2023.04.20
よくあるご質問
トイレの水漏れを自分で修理する方法は?原因・対処法を解説
トイレの水漏れトラブルにはそれぞれ原因があります。本記事では自分で修理できる方法をご紹介。
また、業者に依頼するケースも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
水が止まらなくなってしまう原因について詳しく解説していきます。
ゴムフロートはタンクの底で排水の調節をする役割を持っている部分です。
これが経年劣化していたり、位置がずれてしまっていたりすると、便器内に流れる水が調節されず、水が止まらない状況になってしまいます。
ボールタップや浮き玉の故障により、給水管からタンク内へ水が流れ続けると、オーバーフロー管から絶えず水が便器内に排出されます。
トイレが常に水の音を立てている場合は注意が必要です。
また、音がほとんどしないような少量の水が流れ続けている時でも、便器の中を見てみると、水が流れているのが目で確認できます。
水洗レバーの鎖が絡まってゴムフロートが上手く開閉できないだけの場合もあります。
あらゆる接続部分のパッキンの劣化でもボールタップが正常に機能しないこともあるので、ボールタップ本体とその周辺も確認をしましょう。
下水の悪臭がしていたり床と便器の間が湿っているなど、そんな違和感を感じられたときは、トイレの床と便器の間から水漏れしているかもしれません。
トイレと床の隙間から、じわじわ水漏れしてしまう原因は主に3つに絞られます。
トイレと床の隙間から水漏れする原因について解説します。
1.便器の設置不良
トイレの床から水漏れする原因の1つに「便器の設置不良」があります。
便器と排水管のつなぎ目がずれてしまうことによって隙間ができてしまい、じわじわと水漏れしてくることがあります。
トイレ交換直後や便器を再設置した際に起きてしまうトラブルです。
2.フランジの劣化やガスケットの割れ
次に考えられるのが「ガスケットの割れ」です。
便器と床下の排水管の間を繋ぐ部品をフランジやガスケットと呼びます。
トイレは毎日使うと思います。
便器に座る際に、便器に掛かる衝撃で徐々にガスケットにダメージが蓄積していきます。
このガスケットにヒビ割れが生じてしまうと、トイレを流すたびに隙間から汚水が漏れだしてきます。
3.結露
「結露」についてご存知でしょうか?
結露とは、寒暖差が原因で空気中の水分が液体化することです。
例えば「夏場に冷たい水をコップに入れると、コップの周りに多くの水滴が付きます」
これが結露です。
この結露は、トイレ内でも起こることがあります。
トイレの室内と便器の温度差が大きいと、結露(空気中の水蒸気が水滴になったもの)が発生し、便器に付いた水が床へと流れていきます。
特に冷え込む冬の時期や、湿度の高い梅雨時に起こりやすい現象です。
トイレのタンク内からチョロチョロと水漏れの音が聞こえる場合は、まず間違いなくトイレタンク内の不具合や部品の劣化による水漏れと考えられます。
水の音と言っても、小さな音だしそんなに気にしなくてもいいだろう…と思ってはいけません。
少量の水漏れなので気づきにくかったり、あまり気に留めないかもしれませんが、少量でも水漏れを放置しないようにしましょう。
理由としては水道代が高額になることが挙げられます。
また、そのまま放置してしまうと水漏れの量も徐々に増えていってしまう可能性もあります。
基本的に正常なトイレではチョロチョロとした水漏れの音はしません。
タンクレスの最新のトイレの場合は、自動で洗浄する機能が搭載されていているので、トイレでチョロチョロと水が流れる事もあります。
水の音が数分で鳴りやむようであれば、トイレ自体の機能ですので心配する必要はないでしょう。
それでは、タンク内で水漏れする可能性のある部品について解説します。
1.ゴムフロート
ゴムフロートは、トイレタンクの底にある黒いゴム栓の事で、タンクの底のフタの役割をしている部品です。
ゴムフロートは樹脂製の為、長年使用していると劣化していき「ひび割れ」「溶ける」ようなことがあります。
ゴムフロートが劣化すると丸い形状ではなくなり、タンクの底をしっかり塞ぐことができず、便器内へ水が流れてしまうようになります。
2.鎖(チェーン)
水を流すレバーとゴムフロートを繋いでいるのが鎖(チェーン)です。
鎖はゴムフロートと繋がれていて、レバーが回された時にゴムフロートを引っ張る役目を果たします。
この鎖が切れたり絡まったりすることで、ゴムフロートが正しい位置に戻らなかったり、レバーが空回りしてしまいます。
3.オーバーフロー(サイフォン)管
タンク内にはオーバーフロー管と呼ばれる部品があります。
プラスチック製の筒状の部品で中が空洞になっています。
タンク内に水が溜まりすぎた時、タンクから水が溢れ出す(オーバーフロー)ことを防ぎます。
このオーバーフロー管は経年劣化で脆くなりやすく、ひび割れたり折れたりするとタンク内に水を溜めることができなくなってしまいます。
4.ボールタップ
ボールタップは、タンク内に水を給水する為の部品です。
ボールタップが故障してしまうと、給水が止まらず水が流れ続けてしまい、タンク内の水がオーバーフロー管から便器に流れ続けます。
便器の水漏れについて考えられる原因を解説していきます。
1.便器本体のヒビ割れ
便器は陶器製で丈夫に作られています。
ですが、物をぶつけてしまったり地震等の災害によって強い衝撃が加わったときには、ヒビ割れが発生してしまうことがあります。
他にも、トイレの上部に収納棚があるケースで、収納棚の物を取る為に便器を踏み台代わりにしている場合も、便器本体にヒビが入ってしてしまう原因になります。
便器がヒビ割れしてしまった場合は補修が難しく、トイレごと交換するようメーカーで推奨されています。
便器にヒビが入ってしまった時点で、耐久性も下がりヒビ割れが大きくなってしまう恐れがある為、早めに対処するようにしましょう。
2.結露
結露は、湿度の高い梅雨の時期や冷え込む冬場で起きやすい現象です。
純粋な水漏れとは言えませんが、結露した水滴が大量に付着すると便器から水漏れしているように感じられるかもしれません。
床が濡れている場合は、結露で便器自体も濡れていないか確認してみましょう。
そして、この温水洗浄便座も水漏れすることがあります。
