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トイレつまりはパイプユニッシュで直せる?自分で解消する方法や注意すべき点を紹介

「お家のトイレがつまっているけど、どうしたらよいかわからない……」「水が便器から溢れてしまいそう」そのような状態に陥ったとき、トイレつまりの知識もなくやみくもに対処しようとするのは危険です。

やり方を間違えれば、トイレのつまりが悪化して、さらに手間と余計なお金が必要になることもあるため、前もってトイレつまりの対処法を知っておくことが大切です。

ここでは、「トイレつまりの症状や原因」「自分でできる10のトイレつまりの直し方」をご紹介します。

さらに、パイプユニッシュでトイレのつまりを解消できるのかも解説します。
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パイプユニッシュでトイレのつまりを解消できる?

パイプユニッシュでトイレのつまりを解消できる?

パイプユニッシュは配管の汚れを掃除するための洗剤です。パイプという名前が付いているため、つまりにも効果があるのではないかと思う方も多いようです。

ここではパイプユニッシュに関する情報を詳しく解説します。

トイレつまりのほとんどに効果はない

パイプユニッシュはトイレットペーパーのような繊維質の物に対しては分解作用を持たないため、トイレつまりに効果はありません。

むしろ、このような状況でパイプユニッシュを使用すると、既存のつまりに化学薬品が加わることで状況がさらに悪化する可能性があります。

製造元であるジョンソンの公式サイトでも明確に注意喚起しているように、パイプユニッシュは主に油脂や毛髪などの有機物の分解に効果を発揮する商品です。

このような場合は、ラバーカップ(すっぽん)を使用した除去法や、専門的な道具を使用できる業者への依頼など、状況に適した対処方法を選択しましょう。

パイプユニッシュをつまり解消に使ってはいけない理由

トイレつまりにパイプユニッシュを使用してはならない理由は2つあります。下記で詳しく見ていきましょう。

塩素系の液体と混ぜると危険だから

塩素系洗浄剤であるパイプユニッシュと他の洗浄剤を混ぜることは、大変危険な行為です。

厚生労働省も注意喚起をしているように、化学製品と混ぜることで有毒ガスが発生する可能性があるだけではなく、実際に健康被害が報告されています。

特に酸性の洗浄剤と混ざると、塩素ガスなどの有害な気体が発生し、体内に吸入することで呼吸器系に障害を引き起こす恐れがあります。

このガスは粘膜を強く刺激し、目や鼻、のどの痛み、咳、めまい、吐き気などの症状として現れることがあるので注意してください。

もし誤って混ぜてしまい、異常を感じた場合はすぐにその場から離れて新鮮な空気を吸いましょう。

参照:厚生労働省|家庭用洗浄剤・漂白剤 安全確保マニュアル作成の手引き

長時間放置すると配管がつまる可能性があるから

パイプユニッシュは汚れを溶かす強力な化学薬品であり、溶けた汚れは下に移動していきます。しかし、時間とともに溶けた汚れが再び固まってしまうことがあります。

長時間放置した場合、溶解した汚れの塊が排水管の途中で再度固まり、新たなつまりを引き起こすかもしれません。

公式サイトにて「投入後15〜30分程度で充分な水を流す」という注意書きが指定されているのは、固まるのを防ぐためです。

パイプユニッシュの効果

パイプユニッシュは以下のような症状に効果的です。

  • ヘドロになった髪の毛
  • 嫌な臭い
  • キッチンや洗面台、浴室の排水口に対する定期的な掃除


公式サイトではトイレつまり用として推奨されていません。

トイレつまりが起こっている3つの症状

トイレつまりが起こっている4つの症状

トイレつまりが起きたとき、トイレの便器の内部ではさまざまな症状が現れます。

「水の流れ方がいつもと違う」「流すときの音がする」このように違和感を感じたら、すでにトイレつまりが起きているのかもしれません。

「急にトイレがつまって溢れてしまった!」という症状が起こる前に、違和感があるときは早めに対処することが大切です。まず初めに、トイレつまりが起きているときの3つの症状を見ていきましょう。

  • 水が流れなくなる
  • 水位が高くなってから徐々に下がる
  • 「ゴボゴボ」と異音がする


症状①水が流れなくなる

初めに紹介するトイレつまりの症状は、一番わかりやすい「水が流れない」ケースです。細かい症状としては、便器が溢れそうになったり、トイレットペーパーが残ってしまったりすることがあります。

このように、水が流れない場合はトイレつまりが起きている症状です。

症状②水位が高くなってから徐々に下がる

トイレを流したときに、便器内の水位が高くなったように感じた経験のある方は多いと思います。一時的にでも便器内の水位が高くなるときは、トイレつまりの初期症状です。

また、高くなった便器の水位が時間の経過とともに徐々に下がったとしても、トイレつまりが疑われます。

理由としては、完全につまっているわけではなく、水が抜けていく隙間が空いているため、水位は下がっていくからです。

他にも、水位がいつもの位置よりも低くなる状態が続いたら、便器の排水口や排水管がつまりを起こしていると考えましょう。

このような症状が現れたとき、そのまま放置すると徐々にトイレつまりがひどくなる可能性があります。最悪の場合、排水口や排水管が完全につまり、せき止められた汚水が便器から溢れてしまう恐れがあります。

症状③「ゴボゴボ」と異音がする

トイレの水を流したとき、「ゴボゴボ・コポコポ」といった、普段は聞こえない音がしていたら、トイレつまりのサインかもしれません。

通常のトイレ使用時も、トイレを流すときには空気を含んで流れていくため多少は音が鳴ります。

ここで重要なのは「いつもは聞こえない音」がしたときです。つまりの状況によって、音の出方は変わってきます。トイレを流すときの聞きなれない異音がしたら注意しましょう。

トイレつまりが起こりやすい場所

トイレには、構造的につまりが起きやすい場所があります。トイレつまりが起きやすい場所や原因を知っておけば、トラブルが起きたときにイメージしやすく、対処がしやすくなります。

ここでは、便器の構造とトイレつまりが起きやすい場所を説明します。

トイレの便器構造

便器の内部の排水経路は、S字状にカーブしており、便器内に水が溜まる仕組みになっており、この部分を排水トラップと呼びます。

水道設備には排水トラップが必要で、キッチンや浴室、洗面台など必ず設置されています。排水トラップの役割は、排水経路に水を溜めておくことで、下水からの悪臭や害虫の侵入を防ぐことです。

