2022.01.13
その他
ディスポーザーが動かない?故障原因や修理方法について解説
近年ではディスポーザーが設置されている賃貸物件も増えてきました。
生ゴミを細かく粉砕してから下水に流してくれるので、排水口のゴミ受けを洗う必要がなくとても便利です。
今回はディスポーザーの故障原因や修理方法について詳しく解説していきます。
故障までいかなくても、安全装置が作動して止まってしまうことも。
動物の骨や卵の殻、貝殻、繊維質で固い野菜、調理前のお餅などの食べ物はディスポーザーに投入しないようにするのがいいでしょう。
対応している生ゴミは商品によって異なりますので、各説明書の表記内容に従って使用するようにしてください。
木製やプラスチック製の物の場合はディスポーザーの中で壊れてしまい、取り出すのが困難になることも。
うっかり食器類やプラスチック片を落としてしまわないように注意しましょう。
ディスポーザーの水漏れは、シンク下で発生することが多く、症状が酷いと交換が必要なケースも。
水漏れの原因は様々で、知識がない人が原因を特定するのは難しく、もし原因が分かっても自分で直せない可能性もあります。
ネジが緩んでいるといった単純な原因であれば自力で直せるかもしれませんが、水漏れが発生し原因が特定できない場合は、速やかに専門の業者に依頼しましょう。
ディスポーザー内に異物が詰まる、嚙み込みが起きるといった事態が発生するとモーターに負担がかかり故障してしまうため、安全装置が自動で作動することがあります。
加熱保護装置が作動した場合は、ディスポーザーのリセットを行う必要があります。
リセットボタンを押せばリセット完了なので、作業自体は簡単です。
機械には耐用年数があるので、その年数が近づくにつれて部品も劣化していき水漏れが起こりやすくなるなどのトラブルが発生します。
耐用年数が過ぎても使用し続けて部品が故障した場合は、機械自体の交換が必要です。
耐用年数が迫っていなくても、誤った使い方をすると部品は劣化してしまい、機械の寿命を縮めることになります。
よくある例が、シンクに熱湯を流してしまうこと。
熱湯はディスポーザーや排水管を傷めるので、熱湯流す際は必ず水を一緒に流すなどの工夫をしましょう。
レンチは必ず専用のものを使用するようにしましょう。
蓋が動かない場合は、無理に動かすと破損することがあるので、メーカーや業者に連絡してみてください。
水まわり専門の業者に依頼してもディスポーザーはサービス対象外である可能性もあります。
ディスポーザーにも対応している修理業者やメーカーのサービスを利用して、修理をしてもらうのがおすすめです。
ディスポーザーの交換が必要な場合は、設置や人件費などを含めた工事費用は2500〜30000円ほど。
それに加えてディスポーザー本体が60,000円ほど、古くなったディスポーザーの処分に2,500円ほどかかるので、交換に必要な費用は合計で80,000〜90,000円かかることになります。
故障したディスポーザーを取り外し新しく配管工事をする場合の相場は20,000円前後です。
ディスポーザーを設置する際、排水栓一式がない場合には6,000円ほど多くかかります。
取り外したディスポーザーの廃棄を業者に依頼すると処分費として2,000〜3,000円ほどかかるので、覚えておきましょう。
火災保険の説明欄に「電気的機械的事故特約」というものはあるでしょうか。
これが表記されていれば、予期せず発生した電気、機械に関する事故が保証されます。
このような保険は建物の設備であるかどうかによって適用されるかどうかが決まりますが、ディスポーザーはキッチン内の設備として設置されているので問題ありません。
ただし、ディスポーザーがメーカー保証期間内の場合は保証の併用はできないので注意しましょう。
また、設置業者のミスによる故障は業者側の責任になり、この保険の対象外となるので覚えておいてください。
面倒だからと生ゴミをそのままディスポーザーに投入すると、モーターに負担がかかってしまいます。
大きい生ゴミを細かく切ってから投入することが、ディスポーザーを長持ちさせるコツです。
また、一度に投入する量が多すぎてもモーターに負担がかかります。
ここでは氷や重曹を使った掃除の方法をご紹介します。
【氷を使う掃除方法】
ディスポーザーの半分ぐらいまで氷を入れ、食器用洗剤を数滴垂らし入れて機械を作動。
作動開始から数秒は水を流し、その後は水を止めたままディスポーザーを運転します。
氷が砕けたら水を流して清掃完了です。
週に1回行うと良いとされていますが、大して手間がかからない方法です。
【重曹を使う掃除方法】
氷を使ってもぬめりが取れない場合は、重曹を使いましょう。
シンクに蓋をしてぬるま湯を溜め、大さじ4~5杯ほど重曹を加えたらよくかき混ぜ溶かします。
そのまま30分ほど放置してからディスポーザーのスイッチを入れ、一気にぬるま湯を流しましょう。
水が流れるのは、生ゴミがスムーズに流れるように、また配管内に溜まってしまわないようにするためなので、必ず水を流しながら使用しましょう。
週に一度、5リットルほどの水を一気に流し、配管内の生ゴミが流れるようにするといった工夫も大切です。
なるべく機械に負担をかけないような使い方を心がけ、定期的に清掃をすることでディスポーザーの故障を防いで長持ちさせることができます。
また、故障した際に自分で解決するのが難しい場合は決して無理をせず、業者に依頼するようにしましょう。
生ゴミを細かく粉砕してから下水に流してくれるので、排水口のゴミ受けを洗う必要がなくとても便利です。
今回はディスポーザーの故障原因や修理方法について詳しく解説していきます。
ディスポーザーが故障する5つの原因とは?