「便座の脇」「ノズル部分」「操作パネルの下」「給水管の接続部分」が水漏れしやすい箇所です。
このような温水洗浄便座の水漏れ原因について解説します。
温水洗浄便座の水漏れ原因として挙げられるのは、
が考えられます。
電化製品である温水洗浄便座は、自動で洗浄や除菌する機能が搭載されていることも多く、この洗浄機能を故障による水漏れと感じてしまう人もいますが、数分で水が止まる場合は心配ありません。
しかし、もしも何時間もの間、水の音がしている場合は水漏れしてしまっている可能性があります。
自分でなんとか修理したいと考えている方は、給水フィルターの詰まりやナットの緩みが原因であれば、自分で直せる可能性があります。
ですが、温水洗浄便座は電化製品である為、複雑な作りになっています。
原因として考えられる要素が複数あり、専門知識が無いと水漏れ原因を見極めるのは困難でしょう。
ここからはトイレの水を止めるための対処法について紹介していきます。
ボールタップの不具合で水が止まらないことが多いので、最初はボールタップの不具合を疑ってみてください。
ボールタップの不具合として考えられるのは以下の通りです。
これらについて詳しく見ていきましょう。
ボールタップの下側には水位を調整するネジのような部分があり、ここが緩むことで水が止まらなくなってしまいます。
タンク内の水位に異常がある場合は、まずこの部分が緩んでいないか確認し、締め直して調整しましょう。
確認方法としては、浮き玉を上に持ち上げてみてください。
水が止まらなければ、ボールタップの故障の可能性が高いです。
その場合は、ボールタップを新しいものに交換することで解決できます。
そうなってしまうと、トイレタンク内の水位の変化が正しく伝わらなくなってしまうため、水の調整が上手くできなくなってしまいます。
この場合は、浮き玉や支持棒を新しいものに交換することで解決しましょう。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ゴムフロートが劣化している場合、新しいものに交換する必要があるでしょう。
その状態になってしまうと、水が止まらなくなってしまいます。
この場合は鎖の絡みを解くだけで正常に動作するようになります。
異物を取り除くことで、この症状は解消されます。
ただし、異物によってゴムフロートが傷ついてしまうケースもあるので、その場合は新品に交換することも視野に入れましょう。
手洗い管につながっているジャバラホースがしっかり接続されていない可能性があります。
ジャバラホースをしっかり接続するために、このナットをしっかり締めることが大切です。
もし、ナットを締めても解決しないというときは、ホースやパッキンの損傷の可能性があるので、早めに交換しましょう。
オーバーフロー管のどこか一部分でも破損してしまっていると、水位が高くなくても水が止まらなくなってしまうことがあります。
この場合は、オーバーフロー管の破損箇所をテープ等で塞ぎましょう。
ホームセンターなどで手に入るアルミテープのような水を通さないテープであれば問題なく穴を塞ぐことができます。
ただし、破損が酷い場合や、オーバーフロー管本体が折れている場合は新しいものに交換が必要です。
しかし、オーバーフロー管の交換にはトイレタンクを移動させる必要があるので、ご自宅でのDIYはおすすめしません。
業者に修理を依頼するようにしましょう。
その為には、タンクのフタを開けて中を確認する必要があります。
タンク内の修理の流れは「止水栓を閉める」➤「部品交換」➤「止水栓を開ける」といった形になります。
1.止水栓を閉める
止水栓とは、トイレタンクへ給水している配管に取り付けられた部品です。
止水栓を閉めることで、タンク内への給水を止めることができます。
トイレの止水栓にはいくつか形状があり、主に2種類ありますのでご自宅のトイレ内の止水栓がどの形状か確認してから作業して下さい。
・ドライバー式
マイナスドライバーで回す形状です。
・ハンドル式
蛇口と同じように手で回せます。
止水栓を開け閉めするときは、「閉める時は時計回り」「開ける時は反時計回り」と覚えておきましょう。
(閉める際に止水栓を何回まわしたか覚えておくと、同じように反時計周りで同じ回数を回せば元通りの水量に調整できます。)
もし止水栓が硬すぎて回らない場合は、止水栓が壊れていたりサビついている可能性があります。
力づくで無理に回そうとしてしまうと、2次トラブルにもなりやすいので、止水栓が回らない場合は水道修理業者に相談することをオススメします。
2.電源コードを抜いておく
ウォシュレットや温水洗浄便座付きのトイレを使っている方は、念のため電源コードを抜いておきましょう。
感電や漏電が起きてしまう危険を防ぐことができます。
さらに電源周りにビニール袋等を被せておくと安心です。
3.部品交換する
故障している部品を交換しましょう。
「ゴムフロート」「ボールタップ」「チェーン」は、ホームセンターやネットで購入できます。
ただし、オーバーフロー管の交換は技術が必要な事もあるので、できれば修理業者に任せましょう。
4.止水栓を開けて、動作確認
最後は、きちんとトイレが動作するか確認しましょう。
このとき止水栓を必ず開いておいてください
便器と床の隙間から水漏れする場合は、自分で作業することは難しいと思って下さい。
結露が原因であれば「こまめに換気する」「室内の温度を調整する」等で改善される可能性があります。
もし毎年冬場、梅雨の時期になると毎日のように結露するという場合は、結露を塞ぐ機能のある防露便器や防露タンクに交換することも検討してみましょう。
費用が気になる…といった場合は、結露防止スプレーや結露防止シートを使ってみるのも一つの手です。
トイレの設置不良やフランジの劣化、ガスケットの割れが原因かもしれない場合については、まず汚水が漏れているか確認しましょう。
次の方法でどちらが原因の水漏れであるか見極めることが出来ます。
①便器に墨汁を垂らす
②トイレの水を流した後に、床に墨汁が混じった水が染みてくるか確認する。
もし床に墨汁の混じった水が漏れてきた場合は、便器と床の間に隙間があると判明します。
設置業者の施工不良であれば無償で修理してもらえることが大半ですので、トイレの設置不良は設置した業者に一度相談してみましょう。
経年劣化の場合は水道修理業者へ便器の再設置を依頼して下さい。
