2022.08.30
その他
家でできる漏水調査方法!原因や解決方法について
水まわりのトラブルは日常生活を送っていく上では付き物。
漏水に気づくきっかけが水道料金の請求、漏水による被害が起きてから気づくものです。
今回は、プロがいなくてもできる漏水調査方法等について紹介します。
少しでも漏水かなと感じたら、一度確認してみてください。
漏水が起きていることに気づくのは、水道料金の請求が高額になった時や、漏水による被害が起きてからになりがちです。
そこで、まずは自分でできる漏水調査方法について紹介していきます。
ちょっとでも違和感を感じたり、漏水かなと思ったりしたら、確認してみましょう。
些細な漏水なら目に見えるほど料金に差が出るのか疑問です。
しかし、ポタポタと垂れるような漏水が続くだけで月々300円程度料金が上がると言われることもあります。
月々300円は微々たるものかもしれませんが、漏水が起きていたら月々で1000円や2000円もの料金が上がっているかもしれません。
普段の水道料金よりも割高に感じることがあれば、漏水を疑うようにしましょう。
普段水を扱わないような場所が濡れているとあれば、近くで漏水している可能性があると疑いましょう。
あり得ない場所が湿っているケースからから漏水に気付くこともしばしばあります。
水道メーターを見るのが一番はやく、確実です。
水道メーターにはパイロットと呼ばれる部分があります。
水が流れている場合は、そのパイロットがクルクルと回り続けます。
漏水時はこのパイロットが回り続けるため、漏水しているかどうか判断できます。
水道メーターでは漏水箇所は特定できませんが、誰でも漏水を確認できる方法なので、ぜひ活用してください。
建物の設計によって場所が異なる場合はありますが、見つけやすい場所に設置されているので、簡単に見つけることができます。
マンションやアパートのような集合住宅の場合は、玄関のすぐ隣にボックスが配置されていることが多いので、こちらも簡単に見つけられます。
アナログ式の場合、使用水量がメーター上部の数字が千リットル単位で表記されています。
円形のメモリに針で指されている数字は、10リットル単位・1リットル単位などの使用水量となっています。
デジタル式の水道メーターはパイロットが回るのではなく、液晶画面内右下のランプが点滅します。
原因がわからないけれど、パイロットが動いているという場合は、以下の水まわりをチェックしてみましょう。
水が流れ続けている場合は、トイレタンクから水漏れが起こっている証拠です。
トイレタンク内部のパーツの故障や破損は交換によって修理することができます。
トイレを流した後にしばらく水が止まらないようであれば水漏れしていると判断しましょう。
給水管のつなぎ目部分を指で触わってみて水漏れしていないか確認していきます。
トイレの給水管のつなぎ目部分には簡易的なパッキンが使用されているので、10年も使っていれば水漏れが起きていても不思議ではありません。
給水管や付近の床が濡れている場合はパッキンの交換が必要になります。
実際に隙間から水が漏れだしている訳ではなく、給水管やタンクの水漏れが便器をつたって、床が濡れてしまっているだけの可能性があります。
水漏れ箇所を判別する際は、床だけでなく水漏れ元がどこかを確認するようにしましょう。
お風呂を使用する前であれば、 比較的簡単に水漏れに気付くことができます。
特に蛇口の接地面や吐水口は水漏れがよく起こる場所です。
壁や吐水口に触れてみて、使用していないにも関わらず不自然に濡れていないかを確認し、水漏れしていないかを確認してください。
蛇口の口やシャワーヘッドからポタポタと垂れていたり、蛇口、ホース、壁との接続部分といった場所から水が漏れていたりしないか確認しましょう。
また、止水ボタンが付いているシャワーヘッドを使用している場合、最後は必ず蛇口本体で止水しましょう。