ディスポーザーは使い方を間違えると故障しやすくなってしまいます。おもな故障の原因を見ていきましょう。食べ物のカスの噛み込み
果実の種や魚の骨などの大きくて固い生ゴミは、ディスポーザーでは粉砕できず、内部の部品が破損する場合があります。故障までいかなくても、安全装置が作動して止まってしまうことも。
動物の骨や卵の殻、貝殻、繊維質で固い野菜、調理前のお餅などの食べ物はディスポーザーに投入しないようにするのがいいでしょう。
対応している生ゴミは商品によって異なりますので、各説明書の表記内容に従って使用するようにしてください。
異物の混入
スプーンやフォークなどの食器類、プラスチック片がディスポーザー内に落ちてしまったことに気がつかずに使用してしまい、故障するケースもあります。木製やプラスチック製の物の場合はディスポーザーの中で壊れてしまい、取り出すのが困難になることも。
うっかり食器類やプラスチック片を落としてしまわないように注意しましょう。
水漏れ
水漏れが原因でディスポーザーが故障することもあります。ディスポーザーの水漏れは、シンク下で発生することが多く、症状が酷いと交換が必要なケースも。
水漏れの原因は様々で、知識がない人が原因を特定するのは難しく、もし原因が分かっても自分で直せない可能性もあります。
ネジが緩んでいるといった単純な原因であれば自力で直せるかもしれませんが、水漏れが発生し原因が特定できない場合は、速やかに専門の業者に依頼しましょう。
加熱保護装置の誤作動
加熱保護装置とはディスポーザーの故障を防ぐ安全装置のことです。ディスポーザー内に異物が詰まる、嚙み込みが起きるといった事態が発生するとモーターに負担がかかり故障してしまうため、安全装置が自動で作動することがあります。
加熱保護装置が作動した場合は、ディスポーザーのリセットを行う必要があります。
リセットボタンを押せばリセット完了なので、作業自体は簡単です。
部品の劣化
ディスポーザーの部品の劣化が故障につながることもあります。機械には耐用年数があるので、その年数が近づくにつれて部品も劣化していき水漏れが起こりやすくなるなどのトラブルが発生します。
耐用年数が過ぎても使用し続けて部品が故障した場合は、機械自体の交換が必要です。
耐用年数が迫っていなくても、誤った使い方をすると部品は劣化してしまい、機械の寿命を縮めることになります。
よくある例が、シンクに熱湯を流してしまうこと。
熱湯はディスポーザーや排水管を傷めるので、熱湯流す際は必ず水を一緒に流すなどの工夫をしましょう。
ディスポーザーが故障した際の修理方法
ディスポーザーが故障しても自分で直せることもあります。ここではケース別に修理方法を解説していきます。噛み込み時の修理方法
ディスポーザーが噛み込んだ時に自分で修理する方法について説明します。- ディスポーザーの電源を切りましょう。
- 蓋があれば綺麗に洗います。食べかすや異物がつまっている場合は、すべて取り除きましょう。
- まず、ディスポーザー内部で詰まっているものがないか確認します
- 嚙み込みを発見したら、専用のレンチ(嚙み込み解除ツール)を使い、投入口から挿入して左右に回しましょう。円盤の部分が回れば成功です
- レンチを抜いて、嚙み込んでいた異物を発見したら取り除きましょう。安全のため絶対に素手では行わないでください
- 過熱保護装置のリセットボタンを押したら完了です。
レンチは必ず専用のものを使用するようにしましょう。
つまった時の修理方法
ディスポーザーがつまった時に自分で修理する方法について説明します。- ディスポーザーの電源を切りましょう。
- 蓋がある場合は最初に綺麗に洗います。
- トングや菜箸などを使い、ディスポーザー内部に詰まった異物を取り除いてください。安全のため素手では絶対に行わないようにしましょう。
蓋が動かない場合は、無理に動かすと破損することがあるので、メーカーや業者に連絡してみてください。
ディスポーザーの修理を業者に依頼する場合
精密機器であるディスポーザーの修理や交換は、専門の講習を受けたプロでないと扱いが難しいです。水まわり専門の業者に依頼してもディスポーザーはサービス対象外である可能性もあります。
ディスポーザーにも対応している修理業者やメーカーのサービスを利用して、修理をしてもらうのがおすすめです。
業者に依頼する場合、費用はどれくらいかかる?
