2022.01.13
その他
家でできる漏水調査方法!原因や解決方法について
水まわりのトラブルは日常生活を送っていく上では付き物。
漏水に気づくきっかけが水道料金の請求、漏水による被害が起きてから気づくものです。
今回は、プロがいなくてもできる漏水調査方法等について紹介します。
少しでも漏水かなと感じたら、一度確認してみてください。
漏水が起きていることに気づくのは、水道料金の請求が高額になった時や、漏水による被害が起きてからになりがちです。
そこで、まずは自分でできる漏水調査方法について紹介していきます。
ちょっとでも違和感を感じたり、漏水かなと思ったりしたら、確認してみましょう。
些細な漏水なら目に見えるほど料金に差が出るのか疑問です。
しかし、ポタポタと垂れるような漏水が続くだけで月々300円程度料金が上がると言われることもあります。
月々300円は微々たるものかもしれませんが、漏水が起きていたら月々で1000円や2000円もの料金が上がっているかもしれません。
普段の水道料金よりも割高に感じることがあれば、漏水を疑うようにしましょう。
普段水を扱わないような場所が濡れているとあれば、近くで漏水している可能性があると疑いましょう。
あり得ない場所が湿っているケースからから漏水に気付くこともしばしばあります。
漏水が気になる人は、水道メーターを確認しましょう。
水道メーターを見るのが一番はやく、確実です。
水道メーターにはパイロットと呼ばれる部分があります。
水が流れている場合は、そのパイロットがクルクルと回り続けます。
漏水時はこのパイロットが回り続けるため、漏水しているかどうか判断できます。
水道メーターでは漏水箇所は特定できませんが、誰でも漏水を確認できる方法なので、ぜひ活用してください。
建物の設計によって場所が異なる場合はありますが、見つけやすい場所に設置されているので、簡単に見つけることができます。
マンションやアパートのような集合住宅の場合は、玄関のすぐ隣にボックスが配置されていることが多いので、こちらも簡単に見つけられます。
アナログ式の場合、使用水量がメーター上部の数字が千リットル単位で表記されています。
円形のメモリに針で指されている数字は、10リットル単位・1リットル単位などの使用水量となっています。
デジタル式の水道メーターはパイロットが回るのではなく、液晶画面内右下のランプが点滅します。
漏水が起きていても気付きにくい場所がいくつかあり、原因にもなりやすい箇所を知っていないと見つけるのが困難な場合があります。
原因がわからないけれど、パイロットが動いているという場合は、以下の水まわりをチェックしてみましょう。
トイレタンク以外でも給水管から少量の水が漏れ、トイレの床を濡らしている可能性があります。
蛇口の口やシャワーヘッドからポタポタと垂れていたり、蛇口、ホース、壁との接続部分といった場所から水が漏れていたりしないか確認しましょう。
また、止水ボタンが付いているシャワーヘッドを使用している場合、最後は必ず蛇口本体で止水しましょう。
手元のボタンで水を止めたまま蛇口を閉めずにいると、水道からわずかに水が出続けていることがあり、漏水に繋がってしまいます。
シンクや洗面ボウルは使う頻度が高く、濡れていることが多いので、微かな漏水には気づくことができないこともあります。
蛇口を使っていない時間帯に水で濡れている箇所が目立つような場合は漏水を疑いましょう。
特に、日常生活の中では目が届きにくい場所に水栓がある場合、長期間にわたり漏水に気付かないということも珍しくありません。
屋内だけでなく屋外の漏水にも注意しましょう。
給湯器は経年劣化や凍結により漏水することがありますので、給湯器で漏水が起きていないかチェックしてみましょう。
静かな夜に水の音が聞こえる場合や、家中を確認しても水漏れ箇所がわからない場合は、壁の中や床下から音がしないか確認しましょう。
漏水している箇所を見つけたら、修理をすることになりますが、そのあとの減額手続きについてご存知でしょうか。
見落としがちですが、水道料金や修理料金の減額手続きをすることで、出費を抑えることができる可能性があります。
ここからは、漏水の後に料金関係の手続きについて紹介いたします。
基本的にはご自分での負担となるのですが、故意的でない場合に限り減額の手続きを行えます。
減額を行う際はいくつかの条件があるので、条件に適しているかどうかを確認しましょう。
自治体によって異なる場合がありますが、これらの条件はほとんどの場合必要な条件になってきます。