手元のボタンで水を止めたまま蛇口を閉めずにいると、水道からわずかに水が出続けていることがあり、漏水に繋がってしまいます。
キッチンの水漏れも水まわりのトラブル事例としては身近なものなので、日ごろから漏水調査をするように心がけておきたいです。
特にキッチンの水漏れが多い蛇口の吐水口・ハンドル部分の2箇所は注意して見ておきたい部分になります。
蛇口の先端や水栓の根元などは、蛇口内部にあるパッキンの経年劣化により漏水しやすくなっています。
シンクや洗面ボウルは使う頻度が高く、濡れていることが多いので、微かな漏水には気づくことができないこともあります。
蛇口を使っていない時間帯に水で濡れている箇所が目立つような場合は漏水を疑いましょう。
他の水まわりと比べても、使用頻度が高いため、内部のパッキンの消耗が早くなっています。
気になったタイミングで触れてみて、水漏れしていないかを確認するようにしましょう。
普段はホース部分が収納されているため、水漏れしていても気づくことが難しくなっています。
ホース部分での水漏れは床下に水が垂れるため給水管からの水漏れだと勘違いしてしまうケースもあるので両方確認するようにしましょう。
水が漏れているのをそのままにしていると、濡れてしまった床板が腐ってしまうことがあります。
普段は見えない場所だからこそ、定期的にトラブルが無いか確認しておきたい箇所です。
蛇口のハンドル部分は頻繁に使い続けていると、パッキンが摩耗しやすくなっているので水漏れが起こりやすい場所になっています。
また、水受け台に不自然に水滴が残っていないかを確認して水漏れの有無を確認してみましょう。
普段は目にしない部分だからこそ、意識的な点検が重要です。
洗剤や掃除用品を収納していることが多く、奥の方が見辛くなっている場合もあるため、水漏れに気づけないことが多い場所です。
意外と水漏れの多い箇所であり、洗濯機が揺れ動くことによって給水ホースや接続箇所への負担がかかった結果水漏れが起こります。
給水時に水が漏れていないかを確認するようにしましょう。
屋外にある水栓も、漏水を疑う必要のあるポイントです。
特に、日常生活の中では目が届きにくい場所に水栓がある場合、長期間にわたり漏水に気付かないということも珍しくありません。
屋内だけでなく屋外の漏水にも注意しましょう。
気象が荒れた後は屋外に設置している蛇口を確認して、水漏れや不具合がないかを確認するようにしましょう。
壁の色が一部のみ変色しているという場合、水漏れの可能性もあるのですが、トラブルの詳細を確認するにはプロに漏水調査を依頼するのをおすすめします。
外観からでも壁の中の水道管が水漏れを起こしていることを確認できるので、違和感を感じた場合は早めに対処するようにしましょう。
給湯器は経年劣化や凍結により漏水することがありますので、給湯器で漏水が起きていないかチェックしてみましょう。
静かな夜に水の音が聞こえる場合や、家中を確認しても水漏れ箇所がわからない場合は、壁の中や床下から音がしないか確認しましょう。
見落としがちですが、水道料金や修理料金の減額手続きをすることで、出費を抑えることができる可能性があります。
ここからは、漏水の後に料金関係の手続きについて紹介いたします。
基本的にはご自分での負担となるのですが、故意的でない場合に限り減額の手続きを行えます。
減額を行う際はいくつかの条件があるので、条件に適しているかどうかを確認しましょう。
自治体によって異なる場合がありますが、これらの条件はほとんどの場合必要な条件になってきます。
また、申請時にはそれらの問題個所を修理し終えている必要があるので、水道修理業者に依頼する必要があります。
忘れてしまったり、後回しにしてしまったりしがちな申請ですが、2か月以内の申請が条件になっています。
漏水を発見したら放置せず、直ぐに修理、申請まで行うのが良いでしょう。
漏水の原因として多いのは、蛇口やトイレといった、ご自身の所有物であることが多いです。