この排水トラップに溜まっている水を封水と呼びます。この封水がフタの役割を果たしてくれます。

排水トラップや封水は必ず必要ですが、このS字状にしなければならない構造が、トイレつまりを起こしやすくしている原因でもあります。

つまりやすい場所

トイレつまりが起きやすい場所は以下の通りです。

  • 便器内の湾曲した部分
  • 便器と排水管の接続部分


排水管を流れるトイレットペーパーや異物の塊が大きい場合、便器内の湾曲した部分を通り抜けられず、トイレつまりが起きやすくなります。

水量が少ないときも、排水トラップを通り抜けるための勢いが足りずに、便器内へ戻ってくることもあるかもしれません。

また、便器の下部から排水管への接続部分は、排水経路が細くなるため異物がつまりやすくなります。便器の出口付近でつまった異物を無理に取り出そうとすると、排水管の奥へ異物を押し込んでしまうことになります。

問題が大きくならないように、異物を流してしまった際にはプロの修理業者へ早めに連絡を取るようにしましょう。

トイレつまりが起こる9つの原因

トイレつまりが起こる8つの原因

トイレは内部が湾曲している分、どうしてもつまりが発生しやすくなる構造です。では実際に、トイレつまりが起きる原因をご紹介します。

何がどこでつまってしまうのか、どのようにしてつまってしまうのか、チェックしておきましょう。

原因①大量のトイレットペーパーを一度に流した

大量のトイレットペーパーを一度に流してしまうと、トイレのつまりが起こりやすくなります。日本製のトイレットペーパーは、水溶性の繊維でできていて、水に溶けるような作りになっていますが、一度に大量に流してしまうとつまります。

トイレットペーパーの使用量の目安は、1回につき1.5mほどです。なお、シングルよりもダブルのトイレットペーパーのほうが、よりつまりやすくなります。

また、海外製のトイレットペーパーは特につまりやすいので注意しましょう。海外では、トイレにトイレットペーパーを流さないのが一般的なため、海外製のトイレットペーパーは、水に溶けるように作られていないことがほとんどです。

原因②異物を落とした

トイレつまりの原因の一つに、異物を落として流してしまうことがあります。腕時計・スマートフォン・財布・ボールペン・カイロ・ライターなど、さまざまな種類が挙げられます。

このような小物は、便器に落としたときに気付かずに流してしまうことがほとんどです。1辺が5cm以上ある異物は、トイレつまりの原因となります。

やっかいなのは、水だけであれば流れていくけれど、便やトイレットペーパーを流すとつまってしまうことです。

例えば、比較的小さなライターが、排水管や便器内で引っかかってしまっても、水だけを流した場合はそのまま流れるかもしれません。

ですが、トイレットペーパーや排泄物を流すと、ライターを起点に絡まってしまい、つまりが起きてしまいます。トイレに入るときは、ポケットやカバンから小物が落下しないよう、気を付けるようにしましょう。

トイレ内に何も持ち込まないことが一番の対策です。

原因③ティッシュペーパーを流した

ティッシュペーパーが原因でトイレつまりが起きるケースは、意外と多くあります。

ティッシュペーパーは薄いうえに、見た目もトイレットペーパーにそっくりなので、トイレに流しても問題がないと考える方が多いためです。ですが、ティッシュペーパーは絶対にトイレに流してはいけません。

トイレにティッシュペーパーを流してしまうと、つまりが起きる確率はかなり高くなります。ティッシュペーパーとトイレットペーパーの決定的に違う点は、水に溶けるように作られていない点です。

ティッシュペーパーは水溶性が低く、水に濡れても分解されません。分解されないということは、排水管をつまらせてしまう大きな要因になります。

どうしてもティッシュペーパーを使用しなければならない状況のときは、1枚ずつ流したり燃えるゴミとして処分したりしましょう。

また、下記の記事もぜひご覧ください。
>>トイレにティッシュを流すと詰まりの原因になる?自分で直す方法や予防策をご紹介

原因④オムツや生理用品を流した

オムツや生理用品をトイレに流してしまうと、つまりの原因になります。オムツや生理用品は「高吸水性ポリマー」と呼ばれる、吸水性が非常に高い素材で作られているのが特徴です。

この高吸水性ポリマーは、自重に対して1000倍近い水を吸水します。そのため、生理用品やオムツを便器内に落としてしまうと大量の水を吸ってしまい、何倍も大きく膨張して、排水口や排水管を塞いでしまいます。

もし誤って生理用品をトイレに流してしまった場合は、ゴム手袋を付けて便器から取り出すようにしましょう。

絶対にオムツや生理用品を、そのままトイレに流さないように注意してください。また、尿漏れパッドでも、まったく同じことが起きてしまいますので気を付けましょう。

原因⑤残飯を流した

トイレに残飯を流すと、トイレつまりが起きやすくなってしまいます。「トイレは大便も流れていくから大丈夫だろう」と思ってはいけません。

食品の塊や油分が排水管のなかで固形化していき、つまりの原因を作ります。キッチンの排水溝にはゴミ受けが付いており、ある程度流しても問題ありませんが、トイレの排水経路には付いていません。

トイレの便器は、食品を流すことが想定されていないため、本来の用途以外で使うのは控えるようにしましょう。

原因⑥尿石が溜まっている

異物やトイレットペーパーがつまった様子もないけれど、「流れが悪い」「悪臭がする」というときは、尿石が原因のトイレつまりかもしれません。

長期間トイレ掃除をしていないと、便器のフチや便座まわりが黄ばんだり嫌なニオイがしたりしてしまうことがあります。この厄介な黄ばみの正体が尿石です。

尿石は、たんぱく質や尿素などが固まった成分で、掃除していなければどうしてもトイレに蓄積してしまいます。

蓄積した尿石は、やがて排水管の内部を塞ぎ、排水管の70%を尿石が塞いでいたというケースもあります。

長年、排水管の洗浄をしていないような場合は、尿石が溜まっているかもしれません。

原因⑦ペット用の砂を流した

ペット用のトイレの砂は、基本的に流してはいけません。理由は水分を吸着し塊となるように作られているからです。

この性質から、ペット用の砂をトイレに流してしまうと、便器内や排水管のなかで塊になってしまう可能性があります。またペットの便は、人間の便より固いことが多く、便自体もつまりの原因になります。

水に流せるタイプのトイレの砂であれば、トイレに流しても問題ありません。しかし、流せるタイプのペット用トイレの砂を流した場合でも、一度に大量に流すとトイレつまりを起こしてしまいます。

「トイレに流せる」と謳っている商品であっても、ゴミとして処分するのが安心です。

原因⑧大便を小で流した

トイレの水を流すときに「小」で、流していませんか?トイレットペーパーを使ったり、排便をしたのに「小」で流したりしていると、トイレつまりの原因となります。

「小」ばかりで流し続けると、だんだん水の流れが悪くなり、近いうちにトイレつまりが起きてしまうかもしれません。

ではなぜ「小」で流すとトイレがつまってしまうのか?それは「小」の水量では、大便が下水管まで流れていかないからです。

大便が排水管のなかに留まってしまい、次にトイレを流したときにも、また大便がつまります。このような状態が繰り返されることで、つまりやすくなるのです。

さらに、排水管のなかに便やトイレットペーパーが留まっている状態では、尿石ができやすくなります。

時間の経過とともに、トイレの流れが悪くなってきたら要注意です。大便やトイレットペーパーを使ったときは、必ず「大」で流すようにしましょう。

原因⑨水流が弱い

水を流す際の水流の弱さが、トイレつまりの原因になることがあります。水流が弱いと感じたときは、トイレタンク内で不具合が生じていることもあります。

このような場合は、タンク内に適切な水量が溜まっていないことがほとんどです。

なかには節水の為に、タンク内にペットボトルを入れている方もいますが、トイレつまりを招く原因になるので、絶対にやめておきましょう。

その他にもトイレの水が流れない原因を下記で解説しているので、ぜひご覧ください。
>>トイレの水が流れない!主な原因は?や自分で解決する対処法を解説

トイレつまりは自然に解消するもの?

