2025.04.01
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水道管が破裂したときの正しい対処法は?修理費用や水道代の減免制度などについて解説
「ある日突然、水が出ない」という経験をした方は意外と多く、水道管が破裂してしまった場合の対処法がわからずに頭のなかがパニックになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
水道管が破裂したら早急に水道業者や建物の管理者に連絡を取るのはもちろんですが、水漏れしている状態をまずは応急処置する必要があります。
この記事では、水道管が破裂してしまったときの対処法や水道代の減額制度、修理費用の負担などについて解説します。
水道管が破裂してしまうと、どうしたらよいかわからず慌ててしまいがちですが、落ち着いて対処すれば被害を最小限に食い止められます。
水道管が破裂した際におこなうべき応急処置とその手順は、次の通りです。
トイレや洗面所などにはそれぞれ止水栓が設置されており、破損している箇所が明確な場合は、その場所の止水栓を閉めることで対応できます。
一方、破損箇所が不明確な場合は、メーターボックス(量水器)のなかに設置されている元栓を閉めることで、宅内のすべての水を止めることが可能です。
このような緊急時に備えて、日頃から止水栓や元栓の位置と操作方法を確認しておくことが大切です。
なお、建物の配管図を見れば止水栓の場所がわかりますが、見つからない場合は管理会社に聞くのがよいでしょう。
また、止水栓のレバーは主にドライバー式、ハンドル式、内ネジ式の3つのタイプに分かれています。
ドライバー式と内ネジ式は、ドライバーで栓を右(時計回り)に回せば閉まります。ハンドル式は手でハンドルを回せば閉まるので試してみましょう。
また、止水栓に関しては下記の記事もご覧ください。
>>止水栓とは?閉め方・開け方|元栓との違いや栓が回らないときの対処法について
破裂箇所が確認できており、手が届く場所なのであれば。いらないタオルとビニールテープで応急処置をしましょう。
水道管の破裂した箇所にタオルをきつく巻き付け、上からビニールテープを貼ってしっかりと固定してください。
さらにその下にバケツを置いておけば、タオルが水を含んで吸水できなくなった場合も安心です。
破裂箇所に巻き付けているタオルの吸収力がなくなったら取り替えましょう。
ただし、この応急処置はあくまでも一時的な対応で、専門業者による本格的な修理が必要です。水が高温の場合はやけどの危険もあるため、慎重に作業を行ってください。
連絡先は、戸建てか、マンション・アパートなどの集合住宅かによって異なります。
ただし戸建てであってても、賃貸物件の場合は、まず大家さんや管理会社に連絡を入れることが正しい対応となります。
緊急を要する状況とはいえ、入居者が勝手に業者を手配してしまうと、費用負担の問題や修理方法の是非など、予期せぬトラブルに発展する可能性があります。
共同住宅では、専有部分と共有部分の境界線が物件によって異なっており、修理の責任範囲や費用負担に直接関わってきます。
水道管が破裂したからといって、入居者が自己判断で修理を手配してしまうと、共有部分に手を加えてしまう可能性があり、建物全体に影響を与えてしまいかねません。
そのため、必ず管理会社に状況を報告し、専門家の判断を仰いでから対応を進めることが、トラブルを防ぐ最善の方法となります。
水道管が破裂した場合の水道代は、ケースによっては減免できたり、補償の対象となることがあります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
減免の申請は修理業者が代行してくれますが、対応していない場合は申請書を受け取って自分で下水道局へ提出する必要があります。
ただし、意図的な破損や凍結による破裂は対象外です。また、減免される金額は地域によって異なります。
制度の詳細や不明な点は、お住まいの地域の下水道局に直接問い合わせてください。申請が承認されると、翌月の水道料金から減免が適用されます。
ただし、経年劣化による水漏れや自身が原因である水漏れによる被害の場合は、補償されません。
補償の対象となるのは、床や壁の修理費用や、家電の修理・買い替え費用です。水道管の修理費用は、火災保険の補償対象とならないため注意が必要です。