もちろん、給水管が原因である可能性もありますが、ご自宅で見えるような場所の水漏れはほとんどが利用者負担になってしまうでしょう。
減額が利用できるか確認してみることは大切ですが、期待はしすぎない方が良いでしょう。
ただし、火災保険故意的な破壊や経年劣化によるトラブルは保証を受けることはできません。
災害等が原因の場合は保険を頼ることで修理費用を補う、または全額賄うことも可能かもしれません。
保険に加入している際は利用できるか確認してみるのがよいでしょう。
プロの場合は専用の工具を使用して漏水調査を行うので、お客様が気づくことができないような軽微な水漏れも逃しません。
また、壁の中の給水管など見えない場所の水漏れも見つけることが可能となっています。
「水道メーターのパイロットが回り続けているにも関わらず、水漏れ箇所が特定できない」といった時は、プロに漏水調査を依頼するのが良いでしょう。
これを利用して、水道局員を名乗り、悪質な水道修理の営業を行う業者も存在します。
漏水調査を行う職員または調査会社は、職員カードや委託調査員証明証、従事者証明証を常に携帯しています。
水道局に確認した後、それでも不安な場合は証明証を提示してもらうと良いでしょう。
水道局で実施した漏水調査で敷地へ立ち入った際に事前の説明が足りず、調査後に「不審者ではないか」と警察に相談されたという事例もあるのでご自身で確認が必要になるケースもあるようです。
「ご不安等を与えないよう留意して行いますが、万一、不審に思われた際は地域の水道局へ問い合わせるようにしてください。」とのことなので、気になった場合は問い合わせてみるのが良いでしょう。
こちらに掲載した内容以外が原因で漏水してしまっている可能性も大いにあるので、自力で探って原因がわからない場合はプロに相談しましょう。
スピーディに水漏れ原因を探り当てて、修理を行ってくれます。
漏水調査をはじめ、幅広い水道トラブルに対応している業者が数多く存在しているので、お住いの自治体にある業者をチェックしてみてください。
漏水に気づくきっかけが水道料金の請求、漏水による被害が起きてから気づくものです。
今回は、プロがいなくてもできる漏水調査方法等について紹介します。
少しでも漏水かなと感じたら、一度確認してみてください。
自分でできる漏水調査
自宅の水まわりで漏水が起きているかもと不安な一方で、何をしたらよいのかわからないという方も少なくありません。漏水が起きていることに気づくのは、水道料金の請求が高額になった時や、漏水による被害が起きてからになりがちです。
そこで、まずは自分でできる漏水調査方法について紹介していきます。
ちょっとでも違和感を感じたり、漏水かなと思ったりしたら、確認してみましょう。
突然水道料金が上がった
漏水に気付くケースとして、水道料金の請求が高くなっていたことで気づく人もいます。些細な漏水なら目に見えるほど料金に差が出るのか疑問です。
しかし、ポタポタと垂れるような漏水が続くだけで月々300円程度料金が上がると言われることもあります。
月々300円は微々たるものかもしれませんが、漏水が起きていたら月々で1000円や2000円もの料金が上がっているかもしれません。
普段の水道料金よりも割高に感じることがあれば、漏水を疑うようにしましょう。
不自然な濡れで漏水に気付くケース
漏水ですので、敷地内の水道管近くで何かが濡れています。普段水を扱わないような場所が濡れているとあれば、近くで漏水している可能性があると疑いましょう。
あり得ない場所が湿っているケースからから漏水に気付くこともしばしばあります。
水道メーターを確認する
漏水が気になる人は、水道メーターを確認しましょう。水道メーターを見るのが一番はやく、確実です。
水道メーターにはパイロットと呼ばれる部分があります。
水が流れている場合は、そのパイロットがクルクルと回り続けます。
漏水時はこのパイロットが回り続けるため、漏水しているかどうか判断できます。