ですが、便器がヒビ割れしてしまった場合は自分で修理、交換することは難しいです。
また、トイレメーカーでは補修作業は引き受けていないという場合が大半でしょう。
便器のヒビ割れの補修をしても継続的に利用出来る保障が無い為です。
ヒビ割れ部分が更に悪化してしまうと、ある日小さな水漏れから突然トイレ内が水浸しになってしまう恐れもあります。
専用の補修テープ等で応急処置は出来ますが、ヒビ割れや傷が小さいうちに対処を行うか寿命だと判断して、新しい便器に交換することをオススメします。
温水洗浄便座は電化製品なので、複雑な作りになっており水漏れしている原因自体も見極めることが難しいです。
更に、メーカー修理でしか手に入らない部品があったりもします。
ウオッシュレットの寿命は使用頻度にもよりますが7~10年と言われており、10年以上使用している場合は部品の生産メーカーが終了していることもある為、故障したときには保守部品が無くて修理が出来ないといった場合もあります。
最悪の場合にはトイレが使えないといったトラブルに繋がってしまうかもしれません。
専門業者であれば故障した部分をキチンと見極め、補修部品を用意して修理出来ますのでお困りの場合は水道修理業者へ相談されることをオススメします。
フラッシュバルブが水漏れしている場合は多くはストレーナー(フィルターの役割)に異物が詰まっていることが原因になることが多いです。
水漏れする場合や水の勢いが弱い場合は、ストレーナーの掃除をすることで修理できる可能性があります。
ストレーナーとは給水管内部のフィルターのことです。
フラッシュバルブ内のストレーナーを歯ブラシなどでキレイに掃除してみましょう。
水が全く出ないような場合は、給水弁やレバーの故障が考えられます。
この様な場合は、フラッシュバルブ本体を交換することで修理することができます。
交換する部品はホームセンターやネット等でも購入可能ですが、正しい部品を選んで購入する必要が有り、フラッシュバルブ式は交換するのも少し難易度が高いです。
自分で交換するのは難しいと思う場合は、水道修理業者に相談しましょう。
トイレの水漏れの原因は部品の劣化、故障が原因である場合が多いです。
もちろん自分で簡単に直せる場合もありますが、トイレタンクが原因の水漏れの場合は、内部が複雑に感じたり汚れなどで、どうしても触りたくないという方も多いでしょう。
また、初めての水漏れの経験の場合だと、無理に直そうとしてしまい誤って他の部品を壊してしまったりなどトラブルが悪化してしまう可能性もあります。
そこで、トイレの水漏れで業者に依頼した方が良いケースを紹介します。
このような場合は水道修理業者へ依頼したほうが安心です。
トイレの水漏れを放置してしまうとカビやシロアリの発生や床が腐敗してしまう等の別のトラブルも発生してしまう可能性がありますので、放置するのは危険です。
毎日使うトイレだからこそ小さなトラブルでも気づいた時にしっかり対処、もしくは専門業者に相談するようにしましょう。
修理となると費用が高額になってしまうのでは…と不安な方も多いと思います。
どのような費用が掛かるのかわかっていれば、安心して相談ができると思いますので、いくつかご紹介します。
ほとんどの水道修理業者が設定している手数料で、どのような修理をする場合にも発生します。
修理内容によっては一律でない可能性もありますが、基本料金は大体5千円前後が相場です。
ここで注意しておきたいのが基本料金が安いという理由で、水道修理業者を選ばないことです。
理由としては基本料金は安くても、他の料金が高額になっている可能性があります。
ですが見積費用が必要な業者も存在するので、見積もり時に費用が発生することがないか必ず確認しましょう。
見積もりの時点で原因がどうしてもはっきりせず、分解や点検が必要な場合は別途基本料金が発生することもあります。
まずは水漏れの原因が分からないと、どのような修理が必要になるのか直接見に来てもらう必要があります。
優良な水道修理業者であれば、水漏れの原因を把握した上で作業前に見積もりをしてくれるでしょう。
見積もり後に勝手に修理をされてしまい、納得していないまま高額の料金を払うことになってしまった…といった被害も少なくはありません。
そういったことにならない為にも、無料で見積できる業者に頼み納得した修理費用で修理してもらいましょう。
トイレ修理の場合は、どのような作業をするかでかなり変わってきます。
よくあるケースを紹介します。
ゴムフロートの交換であれば¥5,000以内が相場です。
タンク内の調整であれば工賃は無料の場合もあります。
床と便器の間の水漏れ時に行う作業で、便器の脱着は大掛かりな作業となる為、2万円〜3万円程度掛かることもあります。
このようにトイレ修理の際は、総額の費用は工賃によってかなり変わってきます。
このあたりが目安となります。
いずれもメーカーや形状によって値段が変わる部品もあるので、値段に幅が出てきてしまいます。 また、便器がヒビ割れしている場合は便器の交換が必要になりますが、安い便器だと¥30,000くらいの便器もあります。
多くの水道修理業者では、自分で購入した部品の取り付けや設置のみお願いすることも出来ます。 ただし持ち込み品として別途費用が掛かる場合もあります。
トイレの水漏れで焦って依頼してしまい、悪徳業者の被害に合わない為にも注意すべきポイントを覚えておきましょう。
注意するべきポイントについてお伝えします。
まず、各自治体から指定を受けている水道局指定工事店なのかを確認しましょう。
『水道局指定工事店とは』
と、適切な工事と事務手続きが可能な業者であると公的に水道局から認められており、水道トラブルの際は、まず優先して問い合わせするべきと言えます。
ホームページに水道局指定工事店であること、許可番号が記載されているか確認すると良いでしょう。
水道局に修理会社を教えてもらうような場合にも、指定工事店の中から紹介してくれます。非指定工事店でも、簡単な水漏れトラブルに対応は出来ますが、作業できる範囲はかなり限られます。
また、ずさんな修理をされてしまった場合、更に費用がかかってしまう可能性もあります。まず水漏れの修理を業者に相談したい場合は。最初から水道局指定工事店に相談した方が賢明です。
他にも「ホームページが存在するか」「業者が身分を証明するものを提示するか」「修理費用だけでなく内訳の詳細が分かるように見積を作成している」「質問にキチンと答えてくれる」といったポイントを抑えておきましょう。