トイレつまりは自然に解消するもの?

実は、トイレつまりは放っておくことで自然に解消されるケースがあります。反対に放置してもまったく解消されないトイレつまりもあるので、トイレつまり時の状況を正しく見極めることが大切です。

ここでは自然にトイレつまりが解消するケースと放置しても直らないケースをご紹介します。

放置しても自然に直るケース

トイレつまりの原因によって、自然に直るケースがあります。

下記のケースにあてはまる場合は、放置して様子をみるのも一つの手です。

  • 大量のトイレットペーパーによるつまり
  • 排泄物によるつまり
  • 流せるトイレシートによるつまり


上記3つが原因の場合は、放っておくことでつまりが自然に解消されることがあります。

理由として、軽度の紙つまりや排泄物は水に溶けやすい性質があり、時間の経過とともに水中で分解されて流れやすくなるからです。

こういった場合、半日程度そのまま置いて様子を見るようにすると、自然につまりが直っているケースが多いです。ただし、トイレつまりが完全に解消されたわけではありません。

自然に直ることはありますが、最低でも数時間は必要になるため、急ぎの場合は別の対処をしましょう。また、自然に直らなかった場合の対策も考えておくことが大切です。

また、実際にどのくらいの時間がかかるのかを下記の記事で解説しています。
>>トイレつまりが自然に直るまでにかかる時間は?一晩放置は大丈夫?放置の目安と短時間での解消法

放置すると悪化するケース

トイレつまりの原因によっては、放置すると悪化するときや放置しても直らないケースがあります。以下のような原因は要注意です。

  • オムツや尿漏れパッドなど「吸水性の物」を流した
  • おもちゃやスマートフォンなどの固形物を流した


トイレつまりの原因が、「オムツ・尿漏れパッド・生理用品」である場合、放置することつまりが悪化します。

さらにおもちゃは水に溶けないため、便やトイレットペーパーと一緒に流れず、排水管内に残り続けます。

最初は水が流れることもありますが、時間が経つと汚れや異物が絡まり、水の流れをさらに悪くする原因になるため注意してください。

また、奥に入り込むと自力で取り出すのが難しくなり、専門業者の対応が必要になることもあります。落とした場合はすぐに取り出し、無理に流さないことが大切です。

トイレつまりを早く直したほうがいい3つの理由

トイレつまりを早く直したほうがいい理由

「トイレから異臭がする」「水位がいつもと違う」「水を流すときに異音がする」などの症状があれば、トイレつまりのサインです。

トイレがつまった状態のまま放置してしまうと、トラブルはさらに酷くなり問題の規模を大きくしてしまうかもしれません。

特に賃貸住宅では、戸建て住宅と異なり、他の部屋や住民へ迷惑や損害を与えてしまう恐れがあります。

トイレつまりのトラブルが起きてしまったら、なんとかなるだろうと楽観的にならず、早い段階で対処するように心がけましょう。

ここでは、トイレつまりを早く直したほうがよい理由を解説します。併せて、つまりを放置するリスクもご紹介します。

理由①悪臭が発生することがある

トイレの流れが悪いまま放置してしまうと、便器内の水位(封水)が下がり悪臭が発生してしまうことがあります。

このようなとき、便器内に水が溜まっていないからといって、トイレの水を流してしまうと、つまりがひどいときは便器から水が溢れてしまうことがあります。

その結果、トイレの床や壁にまで排泄物を含んだ水が染みてしまい、不衛生なうえに完全に直るまできつい下水臭に悩まされることになりかねません。

また、排水管につまっている汚物は、時間の経過にともない強烈な悪臭を放つようになります。

理由②水漏れの原因となる

流れの悪いトイレを放置し続けていると、便器から水が溢れて水漏れが発生してしまう危険があります。

流れが悪くなった排水管に、他の要因が積み重なると排水管へ流れた汚水が便器から溢れてしまい、トイレの床が水浸しになることがあります。

排水管でつまっている場合にも、逆流してきた便器の設置部分から水漏れすることがあります。これは便器と床を繋いでいるフランジが、経年劣化で割れていたりすることがあるためです。

また、トイレの床下から階下漏水をした場合、特に集合住宅では注意が必要です。

水漏れした原因が自分の落ち度であれば、他の部屋で発生した物損や浸水トラブルに対して多額の賠償責任を求められる可能性があります。

賃貸住宅の場合は、このような水漏れトラブルに備えて、火災保険に加入しているはずですが、火災保険の更新を忘れていた場合は自腹で復旧費用を支払わなければなりません。

集合住宅にお住まいの方は、自分以外の近隣へ迷惑や損害を与える可能性があることを意識しておきましょう。

理由③トイレが故障する

トイレつまりのサインがあっても、何の対策も取らずにいると、最悪の場合、トイレが故障し高額な修理費用が必要になるケースがあります。

また、陶器製の便器に亀裂や割れが発生してしまうと、便器ごと交換する必要が出てくるかもしれません。

また、便器から排水管へ流れた異物は、取り除くことが困難です。つまりを解消するために、便器の脱着が必要になることもあります。

その他のケースでは、便器から溢れた水が温水洗浄便座やコンセントに飛んでしまい、ショートしてしまうことも考えられます。

トイレ本体は高額なので、被害が大きくなる前にトイレつまりを解消するようにしましょう。

また、下記の記事も併せてご覧ください。
>>トイレの交換・リフォームの際の費用相場はいくら?安くするコツも解説

トイレつまりを直す前の事前準備

トイレつまりを直す前の事前準備

トイレつまりを直すにはさまざまな方法がありますが、事前に必要なものを用意しておくことで、作業がスムーズに進みます。

下準備としては、便器や床、壁に、汚れや汚水が飛び散らないように養生しておくことも大切です。事前に準備をしておくことで、無駄な時間を減らし、失敗を防ぐことができます。

