2022.01.11
トイレ
トイレの水漏れ修理!パッキン交換方法について
トイレの水漏れが起きてお困りではないでしょうか。
水漏れの原因がパッキンの劣化であった場合、新しいパッキンに交換することで水漏れが直るケースもあります。
交換作業自体は簡単なため、自分で行うことも十分可能です。
しかし、新しいパッキンを購入する際にサイズなどを間違えると上手くいかないこともあるので注意してください。
今回は、そんなトイレのパッキン交換手順について解説します。
トイレのパッキンの寿命は7~10年程度だといわれています。
トイレの耐用年数より短いため長年使用していると、交換のタイミングが来て水漏れが引き起こされます。
パッキン劣化が原因の水漏れは、新しいパッキンに交換することで水漏れが直ることが多いです。
濡れているのは確認できたけれど、どこから水漏れしているのか分からないという方は、まずは下の表の場所をチェックしてみてください。
給水管や止水栓、レバーハンドルといった場所のパッキン交換は作業的には比較的簡単に行うことができるため、初めての方でも挑戦可能な範囲です。
しかし、タンクと便器の設置部分のようなタンクや便器の脱着が必要となる場所は比較的上級者向きですので、自分でやるのではなく業者に依頼するのが良いでしょう。
タンクや便器を取り外す際に落としてしまうと割れる危険性がありますので、取扱には気をつけてください。
割ってしまって便器ごと交換となった場合は修理費用が高額となるため、難しいと感じたら中断しましょう。
ここからは、パッキンの交換方法を箇所別に紹介します。
【準備するもの】 ・モンキーレンチ ・新しいパッキン ・マイナスドライバー
ナットを締め手元に戻す際に強く締めすぎるとタンクが割れてしまうケースがあります。
ただし、あまりにナットが緩いと水漏れの原因になるため、調整しながらナットを締めるようにしましょう。
止水栓のパッキンを安全に交換するためにも作業前には元栓を閉めて作業を行いましょう。
【準備するもの】 ・ウォーターポンププライヤー ・バケツ ・新しいコマパッキン
コマパッキンを交換する際に三角パッキンも劣化している場合は一緒に交換しておくと、三角パッキンによる水漏れを予防することができます。
【準備するもの】 ・モンキーレンチ ・新しいパッキン
ここでもナットを強く締めるとタンクが割れるなどのトラブルが起こる可能性があるので、注意してください。
また、長年使用した給水管は劣化してもろくなっていることも。
ナットを外すときに力を加えすぎてしまうともろくなった給水管は折れてしまうかもしれません。
「ナットが固くて回せない」、「給水管が劣化していて作業が心配」といった場合は無理して自分で作業を行わず、業者に依頼することを検討しましょう。
分岐金具から水漏れしているときは、分岐金具との接続部分のパッキンの交換が必要です。
【準備するもの】 ・モンキーレンチ ・新しいパッキン ・バケツ
パッキンのサイズを間違えている場合を除けば、交換して直らないときは、何か別の部分に原因があります。
トイレの水漏れであれば、気が付かないうちにタンクや便器にヒビが入ってしまっていることもあります。
また、水が止まらないという場合はタンク内の部品が劣化していることが原因かもしれません。
ウォシュレットなどの電気に関係する部分が故障して水漏れしている場合は、感電等の危険性もあるため、無理に修理することはおすすめしません。
パッキンを交換しても水漏れが止まらないときは他の原因を探してみましょう。
もし、自分で水漏れ箇所が特定できない場合は、業者に調査を依頼することも手段の一つです。
パッキンの交換は比較的簡単な作業が多く、自分で対応することも十分可能です。
しかし、簡単そうに見えても家のトイレの状態次第では難しいこともあるので、無理に修理しないようにしましょう。
最悪の場合、悪化する可能性もあります。
水道修理で困った時は、専門の業者に依頼してください。
もし、業者に依頼するとなった際は複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
特に初めての場合は、複数の業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。
できるだけ多くの水道業者を見積もりや対応を見ておくことで、自分に合った修理業者を見つけることができます。
ぜひ今回の内容を参考にしてトイレのパッキン交換をしてみてください。
水漏れの原因がパッキンの劣化であった場合、新しいパッキンに交換することで水漏れが直るケースもあります。
交換作業自体は簡単なため、自分で行うことも十分可能です。
しかし、新しいパッキンを購入する際にサイズなどを間違えると上手くいかないこともあるので注意してください。
今回は、そんなトイレのパッキン交換手順について解説します。
水漏れの原因?パッキンについて
冒頭で述べたとおり、水漏れの原因はパッキンの劣化であることが多いです。トイレのパッキンの寿命は7~10年程度だといわれています。
トイレの耐用年数より短いため長年使用していると、交換のタイミングが来て水漏れが引き起こされます。
パッキン劣化が原因の水漏れは、新しいパッキンに交換することで水漏れが直ることが多いです。
トイレの箇所別パッキン交換
パッキンの劣化で起こるトイレの水漏れは、主に以下の表の場所から起きることがあります。濡れているのは確認できたけれど、どこから水漏れしているのか分からないという方は、まずは下の表の場所をチェックしてみてください。
水漏れしている箇所 | 交換が必要な箇所 |
---|---|
給水管 | 接続部分のパッキン |
レバーハンドル | レバーハンドルのパッキン |
