2022.01.13
屋外
給水管の工事を依頼する前に知っておきたいこと
給水管は見かける機会も少なく、故障が起きたときに何をしたら良いのか分からずに困る方も多い箇所でしょう。
今回は、そんな給水管に関する工事や工事費用、選び方について解説していきます。
ご自宅でのDIYは可能なのか、水道修理業者へ依頼するときはどのようにして選べばよいのか、気になっている方も多いでしょう。
これらの気になるポイントについて記載していきます。
短い距離であれば安く済み、長い距離であればある程度以上の料金がかかることになります。
また、水道管の口径の大きさについても大きければ大きいほど料金がかかります。
水道管の口径については基本的には20mmが採用されていますが、25mmのものを利用している場合もあるので、その場合は見積もりが割高になると考えておきましょう。
見積りをとる際は、費用相場を参考に検討してみてください。
それらの内訳について見ていきましょう。
・工事費用
先ほど紹介した通り、1mあたり15,000円ほどの料金がかかります。
・給水申込納付金
水道を新しく引くにあたって、水道局に納付するお金です。 口径が大きいほどこちらも納付しなくてはいけない料金が増えるので、注意が必要です。
20mmであれば10万円を超えることもありますが、自治体によって金額は異なるので、自治体の水道局のホームページ等でチェックしてみましょう。
・設計手数料
業者が作成した設計を、水道局が審査するための料金です。 1件につき5,000円~10,000円程度かかるとされています。
・分岐管理手数料
水道の本管(水道局が管理する公共の水道管)から給水管を新たに引く際に、分岐が増える場合に水道局がそれらについて確認するための手数料です。
こちらも設計手数料と同じく、1件につき5,000円~10,000円程度かかるとされています。
水道管は目に見えない地下や壁の中を通しているため、工事に時間がかかる傾向にあります。
水道工事だけだとしても1日は最低でもかかります。
また、引き込み工事の場合には手続きなどが必要になりますので、より長い期間かかると思っておきましょう。
水道管が近くに来ているときでも申し込みから2週間はかかり、長い距離を工事する場合は、1ヶ月~6ヶ月程度かかると言われています。
気になる場合は見積もりを取ってもらうタイミングで、作業期間についても確認を忘れないようにしましょう。
給水管の素材によって特性が違い、それぞれ寿命とされる年数が少しずつ違ってくるため、参考として覚えておきましょう。
寿命は大まかに20年前後とされています。
錆びにくく、耐熱性が高いため、多くの方に選ばれています。
高性能な分、素材の費用が高いので、自分の一軒家をお持ちの場合のみおすすめします。
安価でありながら耐用年数が20年前後なので利用している方も多いです。
耐用年数は30~40年とされていて、長い期間できるのが特徴です。
耐震性、耐熱性に優れていることから、近年は特に人気を集めています。
そこで、どのような症状が見られたら交換や工事を考えなくてはいけないかについて、紹介していきます。
健康面や衛生面で被害が出ることになるので、気づいたら早めに修理・交換することが大切です。
水漏れによって、水道料金がグンと上がってしまったり、水の勢いが弱くなってしまったりします。
水漏れ箇所によってはカビが繁殖、周辺木材が傷んでしまう可能性もあります。
被害をできるだけ抑えるためにも、早急に交換するようにしましょう。
DIY慣れしている方なら多少の水道修理なら可能ですが、DIYで行ってもいい箇所と出来ない箇所があります。
蛇口やパッキン、カートリッジの交換程度ならDIYで全く問題はありませんが、配管工事のようなものには資格が必要です。
給水管の引込工事は、自治体の指定を受けた水道工事業者しか行うことができません。
インターネットを調べると、DIYで工事したという例が散見されることがありますが、資格を持っているか本来は認められていないおそれがあります。
DIYが得意だとしても、基本的には見えない部分の工事は業者に任せるようにしましょう。