こちらの記事もおすすめ:水漏れ修理業者の選び方5つのポイントを徹底解説。業者選び前の応急処置方法も
それでもやはり修理費用は出来るなら抑えられるところは抑えたいところです。
ここからは、トイレの水漏れ修理を安くするコツについてお伝えしていきます。
場合によっては10倍近く違う場合もあります。
その為、必ず複数の会社で相見積もりをしましょう。
見積り費用は無料であることが多いので、最低でも3社以上に見積もりを出しましょう。
そうすることで費用の相場が分かると思います。
安心して修理を任せたい、料金についても納得した上で依頼したいと思える為にも慎重に吟味しましょう。
ついでに、見積もりを依頼した際は費用の相場以外に問い合わせた時の電話対応や、実際に来てくれた業者の対応等こういった部分も合わせて分かります。
ただし注意するべきは「安ければ良い」といったわけではありません。
安くてもトイレの水漏れがキチンと修理されていなければ意味がありません。
最終的には見積費用と対応を見極めて依頼するようにしましょう。
そのような無料サービスがあるのか紹介します。
・出張費・見積無料
出張費と見積無料の業者を選べば、事前に費用や修理の相談ができるのでオススメです。
・夜間・早朝の割増料金なし
トイレの水漏れは、いつ起きるかわかりません。
深夜や早朝にトイレの水漏れが発生して、トイレが使えなくなってしまうととても困りますよね。
緊急系の水道修理業者は24時間対応してくれますが、数千円〜1万円以上の時間外料金を取られることがあります。
しかしながら夜間や早朝でも割増料金が不要な業者もあります。
・後払い可
トイレの修理は数千円〜数万円程度掛かります。
ですが急なトイレのトラブルでは、現金を持ち合わせていないことがほとんどだと思います。
そのような場合に便利なのが「クレジットカード払い」「コンビニ後払い」などのシステムが利用できる事です。
特にコンビニ後払いは、支払いまで2週間程度の余裕を持たせてくれます。
・修理後のアフターフォローや保証が手厚い
もし修理後に不具合があった場合に、直ぐに対応してもらえるかどうかも重要です。
お客様相談窓口を設けている業者は、修理後のトラブルも自社の施工不良であれば無償で対応してくれるので安心です。
この割引額が多いところを選ぶのも費用を抑える一つのコツです。
業者にもよりますが、数千円の割引を受けられる場合もありますのでこの点も確認してみましょう。 例えば「水PRO」なら、WEBからの依頼や電話で申し込む際に『ネットで見た』と伝えることで¥3,000割引きしてもらえます。
また、水道局指定工事店の認定もされており、地域密着のためエリアによっては最短15分で即日対応可能になります。
見積もり費用も無料になっておりますのでご相談をご検討ください。
原因が既に分かっていて、ご自分で対処できそうなときは、今回の対処法を試してみてください。
しかし、難しいと感じた際には無理せず水道業者に依頼・相談した方が良いケースもあります。
無理に直そうとしてしまうと、症状を悪化させてしまう危険性もあります。
料金はかかってしまいますが、プロに任せた方が安全かつ確実です。
また、業者に依頼する際には見積もり無料の業者に依頼するのが、おすすめです。
見積もり無料の業者の中から業者をいくつか選び、比較して検討してみるとより良い業者を選べるようになります。
業者をいくつかチェックして、トイレを快適に使えるように修理してもらいましょう。
また、業者に依頼するケースも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
トイレが水漏れする7つの原因
トイレの水が止まらないのを処理するためには、まず原因を確認しましょう。水が止まらなくなってしまう原因について詳しく解説していきます。
原因①ゴムフロートの故障
原因となっている可能性が最も高いのは、ゴムフロートの故障です。ゴムフロートはタンクの底で排水の調節をする役割を持っている部分です。
これが経年劣化していたり、位置がずれてしまっていたりすると、便器内に流れる水が調節されず、水が止まらない状況になってしまいます。
原因②タンク内の水位が正常でない
トイレタンクの水位がオーバーフロー管より上に来ている場合も水が止まらない可能性があります。ボールタップや浮き玉の故障により、給水管からタンク内へ水が流れ続けると、オーバーフロー管から絶えず水が便器内に排出されます。
トイレが常に水の音を立てている場合は注意が必要です。
また、音がほとんどしないような少量の水が流れ続けている時でも、便器の中を見てみると、水が流れているのが目で確認できます。
原因③手洗い金具管からの水が止まらない
手洗い金具管からの水が止まらない時は、ボールタップ周辺の不具合を疑いましょう。水洗レバーの鎖が絡まってゴムフロートが上手く開閉できないだけの場合もあります。
あらゆる接続部分のパッキンの劣化でもボールタップが正常に機能しないこともあるので、ボールタップ本体とその周辺も確認をしましょう。
原因④トイレと床の隙間からじわじわ水漏れ
気が付いたらトイレと床の間が不自然に濡れている…と思われたことはありませんか?下水の悪臭がしていたり床と便器の間が湿っているなど、そんな違和感を感じられたときは、トイレの床と便器の間から水漏れしているかもしれません。
トイレと床の隙間から、じわじわ水漏れしてしまう原因は主に3つに絞られます。
トイレと床の隙間から水漏れする原因について解説します。
1.便器の設置不良
トイレの床から水漏れする原因の1つに「便器の設置不良」があります。
便器と排水管のつなぎ目がずれてしまうことによって隙間ができてしまい、じわじわと水漏れしてくることがあります。
トイレ交換直後や便器を再設置した際に起きてしまうトラブルです。
2.フランジの劣化やガスケットの割れ
次に考えられるのが「ガスケットの割れ」です。
便器と床下の排水管の間を繋ぐ部品をフランジやガスケットと呼びます。
トイレは毎日使うと思います。
便器に座る際に、便器に掛かる衝撃で徐々にガスケットにダメージが蓄積していきます。
このガスケットにヒビ割れが生じてしまうと、トイレを流すたびに隙間から汚水が漏れだしてきます。
3.結露
「結露」についてご存知でしょうか?