また、「水道管凍結修理費用保険」という特約がある保険会社もあります。この特約は、水道管が凍結によって破裂した場合の修理費用が受け取れるという内容です。
火災保険の補償自身の加入している火災保険の補償内容を確認し、必要に応じて水道管破損に対する特約の追加を検討することをおすすめします。
水道管が破裂する主な原因は経年劣化によるものや凍結、地震などの自然的要因によるもの、工事中のミスといった人為的要因によるものなどが挙げられます。 これらの原因を見ていきましょう。
劣化した水道管を使い続けると水道管が破裂するリスクも高くなります。
水道管の寿命は10〜15年ほどと言われていますが、劣化のスピードは環境によっても変わるので、何年間使用したら破裂するといった具体的な基準がありません。
水道管の耐用年数を超えて使用することを避ける、水道管の点検を定期的に行い劣化が見られる水道管は使わないといった注意が必要です。
水は凍って固体になると体積が増えるため、水道管が膨張して破裂してしまうのです。
水道管内の水が凍結する目安はマイナス4度以下とされていますが、日陰や風当たりなどの環境でも変わってきます。
>>水道管の凍結に注意!凍結してしまった時の対処法
経年劣化が見られる水道管は、それほど大きくない地震の揺れで破裂することもあるかもしれません。
反対に新しい水道管でも地震の揺れが強ければ破裂する可能性もあります。
地震の揺れがおさまったら、水道を全て止めて水道メーターを確認しましょう。
水道設備を全て止めているのに水道メーターボックスが動いていた場合は、漏水が発生している可能性が高いです。
実際に、地中の工事の際に誤って水道管を傷つけたことにより、水道管から水がどんどん溢れ出して道路を冠水させてしまった事態が起きた事例があります。
水漏れの勢いが激しい場合は、床や壁から水が染み込んでしまい、集合住宅の隣の部屋や下の部屋にまで水漏れの被害が広がる可能性があるので注意が必要です。
このような事態になってしまった場合は、迅速な処置が必要になります。
また、戸建て住宅の屋外の場合、天気がよい日が続いているのにも関わらず地面が濡れているといった現象が見られるようであれば、地中の水道管が破裂している可能性があります。
地面の濡れ方に違和感がある、急に水道料金が高くなったということがあれば、速やかに業者に水道管の点検を依頼してください。
水道管の破裂を補修するには、給水装置工事主任技術者や水道技術管理者などの資格を持つ専門家が必要で、水道局の指定を受けた業者でなければ工事を行えません。
水道管の工事は他の建物にも影響を及ぼす可能性があり、法律や自治体の規定に従って作業を進める必要があるためです。
一般の方ができる対応は応急処置までに限られます。素人による修理は被害を拡大させるリスクがあり、近隣住民への影響も考慮すると、資格を持つ専門業者へすぐに依頼することが賢明です。
水漏れを発見したらまずは応急処置を行い、業者に連絡して修理を依頼すれば被害を最小限に抑えられ、建物全体の安全を保てます。
また、こうした事態に備えて、あらかじめ信頼できる水道工事業者の連絡先をチェックしておくことをおすすめします。
水道管の修理費用は、入居者本人と大家・管理会社のどちらが負担するのでしょうか。
まず賃貸物件では、建物の構造に関わる水道管の修理費用は、通常、大家さんや管理会社が負担することになります。ただし、入居者の不注意や過失が原因で水道管が破損した際は、入居者に修理費用を請求するケースがあります。
経年劣化による破損の場合は大家や管理会社の負担、使用上の過失によるものは入居者の負担となることが一般的です。
このような費用負担に関するトラブルを避けるためには、入居時に賃貸契約書の修繕費用に関する条項をしっかりと確認しておくことが重要です。
不明な点がある場合は、事前に管理会社や大家と相談して取り決めを明確にしておくことをおすすめします。
なお、持ち家の場合は、自費となることがほとんどです。そのため、補償制度または減免制度を利用するのがよいでしょう。
水漏れによる建物や家財への影響がなかった場合は、水道管自体の修理費用だけで済みます。
ただし、水漏れの規模が大きい場合は修繕費用もかなり高くなるので気をつけましょう。
水道管を部分的に修理する場合の費用の一般的な相場は、屋内での水道管破裂であれば2万円ほどです。