業者を選ぶ際に知っておきたいポイントについて紹介していきます。
指定工事店でない業者もありますが、指定工事店になっていない業者に依頼してしまってトラブルになったケースは多くあります。
特に、給水管をはじめとする配管の工事には指定工事店である必要があるので、業者を選ぶ際はよくチェックするようにしましょう。
安い業者が選べるのはもちろん、腕の良い業者かどうか、評判通りの対応かを確認することができます。
ただし、安い業者を選ぶときは相場より安過ぎる業者は注意しなくてはいけません。
異常に安い料金を提示しておいて、あとから追加請求する業者も残念ながら存在します。
給水管の工事は価格が高価なので、業者によっては大きな金額の差が出てくるかもしれませんが、信用できる業者を選ぶようにしましょう。
また、他の業者と価格を比較していることを伝えれば、価格交渉にも応じてもらえる可能性もあります。
様々なメリットがあるので、複数の業者から見積もりをとるようにしましょう。
今回紹介したように、給水管の工事は水道修理業者へ依頼しましょう。
給水管の工事は大規模なため高額な工事になりやすいです。
慎重に工事を依頼する業者を選ぶようにしましょう。
今回の記事の内容を参考に、給水管の工事に関して理解を深めていただければと思います。
今回は、そんな給水管に関する工事や工事費用、選び方について解説していきます。
ご自宅でのDIYは可能なのか、水道修理業者へ依頼するときはどのようにして選べばよいのか、気になっている方も多いでしょう。
これらの気になるポイントについて記載していきます。
給水管の引き込み工事の費用相場
給水管の引き込み工事の費用相場は、1m引き込むごとに15,000円前後かかり、伸ばすほどに料金が加算されていきます。短い距離であれば安く済み、長い距離であればある程度以上の料金がかかることになります。
また、水道管の口径の大きさについても大きければ大きいほど料金がかかります。
水道管の口径については基本的には20mmが採用されていますが、25mmのものを利用している場合もあるので、その場合は見積もりが割高になると考えておきましょう。
見積りをとる際は、費用相場を参考に検討してみてください。
引き込み費用の内訳
給水管の引き込み工事には、他にも料金がかかります。それらの内訳について見ていきましょう。
・工事費用
先ほど紹介した通り、1mあたり15,000円ほどの料金がかかります。
・給水申込納付金
水道を新しく引くにあたって、水道局に納付するお金です。 口径が大きいほどこちらも納付しなくてはいけない料金が増えるので、注意が必要です。
20mmであれば10万円を超えることもありますが、自治体によって金額は異なるので、自治体の水道局のホームページ等でチェックしてみましょう。
・設計手数料
業者が作成した設計を、水道局が審査するための料金です。 1件につき5,000円~10,000円程度かかるとされています。
・分岐管理手数料
水道の本管(水道局が管理する公共の水道管)から給水管を新たに引く際に、分岐が増える場合に水道局がそれらについて確認するための手数料です。
こちらも設計手数料と同じく、1件につき5,000円~10,000円程度かかるとされています。
給水管の工事にかかる期間
給水管の交換は比較的大掛かりな水道修理になります。水道管は目に見えない地下や壁の中を通しているため、工事に時間がかかる傾向にあります。
水道工事だけだとしても1日は最低でもかかります。
また、引き込み工事の場合には手続きなどが必要になりますので、より長い期間かかると思っておきましょう。
水道管が近くに来ているときでも申し込みから2週間はかかり、長い距離を工事する場合は、1ヶ月~6ヶ月程度かかると言われています。
気になる場合は見積もりを取ってもらうタイミングで、作業期間についても確認を忘れないようにしましょう。
給水管の種類について
続いては、給水管の種類について簡単に紹介します。給水管の素材によって特性が違い、それぞれ寿命とされる年数が少しずつ違ってくるため、参考として覚えておきましょう。
金属管
金属管は錆びやすいという欠点があるため、現在ほとんど使用されておりません。寿命は大まかに20年前後とされています。