それでは具体的に、トイレつまりを直す前に用意しておくべき道具や下準備を説明します。

用意しておく道具

まずトイレつまり解消に必要な道具をご紹介します。

自宅のなかにある道具がほとんどですが、もしなければホームセンターや通販サイトでも購入はできます。トイレつまりの解消のために、最低限用意しておきたいのは下記の6つです。

  • バケツや洗面器
  • 大きめのビニール袋か新聞紙
  • ゴム製の手袋
  • マイナスドライバー
  • 灯油用ポンプ
  • 古雑巾


道具が用意できたら、作業前の下準備に進みましょう。

事前にやること

作業前に必ずやっておきたい3つの下準備があります。

  • コンセントを抜いておく
  • 止水栓を閉めておく
  • 養生をしておく


この3つの作業をしておくことで、感電や汚れが飛び散るような2次トラブルを防げます。

  • 電源プラグを抜いておく
トイレに温水洗浄便座が付いている場合は、電源プラグを抜いておきましょう。濡れた手で電源プラグに触ると、感電する可能性があり大変危険です。

修理の作業中も、コンセント部分に水がかからないように注意して作業するようにしてください。養生テープやビニール袋で、コンセント部分を覆っておくと安心です。

  • 止水栓を閉めておく+タンクの水を抜いておく
トイレつまりの修理に入る前に、絶対に忘れてはならないのがトイレの止水栓を閉めることです。

止水栓を閉めないままで水洗レバーが動いてしまえば、タンクの水が流れて便器から水が溢れ出してしまいます。

修理の途中でトイレが水浸しになってしまわないよう、止水栓は作業に入る前に閉めることを念頭に入れましょう。(温水洗浄便座の止水栓と間違えないように注意)

さらに、タンク内の水も灯油ポンプで抜いておくと安心です。

止水栓に関して下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
>>止水栓とは?閉め方・開け方|元栓との違いや栓が回らないときの対処法について

  • 床や壁を養生する
便器まわりの壁や床に汚水が飛び散らないように、ビニール袋や新聞紙を使って養生しておきましょう。

特にラバーカップを使うときは、汚水が飛び散りやすいため、壁紙が汚れたりしないようあらかじめビニール袋で覆うようにしてください。

また、養生をしておくことで作業後の掃除の手間も省けます。

トイレのつまりを自分で解消する10の直し方

トイレのつまりを自分で解消する10の直し方

準備が整ったら、早速トイレつまりを直していきましょう。軽度のトイレつまりなら、初めての方でも直せる可能性があります。

お家のトイレがつまったときには、ぜひ試してみてくださいね。それでは、以下の「トイレつまりを解消する10の直し方」を解説します。

  1. ペットボトルを使う方法
  2. お湯とバケツを使う方法
  3. 重曹とクエン酸を使う方法
  4. 洗剤とお湯をを使う方法
  5. ビニール袋を使う方法
  6. サランラップを使う方法
  7. ラバーカップ(スッポン)を使う方法
  8. 真空式パイプクリーナーを使う方法
  9. 針金製のハンガーを使う方法
  10. ワイヤーブラシを使う方法


自分で直す①ペットボトルを使う方法

初めに紹介するのは、お家にあるペットボトルを使って、簡単にトイレつまりを解消する方法です。

使い方のイメージは、後述するラバーカップと呼ばれる道具の使い方と似ており、空気の力を使いトイレつまりを解消します。

<手順>

①用意したペットボトルを加工する 底から測って2〜3cmの辺りを、はさみで切り取ってください。 このとき、ペットボトルの切り口で手を怪我しないように気を付けましょう。

②ペットボトルを便器の排水口へ挿し込む 手が汚れないようにゴム手袋をはめておきましょう。 そして、ペットボトルの口の部分に親指部分を入れて塞ぎます。その状態で、ペットボトルの切り口側を便器の排水口に差し込みます。

③ペットボトルを動かす うまく差し込めたら、つまりが解消できるまで押す動作と引く動作を繰り返し行います。

④つまりが抜けたか確認する つまりが流れた様子があれば、バケツに汲んだ水を便器内に少しずつ流してみましょう。 便器内の水位が上がってこなければ、トイレつまりは解消できているはずです。

また、ペットボトルを使用したトイレつまりを解消する方法を詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。
>>ペットボトルでトイレつまりを解消する方法は?そのほかラバーカップの代用となるものを紹介

自分で直す②お湯とバケツを使う方法

お湯とバケツを使う方法は、トイレットペーパーや排泄物などの水溶性のトイレつまりの解消に有効です。

お湯を入れることで、排水口や排水管内で固まっている紙つまりが溶けやすくなり、単に放置するより早くつまりを解消できます。手軽ですが、トイレットペーパーのつまりに対してしか使えない方法です。

<手順>

①ぬるま湯を用意する 用意したバケツにお湯を入れておきます。

②準備したお湯を便器に流し込む 便器の排水口をめがけて、高い位置からお湯を流し込みましょう。 高い位置からでは水の流れに空気を含ませられるため、より効率的につまりを取り除けます。 ただし、水が飛ぶので注意が必要です。

③しばらく放置する 何回かに分けてお湯を注いだら、約1時間放置して様子を見ましょう。

④つまりが解消したか確認 最後に便器内に水を流してみて、水位が上がってこないかを確認しましょう。

<お湯を使うときの注意点>

気を付けなければならないのは、お湯の温度です。 トイレの便器のほとんどは陶器製で、熱湯をかけると傷んだり破損やひび割れが起きたりしてしまいます。

各家庭のトイレにもよりますが、お湯を準備するときは、必ず40〜50度のぬるま湯を準備するようにしてください。

下記の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
>>トイレ詰まりをお湯で直す方法!注意ポイントや他の直し方も解説

自分で直す③重曹とクエン酸を使う方法

トイレつまりは、重曹とクエン酸を使った洗浄作用で取り除ける可能性があります。

この方法は、主にトイレットペーパーのような水溶性のつまりや、尿石の汚れによるトイレつまりに対して効果が期待できます。

この2つは混ぜると炭酸ガスを発生する性質があり、発生した炭酸ガスの細かな気泡が尿石や便、ヌメリなどを浮かせ、汚れを落としやすくしてくれます。

<用意しておくもの>

重曹:¼カップ クエン酸(または酢):½カップ お湯:50度ほどのお湯(便器の半分が埋まる程度の量)

<手順>

①便器内に重曹をふりかける 便器の排水口にまんべんなく重曹をかけていきます。

②クエン酸をかける その上からさらにクエン酸(酢)をかけていきます。

※このとき、入れる順番がとても重要です まず重曹を入れ、クエン酸(酢)はあとでかけるようにしてくださいね。

③お湯を注ぐ 次にお湯を注ぎ、泡が立ってきたら、そのまま約1時間ほど置いて汚れを浮かせます。

④つまりが解消しているか確認 最後にバケツで水を流してみて、排水が問題なくできていればトイレつまり解消です。

この他にも尿石を除去する方法をご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
>>トイレの尿石の掃除方法は?こびりついた頑固な尿石の取り方も紹介

