管トラップ」という3つの種類があります。なかでもドラムトラップタイプの排水溝は水が貯まりやすいのが特徴です。ドラムトラップタイプは排水管の途中に水が貯まる構造になっているため、汚れが溜まりやすく、それが原因で排水口に水が滞留してしまうのです。
一方、ワントラップタイプや管タイプは排水管の途中に水を貯める構造ではないため、水が滞留しにくい特徴があります。
ドラムトラップタイプの排水溝を使用している場合は、定期的な洗浄剤の使用や掃除が特に必要です。適切な管理を行えば、ドラムトラップタイプの排水溝でも水の滞留を防げるでしょう。
風呂場の排水溝にできる白いヘドロは何ですか?
お風呂場の排水溝に発生する白いヘドロは、主に石鹸カスや皮脂、髪の毛などが排水管内で固まって蓄積した汚れです。この白いヘドロは、細菌の繁殖によって発生した硫化水素が悪臭を引き起こすことがあります。排水管内に溜まったヘドロは、排水の流れを阻害し、水が滞留する原因にもなります。
定期的に弱アルカリ性の重曹を使用し、ヘドロの蓄積を防ぐことが重要です。
機能的な排水溝はありますか?
掃除が楽で機能的な排水溝としては、ステンレス製のタイプや、ワンタッチで取り外せるタイプなどが挙げられます。ステンレス製の排水溝は汚れが付きにくく、掃除が簡単です。また、ワンタッチで取り外せるタイプの排水溝は、掃除がスムーズに行えます。これらの排水溝は、リフォーム時に既存の排水溝と交換できます。
交換の際は、排水管の形状や排水量に合わせて適切なサイズを選ぶことが大切です。排水溝の交換は、DIYでも可能な場合もありますが、専門業者に依頼するのがより確実です。
>>>お風呂の修理は業者に依頼!気になる相場と費用について
水PROではリフォームも行っており、お客様のご要望に合わせた排水溝を選び、適切に交換いたします。
まとめ
お風呂の排水溝の掃除方法は、主な汚れの種類によって異なります。毛髪や皮脂などの有機物が溜まっている場合は、排水溝用の洗浄剤を使用するのが効果的です。一方で水の流れが悪く、排水溝に汚れが固まっている場合は、ワイヤーブラシや真空クリーナーなどのアイテムを活用してみましょう。
ただし、無理に行うとつまりが悪化するだけではなく、部品や配管を破損させてしまうため、信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。
水PROでは浴室の排水溝の汚れやつまりを解消するサービスを実施しています。料金が気になる方のために、無料のお見積もりも行っているので安心してご利用いただけるでしょう。
その他にもキッチンやトイレの水まわりのトラブルにも対応しています。今ならWeb限定で3,000円の割引も実施しているため、ぜひ一度ご相談ください。
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