タンクと便器の設置部分 | タンク底のパッキン |
止水栓 | 止水栓のコマパッキン |
分岐金具 | 分岐水栓 |
給水管や止水栓、レバーハンドルといった場所のパッキン交換は作業的には比較的簡単に行うことができるため、初めての方でも挑戦可能な範囲です。
しかし、タンクと便器の設置部分のようなタンクや便器の脱着が必要となる場所は比較的上級者向きですので、自分でやるのではなく業者に依頼するのが良いでしょう。
タンクや便器を取り外す際に落としてしまうと割れる危険性がありますので、取扱には気をつけてください。
割ってしまって便器ごと交換となった場合は修理費用が高額となるため、難しいと感じたら中断しましょう。
トイレの水漏れでパッキン交換方法
トイレの水漏れ原因がパッキンの劣化である場合は、新しいものに交換しましょう。ここからは、パッキンの交換方法を箇所別に紹介します。
レバーハンドルのパッキン交換
レバーハンドル部分からの水漏れが確認できたときは、ハンドルについているパッキンを交換する必要があります。【準備するもの】 ・モンキーレンチ ・新しいパッキン ・マイナスドライバー
- 止水栓を閉める
- 水を流し、タンク内の水を作業に問題がなくなるくらいに流す
- タンクのフタを開け、レバーハンドルに繋がっているチェーンを取り外す
- レバーハンドルを固定しているタンク内のナットをレンチで取り外す
- ハンドルを取り外す
- ハンドル内の古いパッキンを新しいものに交換する
- 元の状態に戻す
ナットを締め手元に戻す際に強く締めすぎるとタンクが割れてしまうケースがあります。
ただし、あまりにナットが緩いと水漏れの原因になるため、調整しながらナットを締めるようにしましょう。
止水栓のパッキン交換
止水栓のパッキンを交換するときは止水栓を閉めても水が止まりません。止水栓のパッキンを安全に交換するためにも作業前には元栓を閉めて作業を行いましょう。
【準備するもの】 ・ウォーターポンププライヤー ・バケツ ・新しいコマパッキン
- 元栓を閉める
- ウォーターポンププライヤーで左回りに回し、ナットを取り外す
- 三角パッキン、スピンドルを取り外す
- コマパッキンを新しいものに交換する
- 逆の手順で元に戻し、元栓を開けて水漏れや動作の確認をする
コマパッキンを交換する際に三角パッキンも劣化している場合は一緒に交換しておくと、三角パッキンによる水漏れを予防することができます。
給水管のパッキン交換
ここからは、給水管のパッキン交換を行う方法をご紹介します。【準備するもの】 ・モンキーレンチ ・新しいパッキン
- 止水栓を閉める
- タンクのフタを開ける
- タンクと給水栓の間にあるナットをモンキーレンチで緩める
- 接続部分のパッキンを取り出し、新しいものに交換する。
- ナットを取り付け直し、止水栓を開けて水漏れがないか確認する。
ここでもナットを強く締めるとタンクが割れるなどのトラブルが起こる可能性があるので、注意してください。
また、長年使用した給水管は劣化してもろくなっていることも。
ナットを外すときに力を加えすぎてしまうともろくなった給水管は折れてしまうかもしれません。
「ナットが固くて回せない」、「給水管が劣化していて作業が心配」といった場合は無理して自分で作業を行わず、業者に依頼することを検討しましょう。
分岐水栓のパッキン交換
ウォシュレット機能があるトイレには分岐水栓があることが多いです。分岐金具から水漏れしているときは、分岐金具との接続部分のパッキンの交換が必要です。
【準備するもの】 ・モンキーレンチ ・新しいパッキン ・バケツ
- 止水栓を閉める
- 部品内に残った水がこぼれることがあるためバケツ等を置いておく
- 給水管と分岐水栓をつないでいるナットをモンキーレンチで取り外す
- 古いパッキンを取り外し、新しいものに交換する。
- ナットを締め直す
- 止水栓を戻し、水漏れと動作を確認する
トイレの水漏れがパッキンの交換で直らない場合
トイレで起こる水漏れのすべてがパッキンの劣化が原因とは限りません。パッキンのサイズを間違えている場合を除けば、交換して直らないときは、何か別の部分に原因があります。
トイレの水漏れであれば、気が付かないうちにタンクや便器にヒビが入ってしまっていることもあります。
また、水が止まらないという場合はタンク内の部品が劣化していることが原因かもしれません。
ウォシュレットなどの電気に関係する部分が故障して水漏れしている場合は、感電等の危険性もあるため、無理に修理することはおすすめしません。
パッキンを交換しても水漏れが止まらないときは他の原因を探してみましょう。
もし、自分で水漏れ箇所が特定できない場合は、業者に調査を依頼することも手段の一つです。
まとめ
トイレのパッキンに関する水漏れ修理方法について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。パッキンの交換は比較的簡単な作業が多く、自分で対応することも十分可能です。
しかし、簡単そうに見えても家のトイレの状態次第では難しいこともあるので、無理に修理しないようにしましょう。
最悪の場合、悪化する可能性もあります。
水道修理で困った時は、専門の業者に依頼してください。
もし、業者に依頼するとなった際は複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
特に初めての場合は、複数の業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。
できるだけ多くの水道業者を見積もりや対応を見ておくことで、自分に合った修理業者を見つけることができます。
ぜひ今回の内容を参考にしてトイレのパッキン交換をしてみてください。