自分で直す④洗剤とお湯をを使う方法

洗剤とお湯を使用する方法は、作業自体はとても簡単ですが、洗剤の量が多くなってしまう可能性があり、試す前には前もってストックがあるかどうか確認することをおすすめします。

ただし、あまり洗剤を使いすぎると下水が泡だってしまうのがデメリットです。

<用意しておくもの>

食器用洗剤:100cc お湯:50度ほどのぬるま湯(便器の半分が埋まる程度の量)

<手順>

①便器内の水位を調整する まず、便器の水位がどのくらいあるかをチェックしておきます。 もし便器内の水位が高くなってしまっていたら、あらかじめ洗面器やバケツなどの容器で汚水を汲み出しておきましょう。

②洗剤を便器内へ入れる 食器用洗剤を100ccほど便器に注いだら、続けてぬるま湯も入れていきます。

③つまりが解消しているか確認 約20分放置したあと、水の流れが改善されたかどうか、もう一度ぬるま湯をゆっくり流し入れて確認しましょう。水がきちんと流れていけば、トイレのつまり除去完了です。

<注意点>

洗剤でつまりを取るときは、混ぜずに1種類だけ使うようにしましょう。複数の洗剤を混ぜてしまうと、相性によっては有毒な物質が発生してしまう恐れがあります。

ラベルの注意面に「混ぜるな危険」と表示がある場合は、絶対に混ぜないでください。

また、下記の記事でも洗剤を使用したトイレのつまりを解消する方法をご紹介しています。
>>トイレつまりを洗剤で解消!原因に合わせた使い分けや改善されないときの対処法

自分で直す⑤ビニール袋を使う方法

ビニール袋を使ったトイレつまりの直し方も存在します。ペットボトルやラバーカップ(スッポン)と同じ原理で、空気圧を利用してつまりを流す方法です。

<用意しておくもの>

ビニール袋2枚 ゴム手袋1組

<手順>

①ビニール袋を重ねる まず、用意しておいたビニール袋を2重に重ね、手にはゴム手袋をはめておきます。

②便器内へ手を突っ込む 利き手を握ってグーをつくったら、重ねたビニール袋のなかに手を入れます。防水対策が整ったら、手をトイレの排水口に挿入しましょう。

③動作を繰り返す そのまま、水中で手を押したり引いたりして、圧力をかけながら水を送り込みます。複数回行ったら、ペットボトルやラバーカップのときと同じく様子を見ましょう。

④つまりが抜けたか確認する 最後に、つまりが抜けて流れたかどうかを、バケツに汲んだ水を注いで確認します。水位が上がってこなければ作業完了です。

<注意点>

水が無事に流れたことを確認できたら、使ったビニール袋は便器内に流れないよう早めに処分してしまいましょう。

上手につまりを取るには、できるだけ隙間をつくらないように排水口に手を密着させることが大切です。

ただし、元から手が大きい方は排水口に手がはまって抜けなくなってしまうこともあるので、気を付けてください。

自分で直す⑥サランラップを使う方法

あまり知られてはいませんが、トイレのつまりを直すのにサランラップを使う方法があります。

サランラップはお家でラバーカップなどの掃除道具が見あたらないときの代わりとして、トイレットペーパーや排泄物などの水溶性のつまりを取るのに効果的です。

<手順>

①事前準備 まずは、トイレのフタと便座を上げておきます。

②便器にラップを巻く 便座のフチから便器全体へラップを覆い被せましょう。ポイントは、便器のフチに貼り付けるように密着させて隙間ができないようにしておくことです。

③ラップを手で押す ラップの中心部分を上から押したり引いたりを繰り返しましょう。一度だけでは効果が薄いので、根気よく何度も繰り返してください。

④つまりが解消したか確認 水の流れや水位が改善してきたら、最後にバケツの水を流してトイレつまりが取れたかどうかチェックしましょう。ラップを使ったトイレつまりでは、どれだけ便器内の空気を密閉できているかが鍵になります。

そのため、ラップの枚数は惜しみなく使います。空気漏れやラップのたるみを防ぐには、少なくとも3重以上は貼り付けたほうがよいです。

自分で直す⑦ラバーカップ(スッポン)を使う方法

トイレつまりの解決策として一番ポピュラーな方法が、ラバーカップ(吸引カップ)です。別名「スッポン」とも呼ばれており、長い棒状の持ち手の先にゴム製の吸引カップが付いています。

トイレの他に浴室の排水溝やキッチンのシンクのつまりを取るときにも使える便利アイテムで、ホームセンターでは1,000円程度で入手できます。

お家にない方は、軽度のつまりなら簡単に解消できるので、常備しておくのがおすすめです。

<事前にやること>

便器まわりの壁や床に汚水が飛び散らないよう、ビニールシートや新聞紙を敷いておきます。

<手順>

①便器内の水位を調整する まずは、トイレの便器内の水位を確認しましょう。 水位が高いままラバーカップを入れると、水かさが増して汚水が便器の外まで溢れてしまいます。

灯油用ポンプを用いて便器内の水の量を減らし、便器のフチから10cmほど水位が下がった状態にしておきましょう。このときに水を減らし過ぎてしまうと、ラバーカップ使用時に水が押し出せなくなってしまいます。

水位が低くなり過ぎてしまったら、バケツから水を注いで調節するようにしてください。 ベストな水位は、ラバーカップを入れたときにゴム部分まで水かさがあるくらいです。

②養生をしておく 便器まわりが汚水で汚れてしまわないようビニール袋で便器全体を覆いをかけます。このとき、シートには便器の中心に向かって切り込みを入れておき、ラバーカップの持ち手が通るようにしておきましょう。

③ラバーカップを挿し込み、引く動作を行う ラバーカップを排水口に密着させてゆっくりと押し込み、上に向かって力強く引っ張り上げます。同じ動作を繰り返しながら、排水がスムーズになるまで様子を見ます。

④つまりが解消できたか確認 つまりが取れたと感じたら、バケツの水を流し入れて排水がうまくできているか確認しましょう。

ここで大切なのは、タンクの水をいきなり流さないようにすることです。タンクでは流れる水量を調節できないので、もしトイレつまりがつまったままの場合、便器から大量の水が溢れる恐れがあります。

下記でもラバーカップの使い方を詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
>>トイレ詰まりをスッポン(ラバーカップ)で直す方法は?使い方とポイントの解説

ラバーカップはどれがおすすめ?