天井や床下といった箇所での水道管破裂であれば3〜5万円ほどとされていますが、これはあくまで目安になります。
さらに、壁のなかなど目視できない場所の水道管破裂の場合は、一度壁を取り壊して水道管を修理し、再び壁を作り直すという工程を踏むことになるので修理費用も高くなります。
水道管を修理する施工範囲によっても費用に差が出るので、業者に事前に確認するようにしてください。
>>【場所別】水漏れの修理費用をご紹介!安く済ませるために必要なこと
また、水道業者を選ぶ際は、複数社に見積もりを出し、サービス内容を比較することが大切です。
水道業者の選び方は下記の記事を参考にしてください。
>>水漏れ修理業者の選び方5つのポイントを徹底解説。業者選び前の応急処置方法も
水道管の破裂は、水道管の凍結リスクが高まる冬季に特にリスクが高まります。
特に屋外や北側の日当たりの悪い場所にある配管では、凍結防止のための適切な防寒対策が重要となります。
ここでは4つのポイントをご紹介します。
水量の目安は鉛筆の太さ程度です。節水のために水量を抑えてポタポタと水滴が落ちる程度にしてしまうと、かえって蛇口付近が凍結してしまうことがあるので注意してください。
水道料金は気になるところですが、水道管が破裂した場合の修理費用と比べると、予防のための水道代は安い投資だと考えられます。暖かい地域でも、気温が氷点下になる夜間は特に注意が必要です。
特に屋外や北側の日当たりの悪い場所にある配管は、しっかりと保温材で保護することが大切です。取り付けが難しい場合は、経験豊富な水道業者に相談して、適切な施工を依頼することをおすすめします。
また、保温材が劣化していないか定期的に点検し、必要に応じて交換することも大切です。
給湯機やボイラーなどの水まわり設備には、止水栓や水抜き装置が標準で備え付けられています。就寝前に水抜き作業を行うことで、夜間の気温低下による凍結を防げます。
ただし、水抜きの方法は機器によって異なるため、取扱説明書をよく確認するか、不安な場合は設備メーカーに確認してください。朝は使用前に水を貯めなおす必要がありますが、凍結による破損を防げます。
特に樹脂管は熱で損傷する可能性があるため、使用前に必ず自宅の水道管の材質を確認する必要があります。
ヒーターを設置する際は、水道管に対して緩やかに巻くことがポイントです。きつく巻いたり、ヒーター同士が重なったりすると過熱の原因となり危険です。
また、凍結の心配がなくなる季節になったら、電気代の節約や安全のためにも、必ずコンセントを抜いておきましょう。
>>排水管が凍結した場合の対処法や予防策を解説
しかし、高度経済成長期に集中的に整備された水道施設の多くが老朽化し、現在では年間2万件を超える漏水・破損事故が発生している深刻な状況であると発表されています。
さらに、耐用年数を超過した水道管路の割合が年々進んでおり、水道インフラに関する課題に直面しています。
そのため、ちょっとした衝撃でも劣化した水道管が破裂してしまうことがあるかもしれません。トラブルが起こってしまう前に、解決方法を決めておく必要があります。
参考:厚生労働省|水道の現状と水道法の見直しについて
また、常に断水のリスクもあることを念頭におく必要があります。
理由は、水道施設が直接被害を受けるケースだけでなく、停電により送水用ポンプが停止すると配水池への給水ができなくなり、断水につながるからです。
そのため、災害に備えて飲料水や生活用水を日頃から備蓄しておくことが重要です。一般的な目安として、一人1日3リットルの水を最低3日分、できれば1週間分ほど確保することを推奨します。
お風呂の水を貯めておくなど、断水に備えた準備をすることで、いざというときのトラブルを最小限に抑えられます。
水道管は目には見えない場所に設置されていることが多いので、水道管の劣化や破裂の前触れが事前に確認できないケースも多いです。
水道管の破裂を防ぐために最も効果的な方法は、メンテナンスをきちんと行うことですが、自分で行うには限界があります。
水道局指定工事店である水PROでは、漏水トラブルの際に水道料金の減額申請が可能です。突然水が出なくなっても24時間受付しているので、ご連絡いただければ最短15分以内にお客様の元へ駆けつけます。
快適なお住まいを守るために、水道管の破裂以外のトラブルも解決いたします。ぜひ当社にお任せください。
お問い合わせはこちら