また、申請時にはそれらの問題個所を修理し終えている必要があるので、水道修理業者に依頼する必要があります。
忘れてしまったり、後回しにしてしまったりしがちな申請ですが、2か月以内の申請が条件になっています。
漏水を発見したら放置せず、直ぐに修理、申請まで行うのが良いでしょう。
漏水の原因として多いのは、蛇口やトイレといった、ご自身の所有物であることが多いです。
もちろん、給水管が原因である可能性もありますが、ご自宅で見えるような場所の水漏れはほとんどが利用者負担になってしまうでしょう。
減額が利用できるか確認してみることは大切ですが、期待はしすぎない方が良いでしょう。
ただし、火災保険故意的な破壊や経年劣化によるトラブルは保証を受けることはできません。
災害等が原因の場合は保険を頼ることで修理費用を補う、または全額賄うことも可能かもしれません。
保険に加入している際は利用できるか確認してみるのがよいでしょう。
こちらに掲載した内容以外が原因で漏水してしまっている可能性も大いにあるので、自力で探って原因がわからない場合はプロに相談しましょう。
スピーディに水漏れ原因を探り当てて、修理を行ってくれます。
漏水調査をはじめ、幅広い水道トラブルに対応している業者が数多く存在しているので、お住いの自治体にある業者をチェックしてみてください。
漏水に気づくきっかけが水道料金の請求、漏水による被害が起きてから気づくものです。
今回は、プロがいなくてもできる漏水調査方法等について紹介します。
少しでも漏水かなと感じたら、一度確認してみてください。
目次
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自分でできる漏水調査
自宅の水まわりで漏水が起きているかもと不安な一方で、何をしたらよいのかわからないという方も少なくありません。漏水が起きていることに気づくのは、水道料金の請求が高額になった時や、漏水による被害が起きてからになりがちです。
そこで、まずは自分でできる漏水調査方法について紹介していきます。
ちょっとでも違和感を感じたり、漏水かなと思ったりしたら、確認してみましょう。
突然水道料金が上がった
漏水に気付くケースとして、水道料金の請求が高くなっていたことで気づく人もいます。些細な漏水なら目に見えるほど料金に差が出るのか疑問です。
しかし、ポタポタと垂れるような漏水が続くだけで月々300円程度料金が上がると言われることもあります。
月々300円は微々たるものかもしれませんが、漏水が起きていたら月々で1000円や2000円もの料金が上がっているかもしれません。
普段の水道料金よりも割高に感じることがあれば、漏水を疑うようにしましょう。
不自然な濡れで漏水に気付くケース
漏水ですので、敷地内の水道管近くで何かが濡れています。普段水を扱わないような場所が濡れているとあれば、近くで漏水している可能性があると疑いましょう。
あり得ない場所が湿っているケースからから漏水に気付くこともしばしばあります。
水道メーターを確認する
水道メーターを見るのが一番はやく、確実です。
水道メーターにはパイロットと呼ばれる部分があります。
水が流れている場合は、そのパイロットがクルクルと回り続けます。
漏水時はこのパイロットが回り続けるため、漏水しているかどうか判断できます。
水道メーターでは漏水箇所は特定できませんが、誰でも漏水を確認できる方法なので、ぜひ活用してください。
水道メーターの設置場所
一戸建ての場合、水道メーターは道路近くのボックス内に設置されていることが多いです。建物の設計によって場所が異なる場合はありますが、見つけやすい場所に設置されているので、簡単に見つけることができます。
マンションやアパートのような集合住宅の場合は、玄関のすぐ隣にボックスが配置されていることが多いので、こちらも簡単に見つけられます。
水道メーターの読み方
パイロットを見れば漏水がわかりますが、実際に水道メーターの読み方についても簡単に解説していきます。数字列
水道メーターの数字は水量を示しています。アナログ式の場合、使用水量がメーター上部の数字が千リットル単位で表記されています。
円形のメモリに針で指されている数字は、10リットル単位・1リットル単位などの使用水量となっています。
パイロット
水道を使用すると、水道メーターにある円盤状のパイロットが回転します。デジタル式の水道メーターはパイロットが回るのではなく、液晶画面内右下のランプが点滅します。
漏水の原因になりやすい場所