ラバーカップは、使い方や便器の様式によって大きく3つのタイプに分かれます。

カップの底辺が水平になっているキッチンや和式トイレの排水口用、カップの底に突起がある洋式トイレ用、そして形が複雑な節水型トイレなどの排水口にもフィットするよう設計されたツバ付きのタイプなどがあります。

  • 洋式便器用
  • 和式便器用
  • どちらも使える汎用タイプ


購入するときは、前もってお家のトイレに合う形のラバーカップがどれかを調べることをおすすめします。

自分で直す⑧真空式パイプクリーナーを使う方法

ラバーカップを使ってトイレつまりを直そうとしても、必ず解消できるわけではありません。そのようなときは、より強力な真空式パイプクリーナーを使えばトイレつまりを解消できる確率が格段に上がります。

真空式パイプクリーナーは、ラバーカップと同じ仕組みでトイレつまりを解消できます。扱い方もラバーカップより簡単でおすすめです。

<手順>

①真空式パイプクリーナーを便器の排水溝に密着させる パイプクリーナーを便器の排水口にあて、隙間ができないようにしっかりと密着させます。 このとき隙間ができていると、効果がまったく出ません。

②レバーを上下する 排水溝に密着させた状態のまま、持ち手部分にあるレバーを上下させ、動作を繰り返しましょう。ラバーカップ同様に、何度か繰り返しレバーを上げ下げします。

③つまりが解消されたか確認 ある程度上下させたら、真空式パイプクリーナーを排水口から引き上げます。最後に、確認のためバケツを使って汲んだ水を便器に流し入れます。

しっかり排水ができていれば、トイレつまりが直った証拠です。

自分で直す⑨針金製のハンガーを使う方法

針金製のハンガーはワイヤー式のパイプクリーナーの代用として、トイレつまり除去に有効な掃除アイテムです。

つまりに直接作用するので、トイレつまりの直し方のなかでは一番手っ取り早いのですが、便器を傷めないよう慎重に作業する必要があります。デメリットも理解したうえで作業しましょう。

<用意しておくもの>

針金製のハンガー(やわらかいタイプ) ペンチ

<手順>

①針金ハンガーを加工する まずは、針金製のハンガーの三角形の頂点付近をペンチで切り、排水口に入れる側の先端部分をくるっと曲げて小さな輪をつくっておきます。

②加工した針金ハンガーを便器の排水口に挿入する 伸ばした針金製のハンガーの輪をつくったほうから排水口へ入れ、ゆっくりと奥まで挿入します。

③優しく動かす 先端がトイレのつまり部分にあたったら、小さく動かして優しくつまっている部分を削りましょう。少しずつつまりが削られると、だんだんと水が流れるようになります。

④つまりが解消できたか確認 水の流れに動きが出てきたら、バケツに汲んだ水を流して、トイレつまりが取れたかチェックしましょう。

<注意点>

もし針金製のハンガーが排水口の奥で曲がらず、奥へと進んでいかないときは作業を続けるのは中止しましょう。

つまりの原因が固形物などの異物だった場合、無理に進めるとトイレ部品の損傷やダメージにつながってしまいます。おかしいなと感じたら、すぐにプロの修理業者に頼るようにしましょう。

なお、針金を使う際の注意点を下記で詳しく解説しています。
>>トイレつまりは針金ハンガーで解消できる?自分で直す方法と注意点を解説

自分で直す⑩ワイヤーブラシを使う方法

最後に紹介するのはワイヤーブラシです。イメージとしては針金ハンガーの工具版です。

ワイヤーブラシは、ワイヤーを排水管のなかへ挿入し、ワイヤーをかき回すことでトイレつまりを解消します。簡易なものでも1mくらいの長さがあるため、排水管の奥でつまっているときにも有効です。

排水管の内部を完全にキレイにはできませんが、通管することには長けています。

<用意しておくもの>

ワイヤーブラシ ゴム手袋

<手順>

①便器の排水口へワイヤーを挿し込む 始めに、ゴム手袋を装着します。ワイヤーブラシを持ったら、先端部分のブラシヘッドを排水口の奥のほうまで入れていきます。

②回転させる ワイヤーを挿入していくと、つまり部分にあたります。つまっている部分を見つけたら、ワイヤーブラシの持ち手を少しずつ回転させていきましょう。

持ち手を回転させながら、奥へ押し込むようなイメージで作業してください。スッとワイヤーが奥へ入っていく感覚があれば、トイレつまりは抜けたはずです。

③つまりが解消したか確認 トイレつまりの原因が取れてきたように感じたら、バケツから水を流してみましょう。

<注意点>

先端部分にブラシが付いているからといって、無理に押し込むと便器や排水管に傷が付くことがあるので注意しましょう。よくあるケースでは、ワイヤーが抜けなくなってしまうこともあります。

また、ワイヤーブラシはラバーカップと違い、ワイヤーを挿し込んでいくため作業の時間がかかってしまいます。

ラバーカップとワイヤーブラシ、どちらも一長一短があるので、状況に応じて使い分けるのがベストです。

自分でトイレつまりを直す際の注意点4つ

自分でトイレつまりを直す際の注意点 4つ

自分でトイレつまりを直す際に間違った認識のまま作業をすると、汚水を溢れさせたり、つまりを悪化させたりしてしまうことがあります。

ここでは、トイレつまりを直す際に覚えておいてほしい注意点を4つ説明します。

  • 熱湯を流す
  • 強い薬剤を使用する
  • 便器を取り外す
  • 何度も水を流す


注意①熱湯を流す

トイレットペーパーのような水溶性の紙つまりは、高い温度のほうが溶けやすい感じがして、簡単に直りそうな気がするかもしれません。しかし、実は便器に熱湯をかけるのはとても危険な行為です。

理由として、便器は陶器でできており、高熱に弱くヒビ割れが入ってしまう危険性があるからです。

もしヒビや割れができてしまった場合、割れたところから水漏れしてしまうので、便器を交換しなければならなくなってしまいます。

注意②強い薬剤を使用する

トイレつまり解消には、強い薬剤を使う方法もおすすめしません。道具を準備したり時間をかけたりするより、薬剤を使ってサッとつまりが取れたら確かに便利です。

しかし、強い薬は効果が高いものの、皮膚に付着したり目に入ったりしてしまえば、人体に悪影響が出る恐れがあります。

さらに、つまりの原因がおもちゃや小物などの固形である場合は、たとえ強力な薬でも効果はありません。

強い薬剤を使うときは、何が原因のつまりかがわかっているときだけにしておきましょう。

ちなみに水道修理業者がよく使うピーピースルーKは、劇薬に指定されている薬剤です。インターネットで見かけても、自分で扱うのは避けてください。

注意③便器を取り外す

自分で便器を取り外してしまうと、正しく付け直すのには手間がかかるうえ、便器を外したからといってトイレのつまりが直る保証はありません。元の状態に戻せなくなり、トイレが使えなくなってしまう可能性もあるのです。