水道メーターでは漏水箇所は特定できませんが、誰でも漏水を確認できる方法なので、ぜひ活用してください。
水道メーターの設置場所
一戸建ての場合、水道メーターは道路近くのボックス内に設置されていることが多いです。建物の設計によって場所が異なる場合はありますが、見つけやすい場所に設置されているので、簡単に見つけることができます。
マンションやアパートのような集合住宅の場合は、玄関のすぐ隣にボックスが配置されていることが多いので、こちらも簡単に見つけられます。
水道メーターの読み方
パイロットを見れば漏水がわかりますが、実際に水道メーターの読み方についても簡単に解説していきます。数字列
水道メーターの数字は水量を示しています。アナログ式の場合、使用水量がメーター上部の数字が千リットル単位で表記されています。
円形のメモリに針で指されている数字は、10リットル単位・1リットル単位などの使用水量となっています。
パイロット
水道を使用すると、水道メーターにある円盤状のパイロットが回転します。デジタル式の水道メーターはパイロットが回るのではなく、液晶画面内右下のランプが点滅します。
漏水の原因になりやすい場所
漏水が起きていても気付きにくい場所がいくつかあり、原因にもなりやすい箇所を知っていないと見つけるのが困難な場合があります。原因がわからないけれど、パイロットが動いているという場合は、以下の水まわりをチェックしてみましょう。
トイレ
トイレタンク
トイレタンクの中の部品が故障していると、水を流していない時にも少しずつ水が流れている場合があります。水が流れ続けている場合は、トイレタンクから水漏れが起こっている証拠です。
トイレタンク内部のパーツの故障や破損は交換によって修理することができます。
トイレを流した後にしばらく水が止まらないようであれば水漏れしていると判断しましょう。
給水管
トイレタンク以外でも給水管から少量の水が漏れ、トイレの床を濡らしている可能性があります。給水管のつなぎ目部分を指で触わってみて水漏れしていないか確認していきます。
トイレの給水管のつなぎ目部分には簡易的なパッキンが使用されているので、10年も使っていれば水漏れが起きていても不思議ではありません。
給水管や付近の床が濡れている場合はパッキンの交換が必要になります。
便器と床の間
トイレで水漏れが起こると、便器と床の間が濡れてしまうことが多いです。実際に隙間から水が漏れだしている訳ではなく、給水管やタンクの水漏れが便器をつたって、床が濡れてしまっているだけの可能性があります。
水漏れ箇所を判別する際は、床だけでなく水漏れ元がどこかを確認するようにしましょう。
浴室
蛇口周辺から水が漏れていないか確認する
お風呂場での漏水調査は蛇口を中心に行いましょう。お風呂を使用する前であれば、 比較的簡単に水漏れに気付くことができます。
特に蛇口の接地面や吐水口は水漏れがよく起こる場所です。
壁や吐水口に触れてみて、使用していないにも関わらず不自然に濡れていないかを確認し、水漏れしていないかを確認してください。
シャワーヘッドから水漏れしていないか確認する
普段から濡れていることが多い浴室は、漏水になかなか気付けないケースがあります。蛇口の口やシャワーヘッドからポタポタと垂れていたり、蛇口、ホース、壁との接続部分といった場所から水が漏れていたりしないか確認しましょう。
また、止水ボタンが付いているシャワーヘッドを使用している場合、最後は必ず蛇口本体で止水しましょう。
手元のボタンで水を止めたまま蛇口を閉めずにいると、水道からわずかに水が出続けていることがあり、漏水に繋がってしまいます。
キッチン
蛇口を中心に確認する
キッチンの漏水調査でも、まずは蛇口から水が漏れていないか確認してみましょう。キッチンの水漏れも水まわりのトラブル事例としては身近なものなので、日ごろから漏水調査をするように心がけておきたいです。
特にキッチンの水漏れが多い蛇口の吐水口・ハンドル部分の2箇所は注意して見ておきたい部分になります。