結露とは、寒暖差が原因で空気中の水分が液体化することです。
例えば「夏場に冷たい水をコップに入れると、コップの周りに多くの水滴が付きます」
これが結露です。
この結露は、トイレ内でも起こることがあります。
トイレの室内と便器の温度差が大きいと、結露(空気中の水蒸気が水滴になったもの)が発生し、便器に付いた水が床へと流れていきます。
特に冷え込む冬の時期や、湿度の高い梅雨時に起こりやすい現象です。
原因⑤便器内でチョロチョロ水漏れ
トイレを使っていないのに、トイレ内でチョロチョロと水の音がする…このような水漏れトラブルはよく発生します。トイレのタンク内からチョロチョロと水漏れの音が聞こえる場合は、まず間違いなくトイレタンク内の不具合や部品の劣化による水漏れと考えられます。
水の音と言っても、小さな音だしそんなに気にしなくてもいいだろう…と思ってはいけません。
少量の水漏れなので気づきにくかったり、あまり気に留めないかもしれませんが、少量でも水漏れを放置しないようにしましょう。
理由としては水道代が高額になることが挙げられます。
また、そのまま放置してしまうと水漏れの量も徐々に増えていってしまう可能性もあります。
基本的に正常なトイレではチョロチョロとした水漏れの音はしません。
タンクレスの最新のトイレの場合は、自動で洗浄する機能が搭載されていているので、トイレでチョロチョロと水が流れる事もあります。
水の音が数分で鳴りやむようであれば、トイレ自体の機能ですので心配する必要はないでしょう。
それでは、タンク内で水漏れする可能性のある部品について解説します。
1.ゴムフロート
ゴムフロートは、トイレタンクの底にある黒いゴム栓の事で、タンクの底のフタの役割をしている部品です。
ゴムフロートは樹脂製の為、長年使用していると劣化していき「ひび割れ」「溶ける」ようなことがあります。
ゴムフロートが劣化すると丸い形状ではなくなり、タンクの底をしっかり塞ぐことができず、便器内へ水が流れてしまうようになります。
2.鎖(チェーン)
水を流すレバーとゴムフロートを繋いでいるのが鎖(チェーン)です。
鎖はゴムフロートと繋がれていて、レバーが回された時にゴムフロートを引っ張る役目を果たします。
この鎖が切れたり絡まったりすることで、ゴムフロートが正しい位置に戻らなかったり、レバーが空回りしてしまいます。
3.オーバーフロー(サイフォン)管
タンク内にはオーバーフロー管と呼ばれる部品があります。
プラスチック製の筒状の部品で中が空洞になっています。
タンク内に水が溜まりすぎた時、タンクから水が溢れ出す(オーバーフロー)ことを防ぎます。
このオーバーフロー管は経年劣化で脆くなりやすく、ひび割れたり折れたりするとタンク内に水を溜めることができなくなってしまいます。
4.ボールタップ
ボールタップは、タンク内に水を給水する為の部品です。
ボールタップが故障してしまうと、給水が止まらず水が流れ続けてしまい、タンク内の水がオーバーフロー管から便器に流れ続けます。
原因⑥便器本体から水漏れ
意外かもしれませんが、便器本体から水漏れする事もあります。便器の水漏れについて考えられる原因を解説していきます。
1.便器本体のヒビ割れ
便器は陶器製で丈夫に作られています。
ですが、物をぶつけてしまったり地震等の災害によって強い衝撃が加わったときには、ヒビ割れが発生してしまうことがあります。
他にも、トイレの上部に収納棚があるケースで、収納棚の物を取る為に便器を踏み台代わりにしている場合も、便器本体にヒビが入ってしてしまう原因になります。
便器がヒビ割れしてしまった場合は補修が難しく、トイレごと交換するようメーカーで推奨されています。
便器にヒビが入ってしまった時点で、耐久性も下がりヒビ割れが大きくなってしまう恐れがある為、早めに対処するようにしましょう。
2.結露
結露は、湿度の高い梅雨の時期や冷え込む冬場で起きやすい現象です。
純粋な水漏れとは言えませんが、結露した水滴が大量に付着すると便器から水漏れしているように感じられるかもしれません。
床が濡れている場合は、結露で便器自体も濡れていないか確認してみましょう。
原因⑦温水洗浄便座から水漏れ
現在ではウオッシュレットやシャワートイレ等の、温水洗浄便座の普及も進んでいます。そして、この温水洗浄便座も水漏れすることがあります。
「便座の脇」「ノズル部分」「操作パネルの下」「給水管の接続部分」が水漏れしやすい箇所です。
このような温水洗浄便座の水漏れ原因について解説します。
温水洗浄便座の水漏れ原因として挙げられるのは、
- 給水管のナットの緩み
- パッキンの劣化
- 電磁弁の不具合
- ノズルの故障
- 給水フィルターの目詰まり
が考えられます。
電化製品である温水洗浄便座は、自動で洗浄や除菌する機能が搭載されていることも多く、この洗浄機能を故障による水漏れと感じてしまう人もいますが、数分で水が止まる場合は心配ありません。
しかし、もしも何時間もの間、水の音がしている場合は水漏れしてしまっている可能性があります。
自分でなんとか修理したいと考えている方は、給水フィルターの詰まりやナットの緩みが原因であれば、自分で直せる可能性があります。
ですが、温水洗浄便座は電化製品である為、複雑な作りになっています。
原因として考えられる要素が複数あり、専門知識が無いと水漏れ原因を見極めるのは困難でしょう。
トイレの水漏れを自分で修理する方法
ここまでトイレの水が止まらない原因について紹介してきましたが、当てはまるものはありましたでしょうか。ここからはトイレの水を止めるための対処法について紹介していきます。
ボールタップが不具合の場合
ボールタップの不具合は、トイレのあらゆる箇所に影響を及ぼします。ボールタップの不具合で水が止まらないことが多いので、最初はボールタップの不具合を疑ってみてください。
ボールタップの不具合として考えられるのは以下の通りです。
- 水位調節ネジを締める
- ボールタップを交換する
- 浮き玉を交換する
これらについて詳しく見ていきましょう。
水位調節ネジを締める
ボールタップに不具合があると、水を供給し続け、タンク内の水位が常に高い状態になってしまいます。ボールタップの下側には水位を調整するネジのような部分があり、ここが緩むことで水が止まらなくなってしまいます。
タンク内の水位に異常がある場合は、まずこの部分が緩んでいないか確認し、締め直して調整しましょう。
ボールタップを交換する
ボールタップが劣化などによって故障していると、給水や止水の機能に支障が出ます。確認方法としては、浮き玉を上に持ち上げてみてください。