また、便器は数十キロの重さがあり、男性二人でも重労働です。さらに便器を外すときには、汚れが床や壁につき、汚水や悪臭がトイレ中に広がる危険性もあります。

衛生面の問題も大きくなるため、便器を外さなければならないような規模の大きなトイレつまりのときには、必ず専門の修理業者を呼ぶようにしましょう。

注意④何度も水を流す

排水口や排水管がつまっているときに水を流すと、つまった箇所から逆流した水が戻り、溜まっていた汚水とともに便器から溢れ出てしまいます。

その結果、トイレ中が汚水と悪臭まみれになる恐れがあります。そのような状況にならないためには、水を流す前につまりの原因を取り除くことが大切です。

ラバーカップやクリーナーなどを使ってつまりを改善したら、レバーを回す前にバケツに汲んだ水を少しずつ便器へ流してみましょう。

便器内の水が溜まらずに排水管へ流れていくのを確認できたら、レバーを回して水を流しても問題ありません。

トイレつまりを起こさない4つのコツ

トイレつまりを起こさない4つのコツ

普段の生活のなかで、トイレつまりを起こさないようなトイレの使い方をすることも大切です。ここでは、トイレつまりを起こさないための4つのコツを解説します。

予防①トイレタンクにペットボトルを入れない

有名な節水の一つに、タンク内にペットボトルを入れておく方法があります。

タンク内の水かさが増すため水道代を節約できるアイデアですが、それによって水量が減ると十分に水を流せず、つまりが発生しやすくなる原因となります。

トイレつまりを直すための手間や修理費用を考えると、トイレの水量を減らすのは経済的とはいえません。

また、この他にも「2回に1回だけ水を流す」という節水方法を実践している方もいらっしゃいます。

しかし、水を流す回数が減っても2回分のトイレットペーパーを一気に排水管に流さなければならないので、紙つまりのリスクは圧倒的に高くなってしまいます。

予防②トイレットペーパー以外流さない

トイレつまり予防のためには、基本的に日本製のトイレットペーパー以外流さないようにすることが大切です。

掃除用のトイレシートや赤ちゃんのおしり拭きなど、「水に流せる」と書いてある商品はたくさんあります。

しかし、一度に流す量が多く、トイレの水量自体が少ないと、どのような物でもつまりやすくなってしまいます。ペットのトイレ砂も同様です。

トイレつまりを起こさないためにも、トイレットペーパー以外の物は無理にトイレに流さず、まとめてゴミ箱に捨てるようにしましょう。

予防③トイレットペーパーを大量に流さない

普段なら問題なく流れるトイレットペーパーでも、一度に大量に流すとつまりの原因になってしまうことがあります。

一度に流す量が多いほど、排水口や排水管を通る塊は大きくなり、つまりを起こす原因になります。

予防④異物は流さない

トイレの基本的な使い方として、タバコの吸い殻や残飯や、生理用品やオムツといった異物をトイレに流すのはやめましょう。スマートフォンやハンカチ、おもちゃなどの固形物も同様です。

また、ズボンや上着のポケットに入れたままだと、トイレの際に誤って落としてしまうことも考えられます。落下予防のためには、トイレに入る前に小物が落ちやすい状況かどうかを確認しておくことが大切です。

もし、固形物が便器内につまってしまうと、取り除く方法は限られるうえ、思っているより大がかりな作業になることがあります。トイレには何も持って入らないようにしましょう。

トイレつまりを予防する掃除方法

トイレつまりを予防する掃除方法

ここまでトイレがつまる原因や対処方法を解説してきましたが、できるならトイレつまりのトラブルは起きないようにしておきたいものです。

トイレつまりを予防するためには、普段のトイレ掃除に少しの工夫が必要です。ここでは、トイレつまりを予防できる掃除方法を2つご紹介します。

頻度高めにトイレ掃除を行う

毎日のトイレの掃除方法には、2つのコツがあります。

  • 汚れやすい箇所のみ掃除
  • 習慣化する


ひどい汚れになる前に、こまめに汚れを落としましょう。

<汚れやすい場所をピンポイントアタック>

トイレの汚れが溜まりやすい場所は、便器内の封水と便器のフチです。用を足したあとに、この2ヵ所をサッと掃除するだけで、トイレ掃除がかなり楽になります。

特に便器内の排水口まわりは汚れが付着しやすく、「さぼったリング」と呼ばれることもあります。

そのようなときは、用を足したあとに軽くブラシでこするだけで、時間にして約30秒程度で完了です。

また、便器のフチには、尿や便がかなり付着します。排水口を擦るついでに、流せるお掃除シートで便器のフチも拭いておきましょう。

<ルーティンを作って習慣化しよう>

サッと便器の排水口をこすり、薬剤を流すだけなら2分もあれば十分です。例えば、毎日寝る前に掃除すると決めておけば、習慣化しやすくなります。

最初は忘れてしまうこともあるかもしれませんが、慣れるまでは意識してトイレ掃除をしていきましょう。

定期的に排水管の掃除を行う

毎日トイレを使っていると、便器の奥の排水管にも汚れが溜まっていきます。定期的に排水管の掃除を行うようにすることで、トイレつまりを事前に予防できます。

また、悪臭の原因となる尿石も除去できるのでおすすめです。

<薬剤を活用する>

排水管のつまり予防には、薬剤を定期的に使うようにしましょう。

排水管のなかで蓄積しやすい尿石は、アルカリ性の汚れです。そのため、酸性の洗剤が有効です。

例えば、「サンポール」や「デオライト」です。トイレを流したあとに薬剤を入れて流すことで、尿石の蓄積を防げます。

他にも、市販の洗浄剤や重曹とクエン酸を合わせた洗浄剤で汚れを浮かせて流す方法があります。重曹とクエン酸の使い方は、上述した「トイレつまりの直し方」を参考にしてください。

排水管の掃除をする頻度は、週に1回行えたら十分です。時間がないときは最低でも2 ヵ月に1度くらいの頻度で掃除をしましょう。

トイレつまりを自分で直せなかったら修理業者に依頼

トイレつまりを自分で直せなかったら修理業者に依頼

自分で対処できる範囲の軽度なつまりならよいですが、試してみてもトイレつまりが改善されない場合もあります。そのようなときは、事態が悪化してしまう前にプロの修理業者へ依頼するようにしましょう。
水PROは、手厚く細やかなフォローと全国から即日での駆けつけが可能な、実績ある水道業者です。

地方自治体の認可を受けた「水道局指定工事店」の対応となりますので、原因のわからないトイレつまりにもしっかりと対処いたします。また、無料見積を行っているので、「相談だけ」「見積を知りたい」ときにも活用できます。