蛇口の先端や水栓の根元などは、蛇口内部にあるパッキンの経年劣化により漏水しやすくなっています。
シンクや洗面ボウルは使う頻度が高く、濡れていることが多いので、微かな漏水には気づくことができないこともあります。
蛇口を使っていない時間帯に水で濡れている箇所が目立つような場合は漏水を疑いましょう。
他の水まわりと比べても、使用頻度が高いため、内部のパッキンの消耗が早くなっています。
気になったタイミングで触れてみて、水漏れしていないかを確認するようにしましょう。
シャワーホース
キッチンの蛇口がシャワーホース型の方は、水漏れしていないか確認するようにしましょう。普段はホース部分が収納されているため、水漏れしていても気づくことが難しくなっています。
ホース部分での水漏れは床下に水が垂れるため給水管からの水漏れだと勘違いしてしまうケースもあるので両方確認するようにしましょう。
給水管
キッチンの給水管は戸棚を開けないと見えない部分のため、水漏れしていても気づきにくい場所です。水が漏れているのをそのままにしていると、濡れてしまった床板が腐ってしまうことがあります。
普段は見えない場所だからこそ、定期的にトラブルが無いか確認しておきたい箇所です。
洗面所
蛇口・シャワーホース
洗面所はキッチンに比べると水漏れが起こる確率は低いですが、意識的に見ないと気づきにくいので、定期的な確認が大切です。蛇口のハンドル部分は頻繁に使い続けていると、パッキンが摩耗しやすくなっているので水漏れが起こりやすい場所になっています。
また、水受け台に不自然に水滴が残っていないかを確認して水漏れの有無を確認してみましょう。
シャワーホース・給水管
キッチンと同様にシャワーホースや給水管からの水漏れは収納棚を開けて、床下が濡れていないかを確認する必要があります。普段は目にしない部分だからこそ、意識的な点検が重要です。
洗剤や掃除用品を収納していることが多く、奥の方が見辛くなっている場合もあるため、水漏れに気づけないことが多い場所です。
洗濯機
洗面台ではありませんが、洗面所に設置されることの多い洗濯機からの漏水にも注意が必要です。意外と水漏れの多い箇所であり、洗濯機が揺れ動くことによって給水ホースや接続箇所への負担がかかった結果水漏れが起こります。
給水時に水が漏れていないかを確認するようにしましょう。
屋外
水漏れは屋内に限ったトラブルではありません。屋外にある水栓も、漏水を疑う必要のあるポイントです。
特に、日常生活の中では目が届きにくい場所に水栓がある場合、長期間にわたり漏水に気付かないということも珍しくありません。
屋内だけでなく屋外の漏水にも注意しましょう。
天候による漏水
屋外に設置している蛇口からの漏水に関しては、雪や台風といった天候による影響で水漏れするパターンが最も多くなっています。気象が荒れた後は屋外に設置している蛇口を確認して、水漏れや不具合がないかを確認するようにしましょう。
壁の水シミ
壁の中にある水道管から水漏れが起きている場合、水がシミのように漏れ出すことがあります。壁の色が一部のみ変色しているという場合、水漏れの可能性もあるのですが、トラブルの詳細を確認するにはプロに漏水調査を依頼するのをおすすめします。
外観からでも壁の中の水道管が水漏れを起こしていることを確認できるので、違和感を感じた場合は早めに対処するようにしましょう。
給湯器
日常的に確認しないような場所に設置されている給湯器も、漏水していてもなかなか気付くことができない場所です。給湯器は経年劣化や凍結により漏水することがありますので、給湯器で漏水が起きていないかチェックしてみましょう。
水の音がする場所
どこかで漏水が起きていると、給水管から漏れ出た水が「シュー」と音を立てて流れている場合があります。静かな夜に水の音が聞こえる場合や、家中を確認しても水漏れ箇所がわからない場合は、壁の中や床下から音がしないか確認しましょう。
高額になった水道料金・修理料金の減額手続きについて