水道管が破裂したら早急に水道業者や建物の管理者に連絡を取るのはもちろんですが、水漏れしている状態をまずは応急処置する必要があります。
この記事では、水道管が破裂してしまったときの対処法や水道代の減額制度、修理費用の負担などについて解説します。
水道管が破裂したときの対処法
水道管が破裂した際におこなうべき応急処置とその手順は、次の通りです。
まずは止水栓を閉める
水道管が破裂した場合、まずやるべき対応は止水栓や元栓を止めることです。水の流れを止めてしまえば、水漏れの被害拡大はある程度防げます。トイレや洗面所などにはそれぞれ止水栓が設置されており、破損している箇所が明確な場合は、その場所の止水栓を閉めることで対応できます。
一方、破損箇所が不明確な場合は、メーターボックス(量水器)のなかに設置されている元栓を閉めることで、宅内のすべての水を止めることが可能です。
このような緊急時に備えて、日頃から止水栓や元栓の位置と操作方法を確認しておくことが大切です。
なお、建物の配管図を見れば止水栓の場所がわかりますが、見つからない場合は管理会社に聞くのがよいでしょう。
また、止水栓のレバーは主にドライバー式、ハンドル式、内ネジ式の3つのタイプに分かれています。
ドライバー式と内ネジ式は、ドライバーで栓を右(時計回り)に回せば閉まります。ハンドル式は手でハンドルを回せば閉まるので試してみましょう。
また、止水栓に関しては下記の記事もご覧ください。
>>止水栓とは?閉め方・開け方|元栓との違いや栓が回らないときの対処法について
破裂箇所をタオルで塞ぐ
止水栓を閉めても水が漏れ続ける、止水栓を閉められなかった、業者が来るまでの間に水を使用したいなどといった場合は、水道管の破裂箇所をタオルで塞ぐ方法が効果的です。破裂箇所が確認できており、手が届く場所なのであれば。いらないタオルとビニールテープで応急処置をしましょう。
水道管の破裂した箇所にタオルをきつく巻き付け、上からビニールテープを貼ってしっかりと固定してください。
さらにその下にバケツを置いておけば、タオルが水を含んで吸水できなくなった場合も安心です。
破裂箇所に巻き付けているタオルの吸収力がなくなったら取り替えましょう。
ただし、この応急処置はあくまでも一時的な対応で、専門業者による本格的な修理が必要です。水が高温の場合はやけどの危険もあるため、慎重に作業を行ってください。
水道業者や管理者へ連絡する
水道管の破裂や破損を発見した場合やそれらの可能性がある場合は、ただちに水道業者や管理人へ連絡をしてください。連絡先は、戸建てか、マンション・アパートなどの集合住宅かによって異なります。
戸建ての場合
戸建て住宅で水道管が破裂した際は、水道業者に連絡して状況を説明し、修理を依頼しましょう。ただし戸建てであってても、賃貸物件の場合は、まず大家さんや管理会社に連絡を入れることが正しい対応となります。
緊急を要する状況とはいえ、入居者が勝手に業者を手配してしまうと、費用負担の問題や修理方法の是非など、予期せぬトラブルに発展する可能性があります。
マンション・アパートの場合
マンションやアパートで水道管が破裂した際は、まず管理会社に連絡して、適切な対応方法を確認しましょう。共同住宅では、専有部分と共有部分の境界線が物件によって異なっており、修理の責任範囲や費用負担に直接関わってきます。
水道管が破裂したからといって、入居者が自己判断で修理を手配してしまうと、共有部分に手を加えてしまう可能性があり、建物全体に影響を与えてしまいかねません。
そのため、必ず管理会社に状況を報告し、専門家の判断を仰いでから対応を進めることが、トラブルを防ぐ最善の方法となります。
水道管破裂による水道代を減額できる制度を知っておこう
水道管が破裂した際に気がかりになるのが、あふれた水にかかる水道代についてです。水道管が破裂した場合の水道代は、ケースによっては減免できたり、補償の対象となることがあります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
水道料金の「減免制度」
水道管破裂時の修理費用負担を軽減できる制度として、市町村の下水道局による水道料金の減免制度があります。この制度を利用するには、下水道局指定の修理業者に依頼することが条件です。減免の申請は修理業者が代行してくれますが、対応していない場合は申請書を受け取って自分で下水道局へ提出する必要があります。