ディスポーザーの修理を業者に依頼する場合、本体の分解が必要ないものであれば10,000円前後、解体や分解が必要なものであれば15,000円ほどかかります。ディスポーザーの交換が必要な場合は、設置や人件費などを含めた工事費用は2500〜30000円ほど。
それに加えてディスポーザー本体が60,000円ほど、古くなったディスポーザーの処分に2,500円ほどかかるので、交換に必要な費用は合計で80,000〜90,000円かかることになります。
故障したディスポーザーを取り外し新しく配管工事をする場合の相場は20,000円前後です。
ディスポーザーを設置する際、排水栓一式がない場合には6,000円ほど多くかかります。
取り外したディスポーザーの廃棄を業者に依頼すると処分費として2,000〜3,000円ほどかかるので、覚えておきましょう。
火災保険が適用される場合も
ディスポーザーの故障に火災保険が適用されるケースもあります。火災保険の説明欄に「電気的機械的事故特約」というものはあるでしょうか。
これが表記されていれば、予期せず発生した電気、機械に関する事故が保証されます。
このような保険は建物の設備であるかどうかによって適用されるかどうかが決まりますが、ディスポーザーはキッチン内の設備として設置されているので問題ありません。
ただし、ディスポーザーがメーカー保証期間内の場合は保証の併用はできないので注意しましょう。
また、設置業者のミスによる故障は業者側の責任になり、この保険の対象外となるので覚えておいてください。
ディスポーザーの故障を防ぐには
ディスポーザーの故障を防ぐための日常の使い方についてご紹介します。生ゴミは細くしてから投入する
ディスポーザーは機械内部の刃で生ゴミをすりつぶす仕組みになっています。面倒だからと生ゴミをそのままディスポーザーに投入すると、モーターに負担がかかってしまいます。
大きい生ゴミを細かく切ってから投入することが、ディスポーザーを長持ちさせるコツです。
また、一度に投入する量が多すぎてもモーターに負担がかかります。
定期的に掃除をする
少なくとも週に1度はディスポーザーを掃除するようにしましょう。ここでは氷や重曹を使った掃除の方法をご紹介します。
【氷を使う掃除方法】
ディスポーザーの半分ぐらいまで氷を入れ、食器用洗剤を数滴垂らし入れて機械を作動。
作動開始から数秒は水を流し、その後は水を止めたままディスポーザーを運転します。
氷が砕けたら水を流して清掃完了です。
週に1回行うと良いとされていますが、大して手間がかからない方法です。
【重曹を使う掃除方法】
氷を使ってもぬめりが取れない場合は、重曹を使いましょう。
シンクに蓋をしてぬるま湯を溜め、大さじ4~5杯ほど重曹を加えたらよくかき混ぜ溶かします。
そのまま30分ほど放置してからディスポーザーのスイッチを入れ、一気にぬるま湯を流しましょう。
水を流しながら使用する
ディスポーザーのスイッチを入れると、自動で水が流れる仕組みになっていますが、水がもったいないという理由で、出てくる水を溜めて流さずに使用する方もいるようです。水が流れるのは、生ゴミがスムーズに流れるように、また配管内に溜まってしまわないようにするためなので、必ず水を流しながら使用しましょう。
週に一度、5リットルほどの水を一気に流し、配管内の生ゴミが流れるようにするといった工夫も大切です。
まとめ
これまでディスポーザーの故障原因や修理方法について解説してきました。なるべく機械に負担をかけないような使い方を心がけ、定期的に清掃をすることでディスポーザーの故障を防いで長持ちさせることができます。
また、故障した際に自分で解決するのが難しい場合は決して無理をせず、業者に依頼するようにしましょう。