漏水している箇所を見つけたら、修理をすることになりますが、そのあとの減額手続きについてご存知でしょうか。見落としがちですが、水道料金や修理料金の減額手続きをすることで、出費を抑えることができる可能性があります。
ここからは、漏水の後に料金関係の手続きについて紹介いたします。
基本的にはご自分での負担となるのですが、故意的でない場合に限り減額の手続きを行えます。
減額を行う際はいくつかの条件があるので、条件に適しているかどうかを確認しましょう。
水道料金減額の条件
気になる漏水の際の水道料金減額の条件は以下の通りです。- 漏水の原因が故意的ではないこと
- 漏水箇所を修理していること
- 漏水してから2か月以内の申請であること
- 給水管のような管理が難しい設備の漏水
自治体によって異なる場合がありますが、これらの条件はほとんどの場合必要な条件になってきます。
また、申請時にはそれらの問題個所を修理し終えている必要があるので、水道修理業者に依頼する必要があります。
忘れてしまったり、後回しにしてしまったりしがちな申請ですが、2か月以内の申請が条件になっています。
漏水を発見したら放置せず、直ぐに修理、申請まで行うのが良いでしょう。
それでも利用者負担になることが多い
漏水時に水道料金の減額手続きが可能という話でしたが、あまり期待できないのも事実ではあります。漏水の原因として多いのは、蛇口やトイレといった、ご自身の所有物であることが多いです。
もちろん、給水管が原因である可能性もありますが、ご自宅で見えるような場所の水漏れはほとんどが利用者負担になってしまうでしょう。
減額が利用できるか確認してみることは大切ですが、期待はしすぎない方が良いでしょう。
保険で漏水修理費用を補う
火災保険の加入内容によっては、蛇口やトイレの修理を保険で補うことが出来る場合があります。ただし、火災保険故意的な破壊や経年劣化によるトラブルは保証を受けることはできません。
災害等が原因の場合は保険を頼ることで修理費用を補う、または全額賄うことも可能かもしれません。
保険に加入している際は利用できるか確認してみるのがよいでしょう。
プロによる漏水調査とは
自分で漏水調査を行うのと、プロによる漏水調査には違いについても簡単にご紹介しておきます。プロの場合は専用の工具を使用して漏水調査を行うので、お客様が気づくことができないような軽微な水漏れも逃しません。
また、壁の中の給水管など見えない場所の水漏れも見つけることが可能となっています。
「水道メーターのパイロットが回り続けているにも関わらず、水漏れ箇所が特定できない」といった時は、プロに漏水調査を依頼するのが良いでしょう。
不審者にご注意ください
水道局では計画された巡回による漏水調査を行なっています。これを利用して、水道局員を名乗り、悪質な水道修理の営業を行う業者も存在します。
漏水調査を行う職員または調査会社は、職員カードや委託調査員証明証、従事者証明証を常に携帯しています。
水道局に確認した後、それでも不安な場合は証明証を提示してもらうと良いでしょう。
水道局で実施した漏水調査で敷地へ立ち入った際に事前の説明が足りず、調査後に「不審者ではないか」と警察に相談されたという事例もあるのでご自身で確認が必要になるケースもあるようです。
「ご不安等を与えないよう留意して行いますが、万一、不審に思われた際は地域の水道局へ問い合わせるようにしてください。」とのことなので、気になった場合は問い合わせてみるのが良いでしょう。
まとめ
漏水調査方法とその原因の探り方について紹介してきました。こちらに掲載した内容以外が原因で漏水してしまっている可能性も大いにあるので、自力で探って原因がわからない場合はプロに相談しましょう。
スピーディに水漏れ原因を探り当てて、修理を行ってくれます。
漏水調査をはじめ、幅広い水道トラブルに対応している業者が数多く存在しているので、お住いの自治体にある業者をチェックしてみてください。