原因がわからないけれど、パイロットが動いているという場合は、以下の水まわりをチェックしてみましょう。
トイレ・トイレタンク
トイレタンクの中の部品が故障していると、水を流していない時にも少しずつ水が流れている場合があります。トイレタンク以外でも給水管から少量の水が漏れ、トイレの床を濡らしている可能性があります。
浴室
普段から濡れていることが多い浴室は、漏水になかなか気付けないケースがあります。蛇口の口やシャワーヘッドからポタポタと垂れていたり、蛇口、ホース、壁との接続部分といった場所から水が漏れていたりしないか確認しましょう。
また、止水ボタンが付いているシャワーヘッドを使用している場合、最後は必ず蛇口本体で止水しましょう。
手元のボタンで水を止めたまま蛇口を閉めずにいると、水道からわずかに水が出続けていることがあり、漏水に繋がってしまいます。
キッチン・洗面台
蛇口の先端や水栓の根元などは、蛇口内部にあるパッキンの経年劣化により漏水しやすくなっています。シンクや洗面ボウルは使う頻度が高く、濡れていることが多いので、微かな漏水には気づくことができないこともあります。
蛇口を使っていない時間帯に水で濡れている箇所が目立つような場合は漏水を疑いましょう。
屋外の水栓
屋外にある水栓も、漏水を疑う必要のあるポイントです。特に、日常生活の中では目が届きにくい場所に水栓がある場合、長期間にわたり漏水に気付かないということも珍しくありません。
屋内だけでなく屋外の漏水にも注意しましょう。
給湯器
日常的に確認しないような場所に設置されている給湯器も、漏水していてもなかなか気付くことができない場所です。給湯器は経年劣化や凍結により漏水することがありますので、給湯器で漏水が起きていないかチェックしてみましょう。
水の音がする場所
どこかで漏水が起きていると、給水管から漏れ出た水が「シュー」と音を立てて流れている場合があります。静かな夜に水の音が聞こえる場合や、家中を確認しても水漏れ箇所がわからない場合は、壁の中や床下から音がしないか確認しましょう。
高額になった水道料金・修理料金の減額手続きについて
見落としがちですが、水道料金や修理料金の減額手続きをすることで、出費を抑えることができる可能性があります。
ここからは、漏水の後に料金関係の手続きについて紹介いたします。
基本的にはご自分での負担となるのですが、故意的でない場合に限り減額の手続きを行えます。
減額を行う際はいくつかの条件があるので、条件に適しているかどうかを確認しましょう。
水道料金減額の条件
気になる漏水の際の水道料金減額の条件は以下の通りです。- 漏水の原因が故意的ではないこと
- 漏水箇所を修理していること
- 漏水してから2か月以内の申請であること
- 給水管のような管理が難しい設備の漏水
自治体によって異なる場合がありますが、これらの条件はほとんどの場合必要な条件になってきます。
また、申請時にはそれらの問題個所を修理し終えている必要があるので、水道修理業者に依頼する必要があります。
忘れてしまったり、後回しにしてしまったりしがちな申請ですが、2か月以内の申請が条件になっています。
漏水を発見したら放置せず、直ぐに修理、申請まで行うのが良いでしょう。
それでも利用者負担になることが多い
漏水時に水道料金の減額手続きが可能という話でしたが、あまり期待できないのも事実ではあります。漏水の原因として多いのは、蛇口やトイレといった、ご自身の所有物であることが多いです。
もちろん、給水管が原因である可能性もありますが、ご自宅で見えるような場所の水漏れはほとんどが利用者負担になってしまうでしょう。
減額が利用できるか確認してみることは大切ですが、期待はしすぎない方が良いでしょう。
保険で漏水修理費用を補う
火災保険の加入内容によっては、蛇口やトイレの修理を保険で補うことが出来る場合があります。ただし、火災保険故意的な破壊や経年劣化によるトラブルは保証を受けることはできません。
災害等が原因の場合は保険を頼ることで修理費用を補う、または全額賄うことも可能かもしれません。
保険に加入している際は利用できるか確認してみるのがよいでしょう。
まとめ
漏水調査方法とその原因の探り方について紹介してきました。こちらに掲載した内容以外が原因で漏水してしまっている可能性も大いにあるので、自力で探って原因がわからない場合はプロに相談しましょう。
スピーディに水漏れ原因を探り当てて、修理を行ってくれます。
漏水調査をはじめ、幅広い水道トラブルに対応している業者が数多く存在しているので、お住いの自治体にある業者をチェックしてみてください。