水が止まらなければ、ボールタップの故障の可能性が高いです。
その場合は、ボールタップを新しいものに交換することで解決できます。
浮き玉を交換する
浮き玉が破損し、中に水が入り込むケースや、支持棒が折れ曲がってしまうケースがあります。そうなってしまうと、トイレタンク内の水位の変化が正しく伝わらなくなってしまうため、水の調整が上手くできなくなってしまいます。
この場合は、浮き玉や支持棒を新しいものに交換することで解決しましょう。
ゴムフロートが不具合の場合
ゴムフロートもトイレタンク内にある部品の一つで、排水口を塞ぎことで水の流れる量を調整しています。- ゴムフロートを交換する
- 鎖が絡まっていないか確認する
- ゴムフロート周辺に異物がないか確認する
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ゴムフロートを交換する
ゴムフロートは常に水中にあるため、経年劣化が早い傾向にあります。ゴムフロートが劣化している場合、新しいものに交換する必要があるでしょう。
鎖が絡まっていないか確認する
水洗レバーとゴムフロートをつなぐ鎖が絡まってしまっていると、ゴムフロートが常に持ち上がっている状態になります。その状態になってしまうと、水が止まらなくなってしまいます。
この場合は鎖の絡みを解くだけで正常に動作するようになります。
ゴムフロート周辺に異物がないか確認する
ゴムフロートに異物が引っかかってしまうと、排水口をしっかりふさぐことができなくなってしまい、水が止まらなくなってしまいます。異物を取り除くことで、この症状は解消されます。
ただし、異物によってゴムフロートが傷ついてしまうケースもあるので、その場合は新品に交換することも視野に入れましょう。
手洗い管の水が止まらない場合
手洗い管から水が止まらないときは、手洗い管のナットを締めてみましょう。手洗い管につながっているジャバラホースがしっかり接続されていない可能性があります。
ジャバラホースをしっかり接続するために、このナットをしっかり締めることが大切です。
もし、ナットを締めても解決しないというときは、ホースやパッキンの損傷の可能性があるので、早めに交換しましょう。
便器内でチョロチョロ水漏れしている場合
給水機能に問題はなさそうなのに便器への排水が止まらない時は、オーバーフロー管の不具合を疑ってみてください。オーバーフロー管のどこか一部分でも破損してしまっていると、水位が高くなくても水が止まらなくなってしまうことがあります。
この場合は、オーバーフロー管の破損箇所をテープ等で塞ぎましょう。
ホームセンターなどで手に入るアルミテープのような水を通さないテープであれば問題なく穴を塞ぐことができます。
ただし、破損が酷い場合や、オーバーフロー管本体が折れている場合は新しいものに交換が必要です。
しかし、オーバーフロー管の交換にはトイレタンクを移動させる必要があるので、ご自宅でのDIYはおすすめしません。
業者に修理を依頼するようにしましょう。
タンク内で水漏れしている場合
タンク内で水漏れしている場合は、まずは水漏れをしている原因を見つけましょう。その為には、タンクのフタを開けて中を確認する必要があります。
タンク内の修理の流れは「止水栓を閉める」➤「部品交換」➤「止水栓を開ける」といった形になります。
1.止水栓を閉める
止水栓とは、トイレタンクへ給水している配管に取り付けられた部品です。
止水栓を閉めることで、タンク内への給水を止めることができます。
トイレの止水栓にはいくつか形状があり、主に2種類ありますのでご自宅のトイレ内の止水栓がどの形状か確認してから作業して下さい。
・ドライバー式
マイナスドライバーで回す形状です。
・ハンドル式
蛇口と同じように手で回せます。
止水栓を開け閉めするときは、「閉める時は時計回り」「開ける時は反時計回り」と覚えておきましょう。
(閉める際に止水栓を何回まわしたか覚えておくと、同じように反時計周りで同じ回数を回せば元通りの水量に調整できます。)
もし止水栓が硬すぎて回らない場合は、止水栓が壊れていたりサビついている可能性があります。
力づくで無理に回そうとしてしまうと、2次トラブルにもなりやすいので、止水栓が回らない場合は水道修理業者に相談することをオススメします。
2.電源コードを抜いておく
ウォシュレットや温水洗浄便座付きのトイレを使っている方は、念のため電源コードを抜いておきましょう。
感電や漏電が起きてしまう危険を防ぐことができます。
さらに電源周りにビニール袋等を被せておくと安心です。
3.部品交換する
故障している部品を交換しましょう。
「ゴムフロート」「ボールタップ」「チェーン」は、ホームセンターやネットで購入できます。
ただし、オーバーフロー管の交換は技術が必要な事もあるので、できれば修理業者に任せましょう。
4.止水栓を開けて、動作確認
最後は、きちんとトイレが動作するか確認しましょう。
このとき止水栓を必ず開いておいてください
便器と床の隙間から水漏れしている場合
便器と床下の隙間から水漏れしている場合は、結露、トイレの設置不良、フランジの劣化、ガスケットの割れの可能性があると、水漏れする原因を解説しました。便器と床の隙間から水漏れする場合は、自分で作業することは難しいと思って下さい。
結露が原因であれば「こまめに換気する」「室内の温度を調整する」等で改善される可能性があります。
もし毎年冬場、梅雨の時期になると毎日のように結露するという場合は、結露を塞ぐ機能のある防露便器や防露タンクに交換することも検討してみましょう。
費用が気になる…といった場合は、結露防止スプレーや結露防止シートを使ってみるのも一つの手です。
トイレの設置不良やフランジの劣化、ガスケットの割れが原因かもしれない場合については、まず汚水が漏れているか確認しましょう。
次の方法でどちらが原因の水漏れであるか見極めることが出来ます。
①便器に墨汁を垂らす
②トイレの水を流した後に、床に墨汁が混じった水が染みてくるか確認する。
もし床に墨汁の混じった水が漏れてきた場合は、便器と床の間に隙間があると判明します。
設置業者の施工不良であれば無償で修理してもらえることが大半ですので、トイレの設置不良は設置した業者に一度相談してみましょう。
経年劣化の場合は水道修理業者へ便器の再設置を依頼して下さい。
便器がひび割れしている場合
陶器製の便器本体の耐用年数が25〜30年と丈夫です。ですが、便器がヒビ割れしてしまった場合は自分で修理、交換することは難しいです。