ただし、意図的な破損や凍結による破裂は対象外です。また、減免される金額は地域によって異なります。
制度の詳細や不明な点は、お住まいの地域の下水道局に直接問い合わせてください。申請が承認されると、翌月の水道料金から減免が適用されます。
火災保険による補償
水道管の修理や交換費用は、基本的に火災保険の補償対象外となりますが、自然災害による水道管の故障や、他人の部屋の水漏れによって部屋や住居に被害が起きた場合は「水漏れ補償」により補償金を受け取れる場合があります。ただし、経年劣化による水漏れや自身が原因である水漏れによる被害の場合は、補償されません。
補償の対象となるのは、床や壁の修理費用や、家電の修理・買い替え費用です。水道管の修理費用は、火災保険の補償対象とならないため注意が必要です。
また、「水道管凍結修理費用保険」という特約がある保険会社もあります。この特約は、水道管が凍結によって破裂した場合の修理費用が受け取れるという内容です。
火災保険の補償自身の加入している火災保険の補償内容を確認し、必要に応じて水道管破損に対する特約の追加を検討することをおすすめします。
水道管が破裂する原因
水道管の経年劣化による破裂
水道管にも寿命があり、長く使っていると劣化していきます。劣化した水道管を使い続けると水道管が破裂するリスクも高くなります。
水道管の寿命は10〜15年ほどと言われていますが、劣化のスピードは環境によっても変わるので、何年間使用したら破裂するといった具体的な基準がありません。
水道管の耐用年数を超えて使用することを避ける、水道管の点検を定期的に行い劣化が見られる水道管は使わないといった注意が必要です。
凍結による破裂
寒冷地や特に気温が下がる日は、水道管のなかの水が凍結することによって水道管が破裂することがあります。水は凍って固体になると体積が増えるため、水道管が膨張して破裂してしまうのです。
水道管内の水が凍結する目安はマイナス4度以下とされていますが、日陰や風当たりなどの環境でも変わってきます。
>>水道管の凍結に注意!凍結してしまった時の対処法
地震による破裂
地震による揺れが原因で水道管が破損または破裂することがあります。経年劣化が見られる水道管は、それほど大きくない地震の揺れで破裂することもあるかもしれません。
反対に新しい水道管でも地震の揺れが強ければ破裂する可能性もあります。
地震の揺れがおさまったら、水道を全て止めて水道メーターを確認しましょう。
水道設備を全て止めているのに水道メーターボックスが動いていた場合は、漏水が発生している可能性が高いです。
工事中の過失による破裂
工事中の人為的なミスで水道管を傷つけてしまい、破損や破裂が発生するケースもあります。実際に、地中の工事の際に誤って水道管を傷つけたことにより、水道管から水がどんどん溢れ出して道路を冠水させてしまった事態が起きた事例があります。
水道管が破裂したときに見られる症状
屋内の水道管が破裂した場合、トイレやキッチン、お風呂場や洗面所などの水道管から水漏れが発生します。水漏れの勢いが激しい場合は、床や壁から水が染み込んでしまい、集合住宅の隣の部屋や下の部屋にまで水漏れの被害が広がる可能性があるので注意が必要です。
このような事態になってしまった場合は、迅速な処置が必要になります。
また、戸建て住宅の屋外の場合、天気がよい日が続いているのにも関わらず地面が濡れているといった現象が見られるようであれば、地中の水道管が破裂している可能性があります。
地面の濡れ方に違和感がある、急に水道料金が高くなったということがあれば、速やかに業者に水道管の点検を依頼してください。
水道管の破裂が起きたときの注意点
水道管の工事は他の建物にも影響を及ぼす可能性があり、法律や自治体の規定に従って作業を進める必要があるためです。
一般の方ができる対応は応急処置までに限られます。素人による修理は被害を拡大させるリスクがあり、近隣住民への影響も考慮すると、資格を持つ専門業者へすぐに依頼することが賢明です。
水漏れを発見したらまずは応急処置を行い、業者に連絡して修理を依頼すれば被害を最小限に抑えられ、建物全体の安全を保てます。
また、こうした事態に備えて、あらかじめ信頼できる水道工事業者の連絡先をチェックしておくことをおすすめします。
水道管が破裂した場合の修理費用は誰が負担する?