今なら3,000円分のWEB割引きも行っているため、気になった方はお気軽にご相談ください。

失敗しない水道業者の選び方5つ

失敗しない水道業者の選び方

修理業者を選ぶときに、たくさんある水道修理業者のなかから、何を基準に選べばよいか迷ってしまうことがあります。

下記で紹介する5つの水道修理業者選びを参考にしてください。

  • 水道局指定工事店を選ぶ
  • 数店舗に見積もりを出して比較する
  • トイレつまり修理の料金相場を知る
  • 無料サービスを利用する
  • トイレのつまりに関する知識を持っておく


選び方①水道局指定工事店を選ぶ

水道局指定工事店とは、地方自治体の水道局が定めた厳しい基準に合格した業者のことです。

この指定を受けている業者は、水まわりの修理に関して専門的な知識を持っていると水道局から認可されている証拠になります。作業できる修理の幅が広く、水道設備工事全般を扱えます。

ただし、水回り設備工事にはいくつかの資格があり、作業内容によって必要な資格も変わってくるため確認しておきましょう。

■給水設備工事:給水装置工事主任技術者(国家資格)
■排水設備工事:排水設備工事責任技術者
■ガス機器工事:液化石油ガス設備士または簡易内管施工士

このような有資格者が在籍している会社が、水道局指定工事店として登録できます。国家資格を有している会社であれば、技術は問題ないはずです。

修理業者を選ぶ際は、ホームページや会社情報に水道局指定工事店の記載があるか、チェックしてみてください。

選び方②数店舗に見積もりを出して比較する

水道修理業界は、参入障壁が低いため、残念ながら悪徳業者も存在しています。高額な不正請求やぼったくりの被害にあわない為に、相見積もりを取りましょう。

相見積もりとは、複数の業者に見積を出してもらうことです。業者を変えて比較することで、料金は適正か作業項目は適切かが把握できるようになります。

複数の業者に連絡して、見積もりを出してもらうのは手間と時間がかかりますが、1社だけで決めてしまうと、料金や作業が適切かわかりません。そのため、緊急でないときは、最低2〜3社から見積もりを取るようにしてください。

注意点としては、見積だけで料金が発生する業者もいるということです。水道修理業者は、無料見積できる業者のなかから選びましょう。

選び方③修理の料金相場を知る

業者によって料金の形態が違うため一概にはいえませんが、多くの場合、修理にかかる料金の内訳は基本料+作業費+器具・部品の交換費となっており、その他に出張料や予約キャンセル料がかかってくるケースもあります。

以下の表は、トイレつまりを修理する際の作業費と、出張費などの追加費用の相場です。業者に依頼する際の参考にしてみてくださいね。

<作業費用の相場>

作業 料金
基本料 約5,000〜7,000円
トイレつまり 約4,000〜8,000円
便器の着脱 約10,000〜30,000円
薬剤の使用 約3,000円~5,000円


<出張費・早朝夜間料金などの相場>

内訳 料金相場
見積もり費用 0〜3,000円円
予約キャンセル料 見積もり費用の0〜100%
出張料 0〜3,000円
早朝・夜間の追加費用 0〜8,000円
※3社の平均相場

なかには、追加費用を0円に設定している修理業者も存在しますが、修理の金額と合わせて計算すると、請求が思っていたより高くなってしまうケースもあります。

追加費用の種類や料金相場を前もって知っておくようにしましょう。

次に、下の表は交換するパーツごとの部品交換代の目安をまとめた表です。 <器具・部品交換費の相場>



部品によって作業自体も規模が大きくなるため、料金の相場は上がる傾向があります。また、トイレタンクの着脱のある大がかりな作業がある場合は金額が高くなることを知っておきましょう。

見積もりを依頼した時点で、疑問や不安に感じたことはそのままにせず、担当者に相談してください。

選び方④無料サービスが多い業者を選ぶ

無料サービスが多い業者を選ぶというのも、業者を選ぶうえで大事なポイントです。

多くの場合、見積もりや出張料を取らない業者がほとんどです。しかし、見積もりを依頼するだけで多額の費用の支払いを求められたら、悪徳業者である可能性が高いです。

また、他にも見積もり費用や早朝・夜間料金などがかかると全体の請求金額が大きくなってしまうことが予想されます。

なるべく費用をなるべく安く抑えるためには、追加費用がかからない業者を選ぶことをおすすめします。

適正価格で業者に依頼するコツを下記で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
>>トイレつまり修理の料金相場とは?費用の内訳や自分で解消する方法も解説!適正価格で業者に依頼するためのポイントも

選び方⑤トイレのつまりに関する知識を持っておく

悪徳業者に騙されないためには、作業担当者に言われたことをすべて信じるのではなく、自分自身もトイレのつまりに関する幅広い知識を持っておくことが大切です。

お家のトイレのどの部分に問題が起きているのかを把握できれば、どの程度の処置が必要なのかをイメージできます。

トラブルが起こったときは焦ってしまい、正常な判断ができなくなりがちですが、そうならないためにも、トイレの構造やつまり解消について最低限の情報や知識を持っておくことをおすすめします。

また、修理業者との見積もりや作業の段階でも、どの部分なのか、どのような作業をしているのか判断できるため、おかしい部分があれば指摘できるようになります。 必要のない作業をしていると感じたら、作業内容の説明を求めましょう。

業者側も、依頼者が水まわりやトイレつまりに関する知識がある程度あると感じれば、不必要な修理をしたり、トラブルになるようなことを避けたりするはずです。

突然のトイレつまりが起こったときのために、まずは直し方を調べてから業者へ依頼することをおすすめします。

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水道修理業者の水PROは、急なトイレつまりや水まわりのトラブルに対して、担当の作業員が連絡後最短15分で駆けつける地域密着型の修理業者です。

見積もりからアフターフォローまでの対応が手厚く、万が一修理後の不備があったとしても早急に対応ができます。

水道局から水道工事の許可を受けた専門の「水道局指定水道局指定工事店」であるため、下水関係のトラブルまで責任を持ってきちんと対応いたします。

料金は相場通りですが、見積もり後の追加料金の支払いはありません。また、見積もりや出張費、相談までを無料で行っているため、疑問に感じたことはその場で安心して相談できます。

トイレつまりで気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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まとめ

トイレつまりが起こるときは、前兆として異音や水位の変動などのさまざまな症状が見られます。しかし、パイプユニッシュではトイレつまりを解消できません。

軽度のトイレつまりなら、自分でもラバーカップやワイヤーブラシなどの道具を使って取り除くことも可能です。ただし、つまりの原因によっては、効果が出ない直し方もあるため、トイレつまりが起きたら原因を探しましょう。

自分では対処できないトイレつまりが起きてしまったら、被害が大きくならないうちに、信頼できる修理業者へ修理を依頼することが大切です。

水道修理業者の水PROは、水道局から認可を受けた水道局指定工事店であり、見積もり出張費や追加費用がかからない修理業者です。

地域密着型のスピード対応で会計からアフターフォローまで安心できる要素が非常に多いのが特徴です。

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