また、トイレメーカーでは補修作業は引き受けていないという場合が大半でしょう。
便器のヒビ割れの補修をしても継続的に利用出来る保障が無い為です。
ヒビ割れ部分が更に悪化してしまうと、ある日小さな水漏れから突然トイレ内が水浸しになってしまう恐れもあります。
専用の補修テープ等で応急処置は出来ますが、ヒビ割れや傷が小さいうちに対処を行うか寿命だと判断して、新しい便器に交換することをオススメします。
温水洗浄便座から水漏れしている場合
温水洗浄便座から水漏れしている場合は、感電や火災等の思わぬ事故に繋がってしまう危険もある為、自分で修理をすることはオススメは出来ません。温水洗浄便座は電化製品なので、複雑な作りになっており水漏れしている原因自体も見極めることが難しいです。
更に、メーカー修理でしか手に入らない部品があったりもします。
ウオッシュレットの寿命は使用頻度にもよりますが7~10年と言われており、10年以上使用している場合は部品の生産メーカーが終了していることもある為、故障したときには保守部品が無くて修理が出来ないといった場合もあります。
最悪の場合にはトイレが使えないといったトラブルに繋がってしまうかもしれません。
専門業者であれば故障した部分をキチンと見極め、補修部品を用意して修理出来ますのでお困りの場合は水道修理業者へ相談されることをオススメします。
フラッシュバルブが水漏れしている場合
フラッシュバルブ式(タンクのないトイレのレバースイッチ式)は、学校や駅等の公共施設で多く利用されているトイレです。フラッシュバルブが水漏れしている場合は多くはストレーナー(フィルターの役割)に異物が詰まっていることが原因になることが多いです。
水漏れする場合や水の勢いが弱い場合は、ストレーナーの掃除をすることで修理できる可能性があります。
ストレーナーとは給水管内部のフィルターのことです。
フラッシュバルブ内のストレーナーを歯ブラシなどでキレイに掃除してみましょう。
水が全く出ないような場合は、給水弁やレバーの故障が考えられます。
この様な場合は、フラッシュバルブ本体を交換することで修理することができます。
交換する部品はホームセンターやネット等でも購入可能ですが、正しい部品を選んで購入する必要が有り、フラッシュバルブ式は交換するのも少し難易度が高いです。
自分で交換するのは難しいと思う場合は、水道修理業者に相談しましょう。
トイレの水漏れで業者に依頼したほうがいいケース
トイレは様々な部品の役割によって水が流れる仕組みになっています。トイレの水漏れの原因は部品の劣化、故障が原因である場合が多いです。
もちろん自分で簡単に直せる場合もありますが、トイレタンクが原因の水漏れの場合は、内部が複雑に感じたり汚れなどで、どうしても触りたくないという方も多いでしょう。
また、初めての水漏れの経験の場合だと、無理に直そうとしてしまい誤って他の部品を壊してしまったりなどトラブルが悪化してしまう可能性もあります。
そこで、トイレの水漏れで業者に依頼した方が良いケースを紹介します。
- 水漏れの原因がどうしても分からない
- 温水洗浄便座等電化製品の水漏れ
- 便器自体のヒビ割れ
- 止水栓の劣化、
- タンク内の金具の交換
このような場合は水道修理業者へ依頼したほうが安心です。
トイレの水漏れを放置してしまうとカビやシロアリの発生や床が腐敗してしまう等の別のトラブルも発生してしまう可能性がありますので、放置するのは危険です。
毎日使うトイレだからこそ小さなトラブルでも気づいた時にしっかり対処、もしくは専門業者に相談するようにしましょう。
トイレの水漏れで業者に依頼する際の費用相場
実際に水道修理業者へトイレの水漏れ修理を依頼したら、いくらくらいの費用が掛かるのか?について解説します。修理となると費用が高額になってしまうのでは…と不安な方も多いと思います。
どのような費用が掛かるのかわかっていれば、安心して相談ができると思いますので、いくつかご紹介します。
基本料金
水道修理業者へ依頼すると必ず掛かる費用が基本料金です。ほとんどの水道修理業者が設定している手数料で、どのような修理をする場合にも発生します。
修理内容によっては一律でない可能性もありますが、基本料金は大体5千円前後が相場です。
ここで注意しておきたいのが基本料金が安いという理由で、水道修理業者を選ばないことです。
理由としては基本料金は安くても、他の料金が高額になっている可能性があります。
見積もり料金
見積もり料金については、無料の水道修理業者が多いです。ですが見積費用が必要な業者も存在するので、見積もり時に費用が発生することがないか必ず確認しましょう。
見積もりの時点で原因がどうしてもはっきりせず、分解や点検が必要な場合は別途基本料金が発生することもあります。
まずは水漏れの原因が分からないと、どのような修理が必要になるのか直接見に来てもらう必要があります。
優良な水道修理業者であれば、水漏れの原因を把握した上で作業前に見積もりをしてくれるでしょう。
見積もり後に勝手に修理をされてしまい、納得していないまま高額の料金を払うことになってしまった…といった被害も少なくはありません。
そういったことにならない為にも、無料で見積できる業者に頼み納得した修理費用で修理してもらいましょう。
作業料金
作業料金は、いわゆる工賃です。トイレ修理の場合は、どのような作業をするかでかなり変わってきます。
よくあるケースを紹介します。
ゴムフロートの交換であれば¥5,000以内が相場です。
タンク内の調整であれば工賃は無料の場合もあります。
床と便器の間の水漏れ時に行う作業で、便器の脱着は大掛かりな作業となる為、2万円〜3万円程度掛かることもあります。
このようにトイレ修理の際は、総額の費用は工賃によってかなり変わってきます。
部品交換料金
部品交換料金は、補修部品が必要になった場合に発生する費用ですが、トイレの水漏れトラブルでは部品交換が必要になるケースが多いです。- ゴムフロート:¥500~¥1,000
- ボールタップ:¥2,000~¥3,000
- オーバーフロー管:¥2,000~¥3,000
- 止水栓:¥2,000~¥3,000
このあたりが目安となります。
いずれもメーカーや形状によって値段が変わる部品もあるので、値段に幅が出てきてしまいます。 また、便器がヒビ割れしている場合は便器の交換が必要になりますが、安い便器だと¥30,000くらいの便器もあります。
多くの水道修理業者では、自分で購入した部品の取り付けや設置のみお願いすることも出来ます。 ただし持ち込み品として別途費用が掛かる場合もあります。
悪徳業者に注意!