まず賃貸物件では、建物の構造に関わる水道管の修理費用は、通常、大家さんや管理会社が負担することになります。ただし、入居者の不注意や過失が原因で水道管が破損した際は、入居者に修理費用を請求するケースがあります。
経年劣化による破損の場合は大家や管理会社の負担、使用上の過失によるものは入居者の負担となることが一般的です。
このような費用負担に関するトラブルを避けるためには、入居時に賃貸契約書の修繕費用に関する条項をしっかりと確認しておくことが重要です。
不明な点がある場合は、事前に管理会社や大家と相談して取り決めを明確にしておくことをおすすめします。
なお、持ち家の場合は、自費となることがほとんどです。そのため、補償制度または減免制度を利用するのがよいでしょう。
費用相場は2〜5万円程度
水道管が破裂した際にかかる修理費用は、破裂箇所や水漏れ被害の症状の規模、地域によって変わってきます。水漏れによる建物や家財への影響がなかった場合は、水道管自体の修理費用だけで済みます。
ただし、水漏れの規模が大きい場合は修繕費用もかなり高くなるので気をつけましょう。
水道管を部分的に修理する場合の費用の一般的な相場は、屋内での水道管破裂であれば2万円ほどです。
天井や床下といった箇所での水道管破裂であれば3〜5万円ほどとされていますが、これはあくまで目安になります。
さらに、壁のなかなど目視できない場所の水道管破裂の場合は、一度壁を取り壊して水道管を修理し、再び壁を作り直すという工程を踏むことになるので修理費用も高くなります。
水道管を修理する施工範囲によっても費用に差が出るので、業者に事前に確認するようにしてください。
>>【場所別】水漏れの修理費用をご紹介!安く済ませるために必要なこと
また、水道業者を選ぶ際は、複数社に見積もりを出し、サービス内容を比較することが大切です。
水道業者の選び方は下記の記事を参考にしてください。
>>水漏れ修理業者の選び方5つのポイントを徹底解説。業者選び前の応急処置方法も
水道管を破裂させないための4つの対策
特に屋外や北側の日当たりの悪い場所にある配管では、凍結防止のための適切な防寒対策が重要となります。
ここでは4つのポイントをご紹介します。
①水を出し続ける
水道管の凍結を防ぐ簡単な対策は、夜間に水を流し続けておくことです。水道管のなかを常に水が流れている状態にすることで、凍結を防げます。水量の目安は鉛筆の太さ程度です。節水のために水量を抑えてポタポタと水滴が落ちる程度にしてしまうと、かえって蛇口付近が凍結してしまうことがあるので注意してください。
水道料金は気になるところですが、水道管が破裂した場合の修理費用と比べると、予防のための水道代は安い投資だと考えられます。暖かい地域でも、気温が氷点下になる夜間は特に注意が必要です。
②保温材を使う
露出している水道管の凍結防止には、保温材で覆うのが効果的です。保温材はホームセンターや通販サイトなどで購入できます。保温材の使い方は簡単で、自分でもすぐに取り付けられます。特に屋外や北側の日当たりの悪い場所にある配管は、しっかりと保温材で保護することが大切です。取り付けが難しい場合は、経験豊富な水道業者に相談して、適切な施工を依頼することをおすすめします。
また、保温材が劣化していないか定期的に点検し、必要に応じて交換することも大切です。
③水道管に水を貯めない(水抜き)