ステンレス銅管
スレンレス銅管は耐用年数が最も長い配管で、その耐用年数は30年以上とされています。錆びにくく、耐熱性が高いため、多くの方に選ばれています。
高性能な分、素材の費用が高いので、自分の一軒家をお持ちの場合のみおすすめします。
硬化ポリ塩化ビニル管
硬化ポリ塩化ビニル管は、通称塩ビ管と言われるポピュラーな配管です。安価でありながら耐用年数が20年前後なので利用している方も多いです。
ポリエチレン管
ポリエチレン管は、通称ポリ管と呼ばれる素材で、硬化ポリ塩化ビニル管と同様の人気があります。耐用年数は30~40年とされていて、長い期間できるのが特徴です。
耐震性、耐熱性に優れていることから、近年は特に人気を集めています。
給水管のトラブル例
給水管でトラブルが起きてしまった場合、交換や工事を必要としますが、給水管が故障すると一体どのようなことが起きてしまうのでしょうか。そこで、どのような症状が見られたら交換や工事を考えなくてはいけないかについて、紹介していきます。
水の色が変わっている
給水管が、錆びや腐食といった経年劣化すると、その影響で水の色が変わってしまいます。健康面や衛生面で被害が出ることになるので、気づいたら早めに修理・交換することが大切です。
給水管から水漏れしている
給水管自体の劣化や内部パッキンの劣化・緩みによって水漏れが起きることがあります。水漏れによって、水道料金がグンと上がってしまったり、水の勢いが弱くなってしまったりします。
水漏れ箇所によってはカビが繁殖、周辺木材が傷んでしまう可能性もあります。
被害をできるだけ抑えるためにも、早急に交換するようにしましょう。
水道工事をDIYで済ませるには
水道工事は、工事内容によってはかなり金額が高くなる傾向です。DIY慣れしている方なら多少の水道修理なら可能ですが、DIYで行ってもいい箇所と出来ない箇所があります。
蛇口やパッキン、カートリッジの交換程度ならDIYで全く問題はありませんが、配管工事のようなものには資格が必要です。
給水管の引込工事は、自治体の指定を受けた水道工事業者しか行うことができません。
インターネットを調べると、DIYで工事したという例が散見されることがありますが、資格を持っているか本来は認められていないおそれがあります。
DIYが得意だとしても、基本的には見えない部分の工事は業者に任せるようにしましょう。
給水管工事を依頼するときのポイント
給水管の工事がDIYでできないとなれば、業者に工事を依頼する必要があります。業者を選ぶ際に知っておきたいポイントについて紹介していきます。
水道局の指定工事店かどうか
まず、業者を選ぶ上で一番気にしておきたいのが、水道局の指定工事店であることです。指定工事店でない業者もありますが、指定工事店になっていない業者に依頼してしまってトラブルになったケースは多くあります。
特に、給水管をはじめとする配管の工事には指定工事店である必要があるので、業者を選ぶ際はよくチェックするようにしましょう。
見積もりを複数の業者からとる
見積もりは複数の業者からとるようにしましょう。安い業者が選べるのはもちろん、腕の良い業者かどうか、評判通りの対応かを確認することができます。
ただし、安い業者を選ぶときは相場より安過ぎる業者は注意しなくてはいけません。
異常に安い料金を提示しておいて、あとから追加請求する業者も残念ながら存在します。
給水管の工事は価格が高価なので、業者によっては大きな金額の差が出てくるかもしれませんが、信用できる業者を選ぶようにしましょう。
また、他の業者と価格を比較していることを伝えれば、価格交渉にも応じてもらえる可能性もあります。
様々なメリットがあるので、複数の業者から見積もりをとるようにしましょう。
まとめ
給水管の工事について紹介してきました。今回紹介したように、給水管の工事は水道修理業者へ依頼しましょう。
給水管の工事は大規模なため高額な工事になりやすいです。
慎重に工事を依頼する業者を選ぶようにしましょう。
今回の記事の内容を参考に、給水管の工事に関して理解を深めていただければと思います。