費用相場についてでも少し触れましたが、見積もり前に勝手に作業をしてしまい高額請求をする等、水道業者の中にも悪徳な業者が残念ながら存在します。トイレの水漏れで焦って依頼してしまい、悪徳業者の被害に合わない為にも注意すべきポイントを覚えておきましょう。
注意するべきポイントについてお伝えします。
まず、各自治体から指定を受けている水道局指定工事店なのかを確認しましょう。
『水道局指定工事店とは』
- 国家資格「給水装置工事技術者」を保持する者が在籍
- 給水装置工事に必要な機材、資材を保有している
- 欠格要件に該当せず不正な対応をする業者でない
と、適切な工事と事務手続きが可能な業者であると公的に水道局から認められており、水道トラブルの際は、まず優先して問い合わせするべきと言えます。
ホームページに水道局指定工事店であること、許可番号が記載されているか確認すると良いでしょう。
水道局に修理会社を教えてもらうような場合にも、指定工事店の中から紹介してくれます。非指定工事店でも、簡単な水漏れトラブルに対応は出来ますが、作業できる範囲はかなり限られます。
また、ずさんな修理をされてしまった場合、更に費用がかかってしまう可能性もあります。まず水漏れの修理を業者に相談したい場合は。最初から水道局指定工事店に相談した方が賢明です。
他にも「ホームページが存在するか」「業者が身分を証明するものを提示するか」「修理費用だけでなく内訳の詳細が分かるように見積を作成している」「質問にキチンと答えてくれる」といったポイントを抑えておきましょう。
こちらの記事もおすすめ:水漏れ修理業者の選び方5つのポイントを徹底解説。業者選び前の応急処置方法も
トイレの水漏れ修理を安くするコツ
ここまで修理業者に依頼する費用相場や注意する点についてお伝えしてきました。それでもやはり修理費用は出来るなら抑えられるところは抑えたいところです。
ここからは、トイレの水漏れ修理を安くするコツについてお伝えしていきます。
3社以上に見積もりを出す
水道修理の費用は修理業者によって大幅に違います。場合によっては10倍近く違う場合もあります。
その為、必ず複数の会社で相見積もりをしましょう。
見積り費用は無料であることが多いので、最低でも3社以上に見積もりを出しましょう。
そうすることで費用の相場が分かると思います。
安心して修理を任せたい、料金についても納得した上で依頼したいと思える為にも慎重に吟味しましょう。
ついでに、見積もりを依頼した際は費用の相場以外に問い合わせた時の電話対応や、実際に来てくれた業者の対応等こういった部分も合わせて分かります。
ただし注意するべきは「安ければ良い」といったわけではありません。
安くてもトイレの水漏れがキチンと修理されていなければ意味がありません。
最終的には見積費用と対応を見極めて依頼するようにしましょう。
無料サービスが豊富なところを選ぶ
費用を安く抑えるコツとして「無料サービスが豊富」な水道修理業者を選びましょう。そのような無料サービスがあるのか紹介します。
・出張費・見積無料
出張費と見積無料の業者を選べば、事前に費用や修理の相談ができるのでオススメです。
・夜間・早朝の割増料金なし
トイレの水漏れは、いつ起きるかわかりません。
深夜や早朝にトイレの水漏れが発生して、トイレが使えなくなってしまうととても困りますよね。
緊急系の水道修理業者は24時間対応してくれますが、数千円〜1万円以上の時間外料金を取られることがあります。
しかしながら夜間や早朝でも割増料金が不要な業者もあります。
・後払い可
トイレの修理は数千円〜数万円程度掛かります。
ですが急なトイレのトラブルでは、現金を持ち合わせていないことがほとんどだと思います。
そのような場合に便利なのが「クレジットカード払い」「コンビニ後払い」などのシステムが利用できる事です。
特にコンビニ後払いは、支払いまで2週間程度の余裕を持たせてくれます。
・修理後のアフターフォローや保証が手厚い
もし修理後に不具合があった場合に、直ぐに対応してもらえるかどうかも重要です。
お客様相談窓口を設けている業者は、修理後のトラブルも自社の施工不良であれば無償で対応してくれるので安心です。
割引が多いところを選ぶ
水道修理業者は割引制度がある会社が多いです。この割引額が多いところを選ぶのも費用を抑える一つのコツです。
業者にもよりますが、数千円の割引を受けられる場合もありますのでこの点も確認してみましょう。 例えば「水PRO」なら、WEBからの依頼や電話で申し込む際に『ネットで見た』と伝えることで¥3,000割引きしてもらえます。
また、水道局指定工事店の認定もされており、地域密着のためエリアによっては最短15分で即日対応可能になります。
見積もり費用も無料になっておりますのでご相談をご検討ください。
まとめ:心配なら業者にお任せするのがおすすめ!
トイレの水が止まらないときの原因と対処法について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。原因が既に分かっていて、ご自分で対処できそうなときは、今回の対処法を試してみてください。
しかし、難しいと感じた際には無理せず水道業者に依頼・相談した方が良いケースもあります。
無理に直そうとしてしまうと、症状を悪化させてしまう危険性もあります。
料金はかかってしまいますが、プロに任せた方が安全かつ確実です。
また、業者に依頼する際には見積もり無料の業者に依頼するのが、おすすめです。
見積もり無料の業者の中から業者をいくつか選び、比較して検討してみるとより良い業者を選べるようになります。
業者をいくつかチェックして、トイレを快適に使えるように修理してもらいましょう。