水道管の凍結対策として、水抜きがおすすめです。水道管の内部に水が残っていなければ、気温が氷点下になっても凍結の心配はありません。給湯機やボイラーなどの水まわり設備には、止水栓や水抜き装置が標準で備え付けられています。就寝前に水抜き作業を行うことで、夜間の気温低下による凍結を防げます。
ただし、水抜きの方法は機器によって異なるため、取扱説明書をよく確認するか、不安な場合は設備メーカーに確認してください。朝は使用前に水を貯めなおす必要がありますが、凍結による破損を防げます。
④電熱式のヒーターを付ける
寒い時期では、電熱式ヒーターを水道管に巻き付けて凍結を防ぐ方法が一般的です。しかし、この装置は水道管の素材によっては使用できないことがあります。特に樹脂管は熱で損傷する可能性があるため、使用前に必ず自宅の水道管の材質を確認する必要があります。
ヒーターを設置する際は、水道管に対して緩やかに巻くことがポイントです。きつく巻いたり、ヒーター同士が重なったりすると過熱の原因となり危険です。
また、凍結の心配がなくなる季節になったら、電気代の節約や安全のためにも、必ずコンセントを抜いておきましょう。
>>排水管が凍結した場合の対処法や予防策を解説
よくある質問
ここでは水道管が破裂に関するよくある質問をご紹介します。水道管が破裂した件数は?
厚生労働省によると、日本国内の水道は97.9%という高い普及率を誇り、水道整備の拡張を主とした時代から、既存の水道インフラの基盤強化が求められる時代へと移行していると報告しています。しかし、高度経済成長期に集中的に整備された水道施設の多くが老朽化し、現在では年間2万件を超える漏水・破損事故が発生している深刻な状況であると発表されています。
さらに、耐用年数を超過した水道管路の割合が年々進んでおり、水道インフラに関する課題に直面しています。
そのため、ちょっとした衝撃でも劣化した水道管が破裂してしまうことがあるかもしれません。トラブルが起こってしまう前に、解決方法を決めておく必要があります。
参考:厚生労働省|水道の現状と水道法の見直しについて
水道管は台風で破裂することがある?
台風によって水道管の状態は左右され、破裂する可能性があります。特に老朽化している水道管であれば、少しの衝撃で破裂してしまうのです。また、常に断水のリスクもあることを念頭におく必要があります。
理由は、水道施設が直接被害を受けるケースだけでなく、停電により送水用ポンプが停止すると配水池への給水ができなくなり、断水につながるからです。
そのため、災害に備えて飲料水や生活用水を日頃から備蓄しておくことが重要です。一般的な目安として、一人1日3リットルの水を最低3日分、できれば1週間分ほど確保することを推奨します。
お風呂の水を貯めておくなど、断水に備えた準備をすることで、いざというときのトラブルを最小限に抑えられます。
まとめ
水道管が破裂してしまったときの対処法や水道代の減額制度、修理費用の負担などについて解説しました。水道管は目には見えない場所に設置されていることが多いので、水道管の劣化や破裂の前触れが事前に確認できないケースも多いです。
水道管の破裂を防ぐために最も効果的な方法は、メンテナンスをきちんと行うことですが、自分で行うには限界があります。
水道局指定工事店である水PROでは、漏水トラブルの際に水道料金の減額申請が可能です。突然水が出なくなっても24時間受付しているので、ご連絡いただければ最短15分以内にお客様の元へ駆けつけます。
快適なお住まいを守るために、水道管の破裂以外のトラブルも解決いたします。ぜひ当社にお任せください。
お問い合